・・・・・・・・・・会議の表現・・・・省いてます・・・・・
うーん。
何かいい表現方法・・・・・・・・・。
頭では会議の様子・・・あるんだがなぁ?うーん・・・・。
ちなみに。
国会会議。
んな感じです・・・・それプラス。
裁判の様子。そんな情景を想像してください(こらこら!←超、人任せ・・・・
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狭間の選択 ~会議と結果と無駄な努力~
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!?」
響き渡る、リナの悲鳴。
「…つーか、あんたでも悲鳴上げることがあるんだな。」
などと、違うところで関心しているルーク。
がくがくがく。
ガタガタガタ。
全身が震えるのが自分でもわかるほどに。
リナの体は小刻みにと震えている。
そこにいるはずのない人物の姿を目にして。
「何よ?リナ?」
うそよ。
嘘。
ウソダ、ウソダ、誰か!
ウソだといってぇぇぇぇぇぇえ!!
リナの心の中はその言葉だけで埋め尽くされ。
「今回の会議にあたっては。
姉妹関係を結んでいるゼフィーリアより、わざわざ、
『赤の竜神の騎士(スィーフィード・ナイト)』様がお見えになっております。
…って、リナ殿???」
ふと、顔面蒼白にとなっているリナをみて、首をかしげている評議長。
そんな彼の言葉に。
「ああ、気にしないでください。リィナv何里帰りもせずに、こんなところでまだ遊んでるのかしらねぇ??」
にこやかに、笑みを浮かべつつ・・・・といっても、絶対零度の微笑みで。
そこにいるはずのない人物。
紫がかった青い髪。
その髪は今や肩よりも少し伸びている程度。
だがしかし、きっちりと切りそろえられているそれは、今も昔も変わりなく。
「ルルルルルルルルナ姉ちゃぁぁぁぁぁぁん!?
何で姉ちゃんがここにぃぃぃぃぃぃ!!?」
再び、リナの絶叫が、建物の中にと響き渡る。
リナの視界に映りこむのは、ここ、セレンティアにいるはずもない人物。
自分の姉、時には兄でもあるが。
ルナ=インバース。
正式名称。ルイアナ=アズル=インバース。
その当人。
ちなみに、こちらは男性のときにはルイス。と呼ばれているのだが。
またはルイ。
ゆえに、赤の竜神の騎士が、男性、と信じているものも後を絶たない。
まあ、事実、男性にもなれるから、一概には間違い。とはいえないのだが…
何はともあれ、そこにいたのは、紛れもない。
『赤の竜神の騎士(スィーフィード・ナイト)』たるその当人。
リナの実の姉である。
そんなリナの言葉に。
「あら、ここの協会に呼ばれたのよ。後はヴィーナスに頼まれたのもあるしね。」
いいつつ。
ちらりとルークにと視線をむけ。
「…とゆーか、何シャブ…あんた、その人間と協力体制とってるのよ…」
ルークの中にいるそれにと気づき。
そんなことをいっているルナ。
『…そういうな…下手にのっとりでもしたら後が怖いからな…』
ルークの口からではなく、別の場所から。
そんな声がルナの耳にと届くが。
そんなそれの言葉に。
ちらりとガウリイにと視線をむけ。
「…納得。」
それだけで納得していたりするルナではあるが。
まふ、下手に刺激して、万が一あの御方の怒りでも買おうものなら。
どうなるのか、想像には難くない。
そういえば、母さんが、ここに来る前に。
珍しいお客さんが来るとか何とかいってたけど…
気配からして…あの御方たちの気配がゼフィーリアの方からしてるのって…
・・・・気のせいじゃないわよね・・・・(汗)
などと、心の中で冷や汗を流しつつも。
ルークの中にいる魔王の言葉に納得の言葉を示しているルナ。
「ま、とりあえず、どうでもいいことはおいとくとして。
私はこのたびの新たな評議長の指名をすべく。
前任者を連れてきただけよ。」
いいつつも。
後ろをちらりと見ているルナ。
その言葉に。
ふと、リナたちが視線をそちらに向けたその先に。
見た目二十代、前半くらいの若い男性が一人たたずんでいたりする。
だが、特徴的なのは、その姿が透けていること。
後ろの背景がきっちりと見ることができたりする。
「…ねーちゃん…もしかしてこの人…」
リナがその人物の正体にと気づき。
思わず目を見開きつつ、ルナにと問いかけたのは…言うまでもない。
ざわざわざわ。
『だから、絶対にフランシスのやつがやったに決まってる!』
『何をいう!貴様こそ!ブラン!貴様が命じてやったんだろうが!
