こんにちわ♪ようやく物語も佳境です♪では、いくのです♪ふっかつ!エル様一人称!!!(こらまて!)
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百億兆年前―。
「うう・・・・。」
リナスがなぜか涙を浮かべて机に向かっている。
「・・・母様?大丈夫ですか?」
そんな母親の様子を心配して。
サディナが話しかけているけども。
「そう思うんだったら、あいつどうにかしてぇぇ!!」
瞳に涙を浮かべて真っ赤になって泣いているし。
「・・・母様ぁ。そんな表情してると・・・。」
あきれたようにいうのは、長男でもあるレーヴェル。
ぱた。
そんなリナスの様子に。
隣で並んで書類を整理していたカウリスが立ち上がる。
「リナス♡」
ひょいvv
「・・へ??」
いきなり名前を呼ばれて。
あっという間に横抱きにされてしまう。
「いやあ、そんなかわいい表情されるとなぁ♡」
「ちょ・・おろしなさい!あんたのせいでたまってる書類の整理が!!」
「やだvv」
「ちょ!?何処に連れて行くのよ!」
「いいとこ♡決まってるだろ?」
ふい。
そのまま、二人の姿はその場から掻き消えてゆく。
移動先は。
二人の寝室(笑)
―ドサ。
「ちょ!?」
「いいから、いいから♡」
「・・・ま・・まさか・・いやぁぁぁあ!あれだけ・・・んっ//」
リナス。
服を脱がされ始めてようやく気づいているし。
ま、頑張りなさいな♡
「はぁ・・。父様はあいかわらずだし・・。」
ため息つくサラディナ。
「まあ、でも、母様の鈍さにも、困り者だよね・・。」
「確かに・・。」
いなくなった、両親に代わり。
てきばきと仕事を代理にこなしている子供達の姿。
いつものことなので、完全に全員なれている。
「母様も、父様の前で、あんな表情・・したらどうなるか。いい加減に理解すればいいのに・・。」
一人のつぶやきに。
「無理だって。だって母様だし。」
『確かに。』
そういって。全員が同時にうなづいている。
「それはそうと、また、あれが復活しかけてるけど?」
サラディナが指摘する。
「あれが?こりないねぇ。」
あきれるレーヴェル。
「でも、よくまあ、核、何回父様が滅ぼしても、母様が滅ぼしても。なくならないわよねぇ。あれも。」
半ば感心しているシルフィ。
リナスとカウリスの子供の一人。
「メシアは昔からいたけど。父様と母様が婚約して・・
・・・というか知り合って、オーボスもでてきた。ってエル様がいってたけど?」
朱金色の髪の色が印象的な、ガーネット。
メシアとオーボス、手を組んでいるからねぇ♡
「今回は、宇宙・・。せめて、百億兆以上の消滅にならないように祈ってよっと・・・」
「どうだろうね。何しろ、あのオーボス、ユニット様の話では。力の源。父様にも原因あるらしいしね・・。」
はぅ。
ため息一つ。
カウリスがリナスを見初めてから。
その思いの強さはすばらしく大きかったもので。
その思いの強さで誕生したようなものだしねvv
あのオーボスは♡
それと、リナスの心を独り占めにしたカウリスへのねたみ♡
そんなのが集まってできたのがあのオーボスだし♡
昔から、というか。
物心ついたときから、何回もこういうことは経験している彼ら。
リナスとカウリスの子供達。
今回は、どうか、穏便に済みますように・・・。
と、なぜか本気であたしとユニットに祈ってるし♡
さあ、今回はどんなにカウリス、暴走してくれるかしらねvv
そんな些細な出来事が。
最近の百億兆年ほどまえのこと♡
このとき、リナスとカウリス、あの中宇宙で監視者やってた最中だったけどねvv
リナ達の干渉 第31話
ぐったりと、うつぶせになっているリナに、そっと布団を上からかけるカウリス。
「まったく、すぐに気絶するんだもんなぁ・・。」
いいつつ、気絶し、そのまま眠っているリナスの髪をなでてゆく。
「ん・・カウリス・・・も・・やぁん///」
