まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちら

こんにちわv
またまた違う話の打ち込みにかかっている私って・・。
ああ!怒らないでぇぇ!!!(涙)
いやぁ・・何か闇・・打ち込みする気力がわかなくて・・わかなくて・・。
しくしくしく・・・。
うーん・・
リナとガウリイが再会してラブラブになってからの話しだと打ち込みする気力もわくけど・・。
今リナの心情がなぁ・・(まてこら!)
というわけで。
またまた違う話をうちこみ始めている、今現在。
2003年の5月11日・・・・。
では、いってみましょう!(まて!)

#####################################

白銀の旅立ち    ~新たな旅立ち~

「お母さん!あのね!あのね!」
ばたん!
元気よく玄関から入ってくるかわいらしい声にくすりと微笑み。
「ほらほら、セリナ、いつもいっているでしょ?あまりそんなに急がないの。」
そんな戻ってきた大切な娘に向かって微笑む。
栗色の髪に紅の瞳をしている女性。
しかし。
母親と呼ばれたその女性は。
どうみても、二十代そこそこ。
その小柄で華奢な体つきからは。
母と呼んだその少女……歳のころならば十歳程度。
そんな大きな娘がいるようには到底見えない。
そういいつつも。
息を切らせている娘の額から流れている汗をハンカチでぬぐいつつ。
「はい。おっけ~。あら?ユーリは?」
確か、ユーリと共に出かけていたはずじゃ?
そんなことを思って問いかけるセリナの母親。
「ユーリなら、まだ父さんと一緒に剣の稽古してる。」
その言葉に。
「また?まあ、いいけど。」
そういいつつ、笑みを浮かべて。
そして、小さく。
「……ユーリ相手に疲れてくれれば……あたしとしては…うれしいんだけど……//」
などと小さくつぶやいているのは。
セリナの母親であるリナ=ガブリエフ。
「そうそう、あのね!お母さん!この前いってたの!貰ったよ!」
笑みを浮かべて。
にっこりと微笑み。
後ろから袋を取り出す娘の様子に。
「ああ。そういえば、セリナ、卒業したからねぇ。」
そういいつつ、くしゃりと髪をなでる。
ある程度まで修練した在学生たちの卒業式が行われたのは、一昨日のこと。
だがしかし。
その当時に手渡される式典の最中。
ゼフィーリア魔道士協会から支給されるはずの、セリナのローブの色は。
未だに未定であったらしく。
今まで卒業したにも関らず。
セリナはまだ貰っていなかったのである。
ある程度の実績と実力を治めた魔道士協会に所属する魔道士は、
協会から色の称号を送られる。
そして、その色に伴ったローブなどを支給されるのである。

……リナのその色のマントとローブは。
おもいっきりタンスの奥深くに眠っているままではあるのであるが……

「みて!」
ぱさり。
そういって翻したその服は。
落ち着いた色合いではあるにしろ。
色としては銀色。
セリナの栗色の髪とそれが混じると。
ふと。
リナはこの子の前世のあの姿を思い出す。
……最初で最後に目にした…あの姿を。
守りきれなかった、あの当時。
だけど今は。
確実に転生し、自分の本当の娘として目の前にいるこのセリナ。
そういって、その服を纏い。
くるりと回ってリナにとみせるセリナをみつつ。
「これでセリナも一人前ね?」
「うん!お母さん達のおかげ!」
そういって。
ぎゅっとリナにと抱きつくセリナ。
「なら、そろそろ決めたの?セリナ?」
本当ならばいかせたくないのが本音。
だが、夫であるガウリイの言葉や。
姉の言葉も最も。

『かわいい子には旅をさせろ。』

……確かに。
リナも姉の言葉。
『世界を見て来なさい』
この言葉があってこそ。
ガウリイとも出会えたし……
こうして『今』が存在する。

まあ、確実に。
ガウリイと二人っきりになろうものなら。
どういう結果が待っているか。
わかってはいるが。
だがしかし。
かといって、ずっとここに閉じ込めておくなど。
母親としてしたくない。
リナとて、セリナには、いろいろな人々などと触れ合って。
成長していって欲しいという思いはある。

「ね?お母さん?どうかな?」
真新しいマントとローブを羽織り。
くるりと一回りしつつ、軽やかに身をこなしているセリナをみつつ。
「うん、似合ってるわよ。セリナ。さすがあたしの娘よね♡」
まるでどこか天使のようなそんな娘の姿に目を細めるリナ。

ゼフィーリア王国、その首都。
ゼフィール・シティ。
その町並みから少し外れたとある小高い丘の上。
そこに、今では。
かなり有名と成り果てている。
魔を滅する者たちデモンスレイヤーズ
その当人達。
リナ=インバース・・今は結婚して、リナ=ガブリエフと。
そして、ガウリイ=ガブリエフ。
この二人の家があるのは、ここでは知らないものはいない。

そして、そんな二人の子供達。
セリナ=ガブリエフと。
ユリウス=ライ=ガブリエフ。
只今、セリナ10歳。
ユリウス6歳。

「只今ぁ!」
そんな会話をしていると。
玄関から聞き覚えのある声が二つ。
「リナぁ!今もどったぞぉ!」
だだだだだ!
だきっ。
ちゅううぅぅぅ……
勢いよく、玄関から。
何か金色の残像が煌いたかと思うと。
その一瞬の後には。
リナの前に金色の髪に碧い瞳のかなりの美青年が立ち塞がり。
その声とともに。
いきなりリナに抱きついて。
その小柄な顔を引き寄せて。
熱い抱擁とキスをしているその男性は……
リナの夫であり、そして、セリナの父親でもある、ガウリイ=ガブリエフ。

