☆スレイヤーズ・ロールプレイングゲーム☆

     掛け替えのない真実    
 


    揺れる船の上。
    そして船のへさきにしっかりと立ちそしてすらりとなぜか・・・剣・・・抜いてるし。
    「・・・・・・」
    ふとそれに気づいたほかのこの船に乗り合わせていた人たちもあっけにとられていたりする。
    そんな一人、船先に立つガウリイに気づいてか。
    三体のプラズマドラゴンたちが一斉にこちらに向けて口を開いてるし。
    そしてそのままその口周りに収縮しているプラズマの塊が・・・・。
    「だぁぁぁぁ〜!!!」
    「うどわぁぁぁ〜!!!」
    あたしの叫びとほかの人たちの叫びが同時に重なっていたりするし。
    だぁぁ!
    「でぇぇぃ!こうなったら仕方がない!ファイアー・ボール!」
    ・・・・・ポシュ。
    あたしが放ったその術はものの見事に掻き消える。
    だぁ〜!やっぱりまだ呪文つかえないぃぃぃぃ!
    そんなあたしの心の叫びを知ってか知らずか。
    
    「はっ!」

    ぶわっ!


    ガウリイの気合と共にそこから繰り出されてゆく剣圧の刃。

    ・・・・うそ!?
    
    ガウリイの気合と共に剣が振り下ろされ、それと同時にドラゴンが吐き出した、
    プラズマさんが剣圧であっさりと霧散されていたりする。
    それどころか・・・・・。

    『・・・・・・・・・・・・・・』

    それをみて思わず沈黙するあたしたち。


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