寝言で何かいっているが。
その色艶やかな声に。
うずうず。
「もーいっかい♡」
がばっ。
さすがに耐えられずに。
そのまま、リナスに覆いかぶさるカウリス。
「ん・・あ・・ひぁ・・ひぁぁぁぁ////」
そのまま、その感覚にいやおうなく目覚め。
再びカウリスの手の中で、快楽におぼれていくしかないリナス。
そのまま、ベットの上で絡み合う二人の姿。
ベットのきしむ音がいつもながらにかなり耐えないけどねvv
「リナス・・かわいいvv」
すでに、数え切れないくらい、失神させておいて。
リナスを抱きしめたまま。
にこにこしているカウリス。
・・・・あいかわらずよねぇ・・。
胸の中で、完全に失神し、そのまま、眠りに入っているリナス。
いつもの光景だけど(笑)
「まったく。こいつはいつまでたっても、自分の魅力に気づかないんだからなぁ・・。
ま、リナスにこんなことしていいのも、俺だけだし♪」
そのまま、力強くリナスを抱きしめる。
二人の私室の広い大きなベット。
かなりシーツが乱れ布団も乱れているけど。
まあ・・カウリスだし・・・・
「そーいや、あっちはどうなったのかな?」
今更ながら、そのことに気づくカウリスだけど。
「ま、いっか♪せっかくリナスと二人っきり♡」
・・あんたが連れて移動したんでしょうが?(笑)
そんな何ともいつもと変わらない様子の風景が。
二人の私室の中の寝室で繰り広げられていたりする。
「怖かったわネェ。よく頑張ったわね。フィライト♡」
なでなでなで。
とりあえず、ルナの中に二人とも移動してきていたりする。
未だにじゃれあっているこの三人。
「へえ。この子がルナさんの末の娘?かわいいvv」
「きゃあ♪じゃ、今度は私、これ着せたい♡」
「あ、じゃあ、こんなのはどうですか?」
すでに、そのかわいらしさに、フィライトはいいエリ達の玩具と成り果てていたりする。
何しろ、このフィライト。
ふりふりのフリルがよく似合うし♡
そのために。
今や、あきれる男性陣を無視して。
完全に、着せ替え人形状態に。
しかも、フィライトもそれを喜んでいたりするし。
「なあ、レイスさん。いいのか?あんた達・・それで?」
あきれたようにお茶をのみながら、Sにいっているクルーガー。
「とりあえずは。」
ずずっ。
「ああ、お茶がおいしい・・・。」
こら、S・・・・。
「で、どうするんだ?これから?」
ゾムドの台詞に。
「そうですねぇ。とりあえず、運命の歪みを直すのが先ですね。・・・私達で勝てないとは・・思いますけどねぇ・・。」
そのまま、お茶を飲んでいたりする。
「運命の歪み?」
その言葉に繭を潜めるクルーガー。
「ええ。伊達に、私は掴まっていたわけではないですから。
あの彼ら、オブシディアンとウラノフェン。元々の運命から大きく歪んで、今に至っているようなんですよ。
本来決まっていたはずの道から何らかの干渉力で、その道から外れたわけですね。」
そーいや、S・・。
一応、あれでも、あの八人の中では、一番賢かったりするのよねぇ。
あれでも。
ま、よくぽかもやるけどね。
いざとなると、大体、あの八人の中で指揮をとる役目になるのは、Sだし・・。
真面目になったら、結構あれでも、やるときはやるんだけど。
でも、切羽つまらないとその実力を発揮しないからねぇ。
まったく・・・。
そんなSの言葉に。
「レイス?どういうこと?」
ルナがふと、そちらに合流してくる。
未だに、エリ・ラーディ・メイたちは、フィライトを着せ替えして遊んでいる。
「ああ、ルナ、一応掴まっていた間に調べたけど。」
「間者か、あんたは。」
すかさずつっこんでいるクルーガー。
「いやあ、まずいうでしょう?敵を欺くにはまず味方からってね♡」
にっこり。
そう言い放つけど。
まあ、始めはすんなり掴まってても。
それを利用して内情を調べいた。
というので、少しはお仕置き優しくしてあげましょう♡
なんて心が広いのかしら!!
あたしってば!
