すべての始まりは・・ここから・・・・・・・。


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                エル様漫遊記  ~幼少偏~   
              ☆☆☆ 物語の序曲  ☆☆☆



ふと、思いついた。
それは単なる思い付き。
最近、何か暇をもてあましたところだったので。
ちょうどいい暇つぶしにはなるであろう。
その程度のこと。

「お召しにより、参上したしました。」
声の主は女性。
紫がかった蒼い髪を肩の上辺りで切りそろえている。
物質世界での、今の姿は、四歳程度なのだが。
ここでは、本来の姿に戻ることが出来るがゆえに、その存在としての本来の姿を保っていたりする。
「いらっしゃい♪スィーフィード♪」
なぜか、あたしのそんなにこやかなその言葉に汗を流していたりするが。
・・・こ・・・この御方がこういう話し方をするときは・・
などと、なぜか怯えているし・・・・
ま、ともかく。
「ま、呼んだのは、他でもないわvvあたし、退屈だから、あんた達の世界で人間やって遊ぶから♪」
「・・・・・え゛?」
ぴしっ。
なぜかその場で石化。
「あら、聞こえなかったの♡」
さらに、もう一度、いうあたし。
「あたし、退屈だから、ちょっと人の振りして遊ぶわね♪♪」
しばらく、そのまま、固まっているし・・・。
やがて、しばらく経過。
「え・・・・ええええええええええええ~!!!!!!!!!!!?」
なぜか、叫んでいたりするけども。
ま、とりあえず無視。
「ってことで♪一緒にいきましょう♪」
何かとてつもなくたまげている部下Rの様子は放っとくとして。
そして。
そのまま椅子に座っていたのを立ち上がり。
今纏っている姿から。
つまりは、自分自身の全身の姿を。
二十歳前後の金髪美女の姿から。
子供・・つまりは、赤ん坊の姿にと変貌させる。
ちなみに、髪の色は、金色から栗色に。
そして、瞳の色も金色から紅の色にと変えてみる。
ちなみに。
これは。
平行世界の一つの、彼女の妹の姿と同じvv
呼び出した彼女には。
ここ、妹、存在しないようにしているからねぇ♡
やがて、なぜか硬直していた部下R・・ルナだからあたしはRと呼んでいる。
ま、それかルナと呼んでいるけども。
ルナがなぜか声を震わせて聞いてくるし。
「あ・・あの?エル様・・?いきましょうって・・一体・・・何処へ・・・??」
まさかまさかまさか・・。
何か心で葛藤しているルナだけど。
あら、分かっているじゃないのよ♡
「あら♪あんた達の世界に決まってるじゃないvv」
何をいっているのやら♡
説明してなくても、それくらい理解しなさいよね♪
なぜか、面白いほどにうろたえているルナ。
楽しい♡
たまには、やっぱり、Sだけでなく、Rも度々使ってみる価値があるのよねぇ♪
他のやつらも、といっても部下のすべては、あたしにとっては使いっぱしりの、中間管理職に他ならないけど。
そもそも、世界もあたしの暇つぶしのためだけに、存在させているようなものだしねv
面白いからいろいろと平行世界(パラレルワールド)などを、創ってみたりして♡
なぜかあたしの言葉に、またまた硬直しているルナ。
やがて。
なぜか、姿を薄くさせながら。
 ここ、一応、精神世界の大元の空間なのにねぇ♡
 
ちなみに。
あたしが今いるのは。
ルナ達の世界に創っているあたしの別荘。
まあ、そんなことは知らないルナ達や部下達は、ここをあたしの宮殿と思っていたりするけど。
まあ、世界から世界に。
その中の宇宙から出ることは不可能にしているからねぇ。
特別な何かがない限り♪
中には、移動できるように設定していても。
わざと隠している世界なんかもあったりして♪
ちなみに。
無限にある世界の全ての深遠の空間に。
その中心にあたしの別荘たる、宮殿をすべてに構えているあたし。
ここもそんな中の一つだし♡
すべては、あたしの中での些細な小さなことだしね♡

深遠の闇だの、混沌の海だの宇宙空間だのと、いろいろと呼ばれている空間のその世界の中心。
ワームホールやサブリナルワームホールといった、些細な道でも、繋がっていない世界同士。
そんな無限にある中のその一つのこの世界のこの空間。
そこに今、あたしはいたりする。

いるという表現が的確かどうかはべつとして。
あたしは、すべてを抱擁しているその空間、そのものなんだから。

なぜか、あたしの言葉に、また固まっているルナ。
しばらくして、大量に汗をだくだくと流し始めていたりする。
そして。
声を震わせつつ。
「あ・・あの・・エル様?ひょっとして・・・・。
   私達の世界に・・・・人間の振りして・・というか人間と思わせて、降臨される・・・・こられるというのでは・・・」
かなりルナ、声が震えているけども。
あら♪
さすがは飲み込みが早いわねvv
「あら、さすが、Rね♪そvvあんた達の世界が一番、暇つぶしになりそうだったからね♪」
ついでにいえば。
面白い世界があったので。
その平行世界として作り出したのが、このルナ達の世界なんだけど♡
そんなこと、ルナは知る由もないし♡
あのままの設定で。
肝心な人物をなくして設定してみたからねぇ。
ちなみに。
あの金髪戦士がいない世界も設定して創ってみたりしているけどねvv
ここは、本来、この人としてのルナの妹として誕生するはずの命である彼女がいない世界にしているだけのことvv
だから、楽しめるのよねvv

