エル様漫遊記 ~ワンダホー偏~
シムグーン・シティの魔道士協会。
そこの張り紙に書かれていたのは、タイレル・シティで行われるという世界魔法道具博覧会。
と。
サイラーグ・シティの近くに出来たという、コブリンランドのオーブン。
「とりあえず。どちらにしても、マレン湖を抜けて、あちらに行かないと…ですね。」
アメリアが道すがらに、そんなことを言ってくる。
「まあとりあえず。行くしかないでしょ。」
あたしの言葉に。
「そうですね。」
とりあえず、意見も一致し。
アメリア、ガウリイ、ゼルガディス、あたしを含めた四人で。
タイレルシティ方面と、サイラーグシティ方面に向かう街道があるマレン湖にと足を向けてゆく。
湖から流れる川が、一応大地を分断しているので、
その街道からでないと、移動が出来ない…と一般に言われている。
本っ当……人間って不便よねぇ……
別に、空を飛んだり、水の上を歩いても移動できるでしょうにね。
「ここを抜けたら、マレンの村ですね。」
アメリアが、うきうきとして、足取りも軽く言っている。
「……おい。誰かいるぞ。」
ゼルがあたし達の進む道のその先に、一人の人物が道の中央に立っているのに気付き。
低く、警戒のこもった声を出す。
「あ……あれはっ!」
その人物をみて、アメアリが声を出す。
そこにいたのは、ピンクの髪をしている女の子。
アトラスシティのはずれの屋敷で、出会った少女。
ふと、あたし達の姿を見てとり。
「忠告だ。石のことは忘れるのだ。」
淡々と言い放つ。
「貴女は敵じゃないんですか!?あの犬少年と大男達とは、何か関係あるんですか!?」
いきなり言われたその言葉に、アメリアが質問を浴びせてゆく。
「……おい…アメリア……。もう少しいいようが……。
まあ確かに…犬男だったが……せめて……ワーウルフとか……」
そんなアメリアに突っ込みを入れているゼル。
「Dr、ヴィ…いや、あの人は、容赦がない。
命が惜しかったら、今回の一件からは手をひくことだな。」
それだけいって、そのまま、くるりとキビスを返して立ち去ろうとする。
「あ!お待ちなさい!」
アメリアがそれに気付いて。
「やはり、やましいことがあるから、背をみせるのですね!
この、私達、正義の仲良し四人組みは、そんな脅しには屈しません!
それに、わざわざ忠告するようなまだ良心が残っているならば!
今すぐに、今回の一件の全てを白状するのです!
さすれば、正義は必ず貴女にも微笑んでくれます!」
ぴしぃ!
指を突きつけて、口上を並べていうアメリア。
……ポカッ。
軽やかな音が響く。
「…………長く口上を並べてどうする。……その間に逃げられただろうが……」
わなわなと少し握った拳を震わせているゼルに。
「……はっ!?何て逃げ足のはやい!」
「……というか……歩いていったぞ……」
ガウリイに突っ込まれるし、アメリアは♡
ヒュルルル……
むなしい風が吹き抜ける。
ポーズを決めたまま、アメリアはしばしその場にと固まってるし。
……楽しい♡
「お~、村に着いたなぁ。」
「そろそろ、食事にしないか?」
村にとたどり着き、周囲の景色を見渡しつつも。
ガウリイがのほほんといい。
ゼルが最もなことを言ってくる。
「そうね。ここなんかがいいんじゃない?
『海竜の鼻息亭』ここの焼肉結構おいしいって評判だし♡」
あたしが、村の入り口の近くにある、焼肉屋の前で立ち止まると。
「ええええええええええええ!!?絶対に!!
『渚の海竜亭』です!あそこのコブリン風ソースは抜群なんですよ!
