まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちらへ
こんにちわ♪
本日、ドラゴンマガジンジュニアゲット♪
・・・リナ・・・・あーた、本当に人間か!?
ついに、・・・千年前の降魔戦争真っ只中にいったか・・・・・(汗)
ドラグスレイブが発動しないのがなによりの証拠・・・(汗)
ってことは、まさかリナが水竜王の騎士になるんじゃないだろうなぁ・・・・。
世界が終わるぅ・・・・(こらこら・笑)
レイ=マグナスとも出会いがあるのかな?(笑)
因縁ですねぇ・・・・(笑)
この話、神坂一先生の書き下ろしオリジナルストーリーらしいし♡
続きが気になるのです♡
ちなみに、読んでない人は、即購入しましょう♪
・・・・しかし、これ読んで、またこの水竜王の騎士の話のバロを考え付いた私って・・・(汗)
そのうち、打ち込んでみよっと♪
ではでは、やらないといっておきながらの、またまた悪夢の午後シリーズです♪
では♪
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「・・・え??あの覇王によく面会に来てた人がいる??」
マイアスの粗末な家で、今回の事件の処理にあたっていたあたし達に、アルス将軍がぽつりといった。
「ああ。期間的には、王・・いや、覇王がシェーラを雇ったのとほぼ同時だ。」
ふむ・・・・・
「・・・それで??その良く面会に来ていた人の名前って?」
「どこかの国の神官で、名前はディーというらしい。」
・・・・・おいこら。
「なぜか、シェーラとも顔見知りのようだったから・・・気になってな。」
なんかあたしの脳裏に、一瞬覇王の安直ネーミングがよぎったのは・・・・気のせいだといいなぁ・・・・
いや、本当に。
「今回の事件が事件だったからな。とりあえず、耳に入れていたほいがいいと思ってな。」
いろいろと事後処理を終えて、あたし達が町を出発するときに、
アルス将軍はそういって、すこし元気のない表情でわらっていた。
ルークとミリーナは、すでに昨日出発している。
ミルガズィアさんとメフィは、一昨日別れたままである。
ミルガズィアさんからもらった、オリハルコンの一部の換金に。
あたし達が、またガイリア・シティに戻っていたとき、ばったりと、アルス将軍にでくわしたのだ。
なんでも、今回の事件がきっかけで、また将軍に仮復帰したとか。
まあ、これからが、この国はいろいろと大変であろう。
以前、見聞きしたレイナード王国の二百五十年前の事件。
ベルナレス=クナップハウザー。
彼は、自らの命をかけて、あの王国を守るために、国王に扮していた魔族を撃退した。
今回は、あたし達が、国王に化けていた覇王を撃退したのだが。
あのときと、比べると、本当に、覇王はただ、食事をしていただけなのか?
そういう疑問はあたしの中にずっと残っていたりする。
それに、覇王将軍シェーラが滅びる間際にみせた、あの微笑み。
どうも、心に引っかかっているのだ。
そして、ばったりとであったアルス将軍から。
こんな噂があるというのをあたしとガウリイは聞いた。
「なんでもな。あのディーという少女を。とある山で見たものがいるらしい。
なんでも、その山にある村に用事があるとかいって、山に入っていったそうだ。」
気になりはすれども、自分では動けない。
はがゆさをこめて、アルス将軍は薄くわらった。
-悪夢の午後の野生の勘?-
「ええ!!あんたら!!命が惜しければあの山に入るのだけはやめておけ!!!」
なぜか、黒こげになっている村人があたし達に忠告してくる。
別に些細なことである。
あたしとガウリイが、噂を頼りに。
その『ディー』とかいう女性の足取りを追っていると。
とある山間のふもとにある村にたどり着いた。
『うわぁぁぁぁ~~!!!!』
『いやぁぁぁぁ~!!!!!』
『なんまいだ、なんまいだぁ~!!!!!』
村に入るなり、村人の出迎えがそれである。
しかも、あたしを見るなりである。
・・・ぷちっ!!!!!
「
あたしを一目みるなり。
なぜか、話を聞こうにも、全員がいたって、この村の人々は万事がこの調子。
「リナ・・お前、また何かやったんじゃないのか?」
ガウリイがあたしにいってくるが。
「知らないわよ。んなこと!!!第一、あたし。この村には来たことないわよ!!」
とりあえず、このままでは、話を聞くことも出来なので、
お茶目にも、あたしは、村のど真ん中で、
「なぁんですってぇぇ~!!!」
「うわぁぁ!!リナ!!落ち着け!!」
あたしをがんじがらめにして、ガウリイがあたしの呪文の詠唱を邪魔してくる。
「離せぇー!!いっぱつ、ドラスレお見舞いしてやるぅ~!!」
はるばる探してここまできて、ようやく聞き出した山にある村の情報がこれである。
「・・・どうやら、本当にあんたは・・あの村の人間じゃないんだな!!!」
びくびくしている村人数名。
「・・・・だから何よ?あたしの出身はゼフィーリアよ!!」
あたしの言葉に、胸をなでおろす人々。
「・・・・ま、まあ、あんたもそこまでそっくりだと他人事じゃあ、ないだろうから・・・・
教えるだけ、教えるが・・しらんぞ??本当に、気が狂っても!!!」
・・・・・???
