まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちらへ。

こんにちわ♪
ようやく、タルトも今回で終了♪
ふふふふふvvv
今回の視点は・・・???(笑)
ではでは♪

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「あ、そうだ。リナさん、ルナさんがこられるまで待ちます??」
ジョージの一言。
あたしがお店の手伝いを終えたときにジョージがそう言ってきた。
じ・・・じょうだんじゃないぃぃ!!!!
今、姉ちゃんに会おうものなら、あたし、確実に殺されるぅぅぅ~!!!!!
何しろ、『あれ』を召喚してしまい・・・冥王を滅ぼしたのは、ついこの前・・・(汗)
「み……みんな!!さっ!!!用事も済んだし!!!!!次いくわよ!!!!次!!!!」
あたしは、逃げるように、その町―キュリアン・タウンを後にした。
は……はやくここか立ち去らないとぉぉ~!!!!!!
姉ちゃんが来る・・姉ちゃんが来る・・・姉ちゃんが来る・・・・・・・・。

タルト攻略戦~エピローグ~

わんわんわん!!!!
いきおいよく、何かでっかい犬がその背に人間乗せて走っている。
「スポット!!遅い!!」
「きゃうううん!!!!」
乗っている女性 ― 栗色の髪を肩の長さくらいまで延ばし、紅の瞳。
その女性が自分が座っているでっかい犬を鞭で叩いている。
その鞭はなぜか紅く鈍く光っていたりする。
びしばし女性が叩くたびに……喜んでるし……犬……(笑)
「ルナ……そんなことするり、空間移動で直接行ったほうがよくないか?」
どうせ、ここまで移動してくるのなら。
そういいかけていた傍らの男―長い黒髪にローブをまとった紅の瞳の男性。
彼は今、彼がルナと呼んだ女性に見つめられて黙り込む。
……見とれているといつとほうが正解だが(笑)
「何いってるのよ♡スポットはからかうのが楽しいんじゃない♡」
「うう……姉さぁぁんん……(涙)」
ルナの言葉にだくだく涙を流している大きい犬。
「まあ、スポットから発せられる感情もつまみていどにほどよくいいが……」
つぶやくレイスと呼ばれた男。
「レイス様ぁぁぁぁ~~(涙)」
涙ながらに訴えているスポットと呼ばれている大きな犬。
一応、これでもトロルと狼の血が半分入っているハーフ(混合種)で、獣人。
トロル並の生命力と獣人の力を合わせもっていたりするのだが。
かつては、〃赤法師レゾ〃に仕えていたのだが。
流れに流れて今はゼフィーリアのゼフィール・シティでルナに飼われていたりする。
名前も本来はディルギアという名前があるのにも関らず、ルナは、スポットとつけてたり(笑)。
「まあ、スポットがまた脱走してたのも、原因だろ?あきらめろ」
ぽんぽんとディルギア・・・もとい、スポットを慰めている男性……レイス。
……魔王が慰めてどうする……
ルナの名前はルナ=インバース。
あのリナ=インバースの姉であり、そして『赤の竜神の騎士スィーフィードナイト
一般には、赤の竜神の力と魂の一部を受け継いでいるとされている人物である。
本当は、ルナは実は赤の竜神フレアドラゴンスィーフィード本人なのだが……
本来の名前をルナ=スィーフィード。
対して。
レイスの名前をレイ=マグナス。
本当の名前はレイス=シャブラニグドゥ。
この世界の魔王『赤瞳の魔王ルビーアイシャブラニグドゥ』本人である。
今は北のカタートで凍りつけとなっているが。
覚醒したレイ=マグナスが、本家の魔王だったのだ。
まあ、いってしまえば、分身のようなものである。
七つに分かたれた欠片も。
しかも、氷の封印とはよくいったもので、実際は、単なる氷だったりするのだから。
水竜王の配慮というか目くらましである。
レイス自信が力を封印しているというのもあって、
一般には、水竜王の氷の封印で魔王は閉ざされているというイメージが定着しているが。
この世界の魔王と…竜神は…その…できてたりするのが恐ろしい。
以前に結婚まで正式にあげていたりするのだから……
そのときは、まだ彼らは部下を余り作り出してはいなかったのである。
そのときいたのは、魔王の方にゼラスとダルフィン。
竜神の方に、バールウィンとラグラディア。
その他は、その後に誕生した部下なので、その事実を知っているのは…余りいないのが現状だが。
しかも、ただ今、またルナは妊娠してるまっさい中(汗)
ルナ、ただ今、人としては、19歳。
16歳で、双子を出産し。18歳で一人。
そして今に至る。
彼女達の妊娠期間は人間の約十ヶ月とは違い、約二年の身ごもりの期間である。
それは精神身体に帰属する彼らなので、物質面においていろいろと何かしらの制約があるせいらしい。
「ほら、ついたぞ。キュリアン・タウンだ」
レイスの言葉と同時に。
彼ら二人と一匹は、キュリアン・タウンに到着した。