あの、シードラゴンの肉にと絡まるまったりとして、深みのあるソース。
あっちは、セイルーン王室御用達なんですよ!」
アメリアが、もう一つの食堂がいいと言い始めるけど。
「あら。ソースは、本来のシードラゴンの味を損ねるじゃない♡
まあ、あれはその特製を生かして、向上させるように工夫してるようだけど♡
せっかく、ここマレン湖は、シードラゴンの本場なんだし♡
そのままのお肉を食べるのも乙よ♡」
「えぇぇ~~!?焼肉って、たれをつけるだけじゃないですかぁ!絶対に渚の海竜亭です!」
「海竜の鼻息亭ね♡」
結構、ソースのかかってるのって、あたしは食べなれているからねぇ。
たまには、シンプルに♡
ぐぅぅぅ……
ガウリイのお腹の音が鳴り響く。
「……別にオレはどっちでもいいと思うぞぉ……」
「……右に同じく。」
ガウリイに同意しているゼル。
「ええ!?そんな!ゼルガディスさんは、コブリン風ソースですよね!」
瞳をうるうるさせて、手を組んでゼルにと訴えかけてるアメリアに。
「う゛!!ま……まあ…そうだな……」
そんなアメリアの表情に弱いゼルはたじろいでこほんと咳払いを一つしてるけど。
「あら♡ゼル♡顔が紅いわよ♡」
くすくすくす。
「と……とにかく、どっちでもいいじゃないか。早く食べて先を急ぐぞ!」
照れ隠しに、そっぽを向いていうゼルガディス。
「……わかりました。
リナさん達は、焼肉で、私とゼルガディスさんは。あちらのフルコースをいただきます。
いきましょう。ゼルガディスさん!」
「あ……ああ。」
「……ゼルのやつ……尻に引かれてるなぁ……」
ずるずるずると、アメリアにひこずられているゼルをみて、ガウリイがぽつりとつぶやく。
「まあまあ、いいじゃない。たまには、素朴な味わいもね。」
そういって、何も言わないガウリイを、そのままこちらの焼肉の方にと引っ張るあたし。
海竜の鼻息亭にと入り。
「こっちに、シードラゴンの焼肉のフルコースを。五十人前ほどね♡」
席について、注文する。
そんなあたし達に。
「……申し訳ありません。只今、シードラゴンの肉は品切れとなっておりまして……」
店員が、あたし達の方にと出向いてくる。
「……え?それじゃ、他の品物は?」
ぐぅぅぅぅぅぅぅぅぅ……
盛大にお腹を鳴らしつつ、問いかけるガウリイの台詞に。
「実は、原料となるシードラゴンの肉が手に入らないんですよ。
ですから、シードラゴンの肉以外だと料理は出来るんですけど……」
そういいつつ、ちらりと厨房の方を垣間見る。
そこには。
「うう…シードラゴンの肉が手に入らないよぉ……。
このままでは、店がつぶれるよぉ……うう……」
いじけている料理長の姿が♡
「……料理長はああですし……。実は、ここの材料となる、シードラゴンは。
この村の奥にある、マレンの湖に生息しているシードラゴンが原料なんですけど。
実は、ここ最近、その湖に怪魚が出現しまして。
めっきりシードラゴンが取れなくなっているんです。
このままでは、このマレンの村は寂れてしまいます……」
そういって、目頭を押さえてるし。
ま、確かに。
この村は、シードラゴン料理で有名になってる村だし。
ここ、マレン湖に生息しているシードラゴンは他のところのドラゴンと違い。
肉が引き締まり、そんなに、時間も掛けなくても、その毒性など抜くほどもないので有名。
一般のシードラゴン料理は、大概、肉をやわらかくしたり、毒性を抜いたりなど。
そんなこんなで、一年くらいはかかるのだが。
この湖に生息しているドラゴンは肉にも毒性がなく。
そして、すぐにフライパンにも火が通り。
それでいて、一年掛けて料理する他のシードラゴンと比べても、
見劣りしないどころか少し甘みがあるので有名。
まあ、種族の特徴なんだけど。
ここの湖に生息しているシードラゴンは。
他と違う進化を遂げているからねぇ。
「見たところ、旅の魔道士と剣士さまとお見受けしましたけど……どうでしょうか?
