まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちら

こんにちは♪
とりあえず、またまたいくのです♪
ではでは♪
今回は、一体、誰がでてくるでしょう(笑)
ふふふふ♪
哀れな中間管理職に合掌・・(爆!)
それでは♪

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とりあえず、アルス将軍から聞いた神官ディーとかいう女性を求めて、山へとふみいったあたしとガウリイ。
しかし、なぜか、そのふもとの村ではあたしを見て全員が怯える始末。
あたし、いくらなんでも、噂どおりひどくないぃぃぃぃい!!!!!!!
おーかた、あたしのろくでもない噂のせいだろーが・・・
くそ・・・・・。
とりあえず、お茶目にも、村のど真ん中で暴爆呪プラストボムをぶちかまし。
山の中にあるという村を探してはや数日。
いったい、その村って何処にあるのよぉぉ~。
とか思っていたら、ガウリイがあっさりと結界を指摘する。
ううん・・・・。
ガウリイの野生の勘・・・侮れないわネェ・・・・・・・・・。


       悪夢の午後のあいたくないやつ


結界の中に続いている道をすすむこと、はやしばらく。
「なあ、なんで、全然といっていいほど、静かなんだ??」
ガウリイがあたしに聞いてくる。
「何でっていわれても・・・・。でも、小鳥の声はかすかに聞こえてるじゃない。」
「いや・・・そうでなくて。こうなんてゆーか、根本から静かすぎるんだよなぁ……」
・・・・・?????
「どういうことよ?」
「よーわからん。ただ、やけに静か過ぎると思うだけだ。」
ガウリイの勘はなんか侮れないからねぇ・・・・・・・・
ま、用心に越したことはないわね。
「あ、食べれる薬草みっけ♪」
あたしが道端に生えている結構おいしい薬草をみつけ、手を伸ばす。
「リナ!!それ・・やめとけ。腐ってるぞ??」
「・・・・は??薬草が・・腐る?」
いぶかしり、その薬草をよくみるあたし。
外見状は変わりない。
「いいか。ほら。」
すぱっ。
ガウリイが薬草を半分に断ち切る。
・・・相変わらず非常識な腕の持ち主よねぇ。
ガウリイは、ぽいと薬草を上空に放り投げて、それに対して剣を一閃させただけ。
「な?」
「・・・・・何・・・・これ・・・・(汗)」
ガウリイが手にとった、その薬草は。
中の茎が、完全にどす黒く変色し、果ては、完全に空洞となっていたりする。
まるで、中身だけ何かに吸い取られたように。
「・・・・やっぱ、ここ、何かあるわね。」
あのディーとかいう人物はともかくとして。
どうもこの山には何かある。
ここにたどり着くまで、何回も結界に突き当たっているし。
一体、誰が何のために、結界を張っているのか?
あたしはしばらく考え込む。

がさ。
茂みが揺れる。
・・・・何かくる!!!!
烈閃咆エルメキア・フレイム!!!!!!!!」

「わぁぁぁぁ!!!!!!????」
茂みの奥から聞こえてくるとっても聞きたくない声。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
聞かなかったことにしよう。
うん。
今の声はあたしは聞かなかった。
「・・・・なあ、リナ・・今の声・・・・・」
「ガウリイ、空耳、空耳よ♡」
あたしが聞かなかったことにしようとしてるのに。
「・・・・今のって・・・・ゼロスの声じゃあ・・・・」
ぽりぽりと鼻をかいているガウリイ。
「だぁぁ!!!!いうな!!!あいつに関ったらろくなことはない!!!!」

