まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちらへ。

・・・・・・さて。
本気でリクエストにあってない小説に成り果ててしまった・・(自覚あるんなら精進しましょう!)
さあてv
何か、掲示板で話してた小説とは、かなぁり、違う形になったような気がするけど・・(お゛い゛!)
まあ、それは、時の勢い、その場の打ち込みののりというわけで。
(というか、突発的に思いついたのは・・なかなかずっとは覚えてない・・まてぃ!)
さて・・・・。最後の最後くらいは・・・。
現代物で、学園物!・・・・を目指すのです(のつもり・・・撲滅)

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この空間そのものともいえる、その拠点。
その中心たる核となっている、深淵宮。
別名、ダーク・バレス。
ここの主は、この空間として作り出された一つの存在。
深淵の闇王ダークオブナイトメア
彼を創り出したのは。
ここと同じような空間。
つまりは、虚無を抱擁する、深淵なる混沌の全てを抱擁し、作り出しているという。
金色の王ロードオブナイトメア
全ての命あるものの母である。

この宮殿の主は。
ここしばらく。
人として転生を繰り返しているために。
主がルスのことが多い。
普段は何処にいるのかなどと知られていない、金色の母が。
用事があるときに限って、いつもそのパレスにいるのも。
また、いつものことなので。
あまり、気にされてはいないのだが。
金色の母は、このパレスに住んでいるわけではない。
また、誰も知らない。
……まさか、ここと同じように、自らの息子や娘を多々と作り出して。
空間を一つ、丸々任せているなどとは。
ここは、そんな金色の王の気まぐれで創り出されたに過ぎない。
世界の一つであるということは・・。

金色の母以外は、入ることなどできない、深淵の闇王の、私室。
その寝室に。
しばらくの間。
ずっと眠り続けている一人の女性。
栗色の髪を腰の辺りまで伸ばし。
真っ白いドレスにと身を包み。
スタイルなどもかなりいいその女性は。
身じろぎせずにそこに横たわっているのみ。
さもあらん……
その体には、魂が入っていないのであった……

今、この体の持ち主の魂は。
赤の竜神の元で、転生を繰り返している最中なのである・・・・。

いずれ、この元々の体に戻る、その日まで……
老いることもなく、朽ちることもなく。
まるで人形のように、魂のない器は。
ベットの上で静かに横たわっているのみ……

エターナル・フューチャー~第10話

鳳凰学園。
その二学年。
その高等部、二年目の夏休み。
どぉぉぉぉん!
静かな惑星に響き渡る、攻撃呪文の音が一つ。
「ふふふふ!この世に悪がある限り!私達、仲良し四人組みは、そこにあり!」
ぼがっ!
ぴしっと。
その辺りの一番高い小高い丘の上に登り、指を突きつけて言い放つアメリアの頭をかるく殴る。
「い……いたいですぅ……ゼルガディスさん……」
なみだ目になって抗議するアメリアに。
「……あのな……状況を考えろ!」
そういいつつ、アメリアを抱きかかえて、横に飛ぶ。
刹那。
ジャ!
今までアメリアがいた場所を閃光が貫いてゆく。
なぜか、ここ最近。
一般のスイーパー達ですらてこずる輩が増えてきている。
その対応に追われるリナ達。
レイヤー・スイーパーの中でも、トップクラスの部類に入るリナ達は。
折角の休みというのに、仕事に追われて明け暮れていた。
「まあ、いいけどね……」
どうせ、休みに入った数日の間に。
もう、宿題は全て片付けてるし……
などと、リナは半分諦めつつ。
いつものことだが。
出された宿題や課題はすぐに片付ける。
それがリナの流儀。
まあ、ガウリイとアメリア、シルフィール、そして……
大学部にと進んだゼルガディス。
この五人でこなしていれば。
すぐに山のように出されている課題も終わるのも必然。
生徒が休みで気を緩めない措置か。
はたまた、教師の楽しみか。
ともあれ、大量に出された宿題や課題の山を。
たったの3日程度で終了させているリナ達は。
休みだというのに、仕事に追われ。
様々な惑星などに出向いているのだ。
リナとしては、こういう輩の退治は、あまり好きではない。
はっきりいって、予備の儲けがないからである。
依頼も、スィーパーの本部協会から出されているもの。
当然、依頼料もかなり安い。
しかし、だからといって、断ることなどできるはずがなく。
いつもは、普通でも、億単位の依頼料を儲けるリナにとっては、あまり気乗りしない仕事ではある。
そんな理由から、ストレス発散とばかりに、辺り構わずに攻撃呪文を叩き込んでいるリナ。
「すいません……」
真っ赤になって、謝りつつ。
それでもゼルガディスに抱きしめられたままになっているアメリア。
「こら!アメリア!ゼル!いちゃついてないで!とっととここを終わらせて!次にいくわよ!次に!」
それでも、中には、自ら、資金を溜め込んでいるそんな輩もいるわけで。
そんな輩から、お宝を没収することで気を紛らわせているリナにとって。
こんな、何も集めてない、ただ星で暴れているだけの存在など、どうでもいいことに他ならない。
この惑星では。
この惑星の文明を滅ぼそうとする、
異界に所属する、この世界の理とはかけ離れた者達がひしめきあっている。
リナ達の活躍もあり、その惑星にて。
誰も成功をなし得なかった、それらの駆除は。
ほんの一日もたたないうちにと、完全駆除に成功していた。


