まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちらへ。

こんにちわ♪
ふふ。おかげさまで、今回が最終です!
というわけで、しばらく。(というか、早く書き殴りのリレーの続きを考えなさい!)
そちらには投稿は・・・(多分)しないかと・・・。
まあ、短編・・いくかもしなないけどさ・・(かなりまて!)
あの、龍崎さんの意見でないけど。 ・・・・シェリフの冒頭漫画で・・・。
一個、シリアス(もどき)の話・・・思いついたし・・(お゛い゛!)
リナとガウリイに向かい来る刺客!それが、ガウリイの姿をしていて。
そして。 リナの姿も。
それは、リナとガウリイに逆恨みをするもの。
(というか、勝手にガウリイを自分の物にしたいという魔道士のたくらみ)
怒りに燃えるリナ(そりゃ、自分と同じ姿のやつが・・刺客だったらねぇ)
ガウリイと出向くが。ナメクジ攻撃(お゛い゛!)にて。
あっさり、気絶&束縛。しかも、コピー達のケースの中にと裸にされて陳列されて・・と。
そして、そのリナのコピーを。リナ以外はいらない!といって、壊してゆくガウリイ。
さて、ガウリイは、リナに気付くのか!?(当たり前だろ!)
という、分かりきった落ちの話を・・・(お゛い゛!!)
さあ、本当に打ち込むのか!?どうなのか!?以前、打ち込む予定です!
といってた、シリアスもどきの話はどうした!?
まあ、一人そんな突っ込みをしつつ。
とりあえず。ようやく、第一回!
記念すべきスレイヤーズ映画化の作品の。パロディ版の投稿の最後です!
それでは。 心優しき人は、最後までお付き合いくださいなvv

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エル様漫遊記・完全無欠版!スレイヤーズ! ~其の十~
~物語りの終わりは始まりの序曲~

ざわざわ……
山を降りると。
その風景は、今までと同じようで少し違うその風景。
「あら、悪趣味な看板が減ってるわ」
そう言っているナーガ。
軒並み並ぶ店店には。
今まで、全てくらげ一式であったみやげ物の数々が半分くらいまでにと半減され。
その代わりに。
貴方の手元にフェアリーソウル!
といううたい文句の、アクセサリーやら、ヘアバンド、キーホルダーなどが売られていて。
さらには。
今までは、くらげ一つのグッズだったのに対して、それに加えて、ナマコやくらげのグッズの数々。
店の看板に、くらげの看板がかかっていることはなくなっているものの。
あまり、基本的には見た目変ってなかったりする。
「きゃあ!これ、かわいい
いいつつ。
みやげ物を手にとっている観光客の姿。
完全にと晴れ渡る空の下。
「はいはい。ミプロス島名物のエルフの湖はこちら!ここには、素敵な恋物語があるよ!」
いって、呼び込みを行っている人間などの姿。
それに混じり。
ハーフエルフの姿も、多々と見えられてゆく。

「ねえ?リナ、みてみて面白い話になってるわよ
ぱたぱたぱた。
いって。
一つの店から絵本を買って、持ってきているユニット。
「まあ、かわいい女の子
その走っているユニットをみて、道行くすれ違う人々がそんなことをいっているけど。
「どれどれ?」
ぱら。
その絵本は、このミプロスに伝わる伝説。

―― かつて、この島を。魔族、つまりやみの住人が平和を脅かしていた。
    そこに、現れたのが、輝く光の刃を手にした少年。
    彼は、この島のエルフと恋におちていたがゆえに。
    その二人の仲を守るべく、三人の天使が舞い降りて、
    彼とそのエルフに力をかして、島の平和は保たれた。
    彼等をたたえ。エルフ達は、古より伝わる聖なる神殿のその前に銅像を建てたという。
    その少年とエルフは、その後。平和にくらしましたとさ。――

そういう風な内容の絵本。
しかも。
もののみごとに、ジョイロックの風貌はきっちりと表現されているので、
余計に信憑性を持たせているその絵本。
まあ、それはそれとして……
「……何で、全員この天使、羽が四枚生えて。しかも鳥のような真っ白い羽なのかしらねぇ?」
絵本に描かれている人物。
その三人の少女は。
なぜか。
栗色の髪に黒い髪。
そして。
きっちりと黒い髪をポニーテールに、しかも、丁寧に赤いリボンで止めている少女たちの姿。
面白いのは、全てその三人がゆったりしたワンピースを着込んでいる。
ということ。
似ても似てつかないけど
しかも身長が、主人公であるラウディたちより小さくなってるし♪
そんな、どこにでもある絵本の一つ。
あたしたちのことが、そんな風に言い伝えられていたりするし。
……楽しい