なんでも、その村に迷い込んだ人間は、こぞって、気が触れていたりするらしい。
平和がどうのとかなんとかいいながら・・・・・
同じ顔がどうのだと視点が定まらぬまま・・・・・
「ま、ここまで来たんだから、いくに決まってるでしょ!!!!」
「なあ、リナ。オレまた厄介ごとのような気がするんだが・・・・。」
ガウリイが何かいってくる。
「そこ!!何かいった!?」
「いえ・・何でもないです。」
「よろしい。じゃ、山に向かって出発よ!!!」
そんなこんなで、あたし達は、村があるという山に入っていったのだった。
「おっかしいわねぇ・・・・・・」
道に迷うこと、はや数日。
何度いっても、それらしきものはなく。
なんか同じところをくるくると回っているような気がするのだが。
岩魚など、渓流からゲットして、食事には今の所困ってはいない。
だが、いくらなんでも、村というのだから、すんなりと見つかると思うのだが・・・・
「なんで、全然見つからないのよ・・・・」
あたしが愚痴をこぼしていると。
「それより、リナ、この山・・何か変じゃないか??」
ガウリイがいつになく真剣な表情でいってくる。
「何がよ??」
「いやぁ・・・・。気のせいだとは思うんだが。入り口付近は、動物の気配がするんだが。
奥に進むにつれて、それがなくなっているんだが・・・・」
ガウリイがぽりぽりと頭をかきつついう。
・・・・・・へ??
「そう??・・・・とりあえず、また奥の方にいって探してみましょう。」
獣道やしっかりとした道はついているのに。
目的地には、全然たどり着かない。
とりあえず、道が途切れている森の奥まで、あたしとガウリイは進んでゆく。
「・・・・・本当だ。」
「・・・・な。」
ガウリイに言われるまで、気がつかなかったが。
確かに、道が途切れているちょっと前から、確かに、動物の気配が完全になくなっている。
「・・・・そういえば、この山に入るときって・・・・軽い結界があったっけ?」
この山に入ろうとしたとき、なぜか、この山全体に結界がかかっていたのだ。
当然、その結界は、あたしのラグナブレードでぶち斬って、あたし達は山に入っているのだが。
通常の魔法では、なぜか、あの結界は解けなかったのである。
「しっかし・・・・・・やっぱり、ここまでよねぇ・・・道は・・・・」
あたしが途切れている道をみながらつぶやくと。
「なあなあ、リナ?言ってもいいか??」
ガウリイが申し訳なさそうにいってくる。
「いやぁ・・・・。リナがわざとぼけてるのかとも思ったんだが・・・・・・この道、まだ先があるぞ??」
「・・・・・・はい?」
あたしの目には、ただの行き止まりなんですけど・・・・??
それに、無理に入っていっても、たどり着いたのは、崖の下。
到底、道が続いているとは思えないのだが・・・・・
道がないのに、無理やり、木々を掻き分けて、この先には一回いっているのだ。
「・・何いってるのよ??ガウリイだって、見たでしょ??この先にあるのは、ただのがけ下よ?」
あたしがいうと。
「いや・・・そうでなくて・・・・。なんか、うすい膜のようなのがこの前にあるんだが・・・・」
そういって、ガウリイが手を伸ばす。
そこは、大きな木が生い茂っている場所。
「何よ??そこは、ただの樹・・・・・え!?」
あたしが手を伸ばすと。
確かに。
間違えようのない感覚が。
ばちっ!!
一瞬電撃がはしる。
その場所を触ったとたんに。
「――結界!!!!!?」
つまり、そういうことなのだ。
道が途切れているのでなく、結界とどうやっているのかは知らないが。
空間が捻じ曲げられて、この結界の中には入ってはいけないようになっているのだ。
たしか、この山にはいって・・・・十個目の結界だな・・・・・
「ガ~ウ~リ~イ~!!!!!そういう重要なことは、もっと早くいえええぇぇぇ~!!!!!!
おかげで、三日も無駄になったじゃないのよぉぉ~!!!!!!」
すっぱぁぁぁぁんんん!!!!!!