「ええええ!?もう、リナさん達、宿題終わったの!?」
だだ!
夏休み中の登校日。
かさばる終わった宿題の全てを。
先に、学校にと持ってきているリナ達に。
あっという間に人だかり。
「みせて!みせて!」
アメリアなどに詰め寄っている生徒に。
「一回、一万!」
ちゃっかりと交渉していたりするリナ。
「……いやぁ…その……自分達でやらないと……意味がないんじゃ……」
つぶやく黒い物体は、まったく生徒たちは無視して。
全て宿題を済ませているリナ達にと。
それをみせてもらうために。
しばらく交渉を行う、クラスメートたちの姿が。
その日、昼前に学園を去るまで。
しばらく、リナ達の周りには、人だかりが途絶えることなど。
ありえないことなのであった・・・。



「ほらほら、リナさん、ガウリイさん、早くぅ!」
人ごみの中、はしゃぐアメリア。
そういいつつ、ぐいぐいとゼルガディスの手を引っ張り。
先に、先にと進んでいる。
「……ちょっと……ガウリイ//」
「何だ?♡」
ぐいっと、引き寄せられて、体を密着させられて。
片手は、肩に。もう片方は腰にと。
手を置かれていては、真っ赤になるより他にはない。
休みを利用して、遊びにきているリナ達。
ざわざわと周りの人々がざわめいている。
親子連れや、恋人。
果ては友達同士など。
いろいろな人々が、ここスィートランドに集まっている。
ここは、いろいろなイベントや、乗り物などが充実しており。
夜になると光で彩られたパレードもまた、その主役の一つ。
「……そんなに密着させられると……恥ずかしいんだけど……//」
真っ赤になって、つぶやくリナの言葉に。
「そうか?リナはかわいいなぁv」
そういいつつ。
「……やん///」
思わず声を出す。
ガウリイがリナの耳元に息を吹きかけたのである。
くす。
「かわいいな……リナは……」
そういいつつ、リナの顎に手を当てて。
ぐいっと引き上げる。
「……や……駄目……こんな……//」
周りには人がたくさんいるのに//
抵抗するにも、かなうわけなどなく。
広場の一角で、堂々と人目のある中。
ガウリイに唇を塞がれているリナ。
「あ!リナさん!ガウリイさん!観覧車にのりましょう!」
ここの名物の一つでもある、巨大な観覧車。
照れて真っ赤になって、力を失っているリナをにこにこと抱きしめつつ。
「そうだなv」
そんなアメリア達の後にと続くガウリイ。

