まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちらへ
こんにちわ♪
さあってv今回は、あの、ハルシフォムと彼登場v
ついでにいえば。ゼロスの登場も(まて!)
ちなみに。ゼロスサイドもちらっと触れますです。
はいvv
さあって、ちゃんと人数動かせてる表現できる・・かな?
一気にしばらく打ち込んでから書き殴りさんには投稿しますねv
んではではvv
・・・・・前回打ち込んだの・・・3月31日で・・・。
今が4月20日の私って・・(汗)
#####################################スレイヤーズフォーエバーinNEXT ~不死を望みし人の欲望~
タリムとデイミアが、町を騒がした魔獣を呼び出した罪をうけて魔道士協会に拘束&監禁され。
その二人に、互いに用心棒として雇われていた、リナ達とアメリア達。
それぞれ、その報酬を貰っていないこともあり。
誰が今回の面白いこと・・もとい、事件を引き起こしたのかを二人に聞き出すために。
魔道士協会。
その地下に位置する牢屋にと足を進めてゆく、リナ、ガウリイ、ゼルガディス、アメリアと。
そして、あたしとユニットとミリーナとルークにおまけにゼロス。
「しっかし。どこの場所でも。権力争いは醜いな……」
そういいつつ、吐き捨てるようにいうルーク。
「それは、ルーク。私も同感です。ま、以前、私達が関ったセレンティアのあの一件は。
リナさんの活躍ですんなりと解決しましたけど……」
そういいつつ、なぜか顔色の悪いミリーナ。
あら。
別に死亡したとされる彼を生き返らせて。
ついでに彼を殺したあれを町の人々に見えるようにした程度のことで別におびえる必用もないと思うけど♡
「?ミリーナさん?セレンティア・シティで。以前何かあったんですか?」
そんなミリーナとルークの会話に、首をかしげて歩きながら聞き返すアメリア。
そんなアメリアの言葉に。
「あら、たいしたことじゃないわよ。ちょっとね。セメンティアの町で以前権力争いがあってね♡
そこで数個の協会のメンバーが面白いことに暗殺者なんかを雇って覇権を争ったりしてねぇ♡
ま、あれは、雑魚が種を撒いた布石だったけどね♡」
あたしの言葉に。
「そうそう。あれは、一つの雑魚魔族さんが。
人間を面白半分で殺したことから始まった出来事だったのよねぇ♡」
あたしの言葉に同意を示しているユニット。
本来というか、そのあたしがいない世界。
つまり、あたしがリナでなく。
リナ自身がいる世界では。
その一件が原因で、ミリーナが命を落として。
ついでにそれが原因で、ルークが中に封印されているSのやつと同化して……
というのが流れなんだけど。
あたしが、『リナ』やってる場所においては、リナはリナでもあたしだし♡
ちなみに。
ここでの『リナ』は。
ルナの影響というかその特訓で、浄化呪文はかなり使えるがために、
あの程度の毒ならば、簡単に浄化できる実力をここのリナは持っている。
まあ、そんなどうでもいいことはおいとくとして。
「とりあえず。今は、ディミアとタリムの話を聞いて。
誰があの魔獣を召喚したのかを問いただすのが先よ!
あと、報酬を貰ってもいいように許可とらないと、ただ働きになるし!」
そういいつつ、拳を握り締めているリナの言葉に。
「そうですね!私も報酬もらってませんし!」
リナの言葉に同意を示しているアメリア。
「……俺としては、別にどうでもいいんだが。
何となくいやぁな予感がするんだが・・なあ?ミリーナ?どう思う?」
少しばかり、額に汗を流しつつ、横にいる銀の髪の女性、ミリーナに話しかけているルーク。
「確かに。でもとりあえずルーク。私達はここでは異邦者なんですから。確実にはいえませんわ。
それに……もし。自由行動をしていて、この世界の私とルークに出会ったらどうしますの?」
冷静に、そんなルークにいっているミリーナ。
この二人には面白いから、ここでの二人に出会ったときに起きるはずの現象を防ぐ結界つけてないのよね♡
以前、あたしが遊んでいる世界のアメリア達とここに来たときには、
アメリア達には、彼女達に気付かれないように結界張っておいたんだけど。
だって、やっぱり違う次元の同じ人間同士が、一緒に行動するほうが面白いしね♡
「もう少しだ……もう少しでお前を取り戻せる……待っててくれ……ルビア……」
町のはずれにあるとある屋敷の地下の一室で。
水晶のケースに入っている女性に語りかけている一人の男性。
「やっとここまでこれたんだ……」
そういいつつ、ケースをなでていたりする。
というか、人間って本当に面白いわよねぇ。
他人のために命を投げ出したり。
あるいは世界よりも一人の人間を選んだり。
挙句は人でなくなってまで、死んだものを生き返らせようとしたり。
そのために他の命を犠牲にしたりとか。
ま、今回もそんな事例のうちの一つ。
今回の事件の大元。
