まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちらへ。
こんにちわ♪
ついに、いちおう本編バージョン最終回♪
ってことで、あらすじをば♪(まて!)
一部。
宝石の町でも有名なとある町で。
ガウリイが何やらリナに内緒で何かやってる様子。
しかも、ガウリイが女性と宝石店に入っていくのをみたリナは……
そして、ガウリイの相手の女性とも偶然(本当は違うが)に会い。
ガウリイの好きな相手なんだと思ったリナは。
そのまま、ガウリイの前から立ち去ることに。
しかし、ガウリイが追いかけてきて。
実は、リナへのプレゼントの指輪を有名なデザイナーに依頼して。
そのために、隠れて働いていたことを知るリナ。
しかも、ガウリイの相手だと思っていた女性が、実は男性で。
しかも、世界でも有名な、宝石デザイナーであることを後々知るリナ。
ガウリイ、何気に、リナの左手の薬指に指輪をはめて。
リナにプレゼントしてます。
……しかし、ここまでされても、未だにプロポーズとは気づいてないリナなのでした。
二部。
一部で出てきた宝石デザイナー。
ジェム=ライス=ストーン。
そこには、実は、ゼロスも女装して(ライスの趣味)ライスの店で働いていたのですが。
(最重要機密指令より)
そのとき、町を後にしたリナ達に。
リナが以前知り合っていたシャイアという女の子が出現し。
その子は、闇の水晶という品物をもっていて。
それを狙って、火竜王の追放された逆賊が、襲いかかっていて。
そのときに現れたのが、死んだはずのミリーナに、初めてみる橙色の髪の女性。シーメイ。
……実は、ミリーナは天竜王バールウィンで、シーメイという彼女が、実は、火竜王ヴラバザードで。
シーメイが休暇の最中に、部下が勝手に暴走し、古代竜などを虐殺していたらしく。
ダークスターの一件で。
とりあえず、休暇どころではないので、覚醒した彼女は。
馬鹿な輩を追放・・したまではいいものの。
その追放した馬鹿達が。
自分達が、世界を牛耳ると馬鹿の思想を抱いていたもので。
目をつけたのが、手にすれば、世界を征服できる。
と、噂がある闇の水晶。
それで、シャイアの一族は、彼女を覗き、皆殺しに・・。
赤の竜神の騎士の所にいくという彼女を護衛しつつ。
リナも、逆賊に対峙することとなり。
その最中、リナの体が、水晶の力につらぬかれ。
リナは、意識が沈んでいき・・。
そして、『リナ』本体でもある自我が目覚め。
リナは、実は、この『リナ』の一部である人格に過ぎなかったのです。
リナが、リナでなくなり。
そして、その最中、『リナ』が覚醒する前に、赤瞳の魔王に乗っ取られたリナ。
それを見て、ガウリイ、自分の本当の姿を思い出します。
実は、ガウリイは、こことは違う世界の神の王。
並み居る魔王や竜神達の中で、ダントツにトップクラスの実力の持ち主。
そして、『リナ』に頼んで。リナを取り戻すため。
リナの元に向かいました。
リナは、リナで、自分が自分であるために。
『リナ』と、彼女の友人でもあるとある存在から賭けを受けます。
賭けは成就し。
リナは、リナ、一つの存在として固定を果たしたものの。
……まんまとガウリイに完全に捕まってしまいました。
そして、一年後。
ガウリイが自分の物だという印をつける!
といって、頑張ったせいか(笑)、無事に懐妊したリナは、元の世界に戻ってきました。
そして、
リナとガウリイの結婚式。
とうとう、あのリナが結婚したのです!
リナ、ようやく少しは素直になりました(笑)
闇の水晶。
それは実は、金色の王と同等の存在でもある宇宙の姫の、両の混沌の融合結晶球だったのです。
リナも本質てきには同等であるために。
その力は、リナは、完全に使いこなせるのは。
リナが、実は、宇宙の姫の自我の一部であったがために。
そして、切り離されたときに、金色の王の力も組み込まれたがために。
二つの混沌の力を有したリナ。
そして、並いる金色の王の部下の中では。
トップクラスの実力のガウリイ。
この二人の結婚は。
世界に震撼を巻き起こしたのであります。
そして……
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ジェム協奏曲(ラプソディー)~第二部~
~闇のクリスタル編~~エピローグ~
「リナ、まっててくれな?」
あ゛~……
「はいはい。まったく・・・子供じゃあるまいし……」
いったい、何度同じことをこいつはいえばいいんだ?
