まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちらへ。

こんにちわ♪ようやく、クラスマックス(なのか?!)近し♪
ここで、ちょっと裏話♪
実は、このタルトの後には、別の話を考えてたりして・・・・(爆!)
そのイベント(こらこら・笑)が終わってTRYに入っていくといった感じに・・(笑)
そして、本編その後の話も出来てたり・・・・(爆!!!)
しっかし、いつ、打ち込めるかがたまに傷!!←お゛い゛・・(汗)
何せ、まだ漫遊記も長編もジェムも夢も希望も打ち込んでないからなぁ・・・・。
(何本同時にやってる!??)←しかも書き殴りではリレー小説もどきもあり・・(汗)
まあ、どうでもいいことは、ほっていて♪
それでは、お楽しみくださいなのです♪←だから楽しめるのかって・・(笑)

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キュリアン・タウンにやってきたあたし達を迎えたのは、なんと、とってもおいしいケーキ店の経営者のジョージ。
そんなジョージはあたしの知り合い。
ジョージが困っているので、助けることにした、あたし達。
決して!!命がおしいからではない!!!
とはいえ……
あ゛あ゛~……
今日中に探し出さないとぉぉ~~(汗)
姉ちゃんがくるぅぅ~(涙)
こらぁぁぁぁ!!!!トパジェ!!!!逃げるなぁぁぁぁぁ!!!!!

タルト攻略戦~第4話~

「じゃあ、作戦練りましょ」
とりあえず、作戦会議を開くあたし達。
「各自、ジョージから『肥料』を受け取って行動!材料が出てきたら、他の仲間のいる場所の口を割らす!!」
てっとりばやい方法を取らないとなぁ……
「おい待て。リナ(汗)なんで?『肥料』で出てくるとは限らんだろ?」
ゼルがあたしの言葉をさえぎる。
「ふっ……甘いわね!!ゼル!!ジョージの『肥料』は特別なのよ!!
  以前、あたしが材料取り戻すときの依頼を受けたときなんて、
  土気色人形キメラに組み込まれてた『栗』が、キメラを崩壊させてまで、
  肥料を求めてさまよったという、前例があるのよ!!」
……まあ、材料そのものがかなり特別だけど……
あのビジュアルはなんともいえないよなぁ……
無数の目玉ごときの栗がキメラの体から飛び出して、うごめく姿は……
いや、思い出さないでおこう。うん。
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』
なぜか、そのあたしの言葉を聞いて全員が黙り込んでいるが。
「ゼロス!!あんたはとっとと探しにいく!!」
あたしがゼロスをせかすと。
「は・・はぁ・・・・」
なんか気乗りしない様子で空間移動しようとしているゼロス。
がしぃぃ!!!!
「え゛…リナ…さ…ん(汗)」
ゼロスはいきなりあたしにすそをつかまれて困惑顔。
「だぁ~れが♡ここから離れて探せって♡
  あんたは仮にも魔族なんだから、物質化させるのを何個も作って探すに決まっているでしょ♡」
あたしの言葉に。
「え゛え゛え゛!!??何人にもですかぁぁ!?」
「五月蝿い!!あんたにはむちゃくちゃ簡単でしょ~が!!このすっとこ神官!!!」
なにせ、姉ちゃんですらできるのだ……(汗)
こいつにも、絶対できるはず!!!
ここにいるゼロスは単なる根性で具現化してる塊に過ぎないし。
「しくしくしく……分かりましたよ……」
なぜかいじけつつ、あたし達には聞こえない言葉らしきものを唱えるゼロス。
やがて、ゼロスの姿が一瞬揺らぐ。
『うそっ!!??』
そして、それを見てなぜかたまげているマルチナ。
ゼロスが丁寧にも数十人ばかり現れたのである。
「まあ、ゼロスさんは魔族ですからあたり前なんでしょうけど……(汗)」
「ふっ。まあ、リナにかかったらゼロスも大変だからな」
アメリアとゼルが交互にいう。
「こらぁ!!あんたら!!!」
あまりなゼルとアメリアの台詞。
「こんなか弱いあたしのどこがいけないのよ!!!」
「どこが……」
どがめぎゃ!!!!!!
すっぱぁぁぁぁんんんん!!!!!!
ガウリイが何かいっているのでとりあえず、顔面あし蹴りにして鋼のハリセンでガウリイを叩くあたし。
「まあ、じゃあ、皆さんには、僕が材料達に与えていた最高級の肥料をお渡ししますので♡
  頑張ってくださいね♡」
にこにこといっているジョージだが。
「ジョージ……あんたは何してるのよ……」
あたしがにらみつけると。
「ええ。付属のフルーツなんかを作り始めなくてはいけませんし。
   何より、あまり店を閉めたままというのもいけませんでしょうからね」
ジョージの台詞に。
「あら?じゃあ、わたしが手伝って差し上げますわ。
  そのかわり、アルバイト料……払ってくださいますわよね?」
マルチナが交渉してるが。
「まあ、いいですよ。その方が僕としても助かりますので。何せ、期限が押し迫ってますからねぇ……」
瞳に怯えの色をたたえて、ジョージがいう。
・・・・気持ちはむちゃくちゃに分かる(涙)