彼が目指しているのは、かつて、彼と共に実験を手伝っていたとある女性を生き返らせること。
というか、彼女……還ってきてないんだけどねぇ。
自分が死んだことにより、とある契約を交わしたこいつを心配してそのままいるし。
ま、別にいいけどね。
彼が地下室で水晶ケースに語りかけているそれと同時刻。
バン。
腰から取り出した印籠を兵士達にみせているアメリア。
その羽が両脇に生え、その中心に刻まれた紋様は、まず知らないものがいないほど。
この辺りでは一応有名である聖王国セイルーンのその紋章。
それを目にして、魔道士協会の地下室にある牢屋の兵士達が、あわててその場にひれ伏していたりする。
面白いことに、『タリムとデイミアの話しを聞こう。』というリナ達の意見を元に。
魔道士協会に拘束された、二人の意見を聞いてみようと。
アメリアがもつ印籠の力で忍び込むのではなく、正規のルート牢屋にと向かうあたし達。
一応、聖王国として名高い王国の紋章は、あたし達一行の身分を調べるまでもなく。
そのまま牢屋の中にと招き入れるほどの威力をもってるし。
牢屋の中では。
「この、嘘つきが!魔獣のことなんて知らん!」
「何を!?貴様こそ!魔獣のことなんて本当にしらん!」
などといいながら低レベルな争いをしている人間たちの姿。
牢屋の中にあるマクラや、出された食事の食器などを向かい合わせにある牢屋の間。
互いに投げあいながらも喧嘩していたりするタリムとデイミアの二人の姿。
「……あの魔獣の正体か事件に関する情報をこの二人に求めようとしたのは……
……どうやら間違いだったようですね……」
そんな二人の様子をみつつ、溜息ついている銀髪をポニーテールにしていミリーナに。
「まあ、召喚魔術は一応高度な魔術だしなぁ」
さすがのルークも二人をみつつそんなことをつぶやいていたりする。
「確かにな。少なくとも、この二人に、あの魔獣を召喚できたとは思えないしな」
そんな二人の言葉にうなづいているゼルガディス。
ふと、そしてようやく何かに気付いたように。
「そ~いや、エル?何か知らない?いや、エルよくいろいろ知ってるし」
ふと思いつきあたしに聞いてくるリナ。
「あら、知ってるわよ♡元魔道士協会評議長ハルシフォムよ」
ズベッ!
あたしの言葉にその場に思いっきり滑ってこけているリナ達と。
牢屋の中にいるタリムとデイミアの二人の姿。
「数年前、ルビアが死亡したことで。不死の研究をし始めているのよ♡」
「ついでにいえば、彼はこの町の人達や旅人を拘束、監禁してその研究にあてがっていたようだしね」
交互に説明する黒い髪をポニーテールにしている少女。
歳のころならば十歳前後というかそれより少し下。
そんな紅いレース状の喋々結びをしてるいリボンでそのポニーテールを結んでいる、
あたしの親友であり、別のところのこのあたしと同じ存在でもあるユニット。
そんなあたしとユニットの交互の説明に。
起き上がりつつなぜか冷や汗書いていたりするリナ達の姿。
「……不死の研究って……確か魔道士の中でもトップクラスの禁止事項のはずじゃ……」
そういいつつ、いつも冷静なミリーナの表情には、その額に一筋汗が流れていたりする。
「というか。還魂の術くらい、簡単に使えなさいよね♡」
「そうよねぇ。それが別に命と引き換えだとしても、普通できるのにねぇ♡」
しみじみと会話するあたしとユニットの会話に。
「……えと…あの?命と引きかえって……」
なぜか声を震わせて聞いてくるアメリア。
「え?ああ♡一応の見返り」
「……み……見返りって……」
「……とゆ~か。いつも思うが……どうしてお前らはそんなに物事にくわしいんだよ……」
などといいつつ、なぜか声を震わせていたりするルーク。
『あら、誰でも(わかるって)(わかるでしょ)♡』
同時に言い切るあたし達の言葉に。
「……えと。……ま…まあ、エルだし……何しろ、姉ちゃんが恐れていたエルだからねぇ」
そういってある意味納得していたりするこの世界のリナに。
「まあ、エルとユニットちゃんだからなぁ」
何しろ、とことんの人だし二人とも。
などと思っていたりするガウリイ。
「……おい、それは本当なのか…?」
なぜか声を震わせているゼルガディス。
「…というか。どうして、この町にいたわけでもないエルさんが、そんなことを知っているんですか?」
そんなあたし達の会話をききつつも、言い争いをやめてあたしにきいてきているタリム。
あたしをさんづけで呼んでいるタリムだし。
「あら、結構有名よ♡この話し♡」
「そうそう♡」
まあ、あたしが遊んでいた場所では、面白いからハルシフォムを子供にして。
この世界にはいないホルムンクスのルビアに任せたりしたけど。
ここのの世界ではホムルンクスを…彼、作ってないしね♡
「…た…確かに。元評議長のハルシフォムなら……あの魔獣を召喚することはたやすい……」
「あ……あいつか……」
