まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちらへ。

ふふふふ♡
こんにちわ♪ようやく、第一話目です♪
何回もいいますが、これは、ドラマCD『スレイヤーズNEX・4巻』のその後です。
いやぁ~(笑)
久しぶりに、これ(CD)聞きながら、月間ドラゴン読んでたもので・・・(爆!)
なぜか、瞬時にむすびついちゃいましたねぇ・・・・(笑)
ではでは、いくのです♪

(さぁて・・・富士見書房から確実に出版されるはずの、スレイヤーズぷれみあむ・アニメブック・・・
  発売未定だけど、予約しておこっと♪←アニメブックはなかなか手にはいらないぃぃ・・涙)

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ゼロスがもっていた、『ガイドブッグ』なる物で、大笑いしたあたし達。
……一体、『北の魔王』って何考えてんだ!?
魔王のことを理解してないマルチナの言葉で、あたし達は山間の町『キュリアン・タウン』へと進んでゆく。
……さっきの『物体』は……みなかったことにしよっと……

タルト攻略戦  ~第1話~

「リナさん、そういや、今朝、夜も明けきらないうちから、何わめいてたんです?」
ふわぁぁぁ~~……
アメリアが盛大なあくびをしつつ、あたしに聞いてくる。
う゛……!!
き…きくなぁぁ!!!!!//////
アメリアが山間の道を進むがてら…今朝は何もいわなかったくせして……
ちっ!!!
覚えてたか!!!
「何かガウリイさんの名前を連発してましたよ?」
アメリアの台詞に。
―― どざどざどざざっ!!!!!
大荷物もってるシルフィールが驚いたのか、荷物を落っことす。
「リナさん!!!ガウリイ様と何かあったんですか!?」
そして、あたしに聞いてくる。
「シルフィール!!荷物持ちは、荷物を落とさない!!何でもないったら!!なんでもないの!!」
つ…つっこまれてたまるかぁぁぁ!!!!!
よ…よりによって…あ…あんな夢ぇぇ~~!!!
不覚にもあんな夢をみたなんてぇ~~!!!
「リナ??顔が赤いわよ?」
マルチナが突っ込んでくる。
「へぇ~~♡リナが夢でオレの名前をなぁ~♡」
ガウリイがなにやらにやにやしてるんだけど・・・・・・。
「……だ…だぁぁ~~!!!何でもないったら、何でもないのぉぉ~~!!!」
……言ってたまるか!!!
んな夢ぇ~!!!
「夢といえば、……朝方見た夢はたいがい【正夢】になるらしいそうですよ♡」
ゼロスがにこやかにいっている。
「それとか、【夢は願望をあらわす】とかもいうがな……」
おや??
そ~いってる、ゼルの顔が赤いぞぉ~????
……んっふふふふ♪
よぉ~っし♡
「ゼルちゃ~ぁん♡何そう言って顔、赤くしてるのかなぁ~♡ゼルの方こそ、何か夢みたんでしょ?」
「う゛っ!!!!!!!!」
ぴしぃぃ!!!
そのままあたしの言葉に固まるゼル。
よっしゃぁぁ~!!!図星ぃぃ!!!
「ええ!?ゼルガディスさん!!どんな夢ですか!?『正義戦隊ドラグレンジャー』の夢ですか!?」
『なんじゃい!?そりゃぁ!?』
アメリアの台詞に思わずつっこむあたし達。
……そういえば、以前、アメリアがねぼけて、そんなこといってたが・……
「あ…アメリア!!!何でもないんだ!!なんでもない!!!」
あわてて、言いつくろっているゼル。
……怪しい♡
……こりゃあ…アメリアの関係の夢を見てるな……ゼル(笑)
しっかし……よぉっし!!
これで、あたしの話題からゼルへと切り替わった!!!
……しかし…『あれ』が正夢になってたまるかぁぁ~~~~!!!!!
あたしとゼルとがいいあって、
それにシルフィール、アメリアまでもが、加わって、わいやわいやと話していると。
「う~ん♡おいしいですねぇ♡」
ゼロスがなにやらぽつりという。
……んっ!!??
「……ゼロス…あんた……今あたしから……何か食べたでしょ??」
あたしがゼロスをじと目でにらみ、問い詰めると。
「ふ…ふ……不可抗力です!!
  そ……それに、あそこまで、『おいしい』とまどいという名の『負の感情』。
  ……もったいないじゃないですかぁ~!!ほっておくのは!!
  リナさんとゼルガディスさんのは、特に!!!美味なんですから!!」
……ぷっちぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!
ほぉぉぅぅぅ!!!!
い~~度胸だ!!!!!!!1
竜滅斬ドラグ・スレイブ!!!!!!!」
崩霊裂ラ・ティルト!!!!!!!!」
どうやら、ゼルもあたしと同意見らしく、あたしと同時に呪文を解き放つ。