「あ!セリナお姉ちゃん!服できたんだ!似合う、似合う!」
「ふふ。いいでしょうv」
「いいなぁ、僕も欲しい。」
そういいつつ。
そんな両親には、まったく気にもとめずに会話をしているこの姉弟。

……ガブリエフ家では。
こんな光景が、日常茶判事なのである……

「ん…んんっ!」
じたばたばた。
「……それはそうと?父さん?いい加減にしないと…リナ母さん。もがいているけど?」
ふと。
母親の様子に気付いていっているユーリのその言葉に。
「ん?お、すまん、すまん。久しぶりにリナに触れたから♡」
そういいつつ、リナを開放するガウリイ。
はぁはぁはぁ……
息をどうにか整えつつ。
「こ…の…馬鹿ぁぁ///あんたはいつもあたしを窒息させるつもりなの……///」
真っ赤になって潤んだ瞳で抗議の声を上げても……
「う~んvリナ、かわいい♡」
ひょい。
「ちょ//ガウリイ!//」
「いいから、いいからvv」
そういいつつ、真っ赤になっているリナをひょいと抱きかかえ。
そのまま。
すたすたと寝室にと向かってゆくガウリイ。
「よくないわよぉ!//」
バタン。
やがて扉の閉まる音がセリナたちの耳にと届いてくる。
「?いつもリナ母さんもガウリイ父さんも。戻ってすぐに寝室いってるけど?何で?」
まったくわかってなくて、きょとんと首をかしげるそんなセリナに。
「……セリナお姉ちゃん……」
思わず溜息をこぼすユーリ。
「…ま…まあ、いいけど?とりあえず、じゃあ、今日も僕が食事当番…だね……」
そういいつつ。
ゆらりと。
セリナの腰にと挿されている短剣が揺らめき。
そして、一人の少年の姿にとその姿を変化させる。
見た目、十代くらいの漆黒の髪をショートカットにし、くりっとした瞳の男の子。
これがセリナがもっている。
以前はセリナの父親がもっていた。
この世界の中では伝説の一つの武器とされている。
【光の剣】。
だがその実体は。
異世界の世界の一つ。
闇を撒くものダークスターデュグラディグドゥの腹心の一人ゴルンノヴァ。
別名、烈光の剣。
これは、ユーリが誕生してからいつもの光景。
大概。
少し……数時間リナと離れていただけで、寂しいとか何とかいって。
すぐに寝室に閉じこもってしまう、ガウリイとリナ。
……まあ、大概は。
嫌がるリナをガウリイが無理やりに連れて行っているのであるが……
セリナは、そんな両親が何をしているのか未だに理解していない。
ただ、以前。
二人が寝室に閉じこもれば。
自分達のような子供ができる。
というのはユーリの一件で証明されている。
……にも関らず。
あれからまったく妹も弟も出来ていないのは。
まあ、それは不思議ではあるが。
まあ、そんなものであろう。
そう勝手に判断しているこのセリナ。

……セリナは母親に似て、その手のことには、とことん疎いのである……

「じゃ、セリナお姉ちゃん?それ貰ったということは。そろそろ決める?」

先日。
父と母から。
とある意見が持ち上がった。
まあそれは。
セリナとユーリがおねだりした結果なのであるが。
互いに何処まで実力があるのか皆目不明。
まあ、かなりの実力があるのは確かではあるが。
世間一般でどこまで通用するのかは。
ここ、ゼフィーリニアにいてはまず分からない。
それゆえに。
『旅にでて実力ためしてきなさいv』
リナは姉であるルナからそう諭されて。
しぶしぶながら了解し。
ガウリイはガウリイで。
リナと二人っきり!なれるので。
の意見に一も二もなく賛成し。
セリナが服をもらったら。
二人はここを出て。
初めての旅に出る。
という話しがすでにもうこの家族の中では決まっている決定事項。

「そうね。じゃ、とりあえず。母さん達が出てくるまで。確か父さん、3日ほど休みよね?」
「そうだよ?」
ユーリが生まれてから。
近くに剣術道場をリナと共に経営しているこのガウリイ。
まあ、今では。
かなり教えるものとかも多々といるので。
あまり顔を出さなくても、経営が成り立っているのであるが。
何しろその経営もまた、インバース商会の一部。
つまりは関連施設。
「じゃ、いつものように出てくるの3日後だろうから?それまでに用意しとこ?ユーリ?」
姉の言葉に。
「そうだね。」
そういってにっこりと微笑むユーリの姿が。
台所でエプロンつけて食事の用意をしている、ゴルンノヴァとは別に。
ここ、ガブリエフ家にて見受けられているのであった。

セリナとユーリが旅にでるのは……
リナとガウリイが寝室から出てきた……
……セリナの予想通り3日後のことである。


                        -続く・・(のか?)-

HOME     TOP      BACK      NEXT

##################################

あとがきもどき:
薫:ふふふふふv
  やっちゃいましたv(まてこら!)
  ・・・・何また他の話しを!?
  ・・・これは反応をみて、連続して打ち込みするか否か決めますね・・。
  何しろリナもガウリイももうでてこない(まて!)
  あははは・・(汗)
  ちなみに。
  これは、白銀の瞳、白銀の後継者。その後の話しとなっております(かなりまて!)
  (その前の段階の話しを先にうちこめ!)
  ではでは・・・・。
  またvv(あるのか?続き・・???)

HOME     TOP      BACK      NEXT