☆スレイヤーズ・ロールプレイングゲーム☆

     掛け替えのない真実    
     

    とりあえずいくらあたしでもああいうことがあったすぐである。
   一応別れ際にミルガズィアさんがまたまたくれたオリハルコンの袋もあることなので。
   一応懐はあったかい。
   ここはやはり盗賊いじめとかもしたいけど、今はそんな気分ではないし。
   寄り道などをせずにここはやはりまっすぐにセイルーンに向かうのが無難であろう。
   「なあ?リナ?そのままセイルーンに向かうのか?」
   ガウリイがあたしにそう聞いてくるけど。
   「うん、それに気になることもあるしね。」
   伊達に聖王国として名高いセイルーンではないはずである。
   もしかしたら魔王が復活したとかいう神託が下されていても不思議ではない。
   そんな会話をしつつあたしたちはとりあえず海路を通ってセイルーンにと向かうことに。
   

   「魔物だぁぁぁ!」
   何かそんな悲鳴が聞こえてきたのは船にのりしばらくしてから。
   あと一日たらずでセイルーンに程近い沿岸諸国連合の港町にとたどり着く。
   そんな日のこと。
   「リナ!」
   「わかってるわよ!」
   その言葉をうけてあたしたちが甲板にと出ると海にいるのは、
   どこにでもいるようなプラズマドラゴン・・。
   ・・・・またなんだってこんなものが・・・。
   しかもそれらが三対。
   さて、どうやって切り抜けるか。
   あたしの竜滅斬でやってもいいけど、それだと船に被害がどれくらい出るかわかんないし・・・。
   「リナ?どうする?」
   そんなあたしにガウリイが聞いてくる。
   うーん、どうしよっかな?
   あたしがそう思い悩んでいるさなかにもブラズマドラゴンはその口から雷を発して。
   あたしたちが乗っている船をめがけて進んできていたりする。
   ・・・・おいこらまて・・・・。
   たかだかブラズマドラゴンの分際で生意気な!
   周りからはほかの客たちの悲鳴などが響き渡っていたりする。
   ここはやはり早いところ決めたほうがよさそうよね。
   さて・・と。
   あたしは少し考えて術を唱え始める。

 

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