「あ、ルナ師匠!!それにレイス師匠も!!お待ちしてました!!!」
ジョージが店から出てきて二人を出迎える。
きょろきょろ。
「ジョージ?リナは?いたんじゃなかったの?」
ルナが聞くと。
「ああ、リナさんなら、急いでいるとかいわれて、出発されましたが?
  リナさん、ルナ様の妹御だったんですね。世界は狭いです♡」
ジョージがなにやらにこにこといっている。
キュリアン・タウンの中にあるとあるケーキ屋。
ここにルナは用事があったのである。
(ちっ。逃げたな……)
同時にルナとレイスが思ったのは無理もない。
「スポット♪あんた、リナを探してらっしゃい♪私もあとからいくから♪」
ルナがすでにぜいぜいいっているスポットに命令……もとい言いはなつ。
「え゛え゛!!あのリナ=インバースを一人でですかぁ!?」
にっこり♡
「何か文句でもあるのかしら♡」
にっこりと語りかけられてスポットは閉口した。
スポットは泣く泣くリナを探しに出発してゆく。
「それでは、師匠、これが、例のケーキ達です。どうでしょうか???」
恐る恐るジョージが聞いている。
「ふむ……もうちよっと元気にできないの?まだ、このケーキ達って元気が足りないわよ??」
一目で動き回っているケーキを見てルナが指摘する。
「わたしとレイスの知識を与えたんだから……もっと品質の上昇に勤めてよね♪」
「うむ。……まあ、一応、回復程度の品質にはなっているようだがな」
レイスもそれをみて一言漏らす。
「……??回復??」
レイスの言葉の意味が分からずに首をかしげているジョージ。
それもそのはず。
ルナ達がジョージに与えた知識の中には、精神体を回復させる作用のものもあるのである。
……魔族にしろ神族にしろ人間にしろ。
全ての生命には、必ず精神体は存在するのである。
その回復の一旦として、ケーキの材料に組み込まれているとある知識。
……せっかくお茶会などで食べるのならば、ついでに回復を。
というのが彼らの本音らしいが……
「まあ、初めてにしては、まずまずよね♡」
「だな。知識だけで、よくここまでできたものだ」
ルナとレイスがそれを一口食べてジョージにいう。
「そ…それじゃあ!!!」
ジョージはその言葉に瞳を輝かせる。
「そ♪とりあえず、合格♡でも、まだ品質向上には努めてよね♪」
ルナの言葉に。
ジョージは胸をなでおろした。
「さて…と。じゃあ、私達はそろそろいくわ。ケーキ、貰っていくわね」
パチン♪
ルナが指を鳴らすと、どこからともなく、女性が出現する。
青い髪に青い瞳。
まるで水のごとくのその風貌。
「あ、ラグラディア♪これ、リアランサーに運んでおいて♡」
「我らはデュラン達の世界にいかなくてはならないからな」
ルナとレイスが交互にいう。
「分かりました。ヴォルフィード様にもよろしく伝えて置いてくださいませ。」
いって、女性は、ケーキをもって、その場から掻き消える。
「ラグラディアさんって……水竜王様と同じ名前なんですよねぇ。確か。」
ジョージがそんなのん気なことを言っているけど。
……実は、これもまた水竜王アクアロードラグラディア本人である。
インバース商会の手伝いをしているのだ……
ラグラディアは……
ゼフィーリアの女王という立場だというのに……

