大まかなあらすじ。
身に着けたものに問答無用で魔力を増幅させる、というそんな効果をもつ、魔法道具(マジックアイテム)
その指輪を死の山、と呼ばれる場所にと投棄しに行っているリナとそしてその連れ。
そして、そんな二人の旅のさなか、襲いかかってくる刺客たち。
そして、そんな刺客のうちの一つ、秘密結社モンドール。
そこの支配者だという白のクリストファー。
その攻撃を受ける前にリナが先制攻撃を仕掛けるものの。
だが、そのクリストファー自身が実は合成獣(キメラ)と化して。
自らは召喚獣のように振舞っていたこともあり、リナは哀れ、敵の手の中に…
そして、そのまま仲間の手によって、がけ下にと落ちてゆく…
(うん、大まか嘘はいっていないわよねv)
ミッションズ・オブ・リング ~結末と新たな動乱の予感?~
「何をかんがえとるんじゃぁぁぁぁぁ!」
ごけっ!
思わずその光景をみて、コケるものの、しごく当然のごとくに敵にあっさりと【指輪】を渡しているマッケラン。
そんな彼に当然のことながら抗議の声を上げているリナ。
さもあらん。
何しろ、あっさりと攻撃を仕掛けることもなく。
敵にとそれを旅の連れが渡しているのだからして。
「そうはいうが、ピンクのリナよ?あきらめがかんじんじゃぞ?」
いけしゃあしゃあとそんなことをいいつつひげを触っているマッケラン。
「あきらめるなぁぁぁあ!んな物騒な代物を人に渡すなぁぁ!」
当然といえば当然なそんなリナの抗議に。
胸ぐらをつかまれつつも。
「いや、ピンクのリナよ、あれはもう人間ではなくなってるから。」
「そういう問題かぁぁぁぁ!」
ガクガクガク。
指輪をあっさりと敵に手渡したマッケランの襟首をつかみ。
がくがくと前後に揺さぶっているリナ。
…まあ、敵にあっさりと何にしても品物を渡す、というのはリナのポリシーに反すること。
「ふははは!素直で結構!」
そんなリナとマッケランを横目に。
マッケランから手渡された指輪をその手にもち。
早速指にとはめようとしているクリストファー。
だがしかし。
「うおっ!?」
次の瞬間、クリストファーの口から驚愕の声が漏れてゆく。
そして。
「しまったぁぁぁぁ!サイズがあわん!!!」
チュドォォォン!!!!
そんなクリストファーの言葉にまともに自爆しているリナとマッケラン。
そのまま思いっきりこけていたりするのは…まあ仕方ないといえよう……
…ママたち、何やってるんだろ?本気で…
そんな光景をさらに冷静に視ているレナがいたりするのは。
当然リナは知るはずもなく。
「あ、あほかぁぁぁぁぁ!いっぺん死んでこぉぉぉぃ!竜滅斬(ドラグ・スレイブ)~!!!!!!」
チュドゴォォォン!!!!!
あまりといえばあまりのお約束というか情けない展開に、思わず攻撃魔法を唱えているリナ。
「うぎゃぁぁぁぁ~!?」
ものの見事にその攻撃の直撃をうけて、そのまま塵と化していっているクリストファー。
キラン。
キラキラキラ…
やがて上空から落ちてくる小さなリングをその手につかみ。
「まったく…つーか、何なのよ、あれは…」
思わずリナが丁寧に指輪をしまいつつそんなことをつぶやくが。
そんなリナのつぶやきとほぼ同時。
ゴゴゴゴ…
足元から、何だか聞きたくないようなそんな地鳴りがリナたちの耳にと届いてくる。
「おお、大変じゃ、ピンクのリナよ。今のおぬしのドラグスレイブで。どうやらマグマが活性化したようじゃの。
急がないと噴火に巻き込まれるかもしれんぞよ?」
のんびりとそんなことを地面をみつついっているマッケランであるが。
「…って!のんびりといってる場合じゃないでしょうがぁぁあ!逃げるわよ!マッケランさん!」
いいつつ。
そのまま、がしりとマッケランのマントをつかみ。
そして。
「翔封界(レィ・ウィング)!」
そのまま高速飛行の術で、その場から飛び上がってゆくリナの姿が。
「こ、これ!年よりはもっといたわらんかぃ!」
そんなマッケランの抗議の声を聞きながら。
リナは上空高くにその場を後にしてゆく。
リナとマッケランがその場から逃れたその直後。
ドゴガァン!!!!!