などと牢屋の中で、あたし達の言葉に冷や汗を流しそんなことをつぶやいているタリムとデイミア。
数年前。
とある魔道の実験においてその助手を失った、ここアトラス・シティの魔道士協会評議長、『白のハルシフォム』。
彼は、その自分自身も命を落としかけた一件の後。
ちょうど話しを持ちかけてきたあれと契約を交わし。
それより後、生きている生き物を利用して死んだものを生き返らせる実験にとのめりこんでいたがために。
表立てにならないうちに、魔道士協会から、追放された人物。
面白いことに、不死の研究という実験で今までに滅んだ国が数千以上に及んでいたりするけど。
昔から、何処の世界においても、軽く見積もっただけで。
面白いことに、不死となったのか確認するためにその不死と為ったはずのその生命を殺して確認したり。
とかいった行動をとっていたりしていたりする人間達だし。
ほんと、だから視ていて退屈しない、というのもあるけどねv
あたし達がそんな会話をしている最中。
別の場所において、
コツコツコツ。
そこにある水晶ケースから離れて。
生体エネルギーを得るために、次の獲物を目指してそこから離れて外でようとするハルシフォム。
そんな彼の後ろから。
ゆらりとその何もない空間が揺らぎ、そこに出現する黒い何か。
「……何処に行く気だ?主よ?」
そういいつつ、闇から出てくる黒いマントというか服を纏い、その顔に白い仮面をつけている。
一応、これでも純魔族であるセイグラムが彼にと話しかける。
「なに、ちょっと野暮用でね」
掴まったのなら好都合。
彼等も私のルビアの命のために……
そう思いつつ、タリムとハルシフォムが捉えられている牢屋に向かっている、
ここで今面白いことを行っているハルシフォムの姿が。
町のはずれに位置しているながらも。
一応は街中に辺る位置にあるそこ。
彼のすでに魔道士協会に没収されているはずのその屋敷の中で見受けられていたりする。
「まあ、エルさんがそういうんだったら、そうなんでしょうね。
なるほど、これですっきりきっぱり筋が通り。つじつまが合いますね」
とりあえず簡単なタリムとデイミアの説明を聞き、それで納得しているアメリア。
「……なあ、ミリーナ?不死の研究って……こいつら絡みということは…もしかして……」
ある意味すでに悟っているルーク。
「あら♡さすがね♡」
そんなルークの言葉ににっこり微笑むユニット。
『・・・・・・・・・・・。』
そんなユニットの言葉に、しばし沈黙し。
「ちょっとまってください!?まさかそのハルシフォムって人、すでに契約を交わしているとか!?」
「ちょっとまて!?まさか、もう契約を交わしている人間というわけじゃないだろうな!?」
なぜか、同時に驚愕の声を上げているミリーナとルークの二人。
「いやぁ、さすがですねぇ。ルークさんもミリーナさんも♡」
にこにこと、そんな二人の台詞に答えているゼロスの言葉に。
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・
なぜか一瞬、その場に沈黙が訪れる。
「あら♡大丈夫よ♡あれと契約してるのは単なる下級に過ぎないヤツだから♡」
「そうそう、かなりの下っ端というか雑魚だしねぇ♡」
にっこりと答えるあたしとユニットの言葉に。
「…ま…まあ。魔王とかと比べたら……確かに雑魚だろ~けど……」
以前の魔王復活を目の辺りにしていたリナは。
そんなことをいいつつ、どこか遠くを見ていたりする。
そんなあたし達の会話になぜか頭を抱えて。
「……また魔族絡みか……」
「リナさん達と行動を共にしてたら、飽きませんね。本当に」
どうしてこいつらと共に行動しているだけで。
周りからそう、滅多と出会うはずもない事件などに巻き込まれるんだ?
などと思っているゼルガディスに。
リナさん達というか、エルさんも共に加わったら。
正義がかなり世の中に広められる事件が起こるので、やっぱり、リナさん達は天が使わした正義の使者です!
などと一人心のうちで炎を燃え滾らせているアメリア。
「ま、話しは分かったし。とりあえず。」
すくっとリナが立ち上がるのを見てとり。
「リナさん、今から正義の殴りこみですね!お供します!」
元気よく答えているアメリアにキョトンとした視線を向けて。
「え?何いってるのよ?アメリア。ここはやっぱり」
そういってにっこり笑い、懐から何かを取り出すリナ。
それをみて。
「……あ……ああああ!!!!いつのまにぃぃぃぃぃ!?」
あわてて袋の中を確認しているアメリア。
リナの手の中には、アメリアのセイルーンの印籠が握られていたりする。
「んっふふふふ!このセイルーン王家の威光で!とりあえず腹ごしらえよ!」
「かえしてくださいよぉぉぉぉ!」
涙をためて訴えるアメリアに。
「だぁめ♡それに、アメリアちゃあん。腹ごしらえは大切よ」
「そうそう、リナのいうとおりだな」
そんなリナに同意しているガウリイに。
ごげっ!