『あわわわわわっ!!!!』
「うどきゃ!!??」
パッキィィィィィンンンンン……
慌てふためく、アメリア達をよそに。
あっさりと、ゼロスが振りかざした錫仗でそれは向こうとなるが。
……ちっ。
「ゼロス!!!食事したのなら、お金払いなさい!!!金貨一億枚!!!!」
どがしゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!!!!!
あたしの台詞に、なぜか、全員ずっこける。
「ふっ!!このあたしの【感情】食べたんだから!!それくらいじゃすくないくらいよ!!
  さぁ~!!!ゼロス!!払ってもらいましょ~か!!!」
ああ、この程度の金額で取引するんなて。
なんてあたしって心がひろいったら♡
『り・・・リナぁ~(さぁ~ん)・・・・・・・!!!!!』
なぜか、皆で涙声を出していたりするけども。
「んなの当然の権利でしょぅが!!元々は〃あたし〃の物なのよ!!!〃感情〃も!!!」
当然の権利である!!!
無断でやってたまるか!!!
「……ゼロスさん…あきらめて、払ったほうがよさそうですよ?」
「まぁ…な。かってに食べたおまえが悪いということで」
「まあ、リナを怒らしたら、後が怖いからなぁ~~……」
「そういえば…魔族って〃負〃の感情を食べるんだったわよね……」
口々にいっているアメリア・ゼル・ガウリイ・マルチナ。
お゛い゛…こら……
「まあ、ゼロスさん、ここは、一つ、蚊にかまれたと思って……」
ぷち。
「ちょいまてぃぃ!!シルフィール!!どぅ~いう意味よ!!」
「あ…あら、いやですわ♡リナさん♡例えです♡例え♡」
ぷちぃぃ!!
「例えるにしても、もぅ~ちょい、いいかたってもんがあるでしょ~がぁ~!!
  あ…あんたら……許さん!!!暴爆呪ブララスト・ボム!!」
あたしは、かまわず、増幅呪文を唱えて、呪文を解き放つ。
『うどわぁぁ~~~!!』
「あわわわわわっ!!」
「んどひゃぁぁ~~!?」
きゅどどどぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!
……ちっ・。
辺りは完全に地面が煮沸して色が変わっているとゆ~のに。
なぜか無事な皆。
ゼロスがあの一瞬で、バリアを張ったみたいだが。
……おにょれぃ!!ゼロス!!
お役所仕事人の分際であたしの邪魔をするとはい~度胸だ!!!
「わ…分かりました!!分かりましたよ!!じゃあ…品物で……」
いって、ごそごそと腰にかけている袋からなにやら取り出しているゼロス。
「えぇ~と……クラウネの根が一束に、メルティアの葉がふたつ。
  ラーディリンの指輪にレムタイトの原石が四つ。ムスタールの粉が五袋にクルファの丸薬が三つ。
  オリハルコンの原石の入った麻袋が五つ。……こんなもんでどうです??」
おお!!いってみるもんだ!!!
ゼロスがあたしに手渡してくる品物の袋の中を見てみると。
確かに。
それらの〃品〃が入っている。
おっしゃぁぁ!!!もうけ!!!
あたしがほくほくとしていると。
「ゼロスさん??なんだってそんなものもっているんですか?」
アメリアが不思議がる。
そ~いやそうだ。こいつ一応魔族なのに。
「オリハルコンはですね♡人間世界で活動するときに、お金に交換してるんです♡
  あとは…以前、リナさんからおしつけられたんですけど……僕には使い道ありませんし♡」
……んっ!!??
……よ~く、みてみると、ほとんどがオリハルコン以外は、見覚えの在る物ばかり。
……しかも、手入れもされてないらしく、思いっきり品質も落ちまくってるし……
「だぁぁ!!ゼロスっ!!これって、あたしが以前。
  あんたから、デモンブラッド買った(奪い取った)ときの品じゃないのよ!!」
そう。
ゼロスがあたしに手渡してきたのは、あのときの品。
「……リナさん…そんなもので〃それ〃……ゼロスさんから買ったんですか……?(汗)」
アメリアがあたしのタリスマンを指していう。
「……割にあわんのじゃあ……」
なぜかゼロスに同情してたりするゼル。
「そうですよ?でも、リナさんは受け取りましたし♡これで僕の〃食事代〃は精算済みということで♡」
しれっというゼロス。
く……くっそぉぉ~!!!
な…なぁ~んか腹たつぅ~!!!
元々、あたしが持っていたものだけにぃぃ!!!
よくよく考えると、魔族であるこいつには、使い道なんかはないんだろ~が。
あ゛~!!それでも腹たつぅぅ~~!!!
あたしがぶちぶちと言っていると。
「あ~!!ほらほら(汗)キュリアン・タウンに着きましたよ!!」
「あ!!本当ですね!!」
ちぃ!!
話をそらしやがった!!ゼロスのやつ!!
……あとで覚えとけよぉぉ~~!!!!!


