まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちらへ。

こんにちわ♪
ふふふ♪タルト攻略戦♪実は実戦の戦いと(爆!)
もう一つの意味があたりして・・・・(笑)
その意味とは、あんな代物と分かっているのに、本当に食べられるのか!?(笑)
というコンセプト♪(笑)
ではでは、いってみよう♪(笑)

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なんだかんだといいつつも、どうにか夜明けまでに、ケーキを全て保護したあたし達。
ゼロスをアイテムにして、全員空間移動♪
だって時間がおしいのよ!!!
というわけで、どうにかケーキも材料も無傷で保護したんだけど・・・・・。
ふふふ……ここからが本番よぉ!!!!(滝汗)
も……もし、これで姉ちゃんが納得するものが出来なかったり……
数が足りなく出来たりでもしたら……ぶるるっ……
ジョージ!!!!
店はあたし達でやるから!!!
あんたはケーキつくりに専念してよね!!!!
というか絶対にぃぃぃぃ!!!!!!!!!!!!

タルト攻略戦 ~第6話~最終話~

「リナさん!!どうにか間にあいましたか!?」
ジョージの開口一番である。
間にあわさるを得ないじゃないのよ!!!
「これでいいのよね?」
あたしは、集めていた材料とケーキ達をジョージに手渡す。
「ええ、ありがとうございます。では、さっそく、僕は作業に取り掛かりますので」
いって、ジョージは厨房へと入ってゆく。
「ちょうどいいわ。皆、手伝って」
マルチナがウェイトレスしながら、店の店員してるけど……
ジョージは…手が離せないだろうし……
店は満員御礼だし……
「人助けもいいわよね!!うん!!!」
本音は姉ちゃん怖いとかいうのでは絶対にない!!!!
あくまでジョージの手助け!!!

かくして、あたし達は、ジョージが作業している間。
ジョージのケーキ屋さんを手伝うことになった。


「できました!!!
  とりあえず、協力していただいた皆さんにも、全種類のケーキを用意しましたので!!
  どうぞたべてみてください!!!」
ジョージの宣言したとおり、きっちりと三日後。
なんとか注文のケーキは出来上がったらしい。
そして、それと同じものがあたし達が座っているテーブルの前に並べられるが。
……確かに。
デコレーションなども完璧でちりばめられている果物もまた色彩がすばらしい。
……だが。
あたし達は、これが何からできているのかをしってしまっている……
……でもなぁ……
以前のときがときだしなぁ~……
……たべちゃえ♡
あたしは、一つのケーキをつかんでガウリイの口の中に押しこむ。
「うそ……ガウリイさん……食べてます……」
「ガウリイ様が食べられますのであれば……わたくしも……」
アメリアが驚愕し、シルフィールが震えながらも、それを口にする。
「まあ、たべないわけには……いかないようだな……」
「僕は、これは獣王様に献上してきます♪」
「あ、私もこれは海王様に♪一品の品ですし♪」
配られたケーキを持ってゼロスとトパジェは空間移動して、
各自それぞれの上司にもっていってたりするけど……
う…これで失敗だったら……ジョージ!!!!
覚えときなさいよぉぉ~!!!!
おもいつつ、あたしはそれを一口。

……うそっ♡

前回のときよりさらにまろやか!!!!!!!
まるで天国へと昇るようなこの口さわり♡
今までに、食べただんなものよりもこれは極上というのが一目瞭然!!!
すでにこれは美味を通り越している!!!!
そう!!!
これは究極の贅沢といっても過言ではない!!!

