まえがき:
こんにちわ♪
よーやく、本編に入ります♪ACT-6です♪
ではでは♪

####################################


きょろきょろ。
「・・・・ふぇ・・。」
リナはふと目を覚ました。
・・・・辺りには、誰もいない。
広すぎるまでの部屋が異様に大きく感じる。
部屋には、一杯に、全世界のヌイグルミや、珍しいものが飾られている。
だが・・リナの視界には・・誰もいない。
「ふぇ・・ふぇぇぇぇ・・・・。」
リナが泣き始める。
リナは、寝覚めに、一人をもっとも嫌がるのだ。
一人ぼっちがいやなのである。
リナの大本は、混沌の闇。
そこに、ただ一人、取り残されたような感じがして。
いつもは、母が、そして、ルナが、側にいる。
・・だが、今は誰もいない。
「ふぇ・・・・ふぇぇぇ!!!」
このままでは、本格的に泣き始めるのは必死。
しかし、ルナは、一ヵ月後に迫っている会議の資料作成に今は追われている。
母たる金色の御方も、今は会議中。
だが。
リナは、今回は泣くのをやめる。
・・・・誰かいる。
・・・この気配。
きょろきょろとしているリナ。
この気配は、確か、数日前に出会ったことがある。
―そう。
母様と同じさらさらの長い金の髪。
「・・・・わ~い!!!!」
寝ぼけているにも関らず。
寝ぼけているときの、空間移動はリナにはまだ無理。
それにも関らず。
母の注意を完全に忘れて。
というか、眠いので、覚えてないリナは。
そのままの、姿。
幼女の姿で、しかもネグリジェを着た姿のまま―。
気配の元へと移動していった。

一方。
「ふぅ・・・・。さすがに早かったかなァ・・・・。・・でも、また俺のことだから迷ってもなぁ・・・・。」
エルの宮殿に続く、平原で。
なぜ、混沌の世界に平原があるのか?
それは、ただの、金色の王の気まぐれ。
しかも、この平原。
時空が取り乱れている果てしない迷路と成り果てているのだ。
ひとたび、迷えば、到底脱出は不可能ともいえるほどに。
「・・・・ひょっとして・・また、迷ったか??(汗)」
何回も来ているにも関らず。
また迷っている金色の髪を長く伸ばし、透き通るほどの碧玉の瞳の持ち主―。
金色の母の世界の一つである。
スティファレス世界の神魔の王。
碧玉の王(スティファランス)カウチュリィ=キルティッシュ=スティルバイト。
一般には、碧玉の王(スティファランス)スティルバイト。
エルは、部下STと呼んでいるが。
なんでも、赤瞳の魔王が部下Sだからとか・・・。
彼とルナたち・・赤の竜神・赤瞳の魔王・白霧・蒼窮の王・闇を撒く者。
その他の十数個の異世界の神魔王たちと。
彼は同期でもある。
このスティルバイト。
並み居る魔王や神々の中でも、抜群に。
いや、この人物の上をいくのは、おそらくエル様だけであろう。
それほどまでに、剣術の達人である。
だから、全ての存在に、一目おかれている存在なのだが・・。
そんな彼だからこそ、いいよる存在も少なくない。
――まあ、彼はかるくあしらっているようだが。
なぜか、彼は、どの存在に対しても、真剣になれないのである。
そんな彼が今気にしているのは。
「・・・そういや・・・・。リナ・・様・・だっけ?」
数日前に、偶然に、エル様の宮殿で出会った少女。
母たる金色のかの御方の一部で、かの御方の娘・・・。
やけに、人懐こかったな・・。
外見とはうらはらに、自分の髪をいじくままわしていた、その無邪気な姿。
それをふと思い出していた。
―と。
ひゅるるるぅ・・・・・・。
「・・・・・うん?」
上空より音がする。
彼が、音にきずき、上を見上げた瞬間。
・・・・どこめめがぎゃ!!!!!!
ずしゃぁぁぁぁ!!
どずずべしゃ!!!!
彼は、何か落ちてきたやわらかい物体に押しつぶされていた。
・・しかも、顔面から。