「……やっぱり、いきたくない!」
・・・・・
「とっとといってこぉぉぉぉぉぃぃぃぃぃ!!!!!」
どがっ!!
ベットからガウリイを蹴り落とす。
「う~…ひどいじゃないかぁぁ…リナ。オレがリナと離れるのこんなに悲しんでいるのに……」
「でぇぇぃぃ!!毎日、毎日、同じことの繰り返しにするんじゃないぃ!
会議があるんでしょ~がっ!早くいきなさい!!」
腕をつかむガウリイにいやな予感がしてとりあえず、無駄だとはおもうがせかすあたし。
「……やっぱ、も~ちょっと、やり溜めしとこ♡」
にっこり。
ガウリイが笑う。
……げ(汗)
「ちょ……ちょ…タンマぁぁ!!!!あんた、それでなくても……もう!!」
じりじりとベットの端に逃げるあたし。
それでなくても//
「だって……会議にいったら、しばらくリナに会えないし……」
ぐいっ。
どさっ。
抵抗もむなしく、組みしかれてしまう。
「……あんたねぇ……」
あたしが抗議しつつ、ガウリイを見上げると。
「なんだ♡リナ、そんな表情して、さそって♡じゃ、いっただきます♡」
「ちょ……まっ……さそって……なぃ……あ……」
そのまま、再びシーツの海におぼれ、快楽の虜になってゆく。
……ガウリイの馬鹿!!//
すでに、体に力が入らず。
うつぶせにベットに横たわっていると。
「リナ、じゃあ、いってくるからな?オレが留守の間、気をつけろよな?」
はいはい。
声にならないので、精神でつたえておく。
あれから、百年。
ガウリイの休暇が終わったので。
あたしは、ガウリイと共に、ガウリイの……穹碧玉の王の宮殿に引っ越してきていたりする。
結局。
人間やってたときに出来た子供は……たったの四人。
ガウリイが、子供にまで焼もちやいて……
避妊とかはしてないのに。
出来ないように何か細工をし、あたしを抱いていたらしいが。
ガウリイが、何やら心配顔で部屋を出てゆくのがわかる。
……まったく……
こう、毎日、毎日、激しいと///
さすがのあたしも疲れてどうにかなりそうなんだけど……
まあ、あたしが自分で選んだことだから後悔はしないけど。
どうやら神や魔王の会議があるらしく。
ガウリイのやつは、しばらくあえないからといって。
あたしを部屋に監禁状態にしていたのである。
「……んんんん!!」
どうにか、だるい体を起こし。
丁寧にも肉体をもったまま、あたしはガウリイと同じ時を過ごせるようになっていたりする。
ガウリイ達が精神生命で、自力で実体化しているのとは、わけが違う。
多少の体の組織構成などは変わっているけど。
別に食べなくても、大丈夫になってるし……
どうやら、あたしの体自体。
二つの混沌の融合体となっているらしく。
つまりは、そ~いうことらしい。
……何かやるとは思ってたけど……
エルも、ユニットも……
「さて、うう……どれだけ仕事が溜まっていることやら……」
一ヶ月以上。
会議があるから……といって、閉じ込められていたあたし。
今、あたしは、とりあえずエルに刃向かう輩やガウリイの仕事の手伝いなどをしていたりする。
なぜか、あたしとガウリイが結婚し。
正式に通達がでたところ、やけに増えた背く輩たち。
中には、魔王や神であった、という存在も少なくない。
なぜかそれ見て、笑っているエルやユニットが気にはなるけど。
あたしが服を着て。
仕事場に出向いてゆくと。
「あ、母様、ようやく解放されましたね♡」
にっこり。
栗色の髪に碧い瞳の少女。
歳のころは、まだ十代。
あれから、千年は経過しているというのに。
まあ、普通の存在とは、時間の流れも違うからねぇ。
「う~ん。父様もやるよね。毎回」
これまたにっこり笑っている金色の髪に紅の瞳の男の子。
こちらもまた十代程度。
いちお~、女の子の方が、長女で。
そして、男の子の方が長男であり、弟。
ま、もっとも。
長女……エリーを宿している最中。