あたし達は、それの原型すらも忘れて、ケーキを食べるのに専念したのは……
……言うまでもない。

教訓。
材料がなんであれ、おいしいものはおいしい。
おいしいものを食べたいと思う、そこの彼方!!!。
おいしいとおもっても決して材料から知ろうと思わないように!!
じゃないと、食べ逃すかもよ♡

「リナさん、どうせなら、もう少しでルナさんもこられるでしょうから待ちませんか??」
……はた!!!!
ジョージの台詞で我に戻るあたし。
そうだった!!!
このままここにいてはやばいんだった!!!!
「ガウリイ!アメリア!ゼル!シルフィール!マルチナはどうでもいいけど!出発するわよ!!」
とりあえず、きっちりと、ジョージからケーキのお土産受け取って、
あたしは、皆を引きずるようにして、その町からあわてて出発する。
は…はやくここから少しでも離れないとぉぉ~~!!!!!!!(滝汗)
なんか、みんながいろいろ言っていたけど、あたしは全て無視することにした。
ふっ……
命あってのものだねよ!!!!!(断言!!!!!)


どごがぁぁんん!!!
ふぅ……
ここまでくればいくらなんでも大丈夫だろう。
キュリアン・タウンから出発してはや一週間。
あたしは、そこからまったく逆の方向へと進んでいる。
ま…まあ、こっちの方面は……『滅びの砂漠』なんだけど……
とりあえず、一秒でもはやくキュリアン・タウンから逃れたかったあたしは……理由は聞かないで(汗)
ようやく一息ついて、資金あつめにせいを出してたりする。
乙女の必需品♪
盗賊いじめ♪
今だに、ゼロスは一緒に旅してたりするけど。
トパジェも叱り。
な~んか、あたしと一緒に旅してるとトパジェの上司が退屈しないからとか、なんとか……(怒!!)
あたしは魔族の退屈しのぎの存在か!!!?
まあ、とりあえず……と。
お宝♪お宝♪
あたしが完全に盗賊達を叩き潰して宝物庫を掃除してあげていると。
「あ…リナ!!みつけた!!」
な~んか聞き覚えのある声が……
ふと、倉庫からでると。
「あら♪スポットじゃない♪まぁた、逃げ出したの?♪」
「スポットっていうなぁ~!!!!!」
トロルと狼の血が半分入っている獣人。
今は、あたしの実家で姉ちゃんのペットと化しているスポットである。
以前は、赤法師レゾに使えてたんだけど、なぜか、うちの姉ちゃんにひろわれてるこいつ。
「あんたは、スポットじゃない♡」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
びしいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃんんんん!!!!!
いいいいいいいいいいいい今のこここここここ声って……!!!??
なんかすっごぉぉく懐かしい声が……(汗)
ぎぎぎぃぃぃぃ……
あたしが振り返ると、いつのまにか。
全然気配すらもさせてなかったのに!!!
見覚えのある姿の男女が二名……(汗)
「ふふふふ♡リナ、あんた、あたしが来るのをしってて、挨拶もなしに出発するなんて♡
  お姉ちゃん、あんたをそんな礼儀しらずに育てた覚えはないわよ♪」
だ……だぁぁぁ~!!!!!
な……なんですぐにみつかるんだぁぁぁぁ~~!!!!
「ね゛ね゛ね゛ね゛ね゛ね゛゛姉゛ぢゃ゛ん・・・・・(汗)」
あたしはだくだくと汗を流す。