もし、その怪魚を倒していただきまして、シードラゴンを取ってきていただきましたら。
無料でシードラゴンのフルコースをご馳走いたしますけど?」
そういって、依頼をしてくる店員。
「なあ!リナ、それってむちゃくちゃにラッキーじゃないか!」
「そうねぇ。その依頼うけましょう♡」
ガウリイが、『無料でお腹いっぱい食べさせてくれる』という言葉に反応して、元気を取り戻してるし。
あたしはというと……
元々、そのつもりだったしね♡
だって♡
ちょっと、面白いことが起こってるのよね♡
ふふふ♡
「とりあえず、ここのシードラゴンは、特殊な釣竿でしか釣ることができません。
湖の横にある小屋にその竿はありますので。」
依頼を受けて。
とりあえず、町の北側に位置するマレン湖への道を湖目指して進んでゆく。
この辺りに生息しているのは、半漁人と、リザードマンとスライムだけど。
当然、あたしの敵ではないけどね♡
湖の横にある、小屋の中から釣竿を入手して。
そのまま、湖にたらすこと、しばし。
「お、何かかかったぞ!」
ガウリイが釣竿に手ごたえを感じて引き上げる。
ざばぁぁぁぁぁ!!!!!
引き上げたそれは少し大きめのナマズ。
「……なあ…なんか、リナ?このナマズ……暴れてないか?」
ばたばたばったん!
水面に上げられたので暴れているのではなく、
苦しそうに、もがいているナマズをみて唖然としていってるガウリイ。
「そりゃ、そ~でしょうね。」
くすくすくすくす♡
そりゃ、お腹の中を食べられていたらねぇ?
ふふふふふ♡
「……とゆ~か、何でこのナマズ?……内側から人間に食べられてるんだ?」
ぽりぽりと頬を書いて、あきれたようにつぶやくガウリイ。
「あら♡分かったの、ガウリイ?」
くすくす笑いつつ、問いかけるあたしに。
「いや?見ればわかるだろ?」
さらりと答えているガウリイ。
そんな会話をしているあたし達の前で、さらに暴れ始める緑のナマズ。
「ま。とりあえず♡
ぽいっ。
軽く炎の球を投げつけると、ほどよくミリアムにとこんがりと焼けてゆく。
と。
もごもごもごもご……
こんがりと焼けた、そのナマズのお腹がもぞもぞと動き。
ガバァ!
そして、肉を食い破り出てくる人影一つ。
「お~ほっほっほっほっほっほっ!!!」
高笑いしつつ、でてくる棘付きのショルターガードにドクロのネックレス。
あるかないかの黒い布の服を着こなして。
胸をそり上げて高笑いをしている黒く長い髪の女性の影が、ナマズのお腹の中から出現する。
「げぇ!?この姉ちゃん!?魚のお腹からでてきたぞ!?」
少し驚くガウリイに。
「お~ほっほっほっ。この程度で驚いているようならまだまだね!って…あら、リナじゃないの。」
ようやくあたしに気付いているナーガだし。
くすくすくす♡
「ナーガ、何やってるのよ?」
分かっているけど問いかけるあたしに。
「ふっ。愚問ね!リナ=インバース!少し買い物に出たら、道に迷って。
そうこうしていたら、湖に落ちちゃって。
このナマズに飲み込まれたにきまってるじゃない!お~ほっほっほっほっ!
まあ、お腹がいたて内部から、ずっと魚ばっかり食べてたから……
さすがに、この私でも飽きてきたけどね!お~ほっほっほっほっ!」
「……それで魚が暴れてたのかぁ。なるほど。」
ポンと手を叩いているガウリイ。
まあ、飲み込まれても、内部から、ナマズを食べてるナーガも面白いけどね♡
お腹の中で、肉を切り裂かれて、しかも、炎とかで料理されつつ。
ナーガに内部から食べられていたこのナマズ。
その痛さから、少しばかり暴れていたようなのよね♡
「ふっ。まあ、そういうことで。
ここで出会ったのは、この私に貴女がまともな食事とベットを提供しなさいということよね!
