☆スレイヤーズ・ロールプレイングゲーム☆
掛け替えのない真実
・・・・などと思ったものの。 ・・・・あ、そーいや肝心なことを忘れてた。 くそ〜。 そういやあたし今・・・魔法・・使えないんだった・・・・。 ・・・・魔法が使えたらこんな程度のやつら一発なのに・・・。 不幸にもあたしはここ数日は魔術が使えない期間の真っ最中。
しかもどうやらさっきから自称勇者もどきたちがプラズマドラゴンに向かっていっていたりするけども。 相手は所詮海の中。
・・・それだけでなく簡単にいともあっさりと返り討ちにあっていたりする。 ・・・・お〜い・・・・。 「なあ?リナ?これってやっぱり困っているのか?」 ぐらぐら。 ばっしゃん。 ドラゴン達が暴れ回り海水が船にと盛大にとかぶっているが。 ついでにたっていられるのがやっとのほどの揺れの大きさ。 まあこれだけ海面がプラズマドラゴンが暴れているので荒れているからその分、 船のゆれもすごいようだが。 しかし・・・・お゛い゛。 ・・・こ・・・・このくらげは・・・・。 「だあぁぁぁ〜!!見たらわかるでしょうがぁぁぁあ! これのどこが困ってない!っていうのよ!」 あたしの横でそんなことをのほほんと言ってくるガウリイの襟首をつかみ。 がくがくとゆするあたし。 とうみても困っている状況以外の何ものでもないだろうが・・・このクラゲはぁぁあ! あたしにがくがくとゆすぶられつつ、にこやかに。 「そっかぁ。困ってるのか。これって。」 などとにこにこと笑っているガウリイだし。 ・・・・本気でいっているのか?こいつは・・・・
・・・・あ゛・・・何か頭あたし痛くなってきた・・・。 「ま、それじゃ、とっととあいつらどうにかするとするか。」 ・・・・できるもんならとっととやってるわよ。 何かわかりきったようなことをいっているガウリイだし。 あたしの手をやんわりと振り解きそしてそのまま船のへさきの方にと進んでゆくガウリイ。 おーい?クラゲ君? 相手は海の中ですよぉ〜? あたしがあっけに採られているとガウリイが少し動きを見せてるけど。 何する気だ?あいつは?
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