こんにちわ♪
ようやく、打ち込みです・・・今回は、前回の続き、エル様視点のバージョンです。
では♪



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          見果てぬ夢・第十五話



「盗賊いじめは楽しいなぁ♪」
などといいながら、盗賊アジトへ片っ端から呪文を叩き込んでいるリナ。
リナの本音は。
『また、あたしをおいてって!!姉ちゃんも母さんもずるい!!』
というのがこのたびの原因なのだが。
ルナとセシルは今回、ミプロス島の温泉へいっているのだ。
リナをおいて。
リナは今回も父親のマクスヴェルズと留守番である。
そんなストレスを発散させるがごとく、ゼフィーリア公国から出てまで盗賊退治にいそしんでいるリナ。
荷物はまとめて物質転送して家の方に送っている為、リナははっきりいって手ぶらに等しい格好である。

「おじょうちゃん♡ここは、おじょうちゃんのよ~な子供が、来るような場所じゃぁないなぁ~。」
リナが進入したアジトではリナを売り飛ばそうとたくらむ人間もいたりするが。
にこ♡
リナは笑って。
「竜滅斬(ドラグスレイブ)~~!!!」
いきなりの大技を・・・・♪

うひゃぁぁぁぁぁぁあ!!!!!!!!
ちゅどどおおおおぉぉぉぉぉんんんんん!!!!!!


山の形が大きく変わる。
「暇だし・・・あっちの方にまでいってみよっと♪」
リナはいうなり・・・・・・空間移動してるし♡
さすがに簡単に精神世界のこと勉強しただけで、出来るようになってるのよね♡
リナは♡
ま、もともと全てを知っている立場だから当たり前なんだけどね♪
リナ、ただ今六歳。


「う~ん・・。あっ♪ラッキー♪魔族の気配♡気配♡」
言って近くの存在を感じ取り、がさがさと茂みを掻き分け進むリナ。
どうやら玩具にするのを決定したようね♪

リナが茂みから出るのと同時に光球がリナに向かってくる。

「危ない!!」
ばしゅ!!!!!
リナを助けたのはリナにはなんとなぁくも覚えのあるような人物。
・・・・・ま、確かに。
リナス・・あたしと一緒に視てたからねぇ♪
(あ・・あれは!!!)
リナはその男が持っている剣をすばやく目にとめる。
「・・・・え??」
「大丈夫だったか?」
「あ・・・・。」
この人間の風貌は思いっきり普通の人間なら『化け物!!』
と叫ぶところなのだが。
さすがに、ゼフィーリアで育っているリナはまったく動じていない。
リナは、ただ、その男―ガイルスが持っている剣にのみ興味が注がれている。
「おじちゃん!!おじちゃん!!!!それ!!その剣!!!剣!!!!ちょ~だいい!!!!!」

ずごごごげっ!!!!。

あ、盛大にこけてるし・・。ガイルス・・。
・・・・あ、ウクレックサイトまでこけてる・・・。
楽しい♡
「ね!!それって伝説に残っているエルメキア・ブレードでしょ!!あたしにちょ~だい!!
   ただでとはいわないから!!銅貨五枚で!!あたしって太っ腹ぁ♡」

ずがしゃ!!!!

あ・・今度は滑った♡
リナの言葉にリナに今、魔力弾放ったウクレックサイトまであんぐりしているし♡
「あ・・・あのねぇ・・・・。お嬢ちゃん・・・。」
何とかガイルスがかすれた声を出す。
「あたしには『リナ』って名前があるの!!」
リナがすかさず突っ込んでいるけど。
「じ・・・じゃあ、リナちゃん。これは売れない。第一これは私の両親の形見だから。」
ガイルスが疲れたようにいうと。
「じゃあ、あの人♡ちょ~だい♡」

・・・・ちゅどおおおんん!!!
 あ、ガイルス心の中で飛んでる♡
「あれ、魔族でしょ♡魔族♡わくわく♡あたし戦って見たいのよねぇ♡」
リナは完全にこいつで実験する気まんまんだしv
「・・・・人間よ。たかが子供に我がどうにかなるとで・・・・。」
魔族―ウクレックサイトが言いかけると。
「・・・我と汝の力もて、等しく滅びを与えんことを!!ドラグスレイブ!!!!」

どどごごごごごおおおおおおおぉぉぉぉぉんんんんん!!!!

「うどわっ!?」
いきなりリナが放った呪文にガイルスが驚きの声を上げているが。
「・・・・・ち。よけたか・・・つまんない♡」
逃げるのが遅れた雑魚魔族はすこしばかり傷を負っているが。
空間移動して逃げたので、致命傷にはなっていない。
そんな理由で舌打ちしているリナ。

「き・・・・きゃぁぁぁぁ~!!!!!」

リナが呪文を放ってから直後。
山のふもとの方から子供の悲鳴がリナ達の耳に届いた。
アメリアとグレイシアの悲鳴である。
ちょうど、グレイシアが呼び出した石竜が暴走して、アメリアがあげた悲鳴なのだが。
「アメリア様!?ちっ!!ウクレックサイト!!勝負は預けた!!」
ガイルスはその悲鳴を聞いて、すぐさま声が聞こえてきた方へと向かう。
「まて!!」
傷をかなり負いながら、ガイルスを追いかけようとしている雑魚。
「あんたの相手はこのあたし♡遊んでよね♡」
リナはちょうどいいストレス解消!!
とばかりにこいつをいたぶって遊んでいるし。
「なめるなぁぁ~!!ガキがぁぁ~!!」
さすがに、人間の子供にやられっぱなしとあっては、誇りに関る!!
と勘違いしまくっているウクレックサイトは、無謀にもリナの挑戦を受けてるし♡
下級、下っ端、雑魚よりも最下級のあんたがリナに勝てるわけないでしょ♪
「やっぱ、実験は大事なのよねぇ♡」
言って、いろいろと遊んでたりするリナなのだが。
呪文、アレンジバージョンから倍乗の威力まで。