それに貴様が暗殺されかかったのは貴様の所業のせいだろうが!』
ギャンギャンギャン。
などと、いつもなら、会話が繰り広げられていたはずであるというのに。
部屋の中は。
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』
シィィィン。
いつにもまして水を打ったようにと静まり返っていたりする。
いつものように、というか昨日の続きの話し合いをするために。
四人の神官たちにそれぞれに会議の場にと出向いてもらったのはいいものの。
なぜか。
一晩で、髪を真っ白にしているブランとフランシス。
そして、意味不明なことをいいつつ、どこか焦点の合っていない瞳で。
何やらぶつぶつとつぶやいていたりする。
そんな彼らをどうにか、あまりに正気に戻らないので、数回。
ある魔道士が、彼らにとテ゜ィグ・ボルトをアレンジしたかなり威力を抑えた術。
それを二人にと数回施し。
どうにか少しは正気になっているらしい問題のフランシス大神官とブラン大神官。
だが、二人ともどこかおびえているのは、気のせいではないであろう。
まあ、何があったのか、誰も知るはずもないが。
それもそのはず。
二人は、しっかりと、その精神、というか魂に対して直接に。
ガウリイとルーク、二人の制裁が一晩中。というか、彼らの感覚的な時間率では、一ヶ月以上の間。
施されていたのだからして。
昨日までは、騒がしかった一番の問題児の二人が静かゆえに。
この場は今は静まり返っていたりする。
それが、逆に不気味、ともいえるのであるが。
「え、えー。それでは、本日、今から、新たな神官長の命名をするために。
この場には主だった関係者の方々、それに魔道士協会の評議長殿。
見届け人として、各機関の責任者の方々…といった方々がこられています。
それでは、開廷します!」
うつろな目で笑っている、というかおびえている、というほうが正解なのだが。
とりあえず、そんなブランとフランシスの二人はほうっておいて。
開廷の言葉が、判定人の口よりと発せられる。
そこは、少し広い空間。
すり鉢状にと中央の広い空間を中心にと円状に階段が連なり。
そして、その中央の正面の少し高い位置には、ちょっとした特別席。
のようなものが作られている。
四人はそれぞれに東西南北にと設置されている椅子とテーブルに席が用意され。
それぞれ各自与えられた席で座っている状態。
そして、かなりの野次馬…もとい、見物客、というか一般客の姿もちらほらと具間見える。
ちなみに、会議の様子を見物するのには有料で、閲覧することが可能。
ついでに言えば、結構興味があるためか、整理券まで配られて。
抽選式となっていたりするのもまた事実。
そんなこんなで、幸運にも抽選で生き残った、というか当選した人々が。
この会議を閲覧する権利が与えられているのだが。
「えー。それでは、まず。このたびの騒動、その発端となった。原因。
その生き証人、ならぬ生き魔族。その登場です。」
ザワッ!!!!
その進行の言葉と同時に。
奥の部屋より二名の人物にと引っ張られるようにして、奥の扉より、そこに現れたのは。
ほかでもない、リナたちが、先日、焼けた神殿にて見つけたあの魔族。
『うわっ!?』『何だ!?』『何あれぇぇぇえ?!』
などという悲鳴や叫びが一般の人々から上がっていたりするが。
その言葉はものの見事に無視される。
「えー。では証人、魔族、ヅェヌイ。汝の証言はうそ偽りを言うことは。
すなわち、汝が魔族より離反することと認識されます。
えー、なお、汝の処遇はこの会議が終わってからのちに。
今は覇王神官グルゥ殿から身元引き受けの要請がでているので。
汝の身柄はそちらに移行されます。」
などと、書類を片手に淡々とそこにかかれていることを読み上げている進行役。
本来なら、この場にいる人間など、自分の手にかかれば、ただのエサに過ぎない。
人間など弱すぎる生き物にどうして自分がこうして捕らえられているのか理解不能。
などと、理不尽さをも感じるが。
それ以上に、自分の力が未だに振るえないことと。
そして。
なぜか、この場に、どうしてこうして。
超、高位魔族である、獣神官様の姿や覇王神官様の姿が。
閲覧している人々の間に混じって見られているのか。
そのほうが彼にとっては理解不能。
淡々と語られてゆくそんな会議の進行状況を具間みつつ。
「いやぁ。しっかし、ヅェヌイさん…何かんがえてるんですかねぇ?」
にこやかに、その様子を眺めて、にこにこと笑っている黒い神官服を身にまとっている一人の男性。
「彼もまた、人間はただの遊び道具、としか考えてない典型的なタイプだからねぇ。
まあ、あの馬鹿上司よりましだとは僕は思うけどねぇ♪」
などといいつつ、にこやかに。
その様子を眺めている一人のこちらもまた若い青年。
特質すべきはもう一人の男性が目をほそめて害のないような笑みを浮かべているのに大して。
こちらは逆に、はっとするような美青年。
その珍しい青色の髪が印象深い。
ちなみに瞳の色も青、それでもって自らが着ている服も青。
青を基調としている神官服。
見た目、どこかの神殿の関係者であろう。
としか回りの人々の目には映らないが。
・・・・・まったくもって、『神殿』の関係者などでは…ない。
「…グルゥさん…馬鹿上司って…いくら本当のことでもそれはないんじゃ?」
そんなことをいうそんな青年の言葉に。
「だって、本当のことだろ?ね?ゼロス?