「きゃわわぁぁ~!?」
どごめめがぎゃ!!!
・・・あれ??
痛く・・ない??
キョトンとしている幼女。
「キュウゥ・・・・。」
「ああ!!!クッションだぁぁ!!!!わーいvv」
自分が何かの上に落ちたことを理解した幼い子供。
痛くなかったので、かなり喜んでいる。
「うぅん・・・。やっぱり、まだいどー・・にがてだなぁ・・・。」
ちょっと、自己嫌悪に陥っていたりもするが。
「・・いってぇなぁ・・・。」
どうにか起き上がる下敷きになっている人物。
「・・あれ??ワーイvvははさまといしょのきんのかみだぁ~!!!」
起き上がるのと、同時に、幼女の目に、お気に入りの金髪が目に入る。
「・・一体・・・・。」
ふと、目を開くと。
自分の上に、なぜか、幼い少女が乗っかっている。
おそらく、この幼子が、上から落っこちてきたのだろう。
そして、自分の上に乗ったまま、自分の金色の髪をキャッキャといって、つかんでいる女の子。
ピンクのドレス(実際はネグリジェ)がかなり女の子の魅力をよりいっそう引き立てている。
彼ですら、一瞬。
その幼子の姿に・・愛らしさに、我を忘れるほどに。
「ああ!!!やっぱりすてぃるばいとだぁぁ~!!!!わぁぁい!!」
ぽす。
小さな身体で、抱きついてくる幼女。
・・・・まてよ?
この金の髪・・金の瞳・・・・。
そして、・・・・・何より、間違えようにもない、かの御方とそっくりのその容姿・・・。
スィルバイトは、自分の上で、はしゃいでいる幼子をみて、しばし考え込む。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・
「まままままさか、リナ様ぁぁぁぁぁ!!!!!!!????」
「うん!!わぁぁぃ!!またあえた!!」
無邪気に喜んでいるリナ。
スティルバイトの金の髪は、リナのお気に入りと化しているのだ。
数日前に、出会ったときから。
「・・・・・ええと・・・・。」
いまいち、状況が理解できないスティルバイト。
これだけで、状況判断ができればたいしたものである。
何しろ、リナは、自室から、スティルバイトの気配を感じて。
そして、あいたいから。
お気に入りの金髪に触りたいから。
というなんとも無邪気な心で、空間移動してきているのだから。
しかも、彼の知っている姿ではない。
まだ、一歳か二歳かそこらの・・・幼女の姿である。
彼が出会った姿は・・確か、14・5歳の姿・・・・。
・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
しばし硬直するスティルバイト。
「あ・・あの?リナ様・・一体??その姿は??」
「・・・え??あああ!!!!ははさまに、ひとまえでは、このすがたはだめって、いわれてるんだったぁぁぁ!!!」
はたと気がつくリナ。
「まっててね・・・。ええと・・・・。」
急いで、精神を集中させ始める。
―が。
しゅん。
「ち・・ぢかうぅぅぅぅのぉぉ!!!」
やっぱり、できたのは、歳のころなら六歳前後の少女の姿。
「ええと・・・。」
「ちゃがぅぅぅ!!!」
今度は、完全に赤子の姿・・・・・。
「えとえとえぇとぉ~・・・・。」
必死になって、姿を変えようとしているリナ。
「・・・・・・・・・・・・・」
思わず目が点になるスティルバイト。
そして。
「く・・・・くくくくくくっ!!!!!」
いきなり、笑い始める。
「ああ!!!!わらっちゃだめぃなんだよぉ!!」
リナが上に乗っているまま、抗議しているが。
リナは、また、始めの姿になっていたりする。
精神年齢が、まだこの程度のために、この姿になるのが、確率が高いのである。
ひょい。
「・・・?キャ!!キャ!!キャ!!たかぁい!!たかぁぃ!!」
スティルバイトに、抱き上げられて、まるで、あやすかのように、高く、掲げられるリナ。
リナは、遊んでもらっているとおもって喜んでいたりする。
「・・・くくくくっ!!!」
スティルバイトとすれば、リナを自分の上から、下ろそうとしているだけなのだが。
・・・・・なるほど。
「・・・・くくくくっ!!!」
まだ、笑いが耐えない。
かつて、自分にも、こんなときがあった。
気の遠くなるほど昔に。
創り始められた当初。
力がうまく扱えずに、実体化できないときがあったのではないか?
兄弟・姉妹たちともいえる、彼らと、頑張って、力の安定を図っていた時期は?
力はあるが、うまく扱えない。
それで、いらいらした時期はなかったか?
教育係の下。
世界を管理する存在として学習していた時期の自分もこんなではなかったか?
「・・・くくくくっ!!リ・・リナ様・・つかぬことを聞きますが・・・。・・・誕生して・・今、どれくらいですか?くくくっ!!!」
涙を流しているスティルバイト。
よっぽどおかしいらしい。
今だ、リナは、一生懸命、姿を変えようとしている。
「・・?きょん?」
そのスティルバイトの台詞に。
「ええとね!!るなのせかいでうまれてね!!いま、さんかげつ!!」
まるで、鈴を転がしたような、凛として響くかわいらしい声。
「・・・・・くくくく!!!!!」
スティルバイトは理解した。
つまり、このリナ様は・・・・・。
いや、リナは、まだ、生まれて間もないのだ。
かつて、気の遠くなるほど昔自分が体験したのと同じく。
ただ、どうやら違うのは、自分達は、学習という方法で、世界を知っていった。
だが、どうやら、このリナは、創られた・・誕生したときに、知識なんかは与えられているらしい。
それもそうか。
このリナは。
いや、リナ様は。
あの御方の一部が自我を持たされた、いわゆるかのお方の娘。
だから、ここまで、無邪気。
・・人をまだ疑うということすらも、理解できないであろう。
知識では知っていても。
きょん??
笑っているスティルバイトをきょんとして見ているリナ。
結局、姿は、まだ子供・・幼女のままである。