「じゃ、今回は、私達急ぐからまたね♪ジョージ♪」
いってそのままルナとレイスは店の中から掻き消える。
「た……助かったのでしょうか??今回の指導は???」
それをみて、安堵の表情になるジョージ。
「さて、大切な仕事もすんだことですし!!!!頑張りましょう!!」
なんとも切り替えの早いジョージである。


とある場所にて。
「あら♪スポットじゃない♪まぁた、逃げ出したの?♪」
「スポットっていうなぁ~!!!!!」
リナとスポットがすでに壊滅している盗賊のアジトで何かじゃれあっている。
「あんたは、スポットじゃない♡」
ルナがその台詞をいったとたん、リナは完全無欠に石化した。
「ふふふふ♡リナ、あんた、あたしが来るのをしってて、挨拶もなしに出発するなんて♡
  お姉ちゃん、あんたをそんな礼儀しらずに育てた覚えはないわよ♪」
「ね゛ね゛ね゛ね゛ね゛ね゛゛姉゛ぢゃ゛ん……(汗)」
ルナの言葉にだくだく汗流しているリナ。
「レイス兄ちゃぁ~ん(滝汗)姉ちゃんに何かいってよぉぉ~!!!(涙)」
なんとか助けを求めているが……
「そうはいっても……リナちゃん……、それで済む問題じゃあ、今回についてはないだろ??
  ま、まあ、フィブリゾのやつが理解してなかったのが一番の原因だが……」
あっさりと却下しているレイス。
「ふふふ…リナぁ♡あんた、ガウリイとかいう人間助けるために、『あの御方』召喚したでしょ♡」
「だだだだだって!!!!!まさか、あたしも『あれ』が乗り移るなんて!?」
『リナ(ちゃん)あの御方をそんな呼び方しては駄目(だぞ)!!!!』
リナの言葉に、あわてるルナとレイス。
「いざとなったら、私が出て行こうかと思ってたのに……」
「いざとなったら、フィブリゾを止めようと思ったのだがな……」
「ふふふふ♪とにかく♪リナ♪このたびの始末はきちりとつけないとね♡」
「せ……赤竜の剣んんん!!!!??」
リナはすでに涙目と成り果てている。
「……まあ、ルナ、ぼとほどにな。まだ用事は済んでないのだからな。」
「だぁぁ~!!!!レイス兄ちゃん!!助けてぇぇぇ!!!!」
「あんたの剣の腕がもっとあったら、あ~なんことにはならなかったでしょ♡」
「ふふふ♪リナ、用意はいいわね♡」
かくして、ルナのみっちりとしたお仕置きタイムが開始された。
しっかりと、ルナとレイスによって結界が張られている中でだが。
やがて、しらじらと夜が明けてゆく。