とりあえず、あたし達はジョージから、各自肥料を受け取ることにした。


「……ゼルガディスさん……」
「いうな……アメリア……」
「え…ええと……その絶妙の色で……」
アメリア・ゼル・シルフィールがその表現に戸惑っている。
ジョージから手渡された、『肥料』である。
その…見た目が……
おどろおどろしい色がめまぐるしく変化して。
その……見ただけで……気持ちが悪くなるような……
「なんかこれってはき・・・・」
『だぁぁぁぁぁ!!それ以上はいうなガウリイ!!』
『きゃぁぁぁぁぁ!!言わないでください!ガウリイ(様)(さん)!!』
きっちりと、あたしたち……
……アメリア、ゼル、シルフィール、そしてあたしの声が一致する。
これ……瓶に入ってても、思わず、捨てたくなるよなぁ……
というか、こんなもの、もって歩くのぉぉぉぉ!!??
むちゃくちゃに近い表現をするならば、瓶に入っている『トイレの溜まり場』である……
食事中の人……ゴメン(涙)
というか、これ……使ってるのって……
「あら、でも匂いはいいわよ。」
マルチナがなんと勇気あることに、瓶のふたを開けてるが!?
「あ……ほんとだ……」
「……奇跡といかいいようがないな。」
「薔薇の香りですね……嘘のようですが……」
「……ま…まあ、ジョージの作った肥料だから……」
なんと、瓶からにおってきたのは、見た目とはまったく違う薔薇の香り!!!
これを奇跡といわずに何とする!?
というか、すでにジョージが作ったあの材料でここまでおいしいケーキができる!
というのが奇跡だとはあたしは思うけど……

そんなこんなで、作戦会議もとりあえず、終了し。
あたし達は、山の方へと歩いていくことに。
何も情報がない状況では、最後に目撃した周辺を探す!!
これぞ探偵の鉄則!!
あと、事件現場を徹底的に探すともいう。


「確か…この辺りでしたよね……」
アメリアが町に着く前に見た物体が歩いていった方向を指していう。
「そうね」
あたしは言って、かるくグロテスクな肥料の入った瓶のふたを開ける。
あたし達は、瓶の外からでも見るのがいやなので、
ぐるぐる巻きに、布を巻きつけて、瓶の中が見えないように施してしたりするが。
やがて、あたりに見た目とはまったく逆の香・・・薔薇の香が当たりに充満する。
この薔薇の香。
薔薇の香に近いというだけであって、けっしてこんな香の薔薇があるわけではない。
匂いだけで人を虜にするような…薔薇の香なんて……