そんな会話に思いっきりこけているルーク。
「ま…まあ、確かに…そうかもしれませんが……」
そんなリナの台詞に、
つぅ。
額から一筋の汗を流しているミリーナ。
「まあ、確かに。人間、腹が減っては戦はできぬ。といいますからねぇ♡」
にこにこといっているゼロスの言葉に。
「……魔族のお前がゆ~なよ……」
頭を軽く抑えて突っ込むゼル。
『………ま!?』
いきなりのゼルの言葉に、しばらく絶句している、タリムとデイミア。
「とりあえず、用件も済んだことだし。外にでない?ここ薄暗いし。」
にっこりと微笑むユニットの言葉に。
「そうね。外の空気がすいたいわ♡」
あたしが同意すると。
「なら、ここの壁。外とつなげますか?エル様?」
いいつつ、にこにこと、壁にと錫杖を向けているゼロスに。
スッパァァン!
リナのスリッパが炸裂し
「あのねぇ!ここでそんなことしたら!あたし達がお尋ね物になる可能性があるでしょうがぁ!」
リナの怒号が。
魔道士協会が保有している、とある建物の地下にある牢獄にしばし響き渡ってゆく。
「……ふむ、報告ご苦労であった。」
何かゼロスは隠している。
そう気がつくものの。
だが、どうしても口を割らないゼロスに対し、
まあ、いつものことだし。
などとそれで済ませている、ゼロスより報告書を受けて椅子に座りそれに目を通している、ゼロスの上司。
獣王ゼラス=メタリオム。
そして。
「そうそう。そういえば、フィブから、お前を貸して欲しいと要請があった。
どうやら、あのリナ=インバースをガーヴをおびき出す餌にする気のようだが」
そういいつつ、手にしていた扇をバチンと閉じる。
「え…えええええええええ!?冥王様……本気ですかぁぁぁあ!?」
その言葉に。
ずざざざっっ!
音を立てて、思いっきり後ろに退がっているゼロスに。
「……?どうかしたのか?」
こんなに狼狽するゼロスを見るのは久しぶりのような気がする。
そう疑問を抱きつつ問い返す。
「あ…あの……ゼラス様?くちど…もとい。……詳しくはいえませんけど……
……魔族の安泰のために……リナさんだけには関らないほうが懸命かと……」
まさか、口止めされているから。
などと、いえるはずもなく。
かといって、何か言わずにもおられない。
震える声で本気でいっているそのゼロスのその台詞に。
「??ゼロス、お前からかなりの負の感情がでているが?
何かあるのか?リナ=インバースとかいう人間には?」
首をかしげる上司たるゼラスの言葉に。
「……すいません。口止めされてますので…いえません……」
わなわなと震えつつ、そういっているゼロスの言葉に。
「……口止め?この私にもいえないことか?言わないと、殺すといってもか?」
そう、声を低くして言い放つゼラスの言葉に。
「はい、あの御方の不快を買うよりは……いいです……」
「……『あの御方』?」
思わず本音が漏れたゼロスの言葉を反復する。
思わず口走ってしまった台詞にはっとゼロスは口を押さえつつ。
「わ…分かりました。つまり、冥王様に形だけでも協力する姿勢をみせればいいんですね。
それでは失礼します!ゼラス様!」
あわてて、その場から逃げるように掻き消えてゆくゼロスの姿をみつめ。
「………『あの御方』?………まさか!?」
しばらく考え込み。
あたしが関っているのでは!?。
と、そう漠然とその答えに行き着いているこの世界のゼラス。
ま、半分正解♡
びしっ!
「人間の風上にもおけない悪行の数々!全てが明るみにでた今、早速極悪魔道士の退治です!
正義があなたをまっている!いざ戦いの場へ!」
ざわざわざわ。
広場の中央にあるポールの上で空を指差し何か叫んでいるアメリア。
そんなアメリアの姿を認め、ポールの下では町の人々の人だかりができていたりする。
「あ…あの?いつもあのアメリアさん……あの調子なんですか?」
おずおずと、紅茶を口に含みつつ言っているミリーナの言葉に。
「……まあな。」
かなり目立っているので頭を抱えているゼル。
「ま、アメリアさんだしね」
「そうね、アメリアだし♡」
そういいつつ、互いにユニットはホットミルク。
あたしは、ホットレモンティーを口にと含む。
かちゃかちゃと絶え間なく、片付けられてゆくお皿の山。
「おじさ~ん、ディナーセット、十人前追加!お勘定はあの子の方でよろしくぅ!」
ずるっ!