「ルナ……リナちゃんにはいつでもできるだろ??それより急がないと……」
リナを指導していたルナにレイスが話しかける。
「それもそうね。まったく……デュランとダイアナは・・何考えてるのかしら??」
「さあな……しかし、すくなくとも。
  デュランがダイアナを取り込んで、暴走しているのはまぎれもない事実だからな……」
今、彼らは、どうにかして、この世界の召喚を押し止めると同時に。
あの二人を融合から分離するように説得に赴くつもりなのである。
「……ダイアナの部下も部下よねぇ。よりによって私達の世界を選ばなくてもいいでしょうに……」
「多分、それについては、簡単なことだ。
  リナちゃんが以前、イルマートで『あの御方』の不完全呪文を唱えただろ?
  それで、世界の壁が薄くなってるようだからな。あそこを原点として。」
「はぅ……リナがここまで簡単にあの御方の呪文を扱えるとはねぇ~……」
「まあ、エル様のことだから……多分、『楽しそう♡』という理由だろうが……」
半ばあきれつつも、地面に横たわっているリナをほっておいて移動しようとするレイスとルナ。
「いいのか??ルナ??リナちゃん、ほうっておいて?」
「ああ。大丈夫よ。こんな程度で死ぬようには育ててないから♪」
……そういう問題ではないと思うのだが……
「それに…ほら♪」
「あ、なるほどな。……しかし……いくらゴルンノヴァを使っているとはいえ……
   あの人間……人間離れしてるなぁ~……」
「まあ、ダイアナの血筋が入っているからね。彼の一族は。そんなことより急ぎましょう。
  もう少しで、彼らがゲートを作り終えてしまうから」
「だな……」
いって、二人は異世界への移動 ―。
彼らがデュランとダイアナと呼んでいる存在が治めている世界。
闇を撒く者ダークスターデュグラディグドゥと、漆黒の竜神ナイトドラゴンヴォルフィードの世界へと移動していった。


リナがまだ倒れている(お仕置きまっさい中の)ころ。
リナ達が止まっている宿屋では。
ガウリイがリナに呪文をかけられていたのを自力で解いて。
リナがいないので、さがしまくっていた。

「アメリア…アメリア…アメリア!!!!!!起きろ!!!!アメリア!!!!!」
ゼルガディスがアメリアをゆすり起こす。
「ううん…レッドがぁ…リナさんの姉さんがぁ……」
がばっ!!!!!
「ってぇぇ!?ここは!?神殿は!?あの光は!?リナさんは!?」
「何寝とぼけている…そのリナのことだが……姿がみえん」
「へっ????」
アメリアが目をさますと。
そこは昨日泊まった宿屋のベットの中であった。
「リナさんの姿が見えないって…あ゛あ゛!!リナさんがベットにいません!!」
アメリアは自分の横のベットがもぬけのからだというのに気がつく。
「ええ!もしかして、リナさん。
  私を置いて、一人で盗賊を退治にいったんですか!?そんなの正義じゃないです!!!!」
だんっ!!!!
勢いよくベットの上に立ち上がるアメリア。
「だぁぁ!!アメリア!!その格好で立ち上がるな!!!///」
ゼルガディスは目のやり場に困っているようだ。
それはそのはず。
アメリアはとってもかわい~い♡ネグリジェ姿なのだから。
「それがですね。リナさん、すでに夜も明けるというのに、まだ戻ってこないんです。
   いつもなら、リナさんは美容に悪いとかいって、すぐに戻ってくるのにです……」
シルフィールもおきてきている。
「そういえば……夜も明けかけてますよね……」
アメリアは白々とした夜の空を窓から見る。
すでに、空は赤みが入っている。
「ガウリイは、何かいやな予感がするとかいって、さっきから、リナを探しまくっているんだが……」
ゼルガディスの言葉に。
「え??ガウリイさんは、リナさんと一緒じゃなかったんですか??」
「どうやら、リナさん……ガウリイ様に、眠りスリーピングをかけて出かけたみたいでして・・・・・。」
アメリアの言葉にシルフィールが答える。

やがて、全員で宿からでて。
「でも……リナさんが向かったとおもわれる……盗賊退治って……
  この辺りって盗賊のいそうな場所は山とありますよ??探すにしてもどうやって??」
アメリアが辺り山だらけのこの辺りを見回していう。
「ガウリイがいればな……」
すでに、ガウリイは本能で、リナの気配を追って追いかけている。
「お~ほっほっほっ!!まかせなさいな!!このマルチナに!!!!
 ゾアメルグスターさまにお聞きすれば早いのよ!!!!
 ゾアメルグスターさま、ゾアメルグスター様、リナの居場所を教えてください」
マルチナの言葉に、マルチナが手にしてダウジングの振り子が南に揺れる。
「あっちよっ!!!!」
そうかぁ???
そうでしょうか??
納得しないまでも、とりあえず、他に方法もないので、振り子の触れた方向へと歩いてゆく。