出来たのが、長男……ユーリなんだけど……
年子の形で産む結果に結局……なっちゃったし……
「あのねぇ……あんた達……」
あたしの性格にたのか。
よく、こ~やってからかってくるあたしの子供達。
ま……いいけどね。
「あら、リナ様。ようやくスティルバイト様から解放されたのですね?毎回、ご愁傷さまです♡」
にっこりと笑いかけてくるのは、
ガウリイの側近であり補佐官でもある、緑の髪のエメラーダ。
「そうなのよ……あいつしつこくて……じゃないぃぃ!!と…ともかく!様子はどう?」
このエメラーダ。
どうやってか、かなり性格な情報をつかんでいたりする。
……まあ、タイムズラグナログとかいう、定期情報本を作成し、
世界に配布しているのも彼女なのだが……
「リナ様とガウリイ様が、閉じこもりまして。ええと、活動始めた輩が数億。
エリーさまとユーリさまで、駆除したのが、そのうちの半分」
報告してくるエメラーダ。
「……そっかぁ……つまりは、まだ残りはいるってわけ……」
どうして、こう、増えていくばっかりなんだろ~か??
「ま、母様が公式行事で出向くたびに当然増えてるけどね♡」
にこにこというユーリ。
「???何の関係があるのよ?」
あたしがいうと。
なぜか、エメラーダと子供達が顔を見合わせる。
??
変なの?
そ~いや、確かに。
ガウリイと一緒に出かけたりしたら、その後、
なぜかエルに逆らう……とゆ~か、戦い起こす存在が増えるような気もするけど。
『……わかってない……』
なぜか、ため息ついている子供達とエメラーダ。
????
「ま、とりあえず。残りのやつらも一網打尽にするわよ」
「あ、母様、私もついていきます♡」
「僕も♪」
「い~わよvvじゃ、いきましょうか♡」
エリーとユーリを伴って。
あたしは、とりあえず、歪みを招くであろう、無謀な輩を駆除しに出かけてゆく。
「ツインクルエターナル!」
あたしの言葉に応じて。
胸の水晶が輝く。
面倒なのか、あたしがやるときは。
エルが水晶使って浄化もついでにやって、消滅かまたは変換再生しといてね♡
というので。
あたしが駆除するときには、大概。
力の媒介に水晶を使って、いろいろとやっていたりする。
いちお~、肉体があるままなので。
何か媒介を使わないと、しばし行動不能に陥ってしまうからという理由もある。
さすがに、一気に浄化するのは簡単だけど。
でも、エルの中で行われる浄化再生をするには。
肉体もったままのあたしにはきついから。
……行動不能になったら……後が怖いのよね……
……その…ガウリイが動けないのをいいことに//
動けない、といっても大きな力が使えなくなる程度なんだけど。
「う~ん。よくよく考えると、この水晶。ユニットの宇宙の石に近いものがあるかもね」
エリー達と浄化を終えて。
あたしはペンダントを握る。
エルとユニット……金色の王と宇宙の姫の力の融合水晶。
ユニットも、自分の力の一部である『石』を作り出し。
常に身につけていた結果……
ユニットの側近に近い石の精霊が誕生しているんだけど……
まあ、細かいことはおいておく。
「さて、ディスクワークが残ってるから♪エリー、ユーリ、お手伝い、お願いね♡」
あたしの言葉に。
「はぁぁい」
素直に手を上げて答えてくる子供達。
しっかし……
何で、あたしが出向くと。
あたしにばっかり、あいつら……襲い掛かってくるのかしらね??
「あ……あの?」
「何?」
とりあえず、また出来ている子供。
マーリを寝かしつけて、夜着に着がえていると。
どうやら来客が。
「どうかしたの?こんな夜分に?」
とりあえずカーディガンを纏って、やってきた存在と面談するあたし。
「あの、ありがとうございました。その……この前は……」
「ああ、気にしないで」
とゆ~か、こいつ、そんなことをいいにこんなに夜遅くに着たんだろ~か??
