まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちらへ
こんにちわ♪
さて、混沌の娘2。リナとゼロスの結婚式なのです♪
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混沌の娘2 ~第6話~
「では、いきますか♪リナさん。」
ゼロスがあたしの手をとる。
「ええ♪」
あたしはゼロスに手をあずけ、ゼロスと一緒に教会へと入ってゆく。
教会に入ると、いつのまにやらあたしが関わった関係者が、勢ぞろいしていた。
しかし、アメリアはともかく、よくゼルに連絡とれたよな~。
あ、そういやゼルのやつ、アメリアからアミュレットをもらってるんだっけ?
あと、どこで聞きつけたのか、ミルガズィアさんもいたりする。
アメリアと一緒にナーガまでいるけど。
……ナーガ、セイルーンへ帰っていたんだろ~か?
あれでもフィルさんの……セイルーンの第一王子の長女だし……ナーガ……
しかし……フィルさんまでくるか?
ふつ~……
シルフィールは、フィルさんを見て顔を青ざめさしてたし。
まだ後遺症が残ってるらしい。
気持ちはわかるけど……
『お~ほっほっほっ。お~ほっほっほっほっ!!』
ナーガと一緒に高笑いしてるのは……メフィ……メンフィス=ラインソードである。
……頼むからやめてくれ……その高笑い……
それに、以前、知り合ったフィリアことフィリア=ウル=コプト。
あとヴァルも。
ま、多少同情の余地があったので、あたしが元の身体にもどしているけど♡
ミルガズィアさんは、ゼロスとあたしの結婚と聞いて、かなり驚いているようだ。
ま、魔族が結婚なんて、するわけない。
とでも思ってたんだろうし。
ゼロスに対して、一瞬怯えの表情をみせたが、彼女達をみて凍りついていた。
獣王ゼラス=メタリオムに海王ダルフィンの二人である。
二人は、ゼロスの関係者として式に出席しているのだ。
確かに。嘘ではないし。
その理由。
あとは、ゼフィーリアの女王。
永遠の女王・エターナル・クイーン。
警護の人もつけずに参加してたりするのだが……
い~んだろ~か?
あとは……言わずと知れた……お母様……金色の王である。
人間の子供の姿になってるんで誰も気が付いていないけど。
しかも、子供達の中に混じって式に参加してたりするし……お母様は……
あと、ルークとミリーナまでもがきてたりするのだが。
やがて。
結婚式が開始される。
「では、誓いの口づけを。」
いろいろと、誓いの言葉を言ったあとに、神父はそう言ってくる。
ぶちゅぅぅぅぅ~……
「……あ、あの~?簡単でいいんですけど……」
と神父がいってくる。
いや、分かっているけど…ね~♡
一分以上経過。
「では、二人が夫婦になったことを認めます。二人に永遠の祝福を!!」
『うわわぁぁぁぁ!!!おめでとう~!!!』
ゼロスの正体知らない人々は、口々に叫んでお祝いの言葉をいってくる。
アメリアは
「ゼロスさん!!いい機会です!!
この結婚を機に、魔族なんかやめて、真人間になるんです!!」
とゼロスに対して演説してるし。
ゼルはゼルで。
「ゼロス。お前、思い切ったな~。よりによって、あの、リナと結婚なんて……」
異様に『あの』の部分を強調してゼロスに言ってるし。
「……ちょっと……ゼル。その、あのって何よ、あの、って……」
そんなゼルをにらみつつも問いかけるあたし。
ふとみると、お母様……笑いをかみ殺してる……
ミルガズィアさんなどは、
「リナとやら。いいのか?こんなぱしり魔族なんかと。」
といってるし。
「その呼び名は、やめてください!!ミルガズィアさん!!」
ゼロスは抗議している。
「信じられませんわ!?よりによって、魔族なんかと結婚するなんて!!?」
とメフィ。
「い~じゃないのよ。スィーフィードなんか、昔……」
「リ…リナ!!!それより、皆さんに、二次会に移動してもらいましょ♪ね♪」
あたしが言いかけると、すかさず、姉ちゃんが言ってくる。
そんなに、ばらされたくないのかな~?