視界に入ってきたのは。
すでに、廃墟と化している盗賊のアジト。
「うそ……」
「……ビンゴ…だな」
「ゾアメルグスターって・・・・確か、マルチナさんの想像の産物でしたよね……」
シルフィール・ゼルガディス・アメリアの言葉が一致する。
「お~ほほほほ!!ゾアメルグスター様は何でもお見通しなのよ!!!!」
マルチナだけが威張っているが。
「あれ??皆もきたのか??まだリナは見つからないんだ。この辺りから気配はするんだが……」
ガウリイが広場の辺りでうろうろとしている。
(け……気配がするって…ガウリイさん……汗)
そんなガウリイの台詞に、ただ汗書いてたりするトパジェ。
幸運(?)にも、アメリアに頼まれて(正義の賛歌を聞かされて)リナ捜索を手伝っているのだ。
ゼロスは面白そうというので手伝っているが。
それより、ゼロスの精神世界探査アストラル・タンサで見つけたほうが、早いのだが・・・・。
誰一人として、そこまでは気がついていない。
ゼロスも面白がって教えてないし……
「ここか!?」
ふいに。
ガウリイが何もない空間を光の剣で貫き引き裂く。
それに応じて、ルナが張った結界に隙間があく。
『結界!?』
アメリアとゼルガディスがそれにたまげているが。
「……というか、なんで、ガウリイさんは結界の中まで…分かるんでしょうか?」
トパジェが首をかしげる。
「まあ、ガウリイさんですし♡」
あっさりと認めているゼロス。
「リナ!!!!!」
ガウリイがリナの気配のする方向に走ってゆく。

「あら、人の気配が……」
「だな。ともかく、早くいこう。遅くなったら、後が面倒だ。ルナ」
「そうね。レイス」
ガウリイがたどり着く直前にルナとレイスは異世界移動を行った。
ガウリイが見たのは、男女の人影。
しっかりと、ガウリイの目では、その姿を捉えていたが。
どこか何となくリナと似ている栗色の髪の女性と黒い髪の男性。
そんなことよりも。
「リナ!!!!!!」
倒れているリナは血まみれである。
「嘘!?リナさんが血まみれに!?」
「一体何の冗談だ!?」
アメリアとゼルガディスもかなり驚いている。
「驚いている場合じゃあ、ありません!!早く!!回復を!!」
シルフィールが回復を促す。
「くそっ!!!回復リカバディじゃ到底間に合わん!!!!」
全員…ガウリイを除くで、リナに回復魔法をかけるが、リナの出血はいっこうに止まる気配がない。
「シルフィールさん、二人で復活リザレクションです!!」
「そうですわね!!」
アメリアとシルフィール、二人かかりで、復活を唱える。
かろうじて、リナの出血は止まったものの。
リナの意識はまだ目覚める気配はない。
「とりあえず!!!!宿屋に運びましょう!!!!」
いって、ガウリイがリナを背負って、宿屋へと戻る。

「……ええと……この気配って……(汗)」
「……ですね(汗)魔王様とスィーフィードの気配ですね……(汗)」
トパジェとゼロスがそんな会話をしていたのは、ゼルガディスたちは気づいてないが。
「何か、また面倒な仕事・・・・押し付けられそうな予感が……(汗)」
珍しくゼロスが泣き言を言っているが。
「あら♡ゼロスだったら大丈夫よ♪
  何しろ、あの御方を見ても死ななかったし、滅びなかったつわものだから♪」
「トパジェさぁぁんん(涙)」
完全に面白がっているトバジェの言葉に。
ただ、ゼロスは涙しているのであった。


「……リナ」
ガウリイはリナが目覚める気配がまったくないので、食事もとらずに、リナの横に張り付いている。
すでに、三日が経過。
「……人口呼吸でもしてみるか?」
ゼルガディスの言葉に。
一秒もたたないうちに、ガウリイが反応し。

