まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちら
登場人物:リナ=インバース
           正式名称:リロード=ナファレス=ドナ=ナイトメア
            参考:深淵なる闇 光よりも眩しき存在 闇よりもなお深き存在
               混沌を抱擁する存在 母なる海の妹にして
               この世界の海を創造せし存在
               『深淵なる真の王(ギャラクシーオブナイトメア)』
               金色の王の妹。この世界の混沌そのもの。
          登場人物名前:ガウリイ=ガブリエフ
            正式名称:ガウリイ=ガブリエル
                (ガウリイ=ナファレス=ナイト=ロード)←後々に(笑)
              参考:リナを心配した(孤独をみた)
                 エル様と、ルナが、リナを思ってたら、
                 その思いの反動で、生まれでた魂。
            おまけ?設定:
               エリアンヌ(エリー):リナとガウリイの長女(妹)
                (リナにくりそつ・・爆!)
                  正式名称:エリアンヌ=ドナ=ラビスティア=ナイトメア。
               カウリイ:リナとガウリイの長男(兄)
                (ガウリイにくりそつ・・爆!)二卵性の双子です(笑)
                 正式名称: カウリイ=ウル=ユリティス=ナイトメア。
               リナス:エリーとカウリイの妹
                  (両親を助けるために、未来からやってきてます・笑)
                   リナ譲りの栗色の髪に、瞳の色は、ガウリイ譲り。
                   性格は・・リナそっくりです(笑)
                   正式名称:リナスレイヤー=トゥェル=ウル=ナイトメア。
              登場人物名前:ルナ=インバース
                正式名称:ルナティック=スィーフィード
                  参考:深遠の真の王の補佐官&側近。
                     この世界に命が誕生した際に、
                     金色の母が、リナにお祝いとして、与えた存在
                     (とゆーか、それように、創り出した)
                『深淵の補佐官(アビス・ラズ・ポート)』
            別名、『紫蒼の朱玉(パール・レッド・ラズリ)』
        
         

$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$$

 んふふふふふ♪
   またまた本日二度目の打ち込みv(こらまて!)
   ・・・え?やっぱり打ち込みが遅い?
   それはまあ・・(笑)
   そのうちにv
   全てが終わってから判明するのですv(多分・・)
   だって、アップしてても、リンク張ってないもんv(ばらすな!)
   只今、平成15年の2月26日!
   ・・・・・・・・・・・・月日のたつのは・・はやひ・・・・。
   それはそーと・・うちの猫・・どーしてパソコンのうえで・・
   寝るんだろ?(笑)
   ・・・落ちるぞ?(爆!)
   んではではv
   片手にスレの新刊もって、打ち込みしている薫ですv