「……え?」
ふと気付いたら、いつのまにか。
ガウリイと二人で……いわゆる密室状態。
いつのまにか、二人っきりで観覧車にと乗り込んでいたりする。
「……リナ……」
「や……馬鹿!何考えて…んっ!!///」
ガラスの外には、ランドの様子が。
だんだんと小さくなってゆく様子が見られている。
だが、そんな外の風景などにはお構いなく。
二人っきりになったというので。
先ほどよりも激しいキスをリナに送っているガウリイ。
「……だ……めぇぇ///」
やがて、リナの全身から力が完全に抜け切っていた。

するり。
「……あ…ん……」
胸元をはだけられ。
声を出すより他にはない。
「かわいいな……リナは……」
「ああぁぁだめぇ!こんな所でぇ///」
スカートを捲し上げて、布をまさぐるガウリイの手をどうにか押し留めようとする。
が。
「駄目vもう、我慢できないv……リナ、愛してるよ♡」
「……はぁ……ん……だめぇぇ//」
慣れた手つきで、前がはだけられ、そして……
「……あ……あ…あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
「リナ♡」
「ふぁ……駄目だってばぁ……///」
「そろそろいいかな?」
そのまま、観覧車の椅子の上に横たえたリナの上にと覆いかぶさる。
「あ……あ……やぁぁぁぁぁぁぁぁ……」
「くっ……やっぱり、気持ちいいなvリナはv」
「あん……駄目ぇ……こんなところでぇ……//」


「綺麗ですね……」
「そうだな」
観覧車の窓から見える光景に見惚れているアメリア。
そんなアメリアを優しく見つめているゼルガディス。
来てよかったと思う。
アメリアのこんなかわいい表情が見れるのであれば。
「リナさん達も、この景色をみて、幸せな気分に浸っているんでしょうね♡」
そういいつつ。
コテンと、ゼルガディスの胸に体を預けているアメリアであった。
「……まあ、ガウリイのやつは……絶対にそれだけではすなまないだろうがな……」
そういいつつ。
次の観覧車に乗り込んでいるリナ達を見下ろすゼル。
二人の姿は見えないが……
そのころ、リナは、ガウリイに完全に組み敷かれているのであった。


「あれ?リナさん?顔が真っ赤ですよ?」
降りてきたリナをみて。
きょとんと首をかしげるアメリア。
「……な…何でもないわ///」
そういいつつ、全身真っ赤になっていても、説得力などはない。
それとは対象てきに、すっきりしたガウリイの表情。
「じゃ、次は何処にいく?」
二人が、観覧車の中で、何をしていたのか。
瞬時に判断したゼルは、あきれたようにとつぶやく。
「そヴたな……そろそろお昼だし。何か食べに行くか?……リナ、体力使ったしなv」
「ば……ばか!!///」
スッパァァン!
真っ赤になった、リナのハリセン攻撃が。
マトモに、ガウリイの頭を捕らえていた。

ばくばくばく!
「でも、やっぱ、人間、人助けは大事よねぇv」
ここ、ランドの中、全て無料というチケットを手に入れているリナは、かなりご機嫌。
少し前、携わった事件で。
ここのオーナー絡みの事件があり。
ここの、完全無料招待券をゲットしたリナは。
仕事の合間の日を利用して。
こうして、アメリア達とここに遊びに来ているのである。
「……しかし、いつもながら……ガウリイさんとリナさん……よく食べますよね……」
机では、リナとガウリイの、食事争奪戦が繰り広げられ。
いつものように唖然としつつも、もう慣れたアメリアがぽつりとつぶやく。
「……アメリア、俺達も食べないと……二人に全部食べられるぞ?」
もくもくと。
ランドの中にあるレストランで。
ここの名物たる料理の数々を食べるリナ達であった。

さすがに、二人の食事の風景に。
同じく食事をしていたほかの観光客が。
ほとんど唖然としていたのを……リナは気づいてない。

「さって!全ての場所を制覇するわよ!」
なぜか、もう材料がありません。
と泣きつかれ。
レストランを後にしたリナ達は。
のこりの、場所を制覇してゆくために。
元気よく、再び、ランドめぐりにと専念してゆくのであった。