そこにいたのは、あたしの姉ちゃん……(滝汗)
肩にかかる程度に切りそろえているあたしと同じ栗色の髪に。
紅の瞳がにっこりと笑っていたりする……(汗)
ま……まずい゛……(汗)
本当に殺されるぅぅ~!!!
そだ!!!
「レイス兄ちゃぁ~ん(滝汗)姉ちゃんに何かいってよぉぉ~!!!(涙)」
あたしは姉ちゃんと一緒にいる男性。
長い黒い髪に、紅の瞳の男性に助けを求める。
「そうはいっても……リナちゃん……それで済む問題じゃあ今回についてはないだろ??
  ま、まあ、フィブリゾのやつが理解してなかったのが一番の原因だが……」
……?????
なんで、レイス兄ちゃん冥王のこと、呼び捨てなんだろ??
というか、なんで、あの一件をレイス兄ちゃんまで知ってるの???
姉ちゃんと一緒にいるのは、
スポット(本当の名前はディルギア)と、姉ちゃんの恋人でもあるレイス兄ちゃん。
すでに子供もいるくせして、なぜか結婚してない姉ちゃんとレイス兄ちゃんだが。
まあ、姉ちゃん……レイス兄ちゃんとの間に…16歳のときに、双子を出産してるからなぁ~……
18歳のときに一人ほど。
まあ、結婚はしなくてもいいというのがなんか持論らしいけど。
深くは教えてくれないのよね……
レイス兄ちゃんもカタート山脈の辺りに住んでいるというのしか知らないし。
といっても、ほとんどといっていいほど、あたしの実家……
つまり、姉ちゃんのとこに入り浸っているけど。
平日なんかは、姉ちゃんがバイトで忙しいからといって、
父ちゃんと母ちゃんの手伝いであたしの実家の商売。
『インバース商会』を手伝ってるので父ちゃんと母ちゃんには、かなり気に入られていたりするレイス兄ちゃん。
「ふふふ…リナぁ♡あんた、ガウリイとかいう人間助けるために、『あの御方』召喚したでしょ♡」
こ……きょわいぃぃ(汗)
口調はいたって明るいが目が怒ってるよぉぉ~(涙)
「だだだだだって!!!!!まさか、あたしも『あれ』が乗り移るなんて!?」
『リナ(ちゃん)あの御方をそんな呼び方しては駄目(だぞ)!!!!』
あたしの言葉にきっちりと姉ちゃんとレイス兄ちゃんの言葉がハモル。
「いざとなったら、私が出て行こうかと思ってたのに……」
「いざとなったら、フィブリゾを止めようと思ったのだがな……」
……?????
何いってるの??姉ちゃんもレイス兄ちゃんも???
「ふふふふ♪とにかく♪リナ♪このたびの始末はきちりとつけないとね♡」
ヴヴン……
いって姉ちゃんは手から……ってぇぇ!!?
せ……赤竜の剣んんん!!!!??」
「……まあ、ルナ、ぼとほどにな。まだ用事は済んでないのだからな」
「だぁぁ~!!!!レイス兄ちゃん!!助けてぇぇぇ!!!!」
姉ちゃんのもっとも受けたくないお仕置きNO1!!!!!
「あんたの剣の腕がもっとあったら、あ~なんことにはならなかったでしょ♡」
いいつつも、なぜかうれしそうに、剣をあたしに向けてくる姉ちゃん……(汗)
姉ちゃんが本気になったときに使う剣。
あれは、赤の竜神フレアドラゴンの力の宿った剣らしいが……
ちなみに、あたしの姉ちゃんは、一般には、
赤の竜神の騎士スィーフィードナイト』として知られていたりする。
まあ、魔竜王ガーヴは噂でしか聞いたことなかったみたいだけど……
「ふふふ♪リナ、用意はいいわね♡」
よ…よくなァぁぁぁぁぁぃぃぃぃぃぃいいいい!!!!!!!!
うう……