リナ=インバース!お~ほっほっほっ!」
ドグワシャ!
ふふふふふ♡
「リ……リナちゃん……ひどひ……」
あたしがその辺りの岩の塊をナーガにぶつけると。
なぜか、ひくひくと岩の下から手を出して抗議の声をあげてくるナーガだし。
ちなみに、このナーガ。
これでも一応、セイルーンの第一王女であり、アメリアの姉でフィルの長女。
今回の一件をすぐに感じて。
城を出たのはいいけど、そのいつもの方向音痴が発揮されて、ここまで来ているのよね。
このナーガは♡
「はいはい、ガウリイ、呆気にとられてないで。ちゃんと釣竿は握ってなさいよ。」
あたしが言うと。
「……というか、すでにひいているぞ?これ?」
ぐいっ!
ガウリイが引き上げようとするが。
「……な゛!?重い!?」
バッシャァァァァン!!
音と共に引き上げられる何か。
「……なあ……リナ?これ、人工的な何かだよなぁ?」
のほほんというガウリイに。
「まあ、ヴィオラも何も考えてないというのがよくわかるわよね。
別にシードラゴンを改造というか、作らなくてもいいでしょうに♡」
くすくすくす。
あたし達の目の前に、湖の中から出現したのは、今回の事件を引き起こしている張本人。
その彼女が作り出した機械の生命。
ちなみに、モデルはシードラゴン♡
その動きの核として、封印石が使われていたりする。
「ふっ。お~ほっほっほっほっ!
このナーガ様に戦いを挑もうとは、身の程知らずの生き物もあったものね!」
「……さすがフィルさんの娘だよなぁ……」
いきなり復活しているそんなナーガをみて、ガウリイがしみじみとつぶやいていたりする。
ま、あたしも干渉してるしね♡
んっふふふふ♡
ちなみにこの目の前のシードラゴンは、全て人工的な機械によって作られているので。
いってみれば鉄の塊。
まあその外見をデザインするのにあたり、多少の炎なども通用する材質が使われてはいるけども。
「はい♡そ~いうことで、ガウリイ♡ちゃっちゃっとやっちゃってね♡
あ♡ゴル?もしこんな相手に時間かかったら…分かってるわよねぇ♡」
ビクンッ!
あたしの言葉に、少し震えているゴルンノヴァ。
そして。
「…あれ?オレ光よって…いってないのに???…まっ、いっか。」
手にしている刃のない剣の柄に言葉もなく、発生した光の刃を少し疑問そうにみつつも。
それですまし。
「おうっ!腹いっぱい食べるためだしな!」
そういって、剣を片手に、突っ込んでゆくガウリイ。
単純よね♡
「お~ほっほっほっほっ!この私に任せなさい!
凍れる森の奥深く あらぶるものを統べる王……」
ぷち。
「っっっっっっっっっっ~!!!!」
そのまま頬を押さえて、うずくまるナーガ。
「……またやってるし♡」
面倒なことに、人間が、あの術を発動させるのには多少の身振りが必要で。
その身振りによって、自分の棘付きのショルターガードの棘で自ら頬を指して、
痛みでうずくまっているナーガ。
ま、いつものことだけど♡
「うぉぉぉお!!飯ぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」
掛け声がご飯になってるガウリイ。
キィィィィン!!!!
ガウリイのその一撃で、あっさりとそれは両断されてゆく。
「ふっ。後始末はこの私に任せなさい!
パチっ…ドガァァァァァン!
ナーガが放った炎が中の機械にショートして、壊れたメカドラゴンを粉砕し大爆発を誘導させる。
「お~ほっほっほっほっ!みたかしら!お~ほっほっほっほっ!」
スパァン!
