まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちらへ
こんにちは♪ようやく、第三話♪
これで、第二部はおしまい♪
でも、六ページ・・・どんだけかかるか・・・打ち込みが・・・。
ではでは・・・。
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闇とリナのエピソード:3
**********竜王達の会議室****************
「リナ=インバースを迎えにいった者が帰ってこない。だと!」
などといっているのは
「しかたない!我らだけで一気に北の魔王を!」
これまたそんなことをいっているは
「しかし、我の配下の一部の黄金竜は、闇を撒く者によって滅ぼされている。
それに、ゼロスだ!ヤツがいるのを忘れるな!!」
「ならば、古代竜エンシェントドラゴンの生き残りヴァルを!」
ランゴートがそんな彼らにたいして言い返す。
そんなやりとりをしている彼ら三人の竜王達。
「それはやめなさい!!」
そんな中彼らしかいないはずの部屋に声が響きわたる。
かなり激しい口調の声。
『何者だ!!!』
一斉に言う竜王達。
無理もない。
この部屋一応、竜王達が結界を張っているのだから。
ま、彼女にはそんなものは通用しないが。
現れた人物、いうまでもなくルナは意を決して今まで隠してた気を開放する。
ごうっ!!!
それと同時に彼らが感じるのはなつかしいプレッシャー。
『ま・まままままままさか!!?』
声をハモらす竜王達。
「……ひさしぶりね。あなた達……」
やがてルナ、はスィーフィードとしてのその声で口を開く。
「生きておられたのですか!!?」
口々に言う竜王達。
「その件については後で説明します!ともかく今は退きなさい!!」
かなり強い口調で命令を下すルナ。
「なぜです!今が絶好のチャンスですが!!」
わめく竜王達。
「…ちっ!…お母様……エル様が今、この世界、もといあそこの区内にこられてるのよ……」
ぴしっ……
ルナの言葉に竜王達は全員凍りつく。
「え゛……あ…あ……の?」
「つまり、そ~いうこと!あの御方に怒られない内にさっさと撤退しなさい!!
魔王側も、合意してるから!!!!」
ルナは叫びまくっている。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・沈黙・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
しばらくその状態が続く。
と、
「失礼します!先だってリナ=インバースを連れに行った者たちの死亡が確認されました!!」
一人の竜王配下の者が報告に入ってくる。
ギギギギギイィィィ。
ルナは、そちらの方をぎこちなく振り向き……すでに表情は凍り付いている。
「ど…どういうこと!?ま…まさか!?あなたたち、リナにちょっかいかけたんじゃあ?!」
完全に悲鳴に近いその声で、ルナはわめく。
「いや、連れてきたら戦力になるかと思いまして……」
バールウィンのつぶやきに。
「……バールウィン……あんたが命令したの?」
「はい。それが何か?」
「……リナの所にあの御方が……エル様が見えられてるのに?」
ぴしぴしぴしっ!
ルナの言葉に、みんなして石化する竜王たち。
やがて、
「……バールウィン、成仏しろ……」
とランゴート。
「……相手が悪すぎたな……」
とヴラバザード。
「……バールウィン。無駄と思うけど……自分で謝りにいってきなさいね……」
とルナがため息とともにそんなことをいっているが。
バールウィンはただただ固まっているばかりである。
*************エリー&ユーリ********************
「ね~、お兄ちゃま。この辺りでい~のかなぁ?」
エリーは言う。
「そ~だね。エリー。じゃ、この辺でやろっか~。」
とユーリ。
そこは、黄金竜達連合軍が上空にひしめきあっているすぐ真下。
まだ、いまだにこいつらには、撤退命令は下されていないらしい。
「じゃっ、いくよ~。えりー♪」
「は~い♪」
『せ~の~!!』
二人の声が重なる。
それと同時。
どどどどどおおおおおおぉぉぉぉぉおんんんんん!!!