盛大に。
その崖の亀裂のすべてを包み込み。
それがその道筋でもすらあるように、台地からマグマが吹き上げ、そして。
そのまま、俗にいう噴火活動が開始されてゆく。
目に入るは凄烈なる赤。
それは、自分のまるで瞳のようで、それでいて。
どこかでみたことのあるような…そんな、紅。
「…つーか、この中にこれ放り込んだらおしまい、ってことになんないかなぁ?」
わざわざ死の山にまでいかなくても。
こうしてここで噴火起こってるわけだし?
そんなことを思いつつまじまじと指輪を見つめているリナではあるが。
そんなリナの言葉に。
「じゃがのぉ。ピンクのリナよ。もしだめな場合はこのマグマの中から。指輪を取り出さないといけなくなるんじゃないのかの?」
息をどうにか整えつつ。
ぜいぜいといまだに息もあらくそんなことをいっているマッケラン。
リナにいきなり術で高く飛び上がらされ。
どうやら少しばかり息が上がっているようなのであるが。
そんな彼の様子にはまったく気にも留めることもなく。
「いいのよ。そうなったら、生ごみ神官に取りに行かせるから。」
きっぱりと言い切っているリナ。
「ふむ。なるほどじゃな。」
そんなリナの言葉にある意味同意しているマッケラン。
まあ、あの神官ならば、問題はないじゃろうてな。
などとそんなことを思っていたりするのだが。
さすが何事にもあまり動じない、というかそのあたりの柔軟性は、ゼフィーリア出身者のだけのことはある。
「で、どうする?」
「ふむ、どうするかのぉ?わざわざあそこまで出向くのは年寄りにはきつわい…」
ごうごうと吹き上げているマグマをみつつ。
朗らかにそんな会話をしているリナとマッケランの姿が。
しばし、マグマが噴出す絶壁の上でしばし見受けられてゆく。
「うーん、これくらい?ルナおねーちゃん?」
いいつつ、なぜか砂漠に転がる人間の山々をみつつ。
息一つ乱さずにそんなことを聞いている栗色の髪のまだ一歳程度の女の子。
「それはそのままでいいわよ。レナちゃん、お疲れさま。」
いいつつも、砂漠にてなぜかシートを敷きつつお茶の用意をしている黒髪の女性。
でも、レイナさすがにリナとガウリイの子供よね。
これくらいでもぜんぜん息乱してないし。
さっすが、この私の姪よねv
というかリナの愛娘よねv
などとそんなよいしょ、よいしょとずるずると大の大人をひっぱっては。
山となるように積み上げていっている妹の娘でもあるレイナをみつつ。
そんなことを思っているこの女性。
少女-レイナの叔母にあたり、そしてその母のリナの姉にあたる、ルナ。
ルナ=インバース。
その別名を【赤の竜神の騎士(スィーフィード・ナイト)】ともいうが。
「とりあえず、レナちゃん、ばっちいから、そんな肉塊、触った後にはしっかりと。手を消毒しないとだめよ~?」
にこやかにそんなことをいいつつもこぽこぽとその持ってきた紅茶カップに。
レイナの好物のハーブティーを入れているルナ。
「はーい!」
そんなルナの言葉に素直に返事をしているレナ。
あの母にしてこの姉あり、といったところであるのかもしれないが。
だがしかし。
「あ、レナちゃん、私ちょっとおやつとってくるから、一人で少しまっててくれる?」
ふと、お茶の友であるお菓子をもってきていないのに気づき。
すっと立ち上がりいまだにずるずると男たちをひこずっているレナにと話しかけているルナ。
いまだにずるずると倒した男性を引っ張っているそんなレナをほほえましくみつつも。
「じゃ、ちょっとまっててね。」
それだけ言い放ち、何やら小さくつぶやいたかと思うとそのせつな。
そんなルナの姿が一瞬揺らぎ、次の瞬間にはその場から掻き消える。
何のことはない、ルナがつぶやいた言葉は移動の言葉。
といっても、別にルナはカオスワーズなどを唱えなくてもできるのだが。
それをやると何でもほかの神族にその気配を悟られて、面倒くさい、というのが一番の理由らしいのだが。
そのことは、『レイナ』は自分の中にあるもうひとつの知識によって知っている。
そんな消えてゆくルナをしばし見つめつつ。
「はぁぃ。ルナおねいちゃん、いってらっしゃぁぁぃ!」
ぶんぶんと片手で人の足をもち、もう片方の手をぶんぶんと振り回してそんなルナにと挨拶しているレナ。
やがて、完全にルナの姿が掻き消えたのを確認し。
「…で?」
ふと、自分自身の中にと問いかける。
先ほどから感じていた違和感。
確かに、力がいつにもなく満ちている。
『あら、気づいちゃった?』
レナの口から発せられるまったく別の女性の声。
-びくり。
その声に周りの空気そのものが一瞬にして凍りつく。
……どういう意味よ?