―――――――――ぶちゅぅぅ……
……数分経過……

「……ガウリイさん……やりすぎです////」
「が……ガウリイ様/////」
「お前なぁ……////」
あきれたアメリア、シルフィール、ゼルガディスの台詞が一致する。
すでに、アメリアとシルフィールは顔が真っ赤となっているが。

しばらくのち。
「う……うう…ん……」
『リナ!!?』
『リナさん!?』
驚愕するアメリア達を尻目に、リナが目を覚ましたのは……
ガウリイがようやく、リナから口付けを離してほんの後のことであった。

ガウリイがリナに人工呼吸したというのをリナが知って……
どうなったのかは・・・・・想像するだに硬くないであろう……
ご愁傷さま……(笑)


                ―タルト攻略戦~エピローグ~終了♪―

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おまけ♪

『正義戦隊ドラグレンジャー!!』

悪の組織、ナイトメアに立ち向かうドラグレンジャーたち。
そんな中、ドラグレッドが行方不明に陥る。
あのレッドに限って……と全員が大笑いしたのは……いうまでもない(笑)
「リナさん……本当に行方不明なんですかねぇ??」
仲間が行方不明だというのに、
しっかりと朝食食べてたりする、アメリア=ウィル=テスラ=セイルーンこと、ドラグピンク。
「まあ、あのリナさんですから……心配はいりませんよv」
にこにこと無責任なことを言っているのは、怪しいドラグブラックこと、ゼロス。
「何かオレ……やっぱりもう一度探してくる!!」
ドラグイエローこと、自称レッドの保護者のガウリイ=ガブリエフ。
食事ものどを通らないらしく、また外に出てゆく。
「旦那のやつ……昨日から一睡もしてないが……あの旦那でも大丈夫なのか?」
冷静にいってるドラグブルーこと、ゼルガディス=グレイワーズ。
「まあ、ガウリイさん……勘だけはいいですからねぇ……
  私達ももう一回、リナさんを探しにいきましょう。でも食べてから♡」
ぐつぐつぐつ……
「だな」
「ですね」
アメリア達は、目の前にあるニョヘロンの焼肉を前にもくもくと食事に専念した。

「リナの気配がする!!」
ガウリイが急に立ち止まる。
そこは何もない岩陰の断崖絶壁。
「ガウリイさん??」
アメリア達が不思議がるのもよそに。
ガウリイは剣を引き抜き。
ざんっ!!!
空間ごとその剣で断ち切っている。
「あいかわらず……人間離れしたわざを……」
ゼロスが半分あきれているのか面白がっているのかといったような声をだしている。
「ガウリイのやつ……リナが絡むと人が絶対変わるな……」
『うんうん』
ゼルガディスの言葉に全員がうなづく。
やがて、何もなかったはずのその場所に。
一つの神殿が出現する。
「リナはこの中にいる!!!」
いってかけだしているガウリイ。
「おや、魔王様ぁぁぁぁぁ~~!!??って!?何をしてらっしゃるんですかぁ!!??」
なぜか門番やってる男性をみて、驚いて大声を張り上げているゼロス。
門番をやってるのは、黒い髪を長く伸ばした紅の瞳の男性。
「ちっちっちっ。ゼロス。今は、私はただのレイスですよ♪」
「あ、そうなんですか。さすが夢ですね♡」
……納得するか!?
「まあいい、とにかく、よくきた。ドラグレンジャーの諸君。
  リナちゃん……とと、ドラグレッドは、今、妻と話の最中だ。」
『……妻??』
アメリア・ガウリイ・ゼルガディスが首をかしげる。
「何だ?知らないのか??レッドの姉で、お前たちのボスではないか?ルナは??」
レイスの台詞に。
『え゛え゛~!!??』
「わたしたちに上司がいたんですか!?」
驚く場所が違っているアメリア。
「リナの姉…だと!?あのドラマタリナなしに、リナマタの姉か!?」
驚愕の声を上げるゼルガディス。
だから違うってば、驚く場所が(笑)。
「ええ……と(汗)僕はまだ滅びたくはないですのでv」
しゅん!!!
ゼロスは瞬時に掻き消えてゆく。
「血の匂いがするっ!!」
ガウリイが疾風のごとくに、奥へと入ってゆくが。
そこにいたのは、血まみれになってるレッド……リナ=インバースの姿が。
「こら!!リナ!!まだお仕置きは足りないのよ!!!!」
「許してぇぇ~~!!!!!姉ちゃああんんんん!!!!!」
なぜか涙をダクダク流して許しをこいているリナの姿。
リナが放つ呪文のことごとくを霧散させてる女性の姿。
笑いながら、リナをどついているのだ……ルナは……