かくして、姉ちゃんのお仕置き……もとい、特訓は朝方まで続くし……
なんでこんなときに限って誰もかないのよぉぉ!!!!!
っていうか!?
なんでこの辺り、
あたしと姉ちゃんとレイス兄ちゃんの周りに、ちゃっかりと結界が張ってあったりするのよぉ!!(涙)

やがてしらじらと夜があけてくる。
「ルナ……リナちゃんにはいつでもできるだろ??それより急がないと……」
……う…あたし…う……動けない……(滝汗)
あたしは、大怪我を負って地面につっぷしている。
「それもそうね。まったく……デュランとダイアナは何考えてるのかしら??」
何か視界の隅で光が消えたような気がしたけど……
「さあな……しかし、すくなくとも。
  デュランがダイアナを取り込んで、暴走しているのはまぎれもない事実だからな……」
????
レイス兄ちゃん??何いってるの???
「……ダイアナの部下も部下よねぇ。よりによって……私達の世界選ばなくてもいいでしょうに……」
姉ちゃんのため息が聞こえてくるが。
「多分、それについては簡単なことだ。
  リナちゃんが以前、イルマートで『あの御方』の不完全呪文を唱えただろ?
  それで、世界の壁が薄くなってるようだからな。あそこを原点として」
……い…イルマート…原点って……(汗)
ひ……ひょっとして、あの『入り江』のことか!?
何かまた面倒なことがおこってるんじゃあ……(汗)
「はぅ……リナがここまで簡単にあの御方の呪文を扱えるとはねぇ~……」
「まあ、エル様のことだから……多分、『楽しそう♡』という理由だろうが……」
……????
あたしは、そこまではなんとか聞こえていたが、それ以後……
……意識は完全にやみへと沈んでいった……
気配で姉ちゃんとレイス兄ちゃんがいなくなったのだけはわかったが……


「リナさん!!」
「リナ!!!」
う……ううん……
あたしが目を覚ますと、そこには、すぐ目の前にガウリイのとっても心配そうな顔……
「だ…だぁぁ~!!!ガウリイ!!!何そんなに顔を近づけてるのよ!!」
ま……まったく!!!!!!//////
……あれ???
あたし、どうしたんだっけ????
辺りをみれば、なぜか全員が驚愕の表情してるけど。
それになんで・・・あたし、いつ宿屋に戻ってきたっけ???
「あ……よかった……リナさん。
  ガウリイさんが人口呼吸したかいあって気がつきましたね!!やっぱり愛の力です!!」
?????はい??????
アメリアが何か瞳をきらきらとさせているけど……
「……リナ、何があったんだ???」
ゼルがシリアスな表情で聞いてくる。
「……何って??」
あたしはいまいち状況が理解できてない。
「ガウリイさんがリナさんがいないのに、気づいて探しに出たんです。
   盗賊のアジトまでは突き止めたんですが。肝心のリナさんの姿はどこにも見えませんし……」
盗賊のアジト……って……
「ガウリイ様がいきなり、光の剣で空間を叩ききって、リナさんを見つけ出したんです。
  何があったんですか??あんな結界の中でしかも意識不明の重体に、なってるなんて!?」
「アメリアとシルフィールのふたりかかりの『復活リザレクション』でも目覚めなかったんだぞ??お前は??
  だから、ガウリイのだんながおまえに『人工呼吸』をしてたってわけだ。
  魔族にでもやられたのか??リナ、お前が??」
シルフィール、アメリア、ゼルが同時にいう。
……えっと……
あ゛……あ゛あ゛!!!!!
「そ…そだ!!!!!!あたし、姉ちゃんのお仕置きうけてて!!」
『お゛い゛(え゛)……(汗)』
ポンと手を打ったあたしの言葉に、なぜか全員が黙り込む。
っと……まてよ????
何かあたし、今とっても大変なこと…聞き逃しているような……
(ガウリイのだんながおまえに『人工呼吸』をしてたってわけだ。)
てぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!???
「ガウリイ!!!あんた、かよわき無防備な女性に、キキキキキキキス/////!?」
あたしは、瞬時に真っ赤になる。
「まあ、無事でよかったよかった」
ガウリイの言葉にその場にいる全員がうなづいている。
「何処が無事なのよぉぉぉ!!!!!あ…あたしのファースト・キスぅぅぅぅぅ!!!!!!
   おのれぇぇぇぇ!!!!!全員共犯だぁぁぁぁぁ!!!!!!」

かくして、あたしは、完全に頭にきて、宿屋を全壊させたりしたけど……
ちょうど、ゼロスとトパジェが戻ってきたので、修理させておいた。
なんでか素直にやってくれたのよね♪
やっぱりあたしの頼み方がいいからよね♪
うう……あ…あたしの……あたしのファスト・キスぅぅぅぅぅ~~~~!!!!!
が…ガウリイにもっていかれるとは……くそ////////
とりあえず、全員共犯だということで、あたしは全員に対して、暴れまくったのだった。
ふっ。
止めなかった皆が共犯よ!!!
このあたしの唇をよりによってぇ~!!!!
あ…あたし……ファースト・キスだったのよぉぉぉぉ~~!!(涙)

