まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちら

こんにちわ。さてさて。
このたびから、スミレちゃんの一人称v
といっても。
いまだに、今まで私が打ち込みしていたような、あの元気なスミレちゃんとは一味もふた味も違いますv
この当時、彼女、仲間の存在、知りませんからねぇ・・・・(しみじみ・・・・
(つまりは、同じ存在の彼女たちのことを知ってから、精神的にゆとりがうまれる?←笑
スミレちゃんの想い…表現・・・・できるかなぁ?みゅぅ・・・
初期だけだかんなぁ・・・彼女が結構素直(それ以後は心の奥底でしか思わないから・・・
なのは・・・・表にだすのは・・・
ま、救いは唯一。フェアリーの存在。彼女のみのです。今のスミレちゃんは。
んではでは・・・・・いくのです!

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遥かなる邂逅 〜たどり着いた結論?思考中?

どうして、互いに争うのだろう?
そう、設定したのは、確かに自分だけども。
それは、互いのそれぞれの魂ともいえる本質を高めるために設定したこと。
それゆえに…だけども……私は、このようなことを望んだわけでは…ない。

ここは、いったいどこなのか。
それすらもわからない。
いや、というよりも。
どうして自分たちが、このような大陸にいるのかすらも、彼女たちにはわからない。
覚えているのは…自分たちの故郷である惑星が、消滅させられるシーンと。
そして、自分たちがのっていた宇宙船を包み込む、あからさまに、自分たちを沈めようとした、閃光。
視界に光が走り、気づいたときには、すでにこの大陸らしき場所にと倒れていた。
見上げるそらにあるものは。
見慣れない太陽。
だけども、それは、人工的な光ではないことは、一目瞭然で。
地平線のかなたまで、延々と続くのではないか?
という白い、白い砂浜をゆっくりと踏みしめつつ歩いてゆく一人の少女。
ざくっ。
ざくっ。
足を一歩踏み出すたびに、音がするのは。
よくよく見れば、歩いている白い砂浜は見慣れた砂の粒子ではなく。
細かな星のような形を成している形式に見て取れる。
−星の砂。
どこかでそんな言葉を読んだことがある。
それは、まだ、自分が幼いときに、母親から。
何かの本で聞かされた記憶が、脳裏にとよみがえる。
それは…二度とあうことはない、懐かしい母親の記憶。
すでに、母親はこの世の人ではないことは、すでに理解している。
なら、自分は?
「・・・・・私ももしかして、死んだの?ここは、死後の世界?」
様々な話をきく。
そこは、花々が咲き乱れた楽園だ、だの。
何もない、殺伐とした場所だの。
または、すべての苦しみなどがない、申し分がない場所だの。
だがしかし。
一度死んで生き返ったものたちのいうことは。
すべてが共通しているわけではなく。
ましてや、人が死ぬときに脳にて具間みる、幻。
そのようなすでに実験結果も多々とでているこの時代。
どれが真実で、どれが、はかない伝説なのか。
それは、自分が経験しないとわからない…この現実。
「と、とにかく、ほかのみんなを探さないと…」
ここが、俗にいう天国にしろ。
そしてまた、もしかすると、あの爆発のときに。
力の偶発的な作用による事故により。
どこか別の場所に飛ばされてしまった。
そんな可能性もまた、考え付く。
空に見える、星の配置は見たこともないもの…なのであるが。
いまだ日は、高く上っているがゆえに、いまだに彼女の目からは、夜空の星星は見受けられない。
感じる違和感はそれだけではない。
ここには、人類が存在しているかのような、独特の雰囲気、というか。
それらの痕跡すら、雰囲気的には感じられない。
それが、さらに少女−ユリの不安をあおってゆく。
だからこそ。
その視界の先に、倒れている人影らしきものをその目にしたとき。
ユリはわれも忘れて、そのまま駆け出してゆく。
それは…【人】という生命であるがゆえに……

「…ねぇ!大丈夫!ねぇったら!」
ほっとした。
それが、仲間の一人の姿であることがわかり。
だけども。
自分と同じく、波打ち際にて気絶しているのもまた、疑問に思う。
ひょっとしたら…
そんなことを思いつつ。
ふと、いまだに横たわる友の一人の体をゆすりつつも。
その視線を海にと向ける。
そこには、見渡す限りの青い海と。
地平線の先からのぞいている白い雲。
自分たちがかつて住んでいた場所では、人工的にしか見られなかった。
海辺の光景、というか風景、そのもの。
いったいここは、どこなの!?
ユリの内心の悲鳴とも、混乱ともいえない声は。
その声にこたえるものなど、ここには誰一人として存在などはしていない……