リナが、ポールの上に立ち演説をしているアメリアの方を指差して、追加注文をかけていたりするけども。
その言葉に思わずポールから落ちそうになりつつも、
「リナさん、もうおしまいにしません?」
淡い期待を込めてリナに懇願しているアメリア。
「い~え!セイルーン王家の威光が通じる間は!徹底的に理由させてもらいましょう!」
いいつつ、高々とアメリアから借りている印籠を掲げているリナ。
「……あ~…父さんに殺されるぅ……」
そういいつつ、ずるずるとポールからずり落ちているアメリア。
「……というか、よく入るな。……オマエラは……」
溜息交じりに目の前にあるお皿の山を見ていっているルーク。
あたし達が座っている席の前には。
山と積まれているお皿の山。
まあ、リナとガウリイもよく食べるけど。
あたしとユニットもそこそこ気持ちほどは食べている。
ちなみに。
ゼロスはといえば、あたし達やリナ達の食事の量をみて。
驚愕している人間達の感情なんかをおやつ代わりに、食べていたりするけども。
ま、確かに、そこそこの味は味なのよね。
それらって♡
「……ルーク、リナさんとガウリイさんだけでも。かなり食べてたじゃない?今さらよ…今更……」
そういいつつ、なぜかあさってをみているミリーナ。
まあ、確かに。
ミリーナたちと知り合った当時。
あたしとガウリイとユニットの三人で一緒に行動しているときも。
あたし達、そこそこ普通くらいは食べていたからね。
もぐもぐ。
追加したメニューを平らげつつ。
「ところで?エル?そのハルシフォムがいるという場所、知ってるんでしょ?」
軽く平らげてリナがあたしにと聞いてくる。
ちなみに。
周りの人間達は、あたしとリナは姉妹と思っているらしいけど。
ま、見た目の年齢が違うだけでまったく殆ど同じ容姿だからね♡
あたしとリナは。
「ああ。没収されたはずの屋敷にまだいるわよ」
こくん。
最後の一口を飲み干してあたしがいうと。
「……いや、だからどうして。いつも思いますけど……リナさんはそんなに詳しいんですか?(汗)」
なぜか、声を震わせてあたしに言ってくるミリーナ。
「あら、誰でもわかるでしょ?ミリーナさん。ね♡エル♡」
「そうそう♡誰でもわかるわよ。」
『……いや、分からないと思いますが(汗)』
『……分からないと思うぞ……普通は……(汗)』
なぜかユニットとあたしの言葉に。
同時に突っ込みをいれている、ミリーナ、アメリア、リナの三人にゼルガディスとルーク。
「……ま。エルとユニットちゃんだからなぁ」
それで済ませているガウリイ。
「とりあえず♡その黒幕と一戦を交えるということで。異存がある人います?」
にっこりと微笑んで確認の意を取るユニットの言葉に。
しばしの沈黙のうち。
『異存なし!』
「……ま、仕方ない……か。」
「……とりあえず、契約の石が先決ですね……」
すかさず同意しているアメリアとリナに。
冷静に分析しているミリーナに。
なぜか溜息つきつつ、仕方ないといっているルーク。
「そうと決まれば、おじさ~ん。スペシャルオードブル、五十人前追加ね!」
リナが追加注文をかけ。
ズルっ!
どでっ!
ルークとアメリアが。
そのまま、椅子から転げ落ちていたりする。
あたし達が夕飯を食べているその同時刻。
「……やれやれ……」
「……ひどい一日だったわい……」
牢屋の中で、なぜか衰弱しきっている二人の男性。
タリムとデイミア。
不死の契約。
その台詞をあたし達から聞いていた彼等は、あれからずっとかなり悩んでいたりするのだけど。
コツコツコツ。
そんな彼等の耳に聞こえてくる一つの足音。
「ん?夜食の差し入れか?」
のん気なことを言っているタリム。
やがて、闇の中に見えてくる、白い影を認め。
「お……お前は!!?」
その叫びにデイミアも気付き。
「き……貴様は!?」
思わず叫ぶ。
が。
同時に。
『うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!』
タリムとデイミアの悲鳴が、魔道士協会の中にと響き渡っていく。
次の朝。
チチチチ。
小鳥のさえずりが聞こえてくるほどの朝も早い時間。
とりあえず、昨夜互いに食事を済ませて。
未だに魔獣の影響で混乱しているアトラス・シティの宿屋にて。
一晩休んで、次の日の朝。
つまりは今。
少しばかり町から離れている魔道士協会と、
国に没収されたハルシフォムの屋敷の前にやってきているあたし達。
「……しっかし。わかりやすすぎるな……」
周りを見回してルークが苦笑する。
「そうね。ルーク。いかにも、ここが怪しいです。といわないばかりだからね」
魔獣の被害の真っ只中にあり。
この屋敷を含んだ一角だけ、まったくの無傷。
これではここが怪しいです。
といっている以外の何者でもないというもの。
「とりあえず、僕はあくまでも傍観主義でいますからね。ここはリナさん達の世界なんですから♡」
にこにこと楽しむようにいっているゼロスの言葉に。
「あ~、はいはい。あんたはいつもそ~よ」
それですませているリナ。
「とりあえず。中にいるのは、たった一匹の魔族のようだしな」
のほほ~んと、屋敷を見ただけでさらりといっているガウリイの台詞に。
「……あいかわらずだな…このガウリイは……」
溜息をつきつつ、ガウリイをじろりと見て言っているルーク。
「……よく、わかるわよね……」
そんなルークと同じく溜息交じりにいっているミリーナ。
ま、ガウリイだしね♡
「さあ、リナさん!今こそ正義の仲良し組で!悪を懲らしめましょう!」
元気よく言い放ち。
つかつかと扉の方にと歩みよる……のではなくて。
いきなり。
「振動弾!」
どごぉん!