「無駄なんじゃないのか?」
「何かいるぞ?」
ゼルとガウリイの台詞は同時。
がざっ……
左の方から茂みの中からでてくる小さな影ひとつ。
ひょろりとした長身に、先にいくつも粒をくっつけて。
器用にも、手で茂みを掻き分けているそれ……
「……小麦…ですね……」
「……小麦…さん…ですわね。」
「……小麦に手足が生えとる……」
「へえ、変わった小麦もいるんだなぁ。この辺りに生えているのか?」
めぎょ!!!!!
あたしはすっとぼけたガウリイの顔を殴る。
「よっしゃ!!!ラッキィィ!!!捕まえるわよ!!!アメリア!!!」
「・・・・は・・・はい!!!『霊縛符ラファスシールド』!!!」
あたしの言葉で目が点になってたアメリアが呪文を唱える。
『きゃん!?』
……お゛い゛……
「……この小麦さん…女の子のようですね……」
シルフィールがどこかあさっての方を向いて言っている。
なんと、今呪文で束縛した『小麦』が子供のしかも少女の声を発しているのだ。
『いやいやいや……怖いの…怖いの……』
ふるふるとしかも涙を流していたりする……
「え…ええと……」
ゼルまでもが目が点になっていたりする。
「むちゃくちゃに気にはなるけど!!あんた!仲間のいるとこ、素直に話してくれるわよねぇ♡」
あたしは、たいまつをもって小麦に詰め寄る。
『いやいやいや!!火はいや!!燃やさないで!!!お願い!!プリーズ!!』
体をよじって命ごいしてるし……
「じゃあ、話してくれるわよね♡」
あたしの心やさしい説得で話してくれる小麦さん。
用がスンだ小麦は、スリーピングをかけて、ジョージから預かっている材料の保管箱に入れておく。
この保管箱を運んでいるのは、もちろんゼロス♪
あたし達には、これって重いのよねぇ♡

かくして、あたしの日ごろの行いが良いたまもので、
あたしは、小麦さんから仲間のいる場所を聞き出したのである。


『わたしたちは、仲良しの♪仲良しの仲間なの♪』
何か歌が聞こえてくるんだが……
聞き出した場所の近くまでいくと、何か歌が聞こえてくるし。
「あ、リナさん、あそこに、何かいますよ?」
何か丘の上で何かが踊っているようだが??はて??
「なぁ…リナ??なんで、あそこで、サトウキビと小麦とイチゴなんかが踊ってるんだ??」
……へっ??????
「ああ、本当ですねぇ…輪になって踊ってますねぇ…サトウキビと小麦とイチゴ達が♡」
ゼロスまでもがにこにこという。
???どれどれ???
ずごがしゃぁぁぁぁぁ!!!!!!
あたし達・・いや、あたし・ゼル・アメリア・シルフィールは。
それを目にしたとたん、思わずひっくり返ってしまった……
あたし達の視線の先では……
手足が生えたパイナップル…サトウキビ…小麦……イチゴ…メロン……
そして、例の目玉ごとき栗…蜜柑…などなどが……
輪になって……歌を歌いながら…踊っていた……
うう……
あんな材料なんてつくるなぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!

『敵襲!!敵襲!!!『氷の矢フリーズ・アロー!!』
あたし達がとりあえず、そいつらも捕まえようとすると、いきなり全部が呪文を唱えてくる。
……まじで呪文…使えるんでやんの……
ヴァン・レイル!!!』
次々と呪文を繰り出してくるし……
キュポン!!
あたしは、肥料の瓶のふたを開ける。
そのとたん。
ぜか、目の色変えて…なんで材料に目までできてるのよ……(涙)
こちらに向かってくる材料達…その数百数十……
眠りスリービング!!」
ぱたっ。
くぅ……
よっし…と。
どうにか捕獲完了。
……しかし、こいつらを連れ出した材料がまだである。
「……あ、リナさん、見つかりましたよ。材料達のアジト」
ふと、声の方を見ると。
「だぁぁぁぁ!!!竜破斬ドラグスレイブ!!」
「わきゃぁぁぁぁ!!崩霊裂ラティルト!!」
「きゃぁぁぁ!!炎の矢フレア・アロー!!」
ぱっきぃぃぃぃんんんんん……
ちっ。
全て無効化させてるしっ!
「ひ……ひどいですよぉぉ!!!いきなりぃぃ!!リナさん、アメリアさん!!」
ゼロスが抗議してくる。
「うっさい!!いきなり、ゼロスが数十人もいたらたまげるに決まってるでしょ!!」
「そうですよ!!心臓に悪いです!!」
ゼロスは実体化しているのを一つにもどすためか。
他に作っていた実体化している姿を全て自分の横につれていたりしたのだ。
「……リナがやれっていったんだろ~が……」
「ん!?そこ!!何かいった!?ゼル!!!」
ぽそりとゼルがつぶやく。
しかし、まじで心臓に悪いぞ!?
あ……あのニコニコ目のゼロスがたくさん!!!!
あたしがやれっていっといてなんだけど。
何回みてもなれないわ……こりは……
「しかし…シルフィール……まだこれ…苦手なのねぇ……」
シルフィールが放った呪文は・・・・。
ひょろひょろと人参フレアアローと化してまだ頑張って空中を進んでいたりするが。
よくこんなんで、シルフィール…竜破斬ドラグスレイブ…マスターしたよなぁ。