この前、あたしが、こいつの世界にはびこっていた反逆者。
子供達とピクニックに出かけたついでに。
駆除しておいたことを言っているんだろうけども。
なぜか、じっと、あたしを見ているそいつ。
……??
変なの??
「で?話はそれだけ?それだったら、私、もう寝るから、」
きびすを返し、部屋を出ようとするあたし。
「あ!あの!!お礼……というか、少しでも。私ではお役に立てることはないでしょうか!」
なぜか、あたしの手をつかんでくるし。
「あのねぇ。それより自分の世界の心配しなさい」
ぴしゃ。
あたしは手を叩き払いのける。
それより、早く戻らないと……
マーリ、起きちゃったらどうしよう??
今日は、ガウリイ、出張で今いないからなぁ。
「……お側に……いたいんです……」
「何いってるのよ?とにかく、それだけの用事なら明日でもよかったのに。
あたし、マーリが気になるから」
ひらひらと手をふり。
部屋をでていこうとする。
と。
ぐいっ。
何かに強く引っ張られる。
「ちょ……放しなさい!……って。あら?ガウリイ?!」
なぜか、ドアのところで、ガウリイが怒った顔してたってるし。
「あら、お帰り。はやかったのね。ガウリイ♡」
あたしがガウリイにお帰りのキスを頬にすると。
なぜか、ガウリイがあたしをそのまま抱きしめるように強く抱擁してくる。
「ちょっ!//」
「お前……オレのルスの間に、リナに何のようだ?」
なぜか、低くそいつにいっているガウリイ。
ふとみれば。
何かそいつは汗ながしているけど。
「ああ、何か、この前のお礼を言いにきたらいしわよ?」
「……リナ、本気でそれ……信じてるのか?」
??
「他に何の理由があるのよ?まあ、こんな夜分にくるなんて、変わってるとは思うけど。
仕事を一段落し終えたら、こんな遅くになったんじゃないの?」
あたしがいうと。
「……こいっ!!」
「っ……ガウリイ!何するのよ!!」
強く、ガウリイに腕をつかまれ引っ張られる。
「ちょ……何!」
どさっ。
そのまま部屋に連れ込まれベットに投げ出されるあたし。
「リナ、お前、無防備すぎだ」
「??何のことよ?」
のしかかっているガウリイに疑問をぶつけるあたし。
……この体制って……ましゃか(汗)
「あいつが本当にお礼をいいに来ただけだと思っているのか?
しかも、お前、そんな格好で出迎えて……」
「ちょ//」
ネグリジェのしたから手を差し込んでくる。
「……ん…や//ガウリイ//」
「オレ以外の前で、油断を見せるな。そんな格好もするな。
……オレがもう少し遅かったら……どうするつもりだったんだ?」
首にかかる熱い吐息。
「ん……やぁ……」
何、いってるのよ?
こいつはぁ!?
「じっくりとお仕置きは必要だよな♡」
「ちょ……やぁぁぁぁ……」
……何の理由があって。
こんなにされなくちゃいけないのよぉ!!!!