アメリアの放った術により、粉々に砕け散る屋敷の扉。
「…お…おい。アメリア、 無茶をするな!」
あわてて、そんなアメリアを止めているゼル。
ともあれ、壊れた扉をくぐり中にと入ってゆくあたし達。
その先にあるのはちょっとした広いホール。
その中ほどにある、上階にと続く螺旋階段のその下でうめいている物体が二つ。
玄関より入ったあたし達の目に飛び込んできたのは。
下半身と上半身、互いに異なる部分を石化されてうめいている二人の男性、タリムとデイミアの姿。
「……な!?あなたたち!?いったい!?」
ミリーナが思わず声を漏らすと。
カツン。
階段を下る音と共に。
白いローブとマントで全身を統一している一人の男性が階段の手すりをもちつつ、ゆっくりと降りてくる。
「この私を身の程知らずに追放などするからですよ」
そういいつつ、階段を下ってくる一人の男性。
「……ちっ。火炎球!」
ルークの放った術が、その男性に直撃するものの。
パキン。
いともあっさりとそれは無効化される。
「さすが私の邪魔をしてくださっただけのことはありますね。腕は確かですね」
そう言っているのは、白い髪に紅い瞳をしている男性。
「あいつだ!あいつがハルシフォムだ!」
下半身を石化されているタリムがわめいていたりするけど。
「悪趣味ねぇ」
「どうせだったら、水晶とか綺麗なものに変えればいいのに♡」
ユニットとあたしの台詞に。
「……エルさん、ユニットちゃん。それはどっちも正義じゃないです……」
なぜか突っ込みを入れてくるアメリア。
「あら、石より水晶のほうが透明で綺麗よ。
それに、あんなごつごつした岩に変えないで。もっと石に変えるにしても考えて変えなきゃ」
『・・・・・・・・・・・』
あたしの至極最もな意見に、黙りこんでいるリナ達。
「ま……とりあえず。あたしの依頼料を貰うために。あんたを倒してあげるわ。ハルシフォム!」
ひたりと。
目の前にいるハルシフォムを見据えて、ぴしっと指を突きつけて言い放つリナ。
しばらくしみじみとハルシフォムを眺めていたアメリア。
「ちょぉぉとまったぁ!リナさん達。この人、偽者かもしれませんよ!」
そんなリナ達を制して一歩前にでるアメリアに。
「何ですって!?」
その言葉に思わず身構えているミリーナ。
そして、ぐっと拳を握り締め。
「天の道理に背き、世を騒がす悪人は……大抵黒い服を着ているものです!!!」
びしっ!
白のハルシフォム。
魔道士協会から与えられている色の称号。
その色の服を身に着けているハルシフォムを指差して、高々と宣言しているアメリア。
……ずるっ!
その言葉に思わずこけそうになっているルーク。
あ、面白い♡
「はぁ……」
軽く溜息一つつき拳を握り締め。
ゴン!
鈍い音が鳴り響く。
「いったぁぁぃ」
頭を叩かれてうづくまるアメリアに。
「悪かったな……先を続けてくれ……」
少し恥ずかしさから頬を染めて。
右手を握りこぶしと化して、その手を握ったままの姿勢で先を促しているゼルガディス。
あまりの展開に少し目を点にしていたハルシフォムだけど。
コホンと軽く咳払いをし。
「別にこれ以上話すことはありませんが。
とりあえず、この先も私の邪魔をし続けるのであれば。あなたたちには消えていただくだけのこと。
ですが、私は魔力をもつあなたたちの体に魅力を感じていましてね」
そういいつつ、こちらをみていってくるハルシフォムの台詞に。
「リナはオレのだからな!」
「こらまて!ガウリイ、何よ!?その『オレの』というのは!?というか、ガウリイ、そういう趣味得意よね!」
まったくガウリイの台詞を理解せずに。
リナをぐいっと抱き寄せているガウリイの手を振りのけて、
ガウリイの後ろに隠れて、ガウリイを前にと突き出していたりするリナ。
ちなみに。
アメリアはその台詞にゼルガディスの後ろに隠れ。
「……こいつ、ロリコンか?」
あきれてつぶやいているルークに。
「ルーク。こういう場合は意味が違うと思いますが?」
冷静に分析しているミリーナ。
「というか、生体エネルギーを集めたところで。どうにもなるわけでもないのに」
「まあ、ルビア自身がいきかえる気がないからねぇ。」
のんびりとそんな会話をしているあたしとユニット。
「どうせなら、そのまま人でなくしちゃって。いき返せたらいいんですよ♡」
にこにこといっていたりするゼロス。
「……ゼロスさん。それでは何の解決にもなりません……」
そんなゼロスの言葉に突っ込みを入れているアメリア。
「というか、魔獣を召喚するだけあって。こいつ…デキルようだな」
そんなハルシフォムの言葉に身構えているルークに。
「おや。残念ながら、私は召喚魔術は使えないんですよ」
そんなルークの言葉に、さりげなく訂正を入れているハルシフォム。
「あら、いってなかったっけ?」
「ほら、そこの闇にいるけど?例の話してた存在♡」
にっこりと微笑んで部屋の奥の一角を視線で指し示すユニットに。
すっと指をそこにむけて突き刺すあたし。
その言葉と同時に。
部屋の奥の一角に、黒い服を羽織っている一つの人影が出現する。
そのマントの顔の部分に白い仮面が見え隠れしているけど。
「ふ。なるほど。あれが、こいつと不死の契約を交わしている相手ね」
あたしの言葉にそちらに視線を向けるリナ。
『……な゛!?』
なぜか驚きの声を上げているミリーナとルーク。
「あら、ミリーナさんもルークさんも。
以前シェーラさんやグラウシェラーさんに出会ってるのに♡何を今更驚いているの?」
にっこりとそんな二人に微笑みかけているユニットの言葉に。
「……一つ聞いていいか?