とりあえず、それをぽ~と見てても、仕方ないので、
「……で??ゼロス??分かったの???材料達の本拠地が!?」
あたしが言うと。
「リナさん、何ごとにも情報料というものが……」
何か言ってくるゼロス。
「……あっそう♡」
あたしは先ほどの記憶球メモリーオーブを取り出す。
その瞬間、真っ青になるゼロス。
「わわわわかりました!!『彼ら』がいるのは、この山の中腹にある洞窟です!!はい!!」
「あら、始めから素直に言えばいいのにね♪」
「じゃあ、とりあえず、そこにむかって出発よ!!!」
すでに日は傾きかけている。
い…いそがないとぉぉぉぉぉ!!!!!!

『我々は自由のために立ち上がったのだ!!!人間に食べられるだけの存在じゃない!!』
「どやかましぃぃぃぃぃぃ!!!第一、あんたらは、食べ物でしょ~が!!!」

洞窟の入り口で、見張り番のムースケーキと口論になるあたし達。
さぁて、はやくしないと……時間がなぃぃぃぃい~!!!!!!


                        -続くー

ようやく、全ての材料を束ねていたものがいるという場所へと、たどり着いたあたし達。
だがすでに日は傾きかけている。
入り口で待ち構えていたのは……とってもおいしそうなムースケーキ♪
しかも蜜柑の♪
しかし……味はいいんだろーが……
やっぱこれ見たからには抵抗があるなぁ……
……たべるのは……(涙)

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あとがき:
かお:さあ、リナは無事に今日中に材料を、ジョージに届けることが出来るのか!?
    そして、ルナとレイスはどうなるのか(爆!)
エル:・・・・あんたは♡あたしの続きが先♡
 姫:まあ、このタルト関連(笑)でできた話は私もでるからいいとしても♡
   この話には私・・・出てこないでしょ(はあと)
かお:・・・・・まあ、『歌う民族(サーチェ・ラズリ)』の話のプロローグには・・・。
    ・・・・出て来ますし・・・・・・。
エル:・・・・あんた、まだ題名・・・・決め手ないの??
かお:しくしく・・・・はい・・・・(涙)
    まあ、とりあえずの仮題は『遥かなりし希望』というのを考えてますが・・・・・・(汗)
    本題にあってないようで・・・・・(滝汗)
 姫:確かに♪まったく題名と内容があってないわよね♪
    TRY始めでなぜアメリア達が分かれていたか?という話しなのにね♪
かお:しくしくしく・・・・・・・・・・。
   まあ、おいおいと頑張って考えます・・・・・・・。しくしく・・・・・・。
   神坂先生が小説の題名で悩んでいるというのが、
   すっごくよくわかるぅ・・・・・・(汗)←でも私はど素人(滝汗)

エル:ああ、そういえば、何か今月号(2002年5月号)で言ってたわね。
 姫:そういえば、そうね(はあと)
エル:ま、いいわ。とにかく、あたし達としては、こいつに、とっとと、打ち込みさせないとね♪
 姫:そうそう♪
かお:んきゃ!?
    い・・・いやぁぁ!!その虚無だけはぁぁぁぁ~~~~!!!!!

エル&姫:それじゃあね♪


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