まったく。いくらなんでも、あのリナさんとガウリイさんだよ?
勝てるわけないじゃない。それでもって、あの御方がじきじきに、
馬鹿たれのところにこられて僕たちまでとばっちり…いい迷惑だよ。本当に。」
「…自分の創造主たる上司をそこまで馬鹿にするのって…
…多分グルゥさんだけでしょうね…」
そういいつつ、盛大にため息をつきつつも、にこやかにと笑っているのは。
どこにでもいるような怪しい神官、獣神官、ゼロス、その当人。
そして、もう一人は。
一応、ちょうどいい実験材料に加えようと思いつつ。
身元引受人にと名乗りをあげている、覇王神官グルゥ。
この二人がこの会議の行方を見守っているのは、理由があるにはあるのだが…
「でも、何ですよねぇ。まさかあの御方から、この会議がおわったら。
ルークさんとミリーナさんに、ゼフィーリアに向かうように。
しかも、リナさんとガウリイさんには気づかれないようにって…
かなり困難な命令うけたのでないと、こんなところにはきませんけどね…」
はぁ。
いいつつ、盛大にとため息をついているゼロスとは打って変わり。
「そう?でも、僕は結構このお仕事、気に入ってるよv
だって、すべてが終わったら、エル様とユニット様特性のある物質の作り方。
教えてくださるっておっしゃってたからねv」
にこやかに微笑むそんなグルゥの言葉に。
「…お願いですから、僕では実験はしないでくださいよ?グルゥさん…(汗)」
本気で汗など流すはずもないのに、脂汗をかく。
というのはこういうことをいうのかもしれない。
そんなことをおもいつつ、横にいるグルゥにと懇願しているゼロスの姿。
そんな二人の姿が、とある階段の一角で見受けられていたりするのだが。
そんな二人には関係なく。
滞りなく、ヅェヌイに対する質問が終わってゆく。
まあ、彼もうそをつけるはずもない。
何しろ、気配を感じるのだ。
横手にいる、一人の人間から。
魔王の気配を。
怯えと、それと恐怖と畏怖と、ゆえに。
珍しく素直にすべてを告白しているこのヅェヌイ。
この後。
彼は魔道士たちの魔族に対する術の実験材料としてこき使われる魔族生が待っているのは。
このときのヅェヌイは知らない事実。
魔族がすべての引き金。
そう聞かされても、素直に信じる神官たちではない。
まあ、そう聞かされても、どこか心あらずの二名はほうっておくとしても。
「では…あのときの声は・・・いや、そんなはずはない!
私は確かに神の声を!お告げをきいたのだ!」
などと、叫んでいるライアン。
まあ、人間、頑固一筋。
という人間はよくいること。
それが要職についている人間ならばなおのこと。
自分が魔の言葉に惑わされた。
などと素直に信じることができない、ライアン大神官。
「…それで?確か、今回、ある方から、神官長の命名がある。
とお聞きしましたが?」
一人冷静に、そう聞き返しているケレス。
そんなケレスの言葉に。
こくん。
ひとつかるくうなづきつつ。
「ケレス殿の言われたとおり。
今回は、もっとも確実なる人物をお招きしてあります。
-どうぞ。ヨシュア神官長殿。」
ザワッ!!!!!