……あたしは、そのまま、ガウリイの意識の中で、翻弄するしかすべがなかった……
「……あ~あ。父さま、切れちゃってる……」
あっけにとられているユーリ。
「とゆーか、あそこの世界。……危険ね」
エリーがいい。
「……確かに。今のうちにエル様にお願いして。後任の管理人(?)別に指名してもらっておきましょう」
ジェリンがいう。
エリーとユーリの妹。
リナは分かってなかったが。
実は、夜分にあれが来たのは。
ガウリイが今は、ルスだ。
というのを見越してやってきていたのである。
リナは、子供を産んだ直後は。
多少なりとも力を封じている。
子供のために。
それがあるから、力づくでリナをものにしようと夜分にやってきたのである。
リナが、ガウリイの正式な后になって。
リナのことを知った存在達は。
リナを手に入れようと、いろいろと画策していたりするのがこの現状。
何しろリナは金色の王の力を扱える。
というのもあり、リナが闇の水晶の継承者。
というのは、有名すぎるほどであるからして。
リナを手に入れられれば、怖いものがない。
と、とんでもないことが浸透していっているのである。
世界中に。
……リナは、まったくそれに気づいてないが……
「まあ、スティルバイト様は、リナ様のこととなると容赦はありませんからね♡」
にこにこというエメラーダ。
「とりあえず、神の愚行で滅びる世界も気の毒だから。
母様にちょっかいかけようとしたやつには、同情はしないけど。
僕たちの仕事が増えるのもいやだからね」
「そ~よね。父様が、問答無用で、
母様にちょっかいかけようとしたラルクを消滅させたら、その反動で歪みが発生するしね」
それでなくても、この千年。
何度、そういうことがあったことか……
「とりあえず。ラルクの代わりの神はエル様に進言して。
父様が出てくるまでに使命してもらっておかなきゃ」
出てきたら。
まず間違いなく。
ラルクを消滅させにいくのは、目に見えているから……
「そ~ね」
……ガウリイが部屋から出てきたのは……二ヶ月以上経過していた……
「……あれ?神が交代したの?……まっいっか」
ふと。
世界の様子を仕事の一環として確認していると。
以前、ここに来たことのあるラルク神が滅んで、別のやつに交代していた。
ま、関係ないからいっか。
「あ、エリー、エメラーダ、マーリの面倒。ありがとね♡」
結局。
ガウリイに捕まっている最中。
いつものことながら、子守とマーリの世話。
エメラーダとエリー達の世話になってたようだし。
赤ん坊には、常に母親が必要なのに……
……ガウリイの馬鹿ぁぁぁ!!
「それはいいけど。母様、疎いにもほどがあるよ?もうすこし、危機感もたないと……」
ため息つくユーリ。
「……??何のこと?」
「もし、母様、襲われたら……どうするの?あんな格好で客……で迎えて……」
「?何いってるのよ?あたしにそんなことするやつなんて、ガウリイ以外、いるわけないじゃない♡」
何いってるんだろ??
「それに。あたしを襲うなんて度胸のあるやつ、いるはずないしvv」
そんなことしたら、問答無用でギガスレだし♡
まあ、そんなそぶりを見せたやつには、即、カオススレイブオミマイしてるし。
ま、このあたしに触れるなんて、ガウリイ以外誰にも出来ることじゃないし♡
「……母様?それ……本気でいってる?」
「??何いってるの?そりゃ、女をそういう対象にしか見ない存在もいるけど。
でも、あたしには当てはまらないでしょ?だって、あたし、結婚して子供までいるんだし」
書類をまとめながらいうあたし。
「……はぁ……」
なぜかため息と。
「父様……だから苦労してるのね……」
エリーのつぶやきが。
「??ほらほら、意味の分からないことをいってないで。まだまだ書類はあるんだからね!」
歪みの訂正と、それに乗じて発生する力の具合。
それらの資料の作成。
これらをまとめて提出するのが、あたしの仕事。
いつの間にかあたし、エルにとある歪みの訂正する機関の長に任命されてたし。
……面倒なことこのうえないけど。
今日もいつもと同じ一日が始まろうとしている。
大切な、夫。大切な子供達。
そして、優しい宮殿の人達。
あたし、つくづく幸せなんだって……思うのよね……
あたしの左手には、いつかガウリイから貰った指輪。
そのまま、これは、結婚指輪となっている。
あいつが始めてあたしにプレゼントしてくれたもの。
人間やってる期間の百年も。
十分に幸せすぎるほどだったけど。
それ以上に、今も幸せ。
絶対に口には出さないけどね♡
……もし、口にだしでもしたら……
ガウリイがどんなに付け上がることか……
「あ、母様、そろそろ時間♪」
「あら、本当。じゃ、出かけるから、エメラーダ、あとはよろしくねvv」
あたしの言葉に。
頭を下げるエメラーダ。
「はい。エル様とユニット様によろしく」
「分かってるわよ」
とりあえず。
時間があるので、正装したまま、仕事していたあたし。
今日は、エルとユニットに、お茶会に招かれているのよね♡
結局。
あたしは、二人の友人となってるし。
……いつまでも、このままでいられますように……
ガウリイには内緒の約束。
「…もし、ガウリイが消滅するとき……あたしも消滅させて……お願い…エル…ユニット……」
「そんなもったいないvvじゃあ、ガウリイも消滅させないからvv」
「そうそうvvいつ気づくかしらねvv」
あたしは、あいつがいないと生きている意味がないから。
もし、あいつが消滅するようならあたしも消滅させてほしい。
と、懇願したところ。
消滅なんかさせない。
と、エルが約束してくれた。
……ごめんね?