あのこと。
面白いのに……
「ゼロス……リナを泣かせたら、承知しないからな・・。」
とガウリイ。
「リナさん、お幸せに。
あ、でもこれで、リナさんは本当に、生きとし生きるものの天敵になったのでは?」
シルフィール……おいこら……
「ど~ゆ~意味じゃい!!」
あたしは、すばやく、突っこむ。
「大丈夫です!!すでに、リナさんは、
なぜか、威張って言うアメリア。
うんうん。
うなづく一同。
あ、ゼラスにダルフィンまで今の会話にうなづいている。
しかも、ルークとミリーナも。
(本当は、それより、もっととんでもないが…な……)
とルークの心の突っこみが聞こえてくるのが気になるが。
「はいはい!!では、みなさ~ん!!二次会パーティー会場に移動してくださ~い!!」
パーティーを進行している人間・・・スピネルが言ってくる。
彼女の指示に従って、あたし達は移動する。
ここからは、ガウリイ達の婚約パーティーでもあるのだが。
「おや?リナ達は?」
ゼルがあたしの姿の見えないことに気が付く。
「ゼロスさんなら、あそこで、誰かとはなしてますよ。」
アメリアがゼロスの方を指差して言う。
ゼロスは、ゼラス達と話をしているのだ。
「そういえば、リナ殿の姿が見えぬな。」
とミルガズィアさん。
ガウリイとシルフィールは町の人達に捕まって、色々と聞かれているようだ。
姉ちゃんは姉ちゃんで、ばたばたと忙しく走り回っている。
フィルさんはゼフィーリア女王と話こんでるし。
「ちょっと探してくる。」
「私も一緒にいこう。」
ゼルが言ってあたしを探しにいこうとすると、ミルガズィアさんまで一緒に行くと言い出した。
ここは、ちょっとパーティー会場から離れた場所である。
「まさか、お母様が来るなんてね♪」
「あら♪一人娘の結婚式なんだから当然でしょ♪」
あたしは、お母様と話し込んでいたりするのだが。
ちなみに、お母様は一応、本来(?)の姿に戻っているが。
気配を隠して。
「で、まだ、正体教えてないの?」
「当然!!彼の方から気づかせる!!」
「まったく♪いいだしたら聞かないんだから♪リナスは♡」
「お母様の娘だもん♪」
「そ~いやSのやつは?」
「Sなら、フィブリゾと一緒に掃除するよ~に命じてるわよ♪」
あれから冥王と共に、泣きながら混沌の海の掃除をしているらしい……
あたしと、お母様が話し込んでいると、
「あら。人が来たわね。」
すぐさま姿を変えているお母様。
「あら、本当。ゼルにミルガズィアさんみたいね。何の用だろ?」
やがて、
「リナ、こんなところにいたのか。何やってんだ?結婚式の主役が。」
ゼルがあたしに対していってくる。
「こんな人ごみから離れて……」
ミルガズィアさんも何やらいってきてるけど。
「何って……話してたのよね~♪リナ♪」
お母様が子供の姿のままで言ってくる。
「ね~♪」
あたしも同意する。
嘘ではないし。
「こんな離れた場所でか?」
不信がるゼル。
「いろいろあるのよ♪乙女には♪」
とあたし。
「以前から、今一度聞いておきたかったのだが。
本当に、そなたは魔王の欠片が封印されてる人間ではないのか?」
ミルガズィアさん。
ど~も気になっていたらしい。
「あのゼロスが、異様にそなたに関心を持っているのも気になるし……」
などとと続けるミルガズィアさん。
「確かに、リナはとんでもないからな。」
とゼル。
くくくくっ♪
あっ、お母様、ついに耐え切れなくなって笑い始めてる。
「もしリナにSがいたとしたら……とっくに消滅してるわよ。リナがエル樣の力を使った時点で。」
ふと、姉ちゃんの声がする。
姉ちゃんも、あたしの姿が見えないのにきがついて、探しにきたらしい。
『??????S?』
ミルガズィアさんに、ゼルは首をかしげる。
「赤瞳の魔王、シャブラニグドゥのことよ。頭文字をとって、通称、S。」
あたしは一応説明しておく。
「ちなみに、この前やってきた闇を撒く者デュグラディグドゥは、通称Dだけどね。」
姉ちゃんが追加説明してたりするけど。
「リナ。あんた、こんなところで何やってるの?あら?あなたどなた?みかけない女の子ね?」
姉ちゃんがお母様の方に気が付いて話しかけている。
「リナの結婚式に出席しにきたの♪」
子供の声で答えるお母様。
正体がばれてないのをいいことに、かなり楽しんでるよ~だ。
「じゃ、あたしはいくわ♪またね♪リナ♪じゃね~。」
言って、お母様は駆け出してゆく。
遠くにすすんで、やがて、姿が見えなくなるかと、いうときに、
「じゃ~ね~♪スィーフィードー♪」
言って、姿をかき消すお母様。
姉ちゃんは、一瞬硬直している。
無理ない。
いきなり本名…呼ばれたんだし……
「……リリリナ……あの子……誰?」
最もな質問をしてくる姉ちゃん。
「秘密♪それより会場に戻りましょ♪」
あたしは、うまくはぐらかして、会場へと戻ってゆく。
二次会も無事終了し。
あたしとゼロスは、人間の世界でははれて夫婦となった。
ま、魔族内でも認められてるが♪あたしとゼロスの仲は♪
なにしろ、魔王自らも、あたしを仲間…魔族に誘い込もうとしてるよ~だし。
ま、それはそれである。
「リナさん。新婚早々ですいませんが、お仕事があるんですよ。」
とゼロス。
「仕事?」
あたしが聞くと、
「ええ。写本の位置が検討ついたらいくて、その処分です。」
とゼロス。
「あら♪だったら、あたしも行くわよ。ゼロスと♪」
「いいんですか?リナさん?」
「とうぜん♪」
「リナさん……」
ぼすっ!!!