「はぁぃvミプロス島名物、クラゲ入りの焼きそばはいかが?」
「こっちは、ナマコ入りのナマコ焼きだよぉ!」
などと、掛け声をかけつつ、露天を並べて商売している。
島の歴史を訂正する前は、この島でごろつきをしていた男達の姿。
『おお!』
その腕捌きに、見物人が輪を作っていたりもするが。
ユニットの財布を取ろうとしたあのチンピラもどきが。
ナマコ焼きという、見た目、【たこ焼き】その中に蛸でなく、ナマコが入っているので【ナマコ焼き】。
というものを作っていたりする。
……安直すぎるネーミングよね……
そして。
焼きそばを焼いているのは、魔道士Aと名乗っていたあの男性。
後の数名はといえば。
店の客寄せで炎を吐いたりお手玉したりとストリートショーをしつつ、客寄せをしていたりする存在など。
そしてまた。
「へぇぃ。彼女達。遺跡案内は僕に任せないかい?」
そういって。
ガイドを引き受けているやつもいるけど。

「それはそうと、リナ?礼金、貰いにいくわよ!お~ほっほっほっ!」 
高笑いを上げつつ。
そう高らかに笑い。
ミプロス島の首都。
ミプロス・シティの中心にある城にナーガは走っていっていくが。

「はて?ナーガ殿とやら?貴殿たちとは初めて会うんじゃが?」
王の間にて。
国王と対談しているあたし達。
「そうですわ。礼金とは何のことですの?」
センスを口に当てて、にっこりと笑っている王妃。
「……ちょっ!?リナ!?これって!?」 
驚いているナーガ。
「歴史が変ったのよ」
とりあえず説明するあたし。

過去と現在。
この二つの時間が交わる島の時間率。
それぞれに。
何事もなく歩んできた世界と、閉ざされた世界のままで歩んでいた世界。
それらがぶつかり合い。
消えたのは……閉ざされた世界で歩んでいた世界の方。
一応、通常の流れの島とともに一つの平行世界が出来上がっているものの。
その世界からは。
こちらにこの島が来たために、一晩で島自体が消滅したようにと映りこんでいる。
その波動で。
その世界そのものが消滅しているに過ぎないけど。
そして。
そこで培われていた歴史は。
そのまま。
島の外。
つまりは、ここの次元の人々に組み入れられて、新たなる記憶と歴史とともに。
時間率が動いていっているのが今の現状。


「へぇ、歴史がかわったのねぇ。やればできるのねぇ」
感心しているナーガ。
「まあ、ここの名物、元はといえば。ナーガさんの貢献の賜物だしねv」
くすくすと笑っているユニットの台詞に。
「?どういうこと?」
首をかしげているナーガ。
「ナーガ、エルフ達に講義するとき。
  調子づいて、ゼラスゴーととかで、クラゲとか。召喚したでしょ?
  しかも、最後の晩には。大量にクラゲとナマコ、召喚していたでしょ?」
あたしの言葉に。 
「そ~いえば、あれ、そのままにしてたわねぇ。」
今更気付いているナーガ。
処理に困ったエルフ達が先日の一件、
つまりはジョイロックというか、デーモンの来襲で人との交流をもった彼等は。
そのナーガが呼び出しほったらかしにしていたクラゲなどを町にともっていき。
そして、町の人達が。
それを酢の物にして食べたのが、名物の誕生の秘話だったりするのだけど。
「あれをあれから、エルフ達が町にと売って。それからみたいよ?ここの名物?」
なぜか、名物大辞典をみつ、説明しているユニット。
別にそんなもの、見なくても、分かりきっていることなのに。
あくまで形としてみている振りをしているし。
「あら、じゃあ私は、この島の救世主!ってことね!お~ほっほっほっほっ!」
ナーガの高笑いに。
「ねえねえ?ママ?あのお姉ちゃん……」
「見るんじゃありません!」
などといって。
ささっ。
あたし達の周りの道をあけてゆく人々の姿。