      未来への希望・   ~ACT-6~




どっがぁぁぁぁんんん!!!!
山間に煌く、赤い光と、爆音。
その後には、静けさが訪れる。
「んっふふふ♪おったから♪おったから♪」
栗色の髪の少女が、彼らの宝物蔵をあさっている。
「・・またか。」
きぃぃぃん!
少女に気づかれないように、闇に潜んでいた幾人かの男を始末している金髪の男。
金の髪に、碧眼の瞳。
「さて・・・あいつ、またやってるしなぁ・・・。」
はぁ・・・。
ん?
ふと、とある石を目に留めて、彼はそれを拾い懐にしまってから。
そして、彼は、そこに散らばっている男達を塵と化してから、音の方へと向かっていった。

「おお~い・・。リナぁ・・・。いい加減にしろよなぁ・・・。」
ぎくぅ。
少女・・いや、女性といったほうがいいであろう。
歳のころは、十八程度。
子供の大人の境界線を遥かに越えて、おもいっきり、色気があふれている。
まあ、女性の方は、それには気づいてないのだが。
自分を色眼鏡でみる輩が、旅先々で、狙っているということに。
まあ、そんな奴等は、女性の連れである彼が、かたっぱしから、排除しているが。
「あら、ガウリイ♪ちょうどいいところに♪これ、もってね♪」
どがどがどがっ!!
男性に有無を言わさず、品物を手渡す少女。
「あ・・あのなぁ・・。」
「何よ?」
「いや・・いい。」
「よろしい♪」
女性が問答無用で、呪文の詠唱を始めたのだ。
・・・ま、いっか。
彼は、とことんこの女性に対しては甘いのだ。
独占欲も強いが。
ゆったりと、動きやすさを重視した、その服装は、魔道士の物。
対して、男性の方は、見た目が、剣士。
女性の名前をリナ。リナ=インバース。
男性の名前をガウリイ。ガウリイ=ガブリエフ。
世間では、すでに、『魔を滅する者(デモンスレイヤー)』と、噂が広まっていたりするが。
無理もない。
この二人、この世界の魔王の欠片、七つに分かれた二つの欠片を滅ぼし。
さらには、魔王の腹心の部下最強の冥王(ヘルマスター)フィブリゾすらも、滅ぼしているのだから。
さらには、異界の魔王『闇を撒く者(ダークスター)デュグラディグドゥ』までも、その切り離された部分とはいえ、倒していたりするのだから。
異名が広まっているのは、彼らのかつての仲間のせいなのだが。
無類の正義おたくがいるために。
(リナって、やっぱりかわいいよなぁ♪)
彼・・ガウリイは、うれしそうに、盗賊の宝物蔵をあさっている、つれの女性・・リナを見ながら、うれしそうに笑っていた。