ほぅ。
ほぅ。
どこかで、何か鳥なのか、それすらもわからない何らかの生物の声が森の中にと響きゆく。
月明かりが、やわらかく降り注ぐ。
パチパチパチ。
目の前の焚き火がはぜわれ、その火の粉を空にと舞い散らせて行く。
誰も何も口をきかない。
誰もここがいったいどこなのか、理解すらできないがゆえに。
結局のところ。
仲間を探したその結果。
見つかったたったの十数名。
あるものは、森の中に、あるものは、ユリと同じく浜辺に。
また、あるものは、近くにあった、砂漠の中にとあったオアシスに。
それらが、一日のうちに見つかったのは、奇跡、ともいえる出来事ではあるが。
男女、あわせて、十二名。
それは。
自分たちの故郷の惑星が、消滅するのを船の中から見ていた人数、というかメンバー。
約、一人の姿が見えないが。
それを除けば、あのときにあれをみたメンバーのまま。
「…私たち、いったい全体、どうなったの?」
誰ともなく、焚き火をみつつも、ぽつりともらす。
それは、仲間を探している間にもそれぞれが自問し、問いかけていた疑問。
「…わからない…」
つぶやくユリのその言葉に。
 「可能性としてあげられるのは、機体が何らかの攻撃を受けたのは明らか。
   そのときの爆発のエネルギーによる、相対的な力と空間的な力が重なり。
   それがあのあたりの重力場の以上とあいまって、時次元的な何かの作用がひきおこり。
   ここにたどり着いた、と考えられる可能性が、一番にもっとも、確立的には高いけど…」
そういいつつ、その手にした、光をエネルギーとする形式の、携帯式のノートバットを開いている一人の少年。
ノートパット、というのは、かつての文明が開発した、パソコンの進化版。
その大きさはちょっとした人幅よりも少し大きい程度ではあるが。
折りたたみができ、何よりも、重さはほとんどなくかさばらない。
そして。
これひとつで、数光年先の指定したどこかの場所の情報を読み取ることすら可能。
という代物。
…最も、あの星にいた限り、それは、地下の特定の場所でしか使えなかったのであるが。
鈍く、銀色に輝くそれの二つ折にしている、その下にある文字の羅列の入ったバネルをたたきつつ。
全員に視線をざっとむけ。
「…だめだ。何の反応もない。…結論からして。この僕たちがいる、この場所から、数光年先の位置に。
   文明、というか、それらしきエネルギーを発しているものは…まったくもってない。
   そもそも、生態反応すらも感じられない、という事実が…」
普通、生物が存在する、惑星や、そして、そんな惑星などを抱擁、抱いている恒星などは。
ある種の特殊のデンパというか、それらしき信号を放っている。
それは、彼らにとっては常識てきなこと。
もっとも。
それが発見されてしまったがゆえに。
宇宙戦争はさらに広がりを見せてしまった、という欠点もあるにはしろ。
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。』
その言葉にさらに静まり返る子供たち。
ここにいる子供たちは、一番年上でも、まだ、大人にはなっていないころあいの子供たちばかり。
下は、七歳程度から、上は十四、五歳くらいまでの子供たちが男女あわせて十二人。
「…で?どうするの?」
誰ともなく、今後の。
それでいて。
ほかにも助かった仲間がいるかもしれない、という期待と、そして…不安。
そんな意味合いを込めつつも。
つぶやく、彼らのその言葉に。
誰も…何も言い返すことなどはできずに。
パチパチパチ…
ただただ、淡く光る月を上空にと掲げ。
目の前で燃やされている焚き火の火をじっと見つめる彼らの姿。
人間、【状況がわからない】というものが、一番最も動揺する。
ましてや。
右も左もわからない地、というか、どうしてここにいるのかすら、彼らにはわからない。
それもそのはず。
何しろ、彼ら、いや、彼女たちは、あの一瞬、しばらくの間、眠りにつかせていたがゆえに。
ほかの子供たちは…彼らは、再び、目覚めることを拒否した。
それは、いくら、私がどうこういっても。
その精神事態が拒否しているのであれば私は何も言えはしない。
本質的に、私は傍観。
私が動けば、必ずどこかにひずみが生じる。
それがわかっているがゆえに。
前に数度、私自身が出向き。
…そのまま、消滅してしまった世界を私はいくつも知っている。
また、そんな世界を再び私の中にと還りゆかせたのは…他ならない自分だからして。
だからこそ。
私は、選んでほしい。
そこに生きる命というか生命たちに。
自らが住む世界をそのまま存続させるのか、または…否か。を。
そのまま、あっさりと、完全に消滅させても、それはそれ。
別に自分がどうこうなるわけでもない。
だけども。
その中に、心を打つような、純粋なる願いがあれば、話は…別。
だからこそ、私は……