そんなこんなでやってきました。
山間の町。
キュリアン・タウン。
あたし達が目指すは、決まっている。
とっても、おいしぃ~い♡ケーキのお店♡
ジョージがやってるあのケーキ店。
……材料のことは、この際、頭から追い出したほうがいい。
絶対にぃぃ!!!!!
余談だが、あたしは以前、この町にやってきたことがある。
そのときに、ジョージの店から盗まれた、材料を取り返すのに、協力したのだか……
その『材料』というのが……
いや……思い出すまい……
さっきみた……〃あれ〃を思い出してしまうから……

「あれぇぇ???なんか、しまってますぅ……」
アメリアの第一声。
表には、張り紙が。
『予約者の人はどうぞ、お入りください』
とかかれた張り紙と、『休暇中―』のプレートが。
いったい、全体どういうことよ!!!
せっかく、ここまできたっていうのにぃ!!!
「あら???ゼロスじゃない???どうしたの???」
そんなあたし達の後ろから声をかけてくる女性の声。
ちょいまてぃ!!!
なんだって、ゼロスの名前がでてくるのよ!!!
振り返ると。
青い髪にウェーブがかかり。
けっこうかわいい女性の姿。
「おや???トパジェさん。こんなところで♡奇遇ですねぇ♡」
ゼロスがにこやかに話しているが。
何、何、何ぃぃ~!!!!!
一体、全体どうなっているのよぉ~~~!!!!!!
あ・・・あたしのケーキィィ~~~!!!!!!
「予約されてたんですか??また??」
ゼロスがかまわず、その『トパジェ』と呼んでいた女性と話しているが。
「ゼロスぅ~……誰??それ???」
あたしが聞くと。
「……??ゼロスの同僚じゃないのか??だって、この姉ちゃんも魔族だし……」
いきなりいうガウリイ。
「いきなりいうなぁ~~~ってぃ!!!!」
『何ぃぃぃぃ!!!!!!!!(何ですってぇぇぇぇ!!!!!)』
ガウリイのその一言に。
全員が驚愕の叫びを上げたのだった……
「う…うそ(汗)私…気配隠してるのに……(汗)」
汗ながしているトパジェ。
どうやら、殺気はもってないが……
本当に…この女性魔族なのぉ~~!!???
「まあ…ガウリイさんですからねぇ~……この僕ですら、ガウリイさんに正体見破られてましたし……」
ゼロスがのんびりとそんなことをいっていたりする。
「ゼロスが!?って…ガウリイって…あの!!!『ガウリイ=ガブリエフ』!?
  じ…じゃあ!!!もしかして、魔王様より怖い、『リナ=インバース』もっ!?」
……こらまてぃぃぃぃい!!!!!
「ちょいまてぃぃ!!なんであたしが魔王よりも怖いのよ!!」
あたしは思わずつっこむ。
「だって、冥王様ですら、滅ぼしたじゃないですか♡レゾ=シャブラニグドゥ様も滅ぼしてますし♡」
に……にこやかにいう台詞か???
「……で??誰なの??ゼロス、その人??」
マルチナが言っているが。
シルフィールはなぜか顔を青くしてたりする。
「ああ……彼女は……」
ゼロスがいいかけると。