そんなナーガの頭をスリッパで叩くあたし。
「あのねぇ♡
一応、こういうのはどこかに持っていったら、謝礼がもらえる。とかいうの考えなかったの?」
スリッパ片手にいうあたしの言葉に。
「……え?」
お礼というその一言に固まるナーガ。
ま、事実だしねぇ。
ヴィオラ関係と思われる今回の事件に関連したことは、
魔道士協会に報告したら、多少の金一封が出るようになってるし。
「…何だ。やっぱこいつは食えないのか……」
残念そうにいっているガウリイ。
吹き飛ばされて爆発の後に残っているのは。
何やらきらり、と光っているガラスの人工的なメカシードラゴンの目の部分になっていた、
ガラス細工仕込の機械の目玉と、ぎっしりと機械が組み込まれている尾ひれの部分。
まあ、この世界。
まだ機械というのが定着してないから、
ガウリイ達の目には、『何だろ?』という程度しか映りこんでないけど。
その中に、ヒレを動かすための動力の封印石が一つ。
ザバァァァァン!
そんなこんなでそれを相手にしていると。
すでに釣竿にとかかっていたシードラゴンがあたし達の前にと出現してくる。
「おおおお!これでたらふく飯がくえる!」
「お~ほっほっほっ!この私も加勢して、参加させてもらうわ!お~ほっほっほっほっ!」
別に頼みもしないのに。
ガウリイの言葉で、何か食べれると判断したナーガが勝手に加勢してくるけど。
ま、別にいっか♡
とりあえず、シードラゴンを倒して。
そのまま。
ガウリイにそれを担がせて。
あたし、ガウリイ、ナーガの三人で村にと戻ることに。
「わわわわわわわわっ!!すごいわ!何て上質の肉なんでしょう!料理長!」
店員の言葉に奥から出てくる料理長。
「おおおお!これは!ありがとうございます!よぉし!
これで、シードラゴン料理が再開できるぞ!
あなた方には、お礼に、全てのシードラゴン料理をご馳走しましょう!」
嬉々としていってくる料理長。
「お~ほっほっほっほっ!それは、当然のことよね!お~ほっほっほっほ!」
高笑いをあげているナーガ。
「……とゆ~か……。ドラゴンが取れなくなったの……あんたのせいじゃないのか?」
そんなナーガをあきれてみているガウリイ。
「ふっ。そんな昔のことを言っているようじゃまだまだよ!お~ほっほっほっほっ!」
まあ、確かに。
ナーガが、ナマズに飲み込まれて。
そのナマズが暴れたので、村人達が湖に近づけなくなり。
そして。
ここにやってきていたヴィオラも。
ドラゴン料理が食べられない腹いせに、あのメカシードラゴンをここに放ったんだしね♡
「へい!お待ちどうさま!」
貸切状態の店の中、テーブルに並べられる料理の数々。
自分で作ったり、部下達に創らせたり、材料にするのもいいけど。
たまには、こんな素朴な食べ物を食べるのもわるくないわよね♡
一方では。
「ええええええええ!?そんなぁぁあ!?」
シードラゴンが取れないというのを聞いて。
村を困らす怪魚を倒そうと、
あたし達から遅れて湖にとたどり着いたアメリアは心底残念がっていたりする。
「…こ~なったら!意地でもシードラゴンを捕まえて見せます!」
張り切るアメリアに。
「すまんのぉ…一応、村の決まりで。一日に一匹ということになってるんじゃよ。
さっき、栗色の髪と金髪の男性が一匹もっていったから。
今日は決まりで取れないということなんじゃが?」
湖の側にいた六十過ぎの女性がアメリアにと説明する。
「ええええええええ!?
じゃあ、ローストシードラゴンのコブリン風ソースのフルコースはぁぁぁぁ!?」
絶叫を上げるアメリアの姿がそこにあったりする。
…たのしい♡
-続くー
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ふふふふふふふふvv
ようやく次回でヴィオラの登場です!
・・・・なにげに、ゲームをしてない人には・・・ネタバレゴメン(笑)
ではではvvv
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