「おお!!結構収入あんじゃないの!!!んっふふ!!」
ふもとの町で、その品物を換金したリナ。
かなり上機嫌。
結構いい品がそろっていたので、全部で、金貨五千枚の買取価格だったのだ。
「これで、当分旅費には困らないってもんよ!!んっふ!!やっぱ、日ごろの行いがいいからよねぇ♡」
リナは、食堂にて、全種類制覇をしつつ、満足そうにいう。
ガウリイも、まけずと、全種類制覇しているものだから。
店の従業員や、他の客は、あんぐりしていたりする。
結局、二人で、この店のメニュー全て。
三回りほど平らげて。
「・・次・・どこいく?」
リナがガウリイに聞いてくる。
今度は、デザートを食べながら。
いったい、この小柄の身体の何処に入るのか・・・・。
「そうだなぁ・・・。あ、ここ、まだいってないんじゃないか?リナ好みかもしれないし。」
「どれどれ?・・ああ、ストリッジ・シティね。よぉぉし!!!決定!!!!!」
「俺はリナが行くところなら、たとえ、何処でもついてくさ♡」
「な゛//何馬鹿いってんのよ!!//」
ガウリイの台詞に真っ赤になっているリナ。
・・・かわいい。
ガウリイは、そんなリナを優しく見る。
その視線がさらに、リナを真っ赤にしてゆく。
「だ・・だぁぁ!!ほら!!いくわよ!!!!////」
鼓動の高くなる、胸の音を聞かれまいと、リナは、あわてて席をたつ。
「あ、リナ、まってくれよ!!」
かららん・・。

ぜいぜい・・・おちつけ!!あたし!!
リナは、自分に言い聞かせている。
ガウリイのことだから、何も考えてないのよ!!
絶対そう!!
・・・あたしなんか・・ガウリイが相手にするはず・・ないもん・・。
リナは、そう思い、すこししゅんとなる。
あれだけ、さんざんプロポーズされているのに、相手にされていない。
と思っているリナ。
・・・鈍感もここまでくると、天然記念物並である。
ガウリイは、ことあるごとに、リナにいろいろとプロポーズしているのだ。
しかし、全てリナには通じてない。
ガウリイは、リナの両親と家族には、リナとの結婚の了解を取っている。
取っているのだが・・肝心のリナが、それがプロポーズだと、分ってないのである。
リナは、ガウリイにとって、自分は、単なる保護対象。
子供でしかないと思っている。
いつも子供扱いされるので。
対して、ガウリイは、リナを一番大切に思っている。
思っているからこそ、リナの全てを守りたいのだ。
保護・・とは違う。
独占欲。
彼にとって、リナは全て。
だから、リナを傷つけるものは、たとえ誰であろうが、ゆるせない。
また、リナに邪な思いを抱く存在も許せない。
リナにとって、ガウリイは、世界よりも何よりも、大切な存在。
リナは、彼を助けるためだけに。
世界の全てを投げ出してでも・・彼を取ったのだ。
冥王にガウリイが殺されそうになったとき。
リナは、自分の心はわかっている。
でも、いえば・・嫌われる。
だから・・今のままで・・・・。
両想いなのに、勘違いを真実と思い込んでいるリナ。
ガウリイは、そんなリナに、とある行動を起こすことに決めた。
昨夜拾った石。
それを使って。
だから・・・・宝石の町。
ストリッジ・シティを次の目的地に、それとなく意見したのだ。
リナは、ガウリイのそんな思惑は・・気づいてない。
ガウリイは・・リナに婚約指輪を作る気なのだということに。
遠まわしでいってもとことん玉砕に終わっている。
だったら・・・。
品物を手渡して、ストレートにいうしかない!!
これがガウリイの導き出した結論であったがゆえに。