そんな周りの自然界に対して思わずそんなことをつぶやいているその『声』の持ち主。
「きづくもなにも…あ、リナおかーちゃまとガウリイおとーちゃまになにかかんけいがあるの?」
さすがはまだ一歳児。
とはいえその話し方は普通ではないような気がするのはおそらく気のせいではないであろう。
そんなレナの言葉に。
『あったりぃvさすがはレイナv話が早いわねvあのね♡』
一人の口から発せられる二つの声。
そんな不自然極まりない光景が、砂漠の一角にて見受けられてゆく。
「よし、これでオッケー。さってと、リナたちの方はきちんとやってるかしら?」
どうやらガウリイの方はいつものように早く片付きそうだし。
そんなことを思いつつ。
母親が手作りをしていたクッキーをバスケットに詰め込みつつ。
歌を歌いながらそんなことを言っているルナ。
ここは、ゼフィーリアのインバース家。
一瞬にしてここまで移動しているルナの実力はさすが、というよりほかにはない。
まさか、レイナが自分にとってかなり畏怖する存在と話しているなどとは露しらず。
そのまま、ルナは鼻歌まじりにパスケットにクッキーを詰め込んで、
全部つめ終わってからそのまま再び砂漠にいるレイナの元にと戻ってゆくルナの姿が、そこには見受けられているのであった。
「で?本気でどうする?マッケランさん?」
このまま、とっととあいつが来る前にこれ、片付けたいのも山々なのよねぇ。
そんなことを思いつつ、しばし目の前に吹き出るマグマをみつつ。
そんな会話を和やかにしているリナとマッケラン。
リナは知らない。
これよりすぐにガウリイがやってくる…ということを-…
そしてまた……
「あ!それ、たのしそー!リナおかーちゃまとガウリイおとーちゃま、よろこぶかな!」
とある提案に目をきらきらとさせているレナ。
『絶対ね♡』
【彼女】にとって。
レイナを動かすことなどは…たやすいこと……
-続くー
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まえがき:
何か、うちのこのサイト。メインは何かな?とメッセとかあと掲示板とか、メールとかで指摘されるのは。
なぜか一番に皆様が上げられるのがなぜか『漫遊記』・・・・・・
誰でも考えると思うんですけどねぇ・・・・エル様=リナ・・・・
みゅぅぅ・・・・・
まあ、リナの子供がエル様。というのも誰でも考えますけどね。
人様の小説よんで、私の文章はまだまだだなー。
と切実に思っている今日この頃・・・
さて、まあ、当たり前のことをぼやいてないでっと。
明日には入ってるかなぁ。スレイヤーズスペシャル22巻v(2004年2月20日発売)
・・・・仕事帰りによってみよっと。うん。
発売日にはここにははいってこないのです・・・・くすん・・・
でも、予約してるから間違いなく手にははいるが・・・
たまぁぁに本屋がそれを忘れてくれているときがあり・・・・(うわぁぁん・・・
あとがきが楽しみだv
って、Gハンターフォルクスの後半…私どこに片付けたんだぁぁぁ!?
・・・・発売日にあわせてあれの漫遊記打ち込みしてやろーと思ってた計画が(おい!
まあ、何はともあれ(意味のない前書きですが)いくのですv
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あとがきもどき:
薫:・・・・・・・・え、エル様?
何かレイナちゃんをいいように操ってません?
エル:さあ、何のことかしらvふふふふふv
薫:・・・・・・・・・・・・・
エル:そ・れ・よ・り♡
最近このあたしがほとんどの小説で活躍してないような気がするのは。
気のせいかしらぁ?んっ?
薫:・・・・・あ、あのぉ?
その横にある巨大な水槽の中にいるサイズがちょっとした中型犬くらいの。
その…タニシのような物体は…ましゃか・・・(汗
エル:そvさってと、どこかの世界の【作者】と部下Sの頂点にたったあれv
薫:って、どーしてあちらの世界のあれがここにぃぃぃい!?
って、まさかそれを私に!?(絶叫!
エル:正解vさっ、タニシちゃんたち、おなかすいたでしょvご飯よv
薫:いやぁぁあ!どーして【スレイヤーズスペシャル22巻】のあとがきにでてきたタニシがぁぁぁぁぁ!?
-ザリザリザリザリ……
エル:さってと。このタニシは薫よりも強いっと。
あとは部下Dとかでもデータをとってみますかねv
何はともあれ、なぜか痕跡すらも残さずに、衣服だけをそこに残してどこかにいった薫は無視して。
それでは、皆様、ごきげんようvそれではねv
銀河系内部太陽系所属地球上日本国時間2004年2月23日某日
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