二週間ばかり、騒ぎまくって、また旅を続けるあたし達。
……くそ……
し…しかし……姉ちゃんとレイス兄ちゃん……何処いったのかなぁぁぁ????
なんか、またごたごたしないといいけど……


                                       ―終了♪―

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おまけ♪

「許してぇぇ~!!!!!姉ちゃぁぁん!!レイス兄ちゃん・・助けてよぉ~!!!(涙)」
すでに廃墟と化している盗賊のアジトに、栗色の髪に紅の瞳の少女の叫びがこだまする。
そんな少女に、また別の女性―おかっぱの栗色の髪の女性だ。
こちらは。
「なんであんたは『あの御方』を召喚するのよぉぉ~!!むやみにあの御方を召喚なんてするんじゃない!」
かなりエキサイトしているおかっぱ頭の女性。
まあ、おかっぱといっても肩までは髪は伸ばしているようだが。
「ルナ……リナちゃんにはいつでもできるだろ??それより急がないと……」
黒い長い髪の男性がリナに適切な指導を施している、栗色の髪に紅の瞳の女性に語りかけている。
リナはすでに息がないように思えるのだが……(汗)
気のせい……だろう(滝汗)
一度、きっちりと戻ってケーキを店に届けておいて。
女性 ― ルナと。
男性 ― レイスは。
これから起るであろう対策として、とりあえず説得に赴くようである。
「それもそうね。まったく……デュランとダイアナは・・何考えてるのかしら??」
その言葉にリナに向けていた光を、霧散させているルナと呼ばれた女性。
……あえて、その『光』がなんなのかは…追求しないほうがよさそうである(汗)
「さあな……しかし、すくなくとも。
  デュランがダイアナを取り込んで暴走しているのはまぎれもない事実だからな……」
首を横に振る男性。
「……ダイアナの部下も部下よねぇ。よりによって私達の世界選ばなくてもいいでしょうに……」
ルナがため息をもらす。
「多分、それについては、簡単なことだ。
  リナちゃんが以前、イルマートで『あの御方』の不完全呪文を唱えただろ?
   それで、世界の壁が薄くなってるようだからな。あそこを原点として」
リナが昔、はらいせに呪文・・ぶちかましたことを言っているようだが……
……この男性は??
「はぅ……。リナがここまで簡単にあの御方の呪文を扱えるとはねぇ~……」
「まあ、エル様のことだから・・・・多分、『楽しそう♡』という理由だろうが……」
……こらこら(汗)
知らないぞ(滝汗)
「まあ、そうでしょうけど……」
ルナもなぜか悟りきっているようだし……
「それより…ルナ??本当に無理だけはするなよ??大事な体なんだからな??」
いって男はふわりとルナを抱きしめる。
「分かってるってば。レイス。でもね、どうにかしないと、この子も危ないのよ?」
抱きしめられた手をにぎり男の目を見上げるようにしていうルナ。
「それはそうだが……まあ、他の子供達はセシル達に預けているから大丈夫だろうし……」
……おいおい(笑)
「まあ、あの子達は、あれでしっかりしているから♡
  それに、このおなかの子供が誕生するのにも、まだあと一年かかるし…ね♪」
にっこりというルナ。
……はい??
「まあ、今我々は肉体的には人間の束縛…受けているようなものだからなぁ~……
  子供の誕生に二年かかるとは……面倒といえば、面倒だな……」
男性 ― レイスと呼ばれている男がいう。
「あら♡私は結構気に入っているわよvvこの感覚♡
  だって今までは精神身体だけ……ほとんどだけど♪で誕生させてたんだから♡」
「まあ……な///」
こらこら……男性が照れてどうする!?
「とにかく、だめもとかもしれないけど。一応、説得に行きましょ。レイス=シャブラニグドゥ♡」
「そうだな、我が大切な存在♡ルナ=スィーフィード♪」
……ちょいまてぃぃい!!!!!!!
いいつつ、二人は……その場から掻き消えた。