とりあえず、とりとめのない会話をしつつ。
あたし達は、ホテル・ジュエリィフィッシュにと足を運んでゆく。
ちなみに。
当然、あたし達が歴史を代える前に購入しているプラチナ・チケットはここでも有効
「……ねえ?リナ?あれ?」
ナーガが視線でその先をさすと。
そこには。
お客の案内をしている幻影マスターラゴスたちの姿。
「はい。いらっしゃいませぃ。お客様、チケットを拝見できるでしょうか?」
ラゴスが手をこすりつつ、言ってくる。
「はいv」
ぴら。
あたしがチケットを掲げると。
「ややや!?これは!ようこそ!おお~い!お付になったぞぉ!」
ラゴスの言葉と同時に。
わらわらわら……
ずらっ。
従業員が勢ぞろい。
そして、全員で頭を下げて。
『いらっしゃいませ!リナ=インバース様!ミリアム=ユニット様!とお連れのかた』
ホテルのチケット、ゴールド・チケットと、プラチナ・チケットを購入の客のみに全員で出迎える。
というのが決まりになっていたりする、このホテル。
別に二回買ったとかでなくて。
そのまま。
あたし達がこれを買っている。という記憶を当てはめただけのことだし。
当然のことながら。
温泉も枯れてはいない。
あたし達があのとき作り出した温泉は。
面白いので、森のとある場所にと、隠れ温泉として移動させてみていたりする。
つまりは。
このホテルの大浴場は、本来のミプロス島の温泉。

「……あれ?」
支配人がナーガの姿をみて首を多少かしげているけど。
……ま、人違いでしょうね。
それですませているし。
一応、昔、家族とここに来たことがあるナーガ。
まあ、あのときの格好と今の格好で同一人物と結びつける存在は、
ここには面白いことに存在していない。
ふっ。
つくづく、人間って見た目に騙される種族よね

「さてととりあえず用事も終わったし。しばらく、ここでゆっくりと羽を伸ばすわよv」
あたしの言葉に。 
「ええ!?リナ、もしかして、始めから歴史を変える気だったの!?」
今更驚いているナーガ。
「あら、知らなかったんですか?ナーガさん
にぃぃこりと微笑んでいるユニット。
「……まあ、深くは追求しないわ!それより、温泉よ!温泉!」
いって。
やはり、自分のディスカウントのチケットは使わずに。
あたし達のチケットに便乗して、そのまま部屋を同じにしているナーガ。
嬉々として。
ホテル名物の大浴場にと向かってゆく。

そこには。
ホテルの客を歓迎すべく、水芸疲労している、ジュリアーノと。
こちらは変わりなく。
商売にいそしんでいる三人の温泉シスターズの姿。

かちゃ。
とりあえず、荷物などを置いて。
あたし達が、ショルターガードなどを外し。
ユニットは、旅をするのに纏っていたローブをのけつつゆっくりとくつろいでいると。
ポウ……
部屋の中に、紫色の小さな光が出現してくる。
その光は、ラウディ老人の姿にと姿を変えてゆく。

― ありがとうございました。金色の母よ……そして…別の混沌の主である宇宙の姫よ…… ―

魂だけの、それでいて、残留思念だけの彼の意思。
歴史が変る前の、彼の姿。
思念だけで歴史が変った、この島に留まり行いている彼の姿。

「気にしないの。それより、あなたには他の役目があるでしょ?」
「だから、過去に行って、ラウディの手助けしなさいねv」
にっこりと。
交互にいうあたしとユニットの台詞に。
――……感謝します……――
そのまま。
歪みによって、生じた時空の扉から過去にと出発してゆく。
といっても。
過去といえども、また違う平行世界のその一角に。

彼とメリルーンと、そしてその場所の彼の力をもってして。
ゴルンノヴァこと、光の剣はとある場所にとある事件の後にと封印されてゆく。
役目を終えたその後に、彼の魂が、あたしの元に戻ってきたのは。
それは。
彼が永遠にあたしの中にと留まるということに他ならない。
なぜなら。
彼は、この次元率には。
すでに、存在するはずのない魂にとなっているのだからして。

―― 純粋なる、願い。それは、我がもっとも好むもの。
    我が子達よ、その純粋なる心をもってして 我によびかけよ。
    さすれば 母の慈愛が行き届くであろう ――