パラリ……
「う~ん、いろいろあったわよね……」
部屋にちりばめられた、アルバムの数数。
さらり……
腰よりも長く伸びた栗色の髪がさらりとなびく。
白いドレスを纏い、アルバムを見ているのは。
スタイルなどもかなりいい、栗色の髪に紅の瞳の女性。
「……ま、こっちの体が……元々……なんだけど……さ……」
卒業式のその日。
いきなり、ガウリイの……いや。
深淵の闇王の母である、金色の王が二人の家にとやってきたときにはさすがに驚いたが。
曰く。
『そろそろ、いい加減に元の体に戻りなさいねv』
といわれ、差し出されたのは……
リナの本来の肉体そのもの。
その体と融合を果たして。
今やもうリナは。
普通の人間ではなくなっている。
「……しっかし……あいつは…いつのまに///」
完全に自分を。
自らと同じ切り離せない存在に変えていたなどとは。
広い、ベットのある寝室で。
アルバムを片手に、思いを這わせる女性。
「リナぁ!戻ったぞぉぉ!」
くす。
元気よく、部屋に入ってくるその男性をみつつ。
やさしく微笑み。
「……お疲れ様。ガウリイ」
そう、一番大切なかけがえのないガウリイに向かって微笑むリナ。

ドサリ……

リナの手にしていたアルバムの一ページが。
ガウリイに引き寄せられたリナの手から落ちて開いてゆく。



『卒業記念!!いぇぃ!』
そう、かかれた文字の上に……
写真を撮る間際に、キスされて、真っ赤になっているリナと。
ゼルガディスの腕に手を組んで、Vサインをしているアメリア。
少し頬を赤らめて照れてそっぽを向いているゼルガディス。
高らかに笑っている、黒く長い髪の女性……ナーガを。
横向きに、まあまあとなだめているシルフィール。

この写真を撮ったその直後に。
ナーガが卒業のお祝い記念!
と、称して、召喚した、眷属の一つが。
暴走して、町を一つ、完全に氷つかせたのも……今ではいい思い出の一つ。

すでに。
あちらの世界では。
リナとガウリイの子供達が、財閥などを切り盛りしている。
そのために。
こちらにと戻ってきているリナ。

ガウリイが、本来いるべき場所である、深淵宮ダークパレスに。

「愛してるよ。リナ、永遠にお前だけを……」
「……あたしもよ……ガウリイ」

これよりのち。
二人仲良く、この空間を切り盛りしてゆく姿が。
この空間が消滅するそのときまで。
永遠に見受けられてゆくのであった……

                                          -エピローグへー


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あとがきもどき:
         途中から、副題がそーいや・・なくなったな・・これ・・(お゛い゛!)
         とりあえず、とっととこれを終わらせて・・と。
エル:・・・・・リレー小説・・・半年過ぎたけど?
 薫:ああ゛あ゛あ゛あ゛!すいませぇぇぇん!(涙)
   うう・・・・。・・菫ちゃん・・・・乱入させよーか・・。(だったら話が進めれるかも・・)
   (2002年から書き殴り様にて投稿させてもらっている参加型のリレー小説もどきのことです・・汗)
    ・・・さ・・さすがにあれの続きを先に考えないと・・やぱひか・・(汗)
   (只今2003年の3月・・・汗)

   ちなみに、宿題。
   あれは、自分の経験です!(どきっぱり!)
   始めの大概一週間くらいで殆ど済ませて、私は、学校においてました(笑)
   いやぁ、クラスの友達が・・見せて!と結構来ましたよ?(爆!)
   小学、中学、高校・・と(実話)
   最後まで残してたのは・・書初めとか、読書感想文程度かなぁ・・・。
   それらは、中ほどにやっつけてましたv

・・・ああ・・・・現代物になってない・・・。
・・・・やっぱ、もう一つの話しを現代物として・・・やるか・・(汗)
・・・・いつになるか皆目不明だけど・・。
・・・あれ、始めが少し・・いや、かなり。
バットだからな・・・(汗)
設定上は、やっぱチャレンジ部屋だし・・(汗)
あははは(汗)
ま、とりあえず、エピローグでお会いしましょうv

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