あたしがガウリイに詰め寄ると。

・・・・そのあいたくないやつが、茂みから現れる。
「痛いぃぃ・・・・・。何するんですか・・誰ですか・・・・いきなり・・・・・・うぅ・・・・」
なぜか、ぼろぼろになっているゴキブリの姿。
いつもの服がなぜか、漆黒の黒ではなく薄い黒に変化してるが。
「だぁぁぁぁ!!!!ゼロス!!!!!!」
「よっ!!ゼロスじゃないか!!!」
あたしが頭を抱えているのに、ガウリイはゼロスにノンビリと挨拶してるし・・・・
「だぁぁあ!!!!このくそ神官んんん!!!!!」
こいつに関るとろくなことはない。
見なかったことにするのが一番である。
「・・・って!!!!あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!いや゛たぁぁぁ~!!!!
  僕はまだ滅びたくないですぅ~!!!!!!追いかけてきたぁぁぁぁ~!!!!!!!!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・お゛い゛。」
あたしをみるなり、なぜかうずくまり、本気で怯えているゼロス。
身体がかなり震えて、冷や汗まで流していたりする。
・・・・これは、好機かも♡
神滅斬ラグナブレード!!!!!」
あたしは、かまわず、ゼロスの背後から闇の刃で切りつける。
「って!!だぁぁあ!!!!!って・・・・・てぇぇぇぇぇえ!!!!!!?
  り・・・・リナ・・リナさん!?もしかしてリナさん本人なんですか!!?た・・助かったぁぁぁぁぁ(涙)」
ちっ。
よけたか。
紙一重でよけるゼロス。
なぜか、あたしのこの術をみてほっとしているゼロス。
「なあ、ゼロス?・・・お前・・いつもより弱くなってないか?」
ガウリイがいきなりいう。
「が・・ガウリイさん・・・・よくわかりますね・・・・・。
  さ・・・・さすがに・・・・アレは・・・・・かなりの精神ダメージくらいますからねぇ・・・・・・・」
硬直しつつ、汗ながしているゼロス。
「・・・・ど~いうことよ?それより、何であんたがこんなとこにいるわけ?」
「いやぁ・・・・・。それは・・・」
『秘密ですっ(てか)?』
ゼロスが人差し指を口にもっていくのと同時にあたしとガウリイがいう。
「ガウリイさんとリナさんの意地悪!!!!」
いって、完全にいじけるゼロス。
・・・・こいつ、本当に魔族なんだろーか????
「それより、ゼロス。あたし、この山にあるという村にいきたいんだけど?」
あたしがいうと。
「え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!!!!!!
  僕はしりませんよ!!!ええ、知りません!!!!
  あ・・あんな、精神ダメージをもろにくらう村の存在なんて!!!!」
目を見開いていいつくろうゼロス。
「ってことは、知ってるってことよね♡」
「し・・・・しまった!!!!いえ、知りませんってば、知りません!!!!
  ぼ・・僕たち・・・あれは堪えますぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!!!!!」
「・・・・なあ、リナ、ゼロスのやつ・・・本気で泣いてるぞ??」
完全に涙しているゼロス。
い・・・・一体・・・・その村って・・・・・・・(汗)
ゼロスが本気で泣いてるなんて・・・・。
・・・・・後でからかう材料ゲット♪
「ところで。ゼロス。あたし達、ディーっていう女性を探してるんだけど?」
泣き叫んでいるゼロスを完全に無視して。
あたしがいうと。
「・・・・覇王神官プリーストディーさんなら、精神世界で完全に目を回してますよ・・。
  ふふ・・・・・・。滅びる直前でしたよ・・・ほんとに・・・・・なんで僕が救出に・・・・しくしくしく・・・・・」
「あ・・・・人魂。」
ゼロスは、木の下で、完全に人魂オプションくっつけて、のの字をかいている。
「・・・ちょいまてぃい!!!やっば、覇王関係かぁぁぁあ!!!!?」
あたしが叫ぶと。
「・・・・・どっちかというと・・・・・リナさんがらみなんですが・・・・・・・・・。
  ・・・・・・・・リナさん?シャドウ=リフレクターという言葉。
  ・・・・・・・・・これを聞いて・・・・・分かりません??」
・・・・・びしぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!!!!!!!!!!
あたしは、ゼロスの言葉に硬直した。
とある有名な魔道士に、シャザード=グランディーという人物がいる。
