まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちら

一応本編のつづきもの(そーなのか?)のつもりで。(笑)
むちゃくちゃな、展開です。はっきりいって。
かなり下手ですが、もし「みてやろう」という人は,見てやってください(汗)
では,弟1話です!!

※パソコンにて、初めてまともに打ち込みした処女作品。
というか、今まで、ノートにかきなぐっていたのを、投稿用に書き直したものです。

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闇とリナと  ~物語の始まり~

第三番目の魔王が滅んだ。
冥王か゜滅んでから、さして時間はたっていない。
第二番目に目覚めた魔王は、その直後人間(?)の手により滅ぼされた。
次に滅んだのは、冥王。
その人間を利用しようとして自滅した。
第三番目に目覚めた魔王は、海王と獣王にとある空間にその人間を招待するように命じ、
……そして滅んだ。
その人間の手によって。
覇王は第三番目の魔王を見つけたときの作戦で、その人間より手深いダメージを負い、
自由に動けないでいる。
魔王二人と冥王を滅ぼし、そして覇王にダメージを与えた人間。
いずれも同一人物。
そんなこんなの理由でか、「北の魔王」は一つの命令を下す。
すなわち……「リナ=インバースは、人間とみなすな!!」と。
――あたしとしては、それはちょっと困る……
そういえば、前にも赤の竜神の騎士に対して、同じ様な命令をだしてたわね……こいつ……
彼らうちでは、どこかにいると噂されている、赤の竜神の騎士。
いまだ、どこにいるのか分かっていないらしい。
とりあえず、覇王はその命令を受けて、行動を起こす気でいるようだけど。
そういや彼女って、覇王将軍シェーラも滅ぼしてったっけ?
ま、いいか♡


「獣王様~、お茶が入りました~。」
のほほ~んといいながら部屋に入ってゆく一人の男。
「あら♪ありがと、ゼロス」
ゼロスからコップを受け取る獣王。
「さて。こちらは、どうしようかしらね~。」
言ってコップのお茶を一口すする、獣王ゼラス=メタリオム。
「リナさんのことですか?」
と獣神官ゼロスが言う。
「いや~、僕としましては、対決をさけられた方がいいと思います。」
――……へえ、やっぱこのゼロスって結構切れ者かも……
「確かに…ね。今は魔血玉デモン・ブラッドを持っていないとはいえ……」
いいかけて言葉に詰まるゼラス。
「そのことなんですが、獣王様。とりあえず任務の報告をしておきます。」
「ご命令どうり、リナさんを監視していましたが……獣王様の思われた通りです。」
ゼロスはまず結論を言う。
あの件の後、獣王はゼロスに彼女を監視させていた。
そのとき、彼女が黄金竜とエルフに説明していたのをゼロスは、聞いていたらしい。
ゆえに獣王は、ゼロスにこう命じていた。
魔血玉デモン・ブラッド四界のカケラ全てを飲み込んだかもしれないので、彼女に、何か変化はないか?』
と。
そう。
リナ=インバースは、これまで以上に、強い魔力を持ったということに。
――……ま、本当は、それだけではないんだけど……ね。


「何か最近、おかしいのよね~。」
あたし、そう、リナ=インバースが食事をとりながら言う。
ガウリィは、まだねてる。
ここはあたしの実家である。
あの件のあと、ガウリィと共にゼフィーリア王国ゼフィール・シティのあたしの実家にきていた。
「どうしたの?」
あたしの食事が進んでいないのを見て、一人の女性。
……そう、あたしの姉ちゃんが声をかけてくる。
姉ちゃんに言ったら、さらりと聞き流されそ~で何か怖い……
「あ~。うん。ちょっと……ね。」
言葉を濁すあたしに、
「……ルークとミリーナのこと、気にしてるの?別にあんたのせいじゃないわよ。」
姉ちゃんは言う。
が、
「そ~じゃないのよ……」
どう説明したらいいものか。
つまり……おかしいのだ。
ルークの件よりあたしの魔力が飛躍的に強くなってるよ~な気が……
あたしの心を読んだ(!?)のか、姉ちゃんが一言。
「あんた、魔血玉デモン・ブラッド噛み砕いたとき、欠片を飲み込んだんでしょう。」
  あんたから、魔血玉デモン・ブラッドの波動感じるから。」
あっさりと言う姉ちゃん。
姉ちゃん!いや、そんなことまでわかるんかい!?
「それ……本当?姉ちゃん。」
「嘘いって、ど~するの?」
そんなあたしの問いかけに、あっさり答えてくる姉ちゃん。

ちなみに、あたしの姉ちゃん、あたしよりはるかに強い。
どうも、赤の竜神・スィーフィードの力をその身に宿しているらしく。
通称、『赤の竜神の騎士スィーフィードナイト
「あ、私もうバイトに行かないと。リナ、ガウリィだったわよね。あんたの連れてきた人。
  い~かげんな所で、起こしといてあげなさいよ。」
言って姉ちゃんはバイトに出でゆく。
……ど~でもいいが、何で姉ちゃん、ウェイトレスのバイトなんかしてるんだろう?
今、世の中こんなにゴタゴタしてるのに……
でも、今の姉ちゃんの言葉でなんとなく理由はわかった。
あたしが、おかしく感じてた理由……
「そっか~。そういやアレの欠片って賢者の石だって、誰かさんがいってたっけ……」
思わず納得してつぶやいてしまう。
賢者の石。
約三年ほど前、あたしとガウリィは『これ』に関わった。
ま、詳しくはいえないが……
とにかく、その石を飲み込んだ人物が、自らの内に封じられていた魔王を開放した。
あのときはガウリィの持っていた光の剣もとい、
異世界の魔王の武器烈光の剣ゴルン・ノヴァにとある不完全呪文をのっけて倒したのだが……
もっとも、その呪文の正体を知った今、あの術の完全版を唱える気はさらさらない。
一度とある事件で、完全版を唱えるハメになったんだが。
あのときは、本当ものすごく運がよくて(?)助かっただけだし……
そういや、一体あのとき何があっんだろ~か?
『あれ』に体乗っ取られてからのこと覚えてないし……
それはさておいて。
魔力が強まっている理由は何となくだけどわかった。
「-・・・でもなんで、何で日に日に魔力が高くなってるんだろ?」
あたしは、つぶやく。
そう、ただ単に強くなってるた゜けではないのだ。
日々、強くなっているのだ。
ちなみに今はいつでも(!あの日でも!)魔法をつかえる!!

―・・・そろそろ、本格的に、手を打たないと、・・・ね。
                                         -続くー


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あとがき:
  こんな感じなんですが、いーですか?つづけても?
  実はこれ、おもいっきり、とある、二つの漫画から、連想しています。
  (いーのか?)そして、○年前から、話を創ってる自分の小説と世界観が
  ダブッてます。それでも、よければ、次も読んでやってください。
  つぎは、一応、リナの回想から始まります。(笑)


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