何でお前らと一緒にいたら…問答無用で魔族がらみの事件に、巻き込まれるんだ……」
「……というより。私は、リナさん達が引き寄せているように思えますが?」
なぜか頭を抱えて唸っているルークに、冷静にさらりと言い放っていたりするミリーナ。
そんなあたし達の言葉に。
「おや、ご存知ですか。あの契約のことを。まあ、知っているならば話しは早いですね。
ちょうど、タリムとデイミアでは生体エネルギーが足りないところだったんですよ。
なぁに、楽に死ねますよ」
そんなあたし達の方に一歩前に出てくるハルシフォム。
「私たちはあなたのお遊びに付き合っている暇はありません。
申し訳ないですが、早いところ私達は契約の石を見つけて、壊さしてもらいます」
丁寧にハルシフォムに断りを入れているミリーナ。
ゆらり。
あたし達がそんな会話をしている最中。
アトラスの町に一つの黒い影が出現する。
「ええ…と……あああああ!!やっぱり、関り合いになっておられますぅぅぅぅぅぅぅう!?」
気配を探り。
といっても、このあたしの気配は完全に隠してある。
ゆえにかリナの気配というか、アメリア達の気配を探っている黒い神官。
「い……いそがないと!?」
あわてて周りに人目があるというのにも関らず。
そのまま。
ふいっ。
その場から掻き消えてゆく黒い神官服を纏った男性。
しばし呆然とそれを目撃した人間はしていたものの。
「……魔術って、便利なものもあるんだねぇ」
それで済ませている、とある道具屋の女主人。
「とりあえず、姉ちゃん直伝の結界をこの屋敷に張って。
いきなり竜破斬か、もしくは、重破斬ってのは、駄目?」
にっこりと微笑んで、アメリア達に意見を求めているリナ。
「あら、リナ。それだと、簡単すぎるから。重破斬の力は今は使えないわよ♡今は♡」
にっこり微笑んでいうあたしの言葉に。
「??何よ?その『今は使えない』というのは?」
首をかしげて聞いてくるリナ。
「あら、だって、簡単すぎるじゃない♡ここは、頑張って契約の石を探してね♡ヒントは『無謀のセイグラム♡』」
くすくすと笑うあたしの言葉に。
……あの人間達……何者だ?