ものすごい音を立てて、空気・地面・空が揺れる。
「ね~、お兄ちゃま~。足元がゆれるよ~。」
「ばかだなぁ。エリー。浮かべばいいんだよ。」
「あっ、そっか♡」
二人ののんびりした会話に割って入ったのは、一人の竜。
「お……お前達……一体何者だ!!?」
黄金竜が言う。
どうも小さな人間の子供がちょろちょろしてるのは知ってたらしいが。
あまり気にしていなかったらしい。
が、ここまで力があるとなると……
「さあ?知りゅません。僕たちゅ。お母ちゃま達が、
『い~きかいだから、けんかしてきなさい』って言ったから、喧嘩しちゅるんです。」
ユーリは言う。
「ね~♪お兄ちゃま♪でも、うみゃくちからってゆ~の?つかえないよ~えりー。」
「い~んだよ♪エルお母ちゃまも、リナお母ちゃまも、あちょびでいいって言ったんだかゃ。」
とユーリ。
そんなほのぼのとした会話をしている二人の子供。
「!!!!!?????」
そんな二人の会話をきき、竜達は固まっていたりする。
きちんと理解できないまでも、遊びで何やらやっている。
というのは理解したらしく驚愕の表情をうかべていたりする。
ま、子供のすることにめくじらたてても…ねv
そんな会話をしつつも、エリーとユーリの遊びはつづいてゆく。
ーと、
“そろそろ帰ってらっしゃい”
あたしはテレパスで二人に伝える。
「は~い♪」
唐突に二人はいって、瞬間移動しその場からいなくなる。
二人が移動したその後には、残っているのは黄金竜達の山々が多少できあがっていたりする。
……死んではないらしいが。
あと、ちょっぴり、地面もなくなってるけど。
あれくらいでダメージうけるなんて…情けないわよねぇ。
「ただいま~!」
元気に二人は言って帰ってくる。
「あら。お帰り二人とも♪ご飯できてるわよ。」
あたしは言う。
もちろんさきほどの黄金竜のフルコース♡
「わ~いゅ!いただきま~しゅ♪」
食事を始める二人。
「ま、初めてにしては上出来かな?ね。エル。」
「そうね♪これからが楽しみだわ♪この子達♪」
「お母しゃまたち~♪これゅ、おいし~!!おきゃわり~!!」
二人は元気よく同時に言ってくる。
案外、黄金竜もいけるみたいね♪
***********竜王の部下たち*******************
「何があったんだ?一体……」
彼らが最初につぶやいた言葉はそれだった。
累々と山になってる竜達の束。
……死んではいないらしい。
一部分(?)大きくクレーター化した地面。
下にマグマまで見えている。
あの大きな音とゆれ。
あれに関係があるのだろうか?
一体何が!!?
それになぜか神々より、撤退命令が下されるし……
彼らはわけのわからないまま、しばしその場にてたちつくしてゆく。
**********リナの家**********************
「あら♪カタートのSのヤツ封印から開放されたわね♪」
「ついでに、姉ちゃんも正体をバラしたみたいね。」
あたしとエルは二人の子供が食事してる中、お茶を飲んで話している。
と、
バタン!!
扉がいきおいよく開き。
「リナ!!ユーリ!エリー!無事か!?」
言ってあわてて入ってきたのはガウリイ。
「ガウリイ!?あんた何で?!もう戻ってきたの!?」
あたしが言うと、
「何かややこしいことが起こってるきがしてな。急いで帰ってきた。」
ガウリイは言う。
ん~む。
さすがは、野生の勘ってか!?