私はここで、彼らを見守る。
彼らがどうするのか、それで、すべてを決める。
そう、あのときに、決めたから…だから。

それは、ユリたちには知らせない。
何事も、答えは、知らされて行動するものではない。
あくまで、自分たちの判断で。
この世界がどうなるのか。
それは…彼らしだい。
今、命の新たな活動を始めている、銀河群などの行く末も。
すべては、私はこの『惑星の様子』にて。
判断を下すことを決めたから―――


バッキン・・・・
くべていた木が燃え、割れる音が静かな森の中にと響き渡る。
「…とにかく。ここがどこなのか。手分けして、組をつくって。
  状況を判断し、そして、ほかにここにたどり着いている子供や、またはほかに誰かいないか探してみる。
  それをしてみるしかないんじゃないのかしら?」
つぶやく、ユリの言葉に。
それ以外に、誰も、この状況をどうにかできるはずもなく。
ただただ。
全員、無言の一致で、その今後の身の振り方にと決まってゆく。
十二人の男女の子供たち。
そんな彼らを上空からは、月の淡い青白い光が降り注ぎ、木々の間から、彼らを照らしてゆく。

がんばりなさい。
これは、もしかすると、傲慢なのかもしれないけれど。
だけども…私は、信じたいの……

何もない場所からも、這い上がれる力。
そして、自らを高める努力と、進化。
そうやって、生命は進化をするようにと、私は創った。
ゆえにこそ。
ダメだったから、滅ぼす。
なんて、お決まりのことを繰り返していても、それはそれで、【進歩】がないから…
私は、あのときに教わったの。
だから……短い間ではあったけど。
私も確かに、人として。
あなたたちと過ごしたから……


                        −第11話へー

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あとがきもどき:
薫:今回、短めです。というか、スミレちゃんの一人称です。
  えっと、この世界。スミレちゃんが世界を作り始めてまだ間もない時代です。はい。
  何しろ、人の姿に完全にとなったのがあの星にと降りたときがはじめてですので。
  それまでは、形のみは、形式上はとってたんですけどね・・・・
  あ。ちなみに。まだ打ち込みすらしてないですが(こらこらこら!
  この話を終えて、次なるステップにスミレちゃんは進んだり・・・・
  (ぶっちゃけた話、人の子供になることを経験するのよね・・・汗←つまりは両親つき)
  で、だんだんと、スレイヤーズの世界で遊んでいるような(まて!)
 それとか普通に打ち込んでいる、ああいったスミレちゃんの背景が出来上がってゆくんですよねぇ・・・・
  ま、それはまた。またの機会に・・・・(多分・・・・
  まだこのときには、仲間、というか同じ存在の【カレラ】の存在。彼女、知りません。ええ。(きっぱり
  ちなみに。
  このとき、実験的に、世界を光に俗するものと闇に属するもの、とかにわけて。
  創ったりもしてますけど、ほとんどがうまくなりたってなかったり。
  というか、あまりの成り立ちのなさに、スミレちやん、消滅とかさせたりとかして…
  いまだに、どこかの世界を誰かに任せる。
  とかいうのはやったことはありません。あしからず。
  というか、そこまで思いついてない、というのが現状です。このときには・・・・
  ま、これ以後、結構やりはじめるんですけどね。彼女は。
  機能的だから、と、別の理由で(汗
  まあ、何はともあれ、んではでは・・・・・また、次回にて。
  次回から、話が開始されます。
  ある意味、不思議な世界に紛れ込んだ、子供たちの冒険記?に近いかも(表現できれば、だが・・・汗
  んではではv

2004年3月21日某日

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