この魔道士は、さまざまな魔法道具を生み出して、今もって利用されている。
その中に、影の鏡。
シャドウ・リフレクターなるものがある。
単なる伝説とされていたのだが。
その伝説の品に、あたしは、以前、ちゃっかりと、以前一緒に旅してた金魚のうんちと関っていたりする。
・・・しかも、確か・・・あれからは・・・・・。
「い・・・・・いやぁぁぁぁ!!!!まてまてまてままてぇぇぇぇ!!!!!
  もしかして、この山の村って・・・・あの村なわけぇぇぇぇぇえ!!!!!?」
あたしの悲鳴ともいえる絶叫がこだまする。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・です。」
答えてるゼロスも半分なぜか姿が薄くなっている。
・・・・いやぁぁぁぁあ!!!!
あれは絶対にいやぁぁぁぁぁ!!!!!
お・・思い出したくないぃぃぃぃい!!!!!!!!
た・・・たしか。
あれから生み出された『彼女達』は・・・・
どこかで、村つくって住んでいるとかは噂できいてたが・・・・・・
「いやぁぁぁぁぁ!!!!!!!・・・・・ガウリイ!!!無視しましょう!!」
あたしはくるりときびすを返す。
「何だよ?リナ?ここまできて、いかないのか?」
「命がいくらあっても足りないわよ!!!」
ガウリイの言葉に瞬時にいうあたし。
「・・・・リナがここまで怯えるのって??」
「それはですね。村人全員が、リナさんともう一人の人間なんですよ。
  どうも、シャドウ・リフレクターで、かなりの人数が生み出されてまして・・・・
  しかも、リナさんと、正確は・・まるっきり逆です(汗)」
ゼロスの冷や汗ながしながらいう台詞に。
「ええ!!!!じゃあ、おもいっきり人道主義で、乙女ちっくで、平和主義者のリナってことか!」
ガウリイが声を荒げる。
「・・・・・ガ~ウ~リィ~!!!!!竜破斬ドラグスレイブぅぅぅう!!!!」
「わぁぁ!!!リナさん!!!!ここで、それはやめてくださいぃぃいい!!!!」
あわてるゼロス。
知るか!!!!
どっがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんんんんんん!!!!!!!!
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・へ?」
呪文省略して放った術なのに、いつもより数十倍の威力のあるドラスレの力・・・・・。
「・・・・・何・・これ・・??」
「あ゛あ゛!!!見つかってしまうぅぅぅ~!!!!」
ゼロスはなぜか頭をかかえてしゃがみこみ。
あたしがあまりの呪文の威力に、おどろいていると。
「きゃあ♡みつけましたわ。獣神官さん♡さ、一緒に平和を祈りましょう♡」
・・・・・・・後ろからやけに聞き覚えのある声が・・・・・
「え!?リナが・・三人!?」
見たくない、見たくない、見たくないぃぃぃぃ!!!!!!!!
ガウリイがあたしの後ろをみていっているが。
ぎぎぎぃ・・・・
『あら、本家のリナ=インバースさん。おひさしぶりです♡』
にっこりと、そこにいたのは、あたしとまったく同じ姿。
同じ声・・・・
い・・・・いやぁぁぁぁぁあ!!!!!!!!!!!!

あたしの目の前に。
あの忌まわしい悪夢の出来事が・・・今。
また再び、現実のものとして現れたのだった。

いやぁぁあ!!!!
思い出したくないから忘れるようにしてたのにぃぃぃぃい!!!!!!!!


・・・・村にはいかないぞおぉぉぉ~!!!!!!!
・・・・そういや。なんで、ゼロス達。
あの何のやくにも立たない彼女達の村・・・・・・・・訪れてたんだろーか?????


                   -悪夢の午後のあいたくないやつ・終了ー


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あとがき:
かお:はい。リナが会いたくなかったのは。
    ゼロス君と、何といっても、シャドウリナ達(まて!!!!)
    ガウリイは野生の感で、シャドウたちの正体に人目で気づいてます(笑)
    さて次回は、リナが無理やりに、シャドウリナと、シャドウナーガばっかりしか存在しない。    あの村へと連れて行かれます(爆!)
    スレイヤーズ・スペシャルのトミィ大塚先生のバージョンの方です。はい(笑)
    ではでは、また次回で♡次回。
    悪夢の午後の魔王達・です(まてぃ!!!)ではでは♪

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