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エデンの園  ~第54話~

―この辺りで巨大な力を使い、さらに、
     星の進展を図る。
そう、竜神から、命令が下ったのは。
    先日のこと。
    「・・・・でも、どうして今ごろに?」
    視線を上げれば。
    無数に闊歩している、人などが乗っている乗り物。
    「・・・・無難だと私は思うけど?」
    首をかしげる、空色の髪をしている女性
    天を治めるべく、この世界の竜神、
    スィーフィードに天竜王として、創られた、
    竜神に使える直属の腹心である。
    「どうしてだ?エマ?」
    そういう、同僚でもある、天竜王に話しかけているのは、
    黒い髪に茶色い瞳をしている二十代前半の、
    結構整った顔立ちの男性。
    「だって・・このまま、この地、ほうっておいたら。
      ・・・・人間が世界を壊すわよ?」
    そういいつつ、眼下を眺める。
    その大地には、映像のように各地の様子が映し出され。
    この地に住まう者達は。
    様々な技術を身に付け。
    あろうことか、神と魔の力を融合した神魔融合呪文。
    なるものも開発し
    それを勢力拡大のために、侵略に使いかけていたりする、
    今の現状。
    しかも、彼等の仲間の中で。  
    一番、そういった、権力に執着を見せている、
    仲間でもある、火竜王の地位にとついている、   
    ヴラバザード。
    それでなくても、彼は。
    人間世界に侵入して、その勢力を拡大し始めていたりする。
    人間に力を教えたのは、ヴラバザード。
    ヴラバザードの手のうちで、踊らされているに過ぎない、
    この地に住まう人間達。
    「・・・・・・あいつも、懲りないね・・。」
    溜息一つ。
    彼が仲間に入ったのは。
    今から、三百六十億年前。
    ちょうど、ここの辺りの銀河の空間が出来上がったころ。
    とある星で、その知識を極力にまで高めていた、
    知識ある、高度な精神体。
    始めは、本当に神に選ばれたことを誇りとして。
    活動していた彼だが。
    いつのころか、やがて。  
    権力に目を向けるようになり、ことあるごとに。
    自分達の上司である、赤の竜神に刃向かっている、
    この現状。
    最近では、神族の地位を剥奪しよう。
    そういう意見まで出始めている。
    それを打開するために。
    人の世界を戦争に叩き込むなど。
    神族にはあるまじき行為である。
    彼曰く。
    ―災いの芽になりえるものは、早くにつんでおくに限る。
    といって、間接的に手を加えて。
    その戦争を煽っているのだから・・・しゃれにならない。
    そんな同僚を思いつつ、溜息ついているのは。
    この地の地を納める地位にと着いている、
    地竜王(アースロード)ルシキ=アース=ランゴード。
    彼は、その地の属性から。
    この星で起こったことは、全て見通せる。
    「まあ、スィーフィード様は。
      その力で、とりあえず、また、ヴラバザードを、
       拘束するんじゃない?いつものように力を削いで?」
    何ど、注意しようと、一向に考えを改めない。
    それゆえに、今までも、何ど、謹慎処分を受けたことか。
    溜息交じりにいう、エマの言葉に。
    エマ―天竜王(エアロード)エマ=バールウィン。
    この世界の竜神、スフィードが、
    その自らの力にて作り出している部下の一人。
    もう一人に、水を治める役目を担う、
    水竜王(アクアロード)アクア=ラグラディアがいる。
    「まあ、そうかもな・・・。」
    エマの言葉に溜息一つ。
    いつから、あんなになったものか。
    かつては明瞭で潔癖だったはずなのに・・。
    変わってしまった同僚をおもいつつ、深い、深い、
    溜息をつく、ルシキ。
    「・・・・で?ルシキは聞いてるんじゃない?
      ・・・・いつ、決戦?」
    「・・・・・十日後だ・・。」
    「・・・そう。
      忙しくなるわね・・。」
    「そうだな・・。」
    巨大な力のぶつかり合いにより、起きる衝撃は。
    今、発展している文明を。
    一度無に戻すには十分であろう。
    そして、今、一番、危険である、
    この星をも道連れにしかねない兵器を作り出した、
    国にて、執り行われることも決まっている。
    「・・・・眠れる竜の大陸か・・・。」
    あの大陸も、かつては、清廉なる存在達が住んでいた。
    だが、いつのころからか。
    いつのまにか、堕落し始め。
    この星そのものを崩壊に導きかねないほどに、
    その、軍備力を増している。
    しかも、性質が悪いことに、
    権力者の一人が、異界・・つまりは、別世界というか、
    この世界・・この宇宙の中に眠っていた、
    力ある者を呼び覚まして、契約しているのだから。
    よけいに性質が悪すぎる。
    今回の戦いは、それの排除も意味を込めているのだと。
    神族、魔族、互いにそう聞かされている。
 
    「・・・・忙しくなるわね・・。」
    「・・・・だな。」
    神族側でそんな話し合いが執り行われているそのころ。
 

 

 

 

    「・・・・というわけだ。
      確かに、スィーフィードのいうことは一理ある。
       ・・あれを野放しにしておくわけにはいかないしな・・。」
    確かに、自分の腹心たちでは、手に余る存在である。
    あの者たちは。
    自らが作り出した、五人の部下に説明している、
    黒い髪に紅の瞳の端整な美丈夫な男性一人。
    「では、魔王様と竜神の一騎打ちという形で。
     あの大陸ごと、あれを消滅させると?」
    「そういうことみたいだね。
      お父さま、気をつけてね?」
    「フィブはいい子ですね。」
    そう言ってくる、彼が作った部下の中では
    一番実力のある、その少年の頭をなでる。
    「決行は、今日から十日後。
     ・・・どう転ぶかわかりませんし。
      相手が相手ですから・・。
       少し物質世界に干渉が出来なくなるかもしれません。
        こんな上の事情は下っ端は知りませんから。
         相手の足止め、お願いしますね?」
     まさか、こんな事情を下っ端にいうわけにもいかない。
    これは、あくまで。
    上層部だけで解決しないといけないことなのだからして。
    『分かりました。』
    そういう、闇を統べる、魔王―赤瞳の魔王(ルビーアイ)
    シャブラニグドゥの言葉に。
    その前にいる、二人の女性に二十代前半から十代後半に見える、  
    銀色の髪の男性に。
    黒い漆黒の少しウェーブのかかった、一件、
    女の子に見まがうばかりの少年に。
    彼―レイ=シャブラニグドゥは説明を施していた。
 