あたしは、ディルスで購入しておいた、オリハルコン製のハリセンでガウリイをはたく。
うん♪
いい音♡
頭からなぜか赤いものを流して倒れるガウリイ。
「まったく・・・・。この場所みつけたのは、三日前なのに・・・・」
この場所にたどり着いていたのは、三日前。
行き止まりなので別の場所を探していたのだ。
ぶつぶつ、あたしは文句をいいながら。
「
きぃぃぃぃんんんん!!
・・・・え!?
結界に魔法が吸収された!?
なんか、今までの結界と一味違う!?
大概は
「ええい!!面倒!!
ばりばりばりぃぃい!!!!
闇の刃が踊り狂う。
ぱっしぃぃぃんんんん!!!!!!
闇の刃で切り裂いた後には、まだまだおく深くに続く道。
・・・・・本当に道がつづいてるんでやんの・・・
「・・・本当にあるわね。・・・道が。」
「だから、いっただろ?」
ガウリイが鼻の頭をかきながらいう。
「・・・・なんでガウリイ。あんたは、結界の中まで見えるのよ?」
「さぁ?誰でも見えるんじゃないのか?」
・・・・・・恐るべし。
ガウリイの野生の勘(汗)
結界もものともしないとは・・・・・・
「ま・・まあ、誰にも出来るわけがないけど・・・・。とりあえず、先に進みましょう。」
いって、あたしはその道に足を踏み入れた。
・・・あれ??
なぁんか、むちゃくちゃに違和感が・・・???
「なあ、リナ、ここから、本当に静かすぎないか??」
聞こえるべき小鳥の声すらも聞こえない。
こういう森は、以前、レイナード王国で経験してるが。
あそことも違い、なんというか・・・・野良デーモンの気配すらない。
本当に、ほとんどの気配がまったくといってないほどないのである。
それに、体にねっとりとまとわりつくような、違和感。
「この感覚って・・・シャブなんとかと戦ったときの感覚ににてるなぁ~。」
「だ・・だぁぁぁ~んなことをすらっというなぁぁぁぁ~~!!!!!」
辺りに立つ込めているのは、瘴気。
それも、すこぶる強力な。
だが、その瘴気に、全然、死の匂いがしてないのはなぜか??
確かに。
ガウリイのいうとおり、以前、対峙した、魔王シャブラニグドゥのときに出会った感覚に等しい。
「ガウリイ・・・・あんたって、本当に人間離れ・・してるわよねぇ・・・・・」
「いやあ。普通だろ?」
あたしのあきれ半分にも似たその言葉に。
ガウリイは、しれっとそういう。
・・・普通じゃないって。
結界をすんなり発見できたり、気配を瞬時に感じ取ったり・・・・・・
ある程度の力のある魔道士や剣士でも、なかなか出来るものじゃゅないぞ!?
・・・まあ、あたしの姉ちゃんならすんなりそんなこと、当たり前だというのは、分かるけど・・・・
・・・・今度、ガウリイを魔法の実験に使ってみよっと♪
いい、魔法が完成するかも♡
あたしは、心にそう誓って。
とりあえず、まだまだ先に続く、道に足を踏み入れて行くのだった。
・・・・ガウリイ。
しっかし、こいつの野生の勘は・・・・侮れないわよねぇ・・・・・・・・・・・
いや、本当(汗)
-悪夢の午後の野生の勘?終了-
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あとがき:
かお:けっして、長編が行き詰っているのではありません。
あれは、昔にすでに考えてて、完結している話なので!!
ただ、他の話しを打ち込みたい病が発生しているのです!!!!
ま、今、干渉の方は、ぼつぼつと打ち込んでますので・・・・。
まあ、そのうちに・・・・・(汗)
見果てぬ夢の方は・・・・今、ようやくフィブリゾの番外編が4話まで打ち込み・・・・(汗)
こっちは、まとめて投稿する予定です♪
あ・・・でも、なんか、水竜王の騎士のパロの話・・打ち込みはじめたりして・・・(だからまて!!!!)
ではでは、この悪夢の午後シリーズ。次回は、『悪夢の午後のあいたくないやつ』。です(笑)
多分、この村の存在・・・・・。
トミィ大塚先生のスレイヤーズスペシャル・・読んでいると、すんなり今後の展開がわかります!!(爆!)
それでは、また♪
エル:あ゛あ゛あ゛!!!!
このあたしを無視してあとがきがおわってるぅぅぅぅぅ!!!!!!!!!
んっふっふっふ♡ゆるすまじ!!!!!!!
きょどげぎゃぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!
遠くの方で、何やら悲鳴が巻き起こる・・・・・・・・。
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