「始めまして♡リナ=インバースさんと、その仲間の皆様♡私、海王ディプシー様に仕えております。
  海神官プリーストトパジェと申します♡以後お見知りおきを♡」
にっこりと、自己紹介をしてくるトパジェ。
ってぇぇぇぇぇ!!!?????
か……海王神官んんん!!!!!????
「何よ??それ??」
理解してないマルチナ。
「マルチナさん。海王ディプシーダルフィン。
  赤瞳の魔王ルビーアイシャブラニグドゥの五人の腹心の一人。その部下ってことですよ。今の説明では」
アメリアが丁寧に説明してるが。
「……なんだって、その海王神官がこんなところにいるんだ……(汗)」
ゼルも冷や汗流していたりする。
……まあ、この間のこともあるからなぁ~~……
そんなあたし達の気持ちを完全に無視してか。
「ああ。ただ、主のお使いですわvv」
……????
「いやぁ~♡ここのケーキって、獣王様や海王様のお気に入りなんですよ♡」
ずごがしゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!
ゼロスのにこやかな台詞に、みごとにあたし達、全員は同時に転げふした。
……い……一体・・・魔族ってぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!


                                  -2話へ続くー

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あとがき:
かお:アメリアがいってた、『正義戦隊ドラグレンジャー』は、ねくすとらのCD二巻です(爆!)
    いやぁ~!!!笑えます!!!あれは!!!(爆!)
    ちなみに、この夢落ちシリーズにいれる予定です♡
 姫:・・・・確か、ジェムシリーズにもでてきてるじゃない・・・・。トパジェ・・・(はあと)
かお:あ゛あ゛!!!すみれちゃん!!展開ばらさないでぇぇ!!!
エル:別にいーでしょうが・・・・・。それよりvルナはいつくるの♡(←完全に楽しんでいる・・・)
かお:あ゛あ゛あ゛あ゛!!!言わないでぇぇぇ~~~!!!!!
    うう・・・・・しくしくしくしく・・・・・・・。
    さて、次回で、ようやく、この小説の題名の意味が理解できます。
    ・・・・・・多分(笑)
リナ:ううう~!!!!!あ・・・姉ちゃんがくるぅぅぅぅ~~!!!!!!!!!
かお:・・・・え゛・・・え゛~~・・・・。
    リナさんがかなり混乱しておられますので、
    私は身の危険を感じますので・・では・・・これにて・・・・・(汗)
エル:次回は、ようやく『ジョージ』登場よ♡
 姫:・・・私もどこかで乱入しましょっと♡
かお:あ゛あ゛!!やめてぇぇぇぇ~~!!!!!
エル&姫:えい♪

―――プス♪―――

エル&姫:それじゃあね♡


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