その日の夜。
宿屋の一室で。
ゑ・・・・・・
音にならない振動が部屋を揺るがす。
部屋の中央に浮かんだ石。
それに精神を集中させているガウリイ。
両隣の別々の寝室。
リナは、すでに眠っている。
隣の部屋で。
それは気配でガウリイにはわかる。
「ふぅ・・・」
びっしょりと汗をかくガウリイ。
石は・・ゆっくりと、ゆっくりと、濃度を増してゆく。
やがて、石の色が・・赤い色・・とも、ピンクとも、いえる色になる。
「ああ。やっぱり。これ・・ダイヤの原石だったな。」
ガウリイがいう。
浮かんでいる石を見ながら。
精神を使って、原石を濃縮させていっているのだ。
ガウリイは。
これは、かなり力を要する。
リナと旅を始めてから、ほとんど使ったことのない自分の力。
その力を・・リナへ手渡す、指輪の宝石を作り出すがために、使っているガウリイ。
彼は・・子供のころから、産まれたときから、ものごころついたときから。
人にはない、不可思議な力をもっていた。
この世界の力とは異なる力。
誰も知らない力。
でも・・別に不思議と思わなかった。
それが当たり前だと彼は思っていた。
漠然とながら、この力がないと・・・守れない人がいるから。
幼心からそう思っていた。
それが誰をさすのかは・・当時はわからなかったが。
今は、わかる。
それは・・リナだということが。
リナを全身全霊をかけて、守ると誓っているガウリイ。
その想いは・・・記憶の封じられている彼にとっては・・。
・・・・変わらぬ想い。
純粋で、強力なまでの、その想い―。
リナにしても、記憶は封じられている。
だが・・封じられているからこそ。
か。
自分が・・ガウリイをどう想っているのかを・・自覚している。
かつてのリナは、なぜ彼が気にかかるのか、わからなかった感情。

両想いなのに。
互いにすれ違っているリナとガウリイ。


『母』より、示された期間は・・百年・・・・。
リナが、人として、精神の修行する期間は・・残り、あと5千年・・・



そんなことは、全然思い出してない二人。
・・・そんな二人に。
手を出さないでと願うリナの姉。
そして・・・・ガウリイを疎んじて、彼の暗殺を依頼した、彼の一族。


ストリッジ・シティ。
全ては・・そこから、悪夢が始まるとも知らずに・・・・・。
リナとガウリイ。
二人は、ストリッジ・シティを目指して出発する。
そこは、宝石で有名な町。
周りには、けっこうたくさんの盗賊達の住処ともなっている、
リナにとっては、まさに、盗賊いじめのしほーだい。
の場所である。


                                      -続くー


 HOME    TOP    BACK     NEXT


###################################


あとがき:
 薫:裏話♪ほんとーは、エッシェン・シティとしてたんです(笑)
   でも、やっぱ、ジェムと町が一緒じゃ、面白くない・・か♪というので、変えました♪
    何しろ、町の雰囲気から違いますので♪ではでは♪
エル:何、勝手に終わらせてるのよぉぉぉぉ!!!

どごがすっ!!
だくだくだく・・・・・。

エル:はい♪代理のエルです♪
 姫:同じく、すみれよ♪
エル:ユニっトでいーじゃない♡
 姫:気分、気分♪
エル:それもそーね♡
   しかし・・・・。リナ・・・誰に似たのかしらねぇ??
 姫:育て方じゃない?
エル:うっ!!・・・・甘やかしすぎた?で・・でも!!あたしは、リナとスティルバイトの仲は!!認めないからね!!断じて!!!
 姫:どうだか♡リナに泣きつかれたら?♡
エル:う・・・認める・・・・。
 姫:やっぱりね♪
エル:・・・まあ、あいつは・・・あたしにも原因・・あるからねぇ・・・。
    はぁ・・・・。
 姫:コピーした時期の問題よねぇ♡完全にリナスを独占したいときの、まっさかりだったし♪
エル:ユニットぉぉ~・・・・。
 姫:ふふふふ♪・・で?エル?あいつへの・・お仕置き・・私も参加してもいい?
エル:当然!!!リナをこともあろうに、普通の人間があんな目にあわせてぇぇえ!!!!
 姫:それは、私も同感♡
エル:ふふふふふふふふ♡消滅なんてさせないわよぉ・・・。それより、もぉぉと、苦しませてやるぅ・・・・・。
 姫:そうそう♡よりによって、リチェウスィに手を出したあいつが悪いからね♡
エル:じゃあ、ユニット、お仕置き、いろいろと相談しましょ♪
 姫:さんせい♪
エル&姫:それじゃ、また♡
 
(薫・・今だに、頭と背中に、大鎌とスコップが突き刺さって倒れている・・・)



 HOME    TOP    BACK     NEXT