「あん♡せっかちなんだから♡」
「今夜は、寝かしませんよ♡」
「んもう♡」
翌々日、あたしとゼロスは出発した。
表向きは、新婚旅行であるのだが。
ま、いい目くらましにはなるだろう。
まさか新婚夫婦が、写本の処分に来てるなんて誰が想像できるだろ~か。
しかも、あたし達は一目をはばからず、あいかわらずいちゃいちゃしっぱなしだし。
誰がど~みても新婚さん♪である。
絶対に。
ま、真実だけど。
そして写本がある国……
(元)結界の外へと、たどり着くあたしとゼロス。
ここは、天竜王が治めている土地である。
だれかが、ここで、写本を隠しもっているらしい。
あたしがその気になればすぐにわかるのだが。
いくらなんでも、それは避けたい。
絶対に、ゼロスの方からあたしの正体・・気が付かせるんだから!!
そして、あたしとゼロス、行動を共にしながら写本の手がかりを探すことにした。
(相変わらず……無駄が好きね~……)
(い~の♪その方が楽しいのよ♪お母様♪)
直に語りかけてくるお母様に、あたしも直に返事を返し、ゼロスと一緒に行動するあたしである。
「リナさん♡」
「ゼロス♡」
四六時中、万事この調子のあたしとゼロス。
ま、夜は夜で、盗賊いじめをゼロスと一緒にやって、で、そのまま♡と、いった毎日を繰り返しているのだが。
そうこうしてる内に情報がつかめた。
ま、あたし達に話しても何もならないと思ったのか、
酒場のおっさんが教えてくれたのだ。
「新婚さんに、いい土産話だ♪」
と言って。
そして。
あたしとゼロスは、その情報の場所へと移動していく。
ー続くー
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あとがき:
かお: あちらの方が、かなり、ラブラブ(でも、描写は、書き直した)なので♪
(ページではところどころもどしました)←でも面倒なのであまり変えてない。
あ、でも、そちらは、ガウリナバージョンなのです。
リナ:あんた・・・どっちのファンなわけ?カップリング・・・・。
かお:個人的には、ガウリナが一番!かな?長編の流れからすると・・。どーしても・・・。
でも、ゼロリナもすてがたい(笑)と、8巻が発売されるまでは思ってたんですけどね・・・・
(こらこらこら!)
リナ:悪党め・・・。だから、あんな話も作ってるわけ・・・・。
かお:やだな~(汗)リナさん・・・おこらないでくださいよ・・・・。(滝汗)
リナ:これが、怒らずに、いられるか~!!
何!?あの話!!あんたが、作ってる一つのヤツ!!
エル:たしかにねー・・・。あれは・・ちょっと・・・。
かお:さすがに、あれだけはぜったい、ヤバイですので・・・。
リナ:う゛~・・・。あんた・・・人をなんだとおもってるのよ~・・・・。
ゼロス:でも、あの話♪僕としては、うれしいですよ♪
リナさんの負の感情に、ガウリイさんの負の感情が、しっかりともらえて♪
リナ:あんたがいけないんでしょーが~!!!
よりによってこのあたしを・・・!!!
ガウリイの目前であんなめにあわせるなんて~!!!
ゼロス:僕のせいではありません♪あれ、書いた、コイツのせいなのでは?
かお:ぎぎくうぅぅ!!??
リナ:・・・それも・・そ~よね~・・・。
かお:ま・・まずい、雲行きになってきたのです。
では、この辺で退散するのです!!(逃走!!)
リナ:逃がすか!!ギガスレイブ!!(完全版)
ーぱしゅゅううぅぅぅー
エル:え~、何だか、分からない、あとがきでしたが、次は、リナが暴れる?
といったよ~な感じです。
リナ:はー・・はー・・。まだ、気が、治まらない・・・。
エル:あら♪だったら、これから、SやDをいじめにいくんだけど一緒に行く?リナ?
リナ:いく!!!
エル&リナ:では、また、次回で会いましょう♪
(その、大鎌かしてね♪エル♪)(あら♪いいわよ♪リナ♪)
・・・・言いつつ、去ってゆく二人・・・。
あとには、ただ、闇が広がっているのみ・・・・。
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