などと思いつつ、あたし達の方をみているセイグラム。
ハルシフォムが契約を交わしている相手だったりするけども。
ちなみに。
「……ええと?どうやら、どうもセイグラムさんには……
……僕の姿が見えてないような気がするのは……気のせいでしょうか?」
まったく自分に気付く様子がないセイグラムに、ぽりぽりと鼻をかきつついっているゼロス。
「あら、当然でしょ♡だって、あたし達と一緒にいるの分かったら、彼ひくしね。」
あたしの言葉に。
「まあ、そんなこともこれまでだけどね。あほら♡来たきた♡」
にっこり笑って、後ろを振り向くユニット。
その言葉に、リナ達もまた一瞬振り向く。
と。
ユラ。
そこの何もないはずの空間が一瞬揺らめき。
ストン。
そこに一つの人影が出現する。
「ああああああ!やっぱり関りあいになっておられますぅぅぅう!!」
出現したと同時に、いきなりその場にうづくまっていたりする黒い神官服を着ているそれ。
「……何かゴキブリが増えたが。とりあえず、契約の石が先だな」
「そうですわね」
そんな後ろにやってきたこの世界のゼロスを完全に無視して会話をしているルークとミリーナ。
「!!!!!!!?」
こちらの世界のゼロスの姿は別に見えないようにしているわけでもなく。
そんな出現したゼロスの姿を見てとり、精神世界にと溶けいるように消えてゆくセイグラム。
「まあ、増えたゴキブリ魔族は放っておいて。
とりあえず、魔族との不死の契約を交わしたものを倒す方法。
手っ取り早いのはやっぱり、竜破斬か、重破斬なんだけどなぁ。」
「……こんな街中で使うなよ。リナ……お前は……」
そんなリナの言葉に溜息ついているゼルガディス。
「??どうしてセイグラムが消えたのかが分かりませんが。
……とりあえず、この私を無視しないでほしいものですね……」
そういいつつ、前にと出てくるハルシフォムに。
「ああもう!とりあえず、こいつの動きを止めちゃる!」
この屋敷の中のどこかに、契約の石はあるはずだし。
とりあえず、魔力の波動で捜してみたら。
……確かにこの屋敷の中にあるのがわかるし。
などと思っているリナ。
完全に忘れ去っていたハルシフォムの言葉を聞いて。
「闇と光のその狭間、狭間を光に照らしめしものよ、
我が意に答えて今ここに、一時の安らぎの束縛を与えたまわん」
「????あの?一体??」
聞いたことのない混沌の言語に、首をかしげているミリーナ。
「……リナさん、それってもしかして」
「もしかしなくても……だな」
アメリアが何かに気付き、ゼルガディスも深く溜息をついていたりする。
「曉光封呪!」
この世界では、一般に知られてない術。
まあ、一応、赤の竜神の力を使った、神聖魔法の一種の一つ。
その竜神の光の力にて、一時束縛を与える術。
ちなみにアレンジ方法によって、たとえば、数時間とか一億年でも数百億年でも継続は可能。
「とりあえず、二時間、これでこいつは動けないから。今のうちに捜すわよ!…と、その前に」
そういいつつ、つかつかとゼロスに歩み寄り。
「さって、ゼロスちゃん♡何処に契約の石があるのか、協力してくれるわ・よ・ね?」
にっこりと微笑みつつ、その手に黒い刃を出現させて、ひたりとゼロスに突きつけているリナ。
「まあまあ♡のんびりと捜すほうが面白いわよ。リナさん♡」
そういいつつ。
がさごそと。
腰にかけている鞄から何やら取り出し。
「はい、この屋敷の見取り図♡」
にっこりと笑い、今取り出したというか創造りだしたこの屋敷の見取り図を手渡しているユニット。
「よくこんなのもってたわねぇ」
感心しているリナに。
「今調べたから♡」
『……いや、今って……』
その言葉になぜか突っ込みを入れているリナ達メンバー。
「……なあ、リナ……」
とりあえず、いったほうがいいのかなぁ?
そう思いつつ、リナに声をかけているガウリイ。
「とりあえず、手分けして、契約の石を探すわよ!二時間以内に見つからなかったら。
この屋敷全体を結界で覆って、竜破斬、異存がある人!」
「ちょっとまて!それは、かなり問題だろうが!」
リナの言葉に。
なぜか、思いっきり抗議の声を上げているルーク。
「……ルーク、きっといっても無駄ですわ。それより、早く契約の石を探し出しましょう」
そんなルークをビシャリと押し留め先を促しているミリーナ。
「そうです!悪をのさばらしておくこと、それ即ち悪!契約の石を破壊して、正義の道を説くのです!」
そういいつつ、拳を握り締めて力説しているアメリア。
「……と……とりあえず、契約の石を探すぞ」
「じゃ、あたし達は外に召喚されてるあれらの始末しとくわね♡」
外には、ここに他に人々が近づかないように、ハルシフォムが依頼した。
食肉獣がこの町を闊歩していたりする。
といってもこの屋敷の周りだけだけど。
それに食べられている人間もどうやらいるみたいだけど。
ま、死んではいないようだから問題ないし。
「外は任せたわよ!エル、ユニットちゃん!」
そういって、あたしとユニットにいってくるリナ。
リナも一応、外の気配には気付いているのよね。
アメリアとゼルガディスはあまり詳しく気付いてないようだけど。
「とりあえず、ゼロスはこっちの手伝いね♡それでもって、そっちはこの町に結界ね♡」
「は……はい……」
なぜか、二人のゼロスは震えているけど。
さって。
ゼラスにそれとなくいらないことをほのめかしていたこの世界のゼロスには、
それなりのお仕置きをしておきますか♡
リナたちは、見つかるはずのない契約の石を探し。
屋敷の中を探索し始めているし。
さて。
少しばかり、遊びますかね♡
-続くー
HOME TOP BACK NEXT
##################################
あとがきもどき:
薫:よーやく発見vNEXTのフィルムコミック第1巻v
・・・・ベットの下に落ちてました・・あはは(汗)
そーいや・・・以前寝る前に・・読んだ記憶が・・・あるような・・(まて!)
ちなみに。アニメでは、ハルシフォム・・・。
ヴァン・レイルで氷付けになりましたけどね(まて!)
さてさて、巨大ナメクジ・・・どう表現しようかなぁ?
(だからまてってば!)
ではでは・・・。
HOME TOP BACK NEXT