あとがき:

村田健=アンリ:A
ツェツィーリエ:T
渋谷美子  :J



A:「しっかし、ツェリさんもやりますねぇ」
T:「あら?猊下ほどではありませんことよv」
J:「いいわねぇ。健ちゃんは。あっちの国にいけて。私もいきたいのにっ!!」
A:「……ま、まあそのうちに……」
T:「あら?そういえば、始めまして。陛下の育ての母君ですわよね?
   わたくし、コンラートたち三人の母親のツェツィーリエといいますのよ?よろしく」
J:「え!?コンラッドさんの!?そうなんですか。浜のジェニファーってよんでくださいね。
   私は渋谷美子っていいますの。」
T:「まあすてき!通り名がありますのね!私は愛の狩人が通り名なんですのよ!」
J:「まあ!何てロマンテッィク!!」
A:「・・・あ、あのぉ?突っ込むところはそれですか?ジェニファーさん…
    さすがというか、何というか…さすがジェニファーさん」
J:「健ちゃん。今度皆さんをつれて遊びにいらっしゃいな。
    きっとショ〜ちゃんたちも会いたがってるわよ?
    す〜ちゃんは…ずるいけど、あっちにいく機会あるらしいしぃ……」
A:「誰からきいたんですか!?誰から!?」
J:「え?何かこの前買い物にいった先でであった女の子からv
    それがねぇ!ものすっごくかわいいというか綺麗というか!
    とにかくものすごい美人だったの!美人って言葉では言いあらわせないほどにっ!」
A:(…何かいやな予感が……)
T:「まあ。そんな人が?わたくしも是非ともあってみたいですわっ!」
J:「何かゆ〜ちゃんや健ちゃんの知り合いみたいなこといってたから。
    わたしもぜひとももう一度!そして私の写真コレクションに加えたいわっ!」
A:(…どうか姫様でありませんように……)
T:「でもいいわねぇ。あの写真ってもの。生き写しの肖像画が一瞬でできるなんて。
    そちらの世界はかなり文明が発達してますわよね」
J:「何ならカメラをプレゼントしましょうか?簡単に撮れるものも最近は多いですし。
   というか、最近は軽量化がすすんでますしv」
T:「まあ!是非に!そしてとったものは猊下にたのんで現像…とかいうのしてもらえばいいですしっ!」
A:「ちょっとまってください!いくら僕でも現像って…現像液なしでは無理ですよっ?!」
J:「大丈夫。健ちゃんならどうにかできるわ。絶対に。」
A:「…………原理が違うんですってば…あの星と地球とでは……
   存在している物質からも異なるものは多いですし……
   そもそも、あの場所は時空そのものが……」
T&J:「「??」」
A:「あ!何でもないです。…とにかく。用途があるときには地球で現像してきますよ。
    それでいいでしょう?」
T:「ぜひともおねがいするわっ!!今度アニシナに頼んで。
   似たようなものを作成してもらうようにしましょうv」
A:「・・・すでにアニシナさんはやっきになってとりかかってますよ……
    ま、今はそれより。自動翻訳機の取り掛かりに手一杯らしいですけど…ね。」
T:「まあ!あの陛下の育った国とかの言葉が自動的に魔族語になるというあれのことね!?
   あれができたらぜひともわたくしにもくれるようにいってるのよ!
   だって、わたくしが好きな歌、コンラートが地球で学んできた歌なんだけど。
   あの歌の意味がしりたいものっ!」
J:「自動翻訳装置…何かいいわねぇ。受験にほしいわ」
A:「…ジェニファーさん……」
J:「あら?でも確か。ゆ〜ちゃんの羽にもそんな効果があったはずじゃ?」
T:「まあ!?そうなの!?猊下!?」
A:「お…覚えてたんですね…まあ、そうですけど…でも今はユーリはあの翼ありませんし」
J:「翼まで封印されてたなんて、かなりがっかりだったのよねぇ。私。」
A:「…翼あったままじゃ目立ちますってば・・・・・・・」
J:「あら?私が馬ちゃんと結婚したの翼がある子供がみたかった。というのもあるのよ?」
A:「・・・それは知ってますけどね……」
T:「いいわねぇ。それ。魔族の中でもなかな翼をもったものなんて生まれませんもの。
   というか、昔はいた、という話はききますけども。わたくしの子供にも翼ほしいですわ」
A:「…な、何かツェリさんとジェニファーさんがタッグくんだら…終わりがないようなきが……
   ひとまず。この時空通信はこのあたりで……」
T:「ええ!?どうして!?猊下!?」
J:「せっかくお話できたのにっ!?」
A:「・・・出来たこと自体が僕にはかなり怖いんですけどぉ……
    ジェニファーさん?この装置…誰からもらってきたんですか?
    僕は使い方わかったから使えましたけど……」
J:「え?さっきいったものすっごく美人な女の子。かわいかったわぁ。
   赤いリボンをしたポニーテールでねぇ」

がらがっしゃぁぁん!!!

J:「あら?どうしたの?健ちゃん?」
T:「猊下?」
A:「まさかぁぁ!?前危惧してたことがもしかして現実にぃぃぃぃ!!??」
T:「猊下は混乱されたようね。とありえず、お話をつづけましょvジェニファーさんv」
J:「そうねv」


後には、混乱して何やら叫ぶ少年とは対照的に。
空中に浮かびだされているホログラフのような画面にむかって、
お互いに話している二人の女性の姿が見受けられてゆく……


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