とりあえず。
今のルナ達の世界の状況は。
この中での他の世界は、ごたごたしていたり。
一応、今、彼女達。
赤の竜神(フレアドラゴン)と赤瞳の魔王(ルビーアイ)などと。
その名称は呼ばれているけども。
今、彼女達の世界は、冷戦状態の真っ只中。
何しろ、ようやく復活したSのやつは。
あろうことか、七つ。
正確には、その根本なる核となる本体を除いて六つに分断され。
それは、Rにもいえることだけど。
それに、それぞれにその力の余波でできたくずの欠片が。
たまぁに、存在や物質に宿ったりもしていたりして結構面白い状況となっている。
しかも、復活したSの核というべき精神は、その器の体ごと、氷付けになっているのだから。
洒落にならないというか、情けないのを通り越していたりする。
そして、ルナの方もまた。
力が完全復活でないからという情けない理由で、とりあえず物質世界にて、人として生を受けているのが今の現状。
ちなみに。
カタートで氷付けになってるSもまた、人として生を受けていたりしたのだが。


なぜか、その場にて押し黙り。
完全に固まっているルナ。
「じゃ、ともかく、行きましょうか♪」
「は・・・・・はい・・・」
なぜか、涙を大量に流して、ルナは頭を下げているし。

あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!どうしろっていうのよぉぉぉ!!!
などとおもいつつも、何かかなり葛藤しているけど。
その心の葛藤が結構面白い。
「あ、ルナ♪あたし、あんたの妹っていう設定でいいからねvv」
「どぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!」
なぜか。
あたしの言葉に。
再びルナの絶叫が響いてゆくし。
ふふ。
楽しいvv


とりあえず。
赤ん坊の姿のまま。
ルナと一緒に、ルナが今存在している一つの惑星にと降臨してゆくあたし。
雰囲気もあの家族に似せているので見た目は、姉妹に見えなくもないはずである。
「おや、ルナちゃん、その子は?」
ふよふよとルナの横で浮かんでいる赤ん坊のあたしをみても、あまり動じていない地元の人々。
だから、ここって楽しいのよねvv
「うう・・・聞かないでください・・・・・。」
『あら、ルナ、いいじゃない♪それか、じゃ、別のところにいきましょうか♪』
あたしの精神感応の言葉に。
なぜかぶんぶんと首を振っているルナだし。
とんでもないです!
それでなくても、エル様がここに降臨されて、人をやられるっていうだけで!とんでもないのにぃ!
他のところだと、私達の目が届かないから、何があるかぁぁぁぁぁ!!!!!
なぜかかなり心で金切り声を上げているルナ。
だから、そんなに怯えなくてもいいのにねぇ♡



ゼフィーリア。
ゼフィーリア首都。
ゼフィールシティ。
その一角にある、インバース商会。
それが、今のルナの実家である。


「お願い!!!父さん!!母さん!!何もいわないで、この方を妹として子供として預かって!!
     駄目なら、私、家を出てでも、この方を育てるから!!!」
なぜか、涙ながらに両親に訴えているルナ。
「別にいいわよvv」
「じゃあ、名前を決めないとな。」 
あっさり許可しているインバース夫妻。
「な・・・名前?」
なぜか、ルナが汗を流している。
『リナ。』
あたしが語りかけると。
 「おや、この赤ちゃん、まだこんなに小さいのに精神感応で話せるとは。たいしたものねぇ。ね、彼方♡」
「そうだな♡じゃ、リナで決まりだな♡」
「あ゛あ゛あ゛あ゛・・・・・・。」
あっさりしている両親とは打って変わり。
なぜか。
しばらく口をばくばくさせて、髪を真っ白にさせているルナの姿が。
そんなほのぼのとした光景が、ここ、インバース家の中でとり行われているし。

ふふ。
さぁぁて、遊ぶわよvvv


リナ=インバース。
それが、あたしのここでの名前vv
ふふふふふふふふふ♪


                                          -幼少偏次回へー

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     あとがき:
         ・・・・・これ打ち込んでいるさなか・・・・・。
         リンク・・・張ってない状況で・・・・。
         何人が気づくでしょうか?(まて!)
         とりあえず・・・・。
         こちらもまた(悪夢の夢と同じく)
         ある程度いってからリンク・・張ります・・・・(汗)
         ふっ。
         これは、かぎりなぁぁぁく長いですから・・・(涙)
         では・・・・・・・・・。


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