「さてvとりあえず、エルv私達も。温泉にいきましょv」 
「ユニットvこの姿のときは、リナって呼んでね
「はぁぁぁぁぃ
ぱたぱたぱた。
ラウディの消えたそのあとに、温泉にと向かってゆくあたし達。
なぜか。
客の全ての視線が、あたし達にと集まったことを述べておく。

さて。
しばらく、温泉でゆっくりしつつ、のんびりとしますかね。

平和なミブロス島のその上で、しばしの休息をとるあたし達。
願いを叶えるのって……気持ちがいいわよね。
その願いの代償に。
世界の一つが消滅したことなど、誰もというかあたし達以外、気づいてないのも面白いけどねv
くすv
このすでに時間の設定が変った歴史では。
過去から、現代に至るまで。
陸続きで、いつでもこの島にと渡れるようにとなっている。
ナーガの持っている温泉ガイドブックの記載にも、
時期限定の文字が取り除かれていたりするのもまたお約束。
だって、島だけ歴史を変えたんじゃ不都合も生じるからね。
といっても。
この場所、ミプロス島には一年に一回しかいけない。
というその認識が無くなった程度の違いなんだけど。

ナーガの知らない歴史にて、新たな歩みを始めるあたし達。
さて。  
しばらく歴史の勉強でも、この島に滞在中、ナーガをからかいつつも遊んで見ますかv

とりあえず、今することは……
んっふふふv
後で、やっぱり、ゴルンノヴァの責任として、Dにお仕置きにいっておきましょうv
当然ユニットも一緒にねv
ふふふふふv

ちなみに。
このあれから五百年が経過しているあの場所で。
部下Tにこき使われつつ、今だに掃除をつづけているジョイロックの姿が。
ま、せいぜい、頑張ってねv

あたしは、しばらく、ゆっくりと人間ライフを楽しむからねv

―― 全てのその島と、存在のその願い。
―― 我の力と、そして、生きる者達の力によりて。今、新たなる道をあゆみたもう ――
我の手助けは……
些細なきっかけ。
あと、運命を切り開くのは。
そこに生きている存在の行動のみ ――

我は、純なる願いには、耳を傾けよう。
そして、時と場合によっては、力を授けよう。
ならばこそ。
我が子達よ。
しっかりと、あたしを楽しませてねv
さて。
これが終わったら。
一回、ユニット戻るっていってるから。
しばし語り合いましょv

                         -終わりv-

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あとがきもどき:
意味不明のまま、終わります!
ちなみに。ここの歴史が変ったの。魔族達などの中ではいきなり変ったようにと映ってます。
つまりは。関係者だけ。昔からそうだっただろ?というのりです!
そーして、しばらく混乱が続く(笑)
楽しいこと好きのエル様らしいのです(涙)
ではではvここまでお付き合いいただきましてvありがとうございました!

さて・・・・。
私はページの方の・・いい加減にたまっている・・小説・・・ひとつでもやっつけないと・・あはは(汗)
それでは。

エル:こんな話を最後まで読んでくださった、あなた方にv
 姫:もれなく、混沌の旅ツアーを差し上げますv
 薫:いらなぃぃぃい!!!!!!!!(涙)  
    それって死ぬことじゃないですかぁ!
エル:中に入ったくらいで死ぬような根性やめなさい!
  姫:そうそうv
  薫:む・・・・むちゃですぅ!!!?(涙)
エル:・・・まったく(ぐしゃ!!)
―ぎゃ!(短い悲鳴の後・・静かになる)
エル:では、打ち込んでいる薫がどこかにいきましたので。
  姫:それでは、皆様、ここまでお付き合いいただきましてv
エル&姫:それでは、みなさま、またごきげんようv
(あら?何か・・これ?何でしょう?)
ぴらり。
一人が、てくてくと歩きつつ顔色を真っ青にして歩いてくる。

――ここまでお付き合いいただきました、全ての人に、心からのお礼を。by薫 ――

拾った紙には。
そうかかれている。
(・・・・・えと・・このこびりついたどす黒いものは・・・・・・・・・気にしないでおきましょう・・汗)
いって。
その女性。
ルナ=インバースは。 
金色の王に呼び出し受けたが為にと足取り重く歩いてゆく……

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