 

 


    始めは人間同士のいさかいであるはずだった。
    だが。
    それに、神や魔が介入してきているのに。
    ここにいたり、ようやく気付く人々。
    星中で巻起こる、戦争の数々。
    すでに。
    発展していた文明のことごとくは。
    瓦解している場所も少なくない。
    
 

 

 

    「・・・・じゃ、後は頼むわ。」
    ひらりと手を振って出てゆく、主に。
    「・・あの?ルナ様?
      ・・・それでは・・。」
    呼び止める水色の髪に水色の瞳をしている女性。
    「ええ・・。
     ・・・・今回のを利用して・・Sを
      封印するつもりよ。」
    少なくとも。
    リナの魂が安定して。
    この地に再び転生が出来るようになるまで。
    ずっと、こんな戦いを繰り広げている場所に。
    リナを転生されるわけにはいかない。
    「・・・そうですか。
     ・・では、あの土地に?」
    主であり、自分を創り出してくれた、
    竜神に確認の意を飛ばす。
    「そのつもりよ。」
    すでに、下地は作っている。
    今回の戦いのドサクサにまぎれて。
    あの地を結界で覆う予定であることも。
    「・・・・これより後。
      私もまた、人として、転生を繰り返します。
       後はよろしく。」
    「・・・・はい。」
    ルナの正体・・・
    『深淵の補佐官(アビス・ラズ・ポート)』
    ということを知っている、水竜王は。
    その言葉にフカブカと頭を下げていた。
 

    今回の戦いは。
    名目上のだけの事情ではない。
    この世界・・いや、この宇宙、全ての混沌そのものが。
    かかっている戦いなのだと。
    彼女は聞かされている。

    

 

 

    「じゃあねv」
    何でもないように出かけていき。
 

 

 

 

 

 

    ドォォォォォォン!!!!

 

 

 

 

 

    その日。
    この惑星の中心にある、大陸で。
    この世界の竜神と、魔王が。
    直接対決を始めてゆく。

 

 

 

    その衝撃波は、瞬く間に、星を飲み込み。
    今、ある文明などは、その衝撃波や余韻によって。
    崩壊してゆく。

    力が一度無くなれば。
    人は・・いや、存在は、ゼロから新たに出発してゆく
    力を持っているから。
    今持っている力は・・害にしかならないから。

    

 

 

 

 

    「まて!スィーフィード!?ナゼ!?」
    「ナゼって?
      ま、ただ戦うだけじゃ、脳がないでしょ!」
    「だからって・・・・まてぃぃぃぃぃ!」
    『―人の心の内に、紅の血を封じさせらむ―。』
    数日間の攻防のうちに。
    とりあえず、目指す、肝心のこの世界にやってきていた、
    世界の理に背くものは消滅させた。
    それだけの力をぶつけ合ったがゆえに。
    「くっ!!!!!!!!まてぃぃ!」
    こういうとき、信じられないような力を発揮する。
    ゾクリと一瞬してしまう。
    絶対にかなわない。
    そういう表情をするときが、このスィーフィードにはある。
    成長するにつれ、確か、どこかで出会ったような気もしなくもないが。
    ・・・彼は、ルナ・・補佐官に関することを。
    金色の王とルナの手によって、記憶とその姿を。
    いや、記憶操作といっていいか。
    つまりは、補佐官の存在は知っていても。
    その姿を忘れさせられているのである。
    ルナの言霊によって。
 

 

    七つにその精神をこの世界の中で分断され。

 

 

    その七つの精神の欠片は。

 

 

    狭間の存在でもある人にとゆだねられた。
    それは、人は、その逆境を乗り切ることができるがゆえの。
    スィーフィードの決断。

 

