まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちらへ。
こんにちわ。続きざまにいくのです。
というかここからが仮の本編です。
というか、出発する前の日常的なガウリナ親子の光景ですv
ではではv
2005年11月9日某日
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○パラレル・トラベラーズ○ ~きっかけ~
「おね~ちゃん。ここのよんだ~」
「すごいすごい。さすがあたしの妹」
一歳しか歳の離れていない妹。
ここゼフィーリアにとやってきたのは、妹が一歳になるかならないか…というときのこと。
それまでは、結局のところセイルーンでしばらくあたしたち家族は足止めくらってたんだけど。
しかし…気になるのは妹のこと。
……まだ、あれは残っていたはず…なのよねぇ…
でも、家族ってやっぱりいいな。
とおもってしまうのは、人間であるがゆえか。
「あら~。もうマナちゃんはここの本もよんだの?エイルちゃんも。さすがリナちゃんの子供」
「というか、女王様?こんなところにきてもいーの?」
ふと声がしてみてみれば、いつのまにやらこの資料室の主でもある、この城の主、『永遠の女王』の姿が。
「ああ。いいの。いいの。気にしないで」
いや、普通気にすると思うんだけど…
「エイルちゃんはまだ三歳。マナちゃんはまだ二歳なのにすごいわねぇ。
ここってある意味、異界黙示録並みの資料があるのに」
それはそうだろうけど……
何しろ一般には知られていないけど、何しろこの王国。
というかこの国の王家というか女王自体が水竜王…といっても過言でないのだから。
かつての戦いのときに、その意思と力を人間の中にと避難させ。
結果、人として存在しているこの女王。
それゆえに、竜王の力が満ちているがゆえか、
この地の人々は他の土地よりも屈強の存在が育ちやすい。
あのリナ母さんがここではあまり違和感なく溶け込める…というのもこの土地ならでは…
…かもしれない。
「ねえ?まだないの?」
「そうねぇ~……。それじゃあ……」
前から知っていることと、自分で見聞きして覚えること。
どちらかといえば後者のほうが何かと楽しい。
「少し異空間においてあるけど。あそこの書物でもいってみる?」
「「うんっ!!」」
あたし…エイル=ガブリエフとマイナ=ガブリエフの声がものの見事に一致する。
今日もどったら早速母さんたちに成果をみせてみよっとvv
「でねでねっ!」
「わかったから。わかったから、きちんと食べるときには食べるっ!!」
いつものように、父さんについていって城で書物をあさり。
父さんと一緒にもどってくる。
これがさいきんのあたしたちの日課。
知識は多いにこしたことがない。
という母さんの意見。
それは確かに誰でもいえること。
母さんも仕事がないときには一緒に調べ物にきているし。
何かここ数年で元結界外とかとの交流うんぬんで、リナ母さんにもいろいろと。
何やら用事がまわってきているようだけど。
まあ、それはそれとして。
「で?今日は何をみせてくれるんだ?エルは?」
「んっとねー!!」
「あのね!あのねっ!とーたまっ!」
「こらっ!マナっ!いいつつもピーマンよけないのっ!ガウリイ!あんたもっ!!」
いつもの光景。
マナって父さんと同じく…ピーマンが苦手なのよね……
城からもどって夕食タイム。
ゼフィール・シティの少し郊外にとある小さな一軒や。
それがあたし達家族の住んでいる家。
ここにすんでいるのは、あたしと妹。
そして両親。
この四人。
未だに三人目は…万年新婚夫婦な両親からは誕生していない。
…そろそろできるだろうけど……この二人みてたら…ねぇ~…
「あとで外でやってみせるよ」
「あのねっ!マナもね!エルね~さまとやるのっ!」
「はいはい。わかったから…エルもっ!どさくさまぎれにピーマンよけずに食べなさいっ!!」
うっ!
…何か嫌なのよね…これ…
……何でだろ?
これが遺伝…ってものなのかなぁ???
わきあいあいとしたいつもの会話をしつつ、夕飯を食べつつも。
食事がおわり。
今日の勉強成果を母さんたちに見せる。
これもいつもの日常。
今日はマナがやる!っていって聞かないけど……
……どうもアレをやるつもりみたいだし……
………一応、あたしがサポート…しないと危険…かな?
う~ん……
ま、なるようになる…かな?
リナ母さんの口癖だしvv
ー続く・・・
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あとがきもどき:
・・・・ああっ!一人称がぁぁ!?
L:って。これって完全に一応本編沿いなのよねぇ。裏設定とかまでv
薫:あ゛あ゛あ゛!エル様!?今はそれはっ!!?
L:とりあえず・・・あたしの活躍を期待してるわよっv
薫:・・・いやあの・・・
L:い・や・な・の?
薫:いやあのっ!エル様視点だとネタバレが!!
――ざしゅっ!!
L:はい。なぜか塵になったかおはおいといて。それではまた次回でv
ではではvv
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