『ほぅ……いい度胸してるじゃない♡』
『エル……目が笑っているわよ♡』
まったくの違う場所といっていいのか分からないが。
ともかく、世界ではない場所からかの御方たちが視ているようである。
『でも……Sも面白いわねぇ♡
  エルが何億にも精神ちぎって、いろいろな多次元宇宙に配置している部下達のことはあるわよね♡』
にっこりと側の金髪のむちゃくちゃに美人の女性に話しかけている少女。
黒い髪をポニーテールにして、そして赤いレースのようなリボンで蝶々結びにして。
『まあ、いちいち部下を創るのが面倒だったのと♡やってみたら、面白そうだからやってるんだけどね♡』
そういう金髪の女性……いや、エル様の目は…笑っているが……
『まあ、いいじゃないvv楽しければ♡
  それぞれの各別多次元宇宙には、エルの力でないと絶対に移動できないし♡
  また、その宇宙そのものの存在を知ることもできないんだし♡』
『まあね♡その方が面白いからね♪だから、あたしの『宮殿』も、
  彼らはあたしの別荘というか仮宮殿を『あたしの宮殿』そのものと思いこんでいるようだけどね♪』
……かろやかに何かいってるのだが……
『それはそうとね♪ユニット♪あたし、面白いことを思いついたの♪』
『何??何??♡あ、私もあるのよvvエル♪』
……かくして、とんでもない計画がもちあがっていたりするのだが……(汗)

リナ……ファイトだ……(涙)


助けて……タスけて……誰か……
こ…このままじゃあ……世界が……

ルナとレイスがテュランとダイアナの元へといったとき。

――運命の輪は回り始める……


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あとがき:
   薫:わーいvvあと、エピローグで終了♪
     お分かりになりましたでしょうか(爆!)
     リナが『レイス兄ちゃん』と呼んでいた人物の正体・・・・(笑)
ゼロス:・・・魔王様の恋人なんですよねぇ・・・・(汗)
     はぁ・・・・スィーフィードは・・・・(滝汗)
 リナ:何に言ってんのよ??レイス兄ちゃんでしょ??
     姉ちゃんの恋人は??子供もすでに三人いるし。姉ちゃんが19歳の時点で。
 かお:・・・・・・・・・・・・・。
 リナ:なぜか姉ちゃんとレイス兄ちゃん・・結婚しないのよねぇ・・・・。
    まあ、レイス兄ちゃんは、父ちゃんや母ちゃんに気に入られているからいいけど。
    店もよく手伝ってくれるからとかいって。
    あ、でも姉ちゃんはスィーフィードはスィーフィードでも、『赤の竜神の騎士(スィーフィードナイト)』だから、
    そもそもゼロスには関係ないでしょ????
ゼロス:・・・・・・・・・・・・・・(滝汗)
    (そのスィーフィードナイトが・・スィーフィード本人なんですが・・・汗)
 かお:はい(笑)
    ゼロスがリナの姉ちゃんがスィーフィードと気づくのは。
    ルークの件が終了して、リナをリサーチしてからです(爆!)
    ・・・・・始めから調べておきましょう!!(笑)
    さて、もうお分かりですね(笑)
    ルナの恋人のレイス。
    実は、北に氷付けになってるとされてたりする『レイ=マグナス=シャブラニグドゥ』です(爆!)
    ちなみに、こっちも、この北の魔王が根本的な精神身体の本体。といった形にしてあります(爆!)
    つまり、レゾやルークにいたのはあくまで分断された精神身体。
    簡単にいうと分身のようなものです(笑)というのを了解してくださいな♪
    ちなみに、エピローグは、ルナとレイスの話だったりして・・(笑)
    ではでは♪

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