 

 

 

   「・・・・さて・・・。」
   大爆発の後に。
   小さくつぶやき。
   竜神の姿も。
   魔王と同様に。
   時を同じくして、消滅していた。

 

 

 

  

   「スィーフィード様からの、伝言です。
     私達四人で、しばらく。この星の安定を図りなさいということです。」
    そういって。
    それぞれの保護する地域をてきぱきと支持してゆくアクア。
    アクアは、ルナが人として、国を創るという、その近く。
    北の地をその場所にと沿え。
    他の三人も。
    この星の東西南北。
    それぞれ、世界の理を守るべく、そこを拠点として。
    正式に任を与えられていた。
 
 

 

 

 

    「まあ・・・確かに。
     失った力を回復させるのには。
      狭間である人の心が一番手っ取り早いけど・・。」
    「・・・・・スィーフィードに封印されては。
      元も子もないだろうが。」
    「・・・・まあ、我らは我らで。
      魔王様がこの物質世界に今、存在しない以上。
       かろうじてある、精神世界の魔王様の意識の欠片に。
        従うしかあるまい。」
 

 

 

    自分達の主が、人の心の中に封印された。
    そのことは、最後の主からの通信で。
    腹心の全ては理解している。

 

  

    「・・・・まあ、人間は弱いからねv
      ・・・・すぐに復活させてみせるよv」
    にっこりと微笑む子供に。
    「頼んだぞ。フィブリゾ。」
    「まぁかせてv」
 

 

 

    星に存在する王国などは。
    もはや、長年の戦いにより、疲弊していた。
    そして、今回の神と魔の決戦。
    そのために、殆どの国が消失した。

 

 

    廃墟の中から、立ち上がる、人の力は力強い。

 

   更地と成り果てたその土地で。
   新たな生活を行うべく。
   生き物たちは、活動を再開したのは。

 

 

 

   戦いが終わり、眠れる竜の大陸が消滅して。
   数日後のこと。

 

 

 

 

   「・・・さて、どさくさにまぎれて、
     ここに、新たな国をつくりましょう(はあと)」
   すでに、世間では、竜神も、魔王と共に。
   混沌に沈んだ。
   そう思われはじめている。
   事実、あれより後。
   竜神の神託も、その姿も見たものはいないのだからして。
   長年にわたり、ここに居城を構えていたので。
   ここに特殊な力を持つ者達が出ても。
   あまり違和感を感じないはずである。
   

 

   「・・・・リナ様、待っててくださいね。
     ・・・貴女様が、違和感ないような、土地を・・国を作り出してみせますわ。」
   いつも、リナが浮いていたために。
   訪れた結末。
   ならば。
   リナよりも濃い存在を生み出しておけばいいというもの。
   そんな、突拍子もないアイデア・・これは、まあ、金色の王の入れ知恵なのだが。
   それに基づき。
   更地と化したその場所に。
   人の姿を取り、国を創り始めるルナの姿が。
   そこにはあった。

 

 

 

 

   これより後。
   この地は―セフィール。
   と名づけられてゆく。

 

 

   後の、ゼフィーリアの原型となる国は。
   今、ルナの手により、生み出されようとしていた。

 

 

 

 

                          -続くー

 

##################################

 

  あとがきもどき:
     薫:・・・あえて、神魔戦争の描写はなし(こら!)
       ゼフィーリア・・・実はルナが創った土地だったんですよねぇ(まて!)
       ついでにいえば、当然のことながら・・エル様も。
       協力してます・・とゆーか、この星自体、そのものに・・。
       だから、あんな変な人間ができたのか!?(まてまて!)
       平和主義でやたら頑丈なとあるおうぢや。
       常識桁外れの良家の奥様や。
       あげくは、一般のおばさんとおもわれたのが。
       とんでもない実力をもっているとか・・。
       さぁぁぁぁぁぁて!
       というわけで、一度目のこの星でのリナ&ガウリイの転生です!
       ・・・・・・時代は・・・・千年前・・・・。
       つまりは、降魔戦争時・・・・。
       (一気に飛ばしすぎだってば!)
       ・・・・エピローグは・・。
       ガウリイの短編・・と、リナちゃん、誕生v
       (だからまてってば!)
       ああ・・・長かった・・(ってまだ終わってないだろ!)
       んではvvv
   

     


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