「ともかく。」
すっと。
今まで、のほほんとしていた雰囲気から。
少し緊張感ある雰囲気になるS。
「ルナ、ちょっと面倒なことになってるぞ?」
すっと、その紅い瞳でルナをみる。
「面倒って?」
その様子にただならないものを感じているルナ。
「調べて分かったが・・・。彼らも、あれに踊らされているに過ぎない。」
かたん。
コップをおき。
そのまま、しばらくルナをじっとみつめている。
「あれに踊らされているって・・。」
そして、互いにしばらく見詰め合うこと、しばらく。
・・・・二人とも、見とれてるし(笑)
数時間経過(笑)
「あ・・・あのぉ?」
レックスがそんな見詰め合ったままの二人に問いかける。
「はっ!思わずルナに見とれていた!」
「はっ!!思わずレイスに見とれてたわ!」
その言葉で。
はっとなる二人。
『おいおい・・。』
そんな二人にあきれる彼ら。
ゾムド、クルーガー、レックス。
「それで?何がどうだって?」
エリが話しを進める。
みれば、もはや完全に、フィライトは、どうみてもお人形と成り果てている。
ピンクのフリルのドレスに、ピンクのリボン。
いそいそと、ちゃっかりと、写真や、記憶球(メモリーオーブ)にその姿を保管しているルナとレイス。
子煩悩・・・
「あ、話を戻そう。」
いいつつ、ちょっと顔が赤いけど?S♡
「あのオブシディアンとウラノフェン。元々は、ウラノフェンは、開発部に所属していた、ウランのようだな。
オブシディアンは、その開発部からの見習い期間。」
あら。
わかってたのねぇ。
Sのくせに♡
「開発部って・・・まさか!?」
ルナが思わず立ち上がる。
「何?その開発部って?」
エリの疑問に。
「エル様が創りだされている・・・つまり、この世界においては。様々な機関があるんですよ。
たとえば、私達のような、魔王や神を作り出す機関や。
そして、リナス様たちが休暇を兼ねてやっていた、・・今は、そのお子様の、ユリウス様とエリアンヌ様がやってますが。
各世界の監視者を育成する機関などが。」
丁寧に説明しているS。
「そして、それらをまとめる組織の人材(?)を育てる機関や。育成する機関。様々あるんだけど。」
Sに続いてルナが説明を開始する。
いまだ。
外には、のこっている操られている存在達もいたりするが。
それは、完全に暴走しているクイーンの船によってすべて撃沈されている。
ルナが無事なのは。
Sとルナが二人して、神魔融合呪文によって、
宇宙船の形態をしているルナ自身に防御呪文をかけているからに他ならない。
「その中で、開発部っていうのは。今、私がいっているのは。いわゆる監視者を開発する部署のことです。」
Sが真面目な顔をして説明を開始する。
それぞれの世界を見守るためのその存在を作り出す部署。
ちなみに。
ある程度してから、あたしの力を多少組み込んで。
そして、いきなり世界を任せてみて、そのまま成長させているんだけど。
まあ、その力の組み込みは。
ちょっとした試験を通してその魂に刻まれるんだけどねぇ。
中には、あたしが直々に作った存在もあったりするけど。
カウリスがいい例よね♡
実は、リナス創った時点で。
面白くなりそうだから、リナスと対を成す形でカウリスも創ったのよねぇ♡
当然、リナスには内緒で♡
リナスに隠れて、ある程度、リナスより力もあげたりして♡
ま、あとは、どうにでもなるしね♡
分からないようにするのなんて♡
「ともかく、ルナ、あのウラノフェンは。開発部に所属しているウランと分かった。」
「・・ちょっとまってよ、ウランなら。確か、雌雄共同体で、魂の器となるべく。
物質世界で、その魂を作り出し。基礎を築く部署に所属している。あのウランでしょ?
水色の髪に水色の瞳がかなり似合っている。」
ルナがその言葉に即座に反応しているが。
「確かに。でも、それが、人の手によって、一方の性別になったとすると?」
「・・・・それって!」
「そう、そのために、発生する歪みもあるし。何より、その性別にするきっかけとなった出来事も。
その銀河にあれの手が加わったからに他ならない。」
少し顔色がわるいけど?S♡
本来、両属性を兼ねあわす監視者。
光でも闇でもなく。
強いて言えば、あたしの混沌の部署に属する彼ら。
だから、物質世界でも、その両方を兼ね備えるために。
あえて、基礎では、男でも、女でもない。
何でもない魂として。
作り出す基礎たる礎としている。
その誕生する魂を、男にするか、女にするか。
それは、器となる存在によって決定させるか。
または、生まれた本人がそれを選ぶか。
そのどちらか。
ちなみに。
今、カウリスが転生している一族もその血筋のために。
どちらの性別にもなれる一族であるけども。
「・・あれって何ですか?」
ラーディが先を促す。
「ルナ、落ち着いて聞け。・・・・・百億兆年ぶりにあれが目覚めた・・」
ひきっ。
その言葉にまともにひきつり。
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」
かなり狼狽するルナ。
「ちょっとまってよ!あのとき、すべてカウリス様がすべての世界をほろぼしちゃったのよ!