あたしのわがままで……永遠にあんたを締め付けることになって。
……でも、あたしは、ずっと、ガウリイと一緒にいたいから……
だから。
もし、消滅するときは一緒だよ?
……ガウリイ……
……誰よりも、世界よりも、何よりも、あたしにとって、ガウリイが全てだから……
だから……永遠に側にいてね?
-終わり♪ー
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あとがき:
姫:・・・なんか、ルーそのものって感じ・・・・・。
かお:・・・どーしてもこっちにいってしまうので・・。
つまり、ガウリイ、リナがらみなら、無茶します。というのを言いたいんですけどね(笑)
エリー:母様にちょっかいかけようとした存在、父様、精神までぼろぼろにして、
形もなくなるくらいまで攻撃して。
しかも、混沌にもどすこともなく、完全消滅・・させてるのよね・・。
ユーリ:ま、気づいてない母様も、母様だよね♡
かお&エリー:・・うんうん。
姫:それでも、リナを狙う存在、どんどん増えていっているのよね♪
かお:・・・スミレちゃん・・何かしてますね?(汗)
姫:あら♪面白そうだから♪
せっかく、ここのスティルバイトが、
あっちの、リチェウスィの相手の嘘晴らしを晴らすべく創られている存在だから♪
リナの意識と自我をわけたとき♪
リナも、リチェウスィと同じよーに好かれる性質、与えただけよv
かお:・・それって・・・(汗)
姫:やっぱり、設定は、似たようなほうが楽しめるじゃないvv
エル:確かに。鬱憤晴らしも充実するしねぇ♡
かお:・・・そーいば、彼・・作られた直後からエル様の攻撃……受けてたんですよね……
一部では、そのせいで、うたれづよく、トップクラスの実力をもった。
といわれるほどに・・・・。(汗)
エル:だって、あっちの部下ST苛めたら、リナが悲しむじゃない!
だから、ここの世界、鬱憤晴らしのために創ったんだし♪
かお:・・・知らないのは、この世界の存在達ばかりなり・・(汗)
姫:まあ、これから、どんどんここでは、楽しませてもらうから♪
かお:・・・そーいえば、リナ、お二人の力を有しているから・・。
大概何でもできるんですよね・・・(汗)
エル&姫:当然♪
かお:・・・・ファイト・・リナ・・ガウリイ・・・(汗)
え・・ええ・・・。気を取り直しまして。
支離滅裂な、ジェムシリーズ。ここに、本編、終了です。
あとは、いちおー、まだ別視点の、最重要機密指令。
と。いつ打ち込むかどうかも未定な。
ゼル達がリナ(すみれちゃん)によって。過去に飛ばされたときの話。
古代文明、魔法王国ウォータートバージャの話がいちおー、あまります(まて!)
それでは、ここまでお付き合いいたたいた、方々に感謝をこめて♡
エル&姫:それじゃ、まったね♪
姫:・・さって♪一つが完結したから・・♪
いい加減に打ち込む覚悟をね♡私の小説♪
エル:・・・十○国記のユニット乱入話・・考えてないで♡
かお:・・あぅ・・・。あれ・・・気が向いたら、載せるかも・・(まて!)
陽子のクラスメート(一学期)に転入してくるすみれちゃん。
そして、景麒に出会い、しばらく滞在。
夢をみせ、○二国の世界にいって、王になる陽子。
そして、その後。泰麒に関るすみれちゃん・・(汗)
はははははは(滝汗)
・・・まずいかな?
小野不由美さんの『十二国記』シリーズのパロ・・・載せるのは・・(汗)
姫:それより、先にオリジナル♪
エル:それと、あたしの漫遊記♪
姫:それと、人様に投稿している小説の完結ね♪
かお:・・・あぅ・・(汗)
分かってます・・・・。では・・・・。
エル&姫&かお:では、ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました!
では、また!!!!
後ろで花火が盛大に打ちあがる。
その中に、人影が一つ・・・・・・。
ばたばたと黒い墨と化した肉片が落ちてくる・・・・・。
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