会場がその声と同時にどよめき立つ。
「はい。」
その声と同時にと入ってきたのは。
紛れもなく。
火事で死亡したはずの、ヨシュア神官長。
その当人であるがゆえに。
「まず、皆さん、驚かれたことでしょう。
私はここ、セレンティアの神官長を務めておりましたヨシュアと申すもの。
先のヅェヌイという魔の手により、死亡いたしましたが。
こうして今、皆様の目の前にいる私は魂、というか幽霊、と一般に言われているものです。
またはゴースト。ともいいますね。
そして、かりそめの物質化を行ってくださったのは。
皆様も知られていますとおり、
ゼフィーリアにいらっしゃいます。赤の竜神の騎士(スィーフィード・ナイト)様です。」
淡々と。
死んだはずのヨシュアの言葉が発せられ。
そして………
「しっかし、まさか、こういう結果になるとは。」
いいつつ、目を点状態にしているルークに。
「それは私も同感。」
「ですわね。まさか、まったく表にもでてこなかった。
ケレス大神官のところに勤めてた。
ディアナ巫女頭が時期、神官長に任命されるとは。」
いいつつ、苦笑しているミリーナ。
四人がいるのは、とある一室。
というか、とりあえず。
今日の会議の話し合いをしているのだが。
そう。
新たな神官長にと任命されたのは。
ケレスでも、そしてライアンでも、とうぜんブランでもフランシスでもなかった。
選ばれたのは。
というか、死亡していたヨシュア神官長が指名したのは。
名前すらでてこなかった、とある巫女の一人。
何でも、彼女は時期神官長として、ケレス大神官のところで功徳を学んでいたとかいないとか。
そのあたりはリナたちにとってはどうでもいいことだが。
「だけど、ま、ブランは自業自得ね。」
いいつつ、苦笑しているリナ。
ブランは、会議の中で。
今までの彼の悪事が暴露というか、披露され。
今までの余罪がすべて明らかになり。
―婦女暴行。
の容疑で逮捕、投獄されている。
おそらく、これから一生、外にでることはもはやないであろう。
何しろ、彼が投獄されるために護送されていったのは。
ほかならぬゼフィーリア。
どうやら彼は以前、ゼフィーリアからやってきていた観光客の女性に。
…狼藉を働いていたこともあるらしく。
故に、何人も生きてでることは不可能。
とか呼ばれている一般にはあまり、というかほとんど知られていない。
とある監獄にと連衡されていった。
まあ、連れで戻った、というか、強制的にその場で、というか判決がでたその場で。
ルナに強制的に送還されたのだが。
「フランシス大神官は。ゼフィーリアにて、奥さんと。
一緒に研修生、として出張らしいですしね。」
こちらはまあ。
ブランほどではないにしろ。
だがしかし、一応は。
まず、誰もが逃げ出したくなる。というか、精神が狂う、とゼフィーリア以外ではいわれている。
ゼフィーリア独自の研修にと参加させられることになっているフランシス。
研修をうけつつ、今までの彼の罪を反省させらせてゆくのがそもそもの趣旨。
「だけど、本気で、予想外。だったわね・・・・・」
いいつつ、窓の外を眺めるリナ。
あれほど、四人の神官たちにより、その地位をめぐり対立し。
挙句は暗殺者騒ぎまで起こった。
というのに。
その終わりはいともあっけなく。
…死んだはずのヨシュア神官長の鶴の一声にて。
今回の騒ぎは、とりあえずは。
落ち着きを見せそうな気配をしているここ、セレンティアの夜空をみつつ。
リナ・ガウリイ・ミリーナ・ルークの会話は。
しばし、ここでの出来事についての会話に華が咲いてゆく。
…実は、この会話。
リナが現実逃避をかねているのは。
それはガウリイだけが気づいている真実。
それは、姉が戻るときの一言。
「リルナ。ガウリイさんと一緒にゼフィーリアに戻ってきなさいねv
遅くなったら…わかってるわよねぇぇぇぇ?ん?」
その言葉が、今のリナを。
しばしの現実逃避に走らせている。
ということは。
ゼフィーリアで何が起こっているのか。
それは、まだ、ガウリイですら聞かされていない真実……
-続くー
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あとがきもどき:
薫:とりあえず、言葉を濁してのセレンティアの結末ですv
・・・・・・・・・・・・会議の様子がきれいにかけない・・・・・
そのうちに、突発的にそこだけ書くと思われます(多分)
ちなみに。
会議の流れ。
魔族ヅェヌイの登場。会場大混乱。
ルナがヨシュアをつれてくる。
ヨシュアが時期神官長を指名。
その言葉に一瞬正気にもどった二人とプラス一名の反論大会。
そこに、ケレスの一言。
ディアナ。という人物が選ばれたのは。
彼女が赤の竜神の騎士の力の一部。を少しばかり受け継いでいるがゆえ。
それで反対する意見がなくなり、そのまま閉廷。
その後。
すこしばかり、ルナの四人(主に二人)に対する神官としての心構え。
それがなってない、ともう特訓をうけ。
で、現実逃避に走っているリナたち。
といった具合ですね。
裏の事情は(まてぃ!
何はともあれ。
次回でようやく出発vんではではv