ようやく、百億兆年かけて、ここまで元にもどりかけてるのにぃぃぃい!!」
あ、楽しい♡
「それをいうな。確かに、我らの世界のあの一番新しい銀河も。ようやく百五十億年で、形になっているからな・・。」
その銀河とは、この前まで、彼らがその身を置いていた惑星がある銀河だけどね♡
『いや・・すべての世界を滅ぼしたって・・・・(汗)』
その言葉に。
しばらく。
ルナとレイス以外の人々が。
なぜか冷や汗かいて、凍り付いているけども。
ふふ♪
楽しい♡
「・・・・なぜだ!?」
おかしい。
力が入らない。
イブの力はすべて、わが身に吸収したはずだというのに。
まあ、イブの意識はどうでもいいとしても。
その力が抑えられているのはどういうわけか。
「イブ、イブ、我に力を!」
中にいるはずのイブに向かい語りかけるウラノフェン。
―させません。この子は、私が守ります。
自分の中から声がする。
「き・・・貴様は!?この死に底ないが!まだ意識があったのか!?」
それが何なのか。
彼には理解がすぐにできた。
かつての、自分の意識。
遠い昔に捨てたはずというか封印し。
年月をかけて、すべて吸収してしまったはずの。
穢れなき魂であったころの自分の姿。
その、今は自分が成り代わっている、元々の主人格であるはずの意識。
それに気づいたとき、自分が自分であるために。
それを消滅させようとしたが。
それは出来ずに、封じる。
という手段をもちい。
吸収していたはずのその意識。
―貴方の好きには・・させません・・・。
「小ざかしい!!我が、ウラノフェンだ!貴様などは認めない!まあいい、すでに、かなり消滅しかけているようだし・・な。」
くくくくく。
このまま、すべてを自分の物とした暁には。
すべてが自分のおもうように進むはず。
そう。
あの少女ですらも。
くくくく。
手作りのユニットのマスコットをもちつつ。
笑っているウラノフェン。
――無理だってば♪
――ま、面白いからいいけどね(はあと)エルvv
――そうそう♪
「・・・これが?」
目の前にあるのは。
花の形をしている水晶なような物体。
「どうやら、そのようだな。」
サミィのつぶやきに答えているイーザー。
最深部まで、ウランの導きと。
その結界によって、ウラノフェンに気づかれることなく、たどり着いている彼ら達。
目の前にあるのは。
ウランの核たる魂の根本たる本体。
水色の琥珀色をした、薔薇の花。
フェーン・ウラン。
-続くー
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あとがき:
薫:とりあえず、怪しい場所のはじめは投稿では削除!(まて!)
・・・大丈夫・・だとはおもいますが・・・・。 念のため・・・(汗)
さあ、よーやく、敵の元が判明してきています(笑)
エル:というか、Sが目だってない?
姫:そうねぇ。Sなのに・・。
薫:ははははは(汗)
いやあ、あれだけエル様にどつか・・とと。いろいろと指導うけて、無事なルビーアイ。
やっぱ、本質的には賢いのではないかなぁ・・と(まて!)ということで(だからまて!)
だって、エル様、リナスたちのお祝いに。あの八人。
いろいろと変わった性質と特技と力。授けてるでしょう?(汗)
エル:そりゃね♪
姫:私も参加してるしね♪
薫:・・・・・知らぬは本人たちばかりなり・・・(汗)
エル:さて、ようやく、敵の一番のボス!オーボスとメシアの触りがでてきました♪
姫:ま、メシアのほうは・・ねぇ♡
エル:オーボスは、ある意味、リナス狙いの存在達から、発生している存在だしvv
薫:あ゛あ゛あ゛!!ばらさないでぇぇぇ!!(涙)
しくしくしく・・・・。とりあえず。よーやくここまでこぎつけました・・・。
よければまだしばらく、お付き合いくださいな・・。
エル:まだあたし達の活躍のシーン♪入ってないしね♡
姫:それに、レイルとメグたちのシーンもね♪そちらでは、ゼロス達もでてくるし♪
薫:ぎくぎくっ!(汗)そ・・それでは!
エル:ほぉぅ、あたし達を無視するなんて・・ねぇ♡
姫:そうよねぇ♡
薫:そ・・そのロッドと・・・大鎌はぁぁぁ!!!
パシュ♪
エル:それでは、また次回で♪
姫:それでは、また会いましょう♪
エル&姫:それじゃあね♪
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