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

『見なかったことにしましよう(しよう)。(汗)』
そのまま、無言でその場を立ち去るアメリアとゼルガディス。
……さすがに、リナの放った竜破斬を、指一本で霧散させるのを目の当たりにすると……(汗)
「あ……あのぉ…一体何があったんですか??」
恐る恐るアメリアがレイスに聞く。
「ああ、それはだな。リナちゃんがあの御方を召喚したことが原因だ……」
びっしょりと汗かいてるレイス。
『あら♪別にいいじゃないvv』
ぴっしぃぃぃぃんんんん!!!!!!
その声が響くと同時に、ルナとレイスは完全無欠に硬直した。
「今のうち!!!」
ガウリイがその隙をついて、リナを救助してたりするが……
「何が???」
アメリアが光の収縮するほうを見ようとすると、
そこになにか女性の影らしきものが見え隠れしたように感じた……

アメリア……アメリア……アメリア!!!!!!
起きろ!!!!アメリア!!!!!

がばっ!!!!!
「ってぇぇ!?ここは!?神殿は!?あの光は!?リナさんは!?」
「何寝とぼけている……そのリナのことだが……姿がみえん」
「へっ????」
アメリアが目をさますと。そこは昨日泊まった宿屋のベットの中であった。

アメリアの夢はまさに予知夢であった。
まさに、そのとき、リナはルナによって、お仕置きタイムの真っ最中だったのだから・・・・(笑)


                                         -終わり♪ー

アメリア談:
アメリア:う~ん……あの光って何か覚えがあるんですけどねぇ??それにしてもリアルな夢でした。


○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

ざぁぁぁぁんんん……
ざざぁぁぁぁんんん……
「貴女だけでも逃げなさい!!!!!」
「母様!!????」
う……誰か……助けて……
リナ達を巻き込んで。
新たな運命が回り始める……

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あとがき:
かお:わぁぁぁい♪終わった♪終わった♪タルト♪
エル:・・・別に、最後のあれは・・これでいわなくてもいいんじゃない??
かお:まあ、連続してますよ♪(笑)ということで(爆!)
 姫:次のエピソードが終了してからTRYの話ね♪
かお:そうです♪なんで、TRYのはじめで、全員がばらばらだったのか♡
    その原因のエピソードの話です♪
    あれは・・・・かなり短い(多分・こら!!・汗)ですから・・・(爆!)
エル:あんたの短いはあてにならないわね♪
かお:しくしくしく・・・・・。
 姫:とりあえず、このタルトは終わりです♪
   内容になってないのは、この人の文才のなさのせいですので♡
かお:しくしくしく・・・・・・。
    では、私は・・他のいいかげんに漫遊記と長編を・・・・(涙)
    (背中に棘付きハンマーが刺さっている・・・汗)
エル:何か、赤いものを流しながらパソにむかったこいつは、ほっといて♪
 姫:この人は、いまだに、次の題名を決めかねてるんですけど(笑)
エル:まあ、あたしがルナとSに手出ししないように命令するとこが、終わりだしね♪あれは♪
 姫:そうなのよねぇ♡そして、TVのTRYにいくんだけど・・・・・♪。
エル:まあ、とりあえず、あたし達の方を先にこいつには、打ち込みさせないとね♪
 姫:まあね♪
エル:では、こんな駄作を最後までお付き合いいただきありがとうございました♪
 姫:私がでる次の次の話はいつになることやらvv(笑)
エル&姫:それじゃあね♪


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