「って、何だ。あんたも来てたのか。ならこんなにあわてて帰ってくることなかったな。オレ。」
エルを見て言うガウリイ。
……も~ちょい驚けよな。
ま、確かにエルはしょっちゅうきてるけど。
「あれ?ゼロスは?」
ガウリイがふと周りをみてそんなことを言ってくる。
「そういや、いないわねぇ。」
あたしが言うと。
「何か、あわててゼラスんトコに報告にいったわよ。あいつは。」
エルがのんびりと、紅茶をのみつつ説明してくる。
「ああ、なるほど。」
そんなエルの言葉に納得する。
「?どういうことだ?」
不思議がるガウリイ。
『それは秘密です♪』
あたしとエルは二人して言う。
「ま、いいわ。ガウリイ。ご飯できてるからどうぞ♪」
さらり、と話題を変えるあたしの言葉に。
「じゃ、遠慮なく♪いただきま~す!!」
ガウリイも食事に入った。
*************カタート山脈****************
「どうやら、退いたな……」
ルークが言う。
「そのようだな……」
とレイ=マグナス。
「さて、じゃ俺は帰るぜ。いこうぜ。ミリーナ。」
ミリーナと共に帰ろうとするルーク。
「お待ちください……あの……」
覇王が呼び止める。
「レイ=マグナス=シヤブラニグドゥがいるんだから、俺はいいだろ~が。」
「好きにしろ。ルーク=シヤブラニグドゥよ。だが、お前も魔王だということを忘れるなよ。
……でないと、あの御方にどんな目にあわされるか……」
さすがに、あれだけ色々な目にあってるだけに言葉に重みがある。
「……それなら、ミリーナと結婚したとき……散々お仕置き受けたさ……
……いや、死ぬかと思った……」
「どうにか、リナさんに頼み込んで止めるように言ってもらって、
途中で中止にしていただけましたので助かりましたわ。」
ルークとミリーナが何やら答えてるけど。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
そんな彼らの言葉に、一同は冷や汗流して固まった。
**************セイルーン*********************
「無事にことなきを得ましたね。」
アメリアが言う。
「ま、当然だろう。」
ゼルがあきれつつ言う。
「他の国よりも先ほど連絡が入ったわ。全員撤退したそうよ。」
さらり、といっているナーガ。
「これからは、神々とも交流を築かねば……な。」
などとつぶやいているフィルさん。
……お願いだから、神々に説教とかはしないでね……
*************ドラゴンズ・ピーク***************
「無事、ことなきにすんだか。……だが、これからが大変だな。」
ミルガズィアさんはつぶやく。
「そうですね。スィーフィード樣の復活も神々に知られてしまいましたし。」
メフィもつぶやく。
「だが・・あのリナ殿がいる限り、大きなことは双方できまいて。」
ミルガズィアさんは、お茶を飲みつつ言う。
「・・・一体、リナさんって何者なんでしょーね。あそこまで、あの御方と親しいなんて・・・。」
メフィもお茶を飲みつつ言う。
「分からん・・・・が、知らない方がいいと思える。-勘だがな・・・。」
メフィとミルガズィアさんは二人してため息をついた。
-第二部終了ー
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あとがき:
K:さーて、ようやく終わったエピソード!!(爆)
エル:ちょっとー、何?これ?
リナ:全然内容がなってないことない?
K:ぎくっ!いや実はその通り。先にこれの続き思いついて、そっちかいてて、で。
あとから、このエピソードをかんがえたとゆー。
エル:本末転倒ってゆーのよ。それは・・・・・。
リナ:で、この話の続きって?いつ投稿するの?
エル:あたしとしては、出番がふえてほしーんだけどねー♪
(にっこり笑いつつも、両手にのこぎりと斧をもってるエル様)
K:・・・いや、分かりません(汗)
なんせ、大学ノートA4・二十ページ分もあるもんで・・・。
打ちこみに・・・時間がかかるかと・・・・・。
エル:へー、そういうことを言うわけ?あんたは!
(以下、殺伐シーンの為カット)
エル:えー、なにやら、動かなくなった物体はほっておきまして。
もし、つづきを読みたいという人がいたら、コメント(?)してやってください。
それで、すこしは、まじめに投稿するかもしれません。こいつわ。でわ♪
えー、つぎは、最終章第三部です♪
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