数時間、リナは雑魚をからかって遊びモードである。

ストレス発散をここぞとばかりにしているリナ。
やがて、散々雑魚魔族ウクレックサイトをからかっておいて。
「くそぉぉ!!」
やられっぱなしのこいつは、こいつで、精神世界からの攻撃を仕掛けてくるが、リナはそれをあっさりとはじき。
あ・・・なんかこの雑魚魔族から負の感情が♡
「お・・・おまえ!!本当に人間か!?」
そんな面白いことをわめきだす始末。
「魔族のあんたに言われたくない!!人間に決まっているでしょ!!」
少し、その台詞でむっときているリナ。
やがて。
「そんなにいうんなら、この呪文・・試してあげる♪感謝してよね♡大丈夫♪痛くないから♪(・・たぶん)」
リナはそう言い放ち。
おもむろにと呪文を唱え始めている。
「闇よりも暗き者 夜よりもなお深き存在 混沌の海よ たゆたいし存在
   金色なりし闇の王 我ここに汝に誓う 我ここに汝に願う
   我が前に立ちふさがりし 全ての愚かなる者に 我と汝が力もて 等しく滅びを与えんことを・・・・・・。」
 リナはディルスでの写本の内容を聞いてからのち、精神世界のことを勉強してたのもあって、本質に気がついている。
 まあ、当然なのだが。
この呪文って一回、試してみたかったのよねぇ♡
などと思いつつ、少しばかりうきうきとしているリナなのだが。
やがて、リナの『力ある言葉』が放たれる。

「重破斬(ギガスレイブ)!!!!!!!!!!!!!!」

ばしゅ!!!!!!!!!!!!!!!


リナが放った術は・・・・・・。
リナがいた場所全てを虚無へと化した。

「げげげ!!!やばいぃぃ!!!姉ちゃんにバレたら・・・(汗)」
リナ・・・視点がずれてるって♡
リナは、ルナのお仕置きを恐れてこの虚無に細工をし始める。
とりあえず、『幻影』を空間そのものにかけて。
その幻影を実体化させ。
なおかつ、精神世界からもそれが幻影だと分からないように、『鍵』をかけている。
無意識とは面白いもので、リナ、本来もってる『力』、ふるに活用してたりするけど。
リナは幻影だと思い込んでいるが、実はこれ・・創造になっているのよね♡
下地は、虚無のままで、その上に創造してるので、面白いけど♡
「え・・・えぇと・・・(汗)ばれないうちに退散しよっと・・・(汗)」
リナは一通り、作業して―空間移動してゼフィーリアに戻っているし。
当然のことながら、単なる雑魚にすぎなかったあいつは、しっかりと、あたしの中に戻ってくる間もなく、完全消滅してるけどね♪

上空で。
一人(一匹)の竜がその場所から何か気配を感じ取り―。
降下したところ、まともに虚無の気に当てられて、意識不明の重体になってたりもするけど♡
別に些細なことだし♪





一方。
「見て見ろ。ルーク。これらが全ておまえの部下になるんだぞ。」
少し前の時間のこと。
二十代前半の男が傍らの赤い髪の子供に言っている。
「??それは父さんの配下の間違いじゃあ??」
子供にしては目つきの鋭い赤い髪の子供。
・・・しかし、確かに休暇許しているけど人間になるとはね♡
それに同格の存在だからか、あいつの欠片まで宿しているし。
「いずれ分かるさ。」
にやりと笑う男性。
「クロツ様!!雇われ兵士達がやってきました!!いかがいたしましょうか!!」
男―クロツ配下の人間が報告にくる。
「何、気にするな。行くぞ。ルーク。仕事だ。」
「はい、父さん。」
幼いころからそれが当たり前のように育てられているクロツの一人息子。
―ルーク。
『ルーク=ディス=デストロイヤル』
対して、その父親は。
『クロツ=マイル=デストロイヤル』
とある宗教団体を運営していたりするのだが・・・・。
S程度を信仰してどうする気なのかしらねぇ(はあと)
(いずれわかるさ・・・。我が野望がかなえられる日も近い・・・)
クロツは過去の文献よりとある可能性を信じているのだ。
・・まあ、実際に1/7もっているけど・・・・。
その文献というのは北で氷付けになって、サボりまくっているSのやつが、昔何考えたのか書いたやつなのだが・・。
『レイ=マグナスとしての生活から、レイ=マグナス=シャブラニグドゥに覚醒するまで。』
それまてがまあ、細かくかいてあるわ・・かいてあるわ・・・。
何でも報告書の下書きをそのまま本にしたとかいってたけど・・・・・。
無駄のことをしてるのよねぇ・・・・・。
それよりとっとと仕事をしなさいよね!!
S!!!
なんか、思い出したらどつきたくなっちゃった♡
あとでいこ~っと♡
「おや、もう出発ですか??」
ノンビリとした声が背後よりする。
「おや、これはれは・・・・・。」
クロツは急に無害そうな顔へと変化させる。
クロツに語りかけているのは、真っ赤なローブに身を包んだ男性。
格好からして賢者。
そして、傍らに黒い髪の女性と、小さな子供が。
子供の方はリナよりすこし年上である。
ただ今、九歳。
「ねぇ。エリシエル。この人・・なんか何回みても悪人みたい・・・・。」
子供が女性に向かい小声でいう。
「ゼルガディス!!人を見た目で判断しては駄目よ!!」
子供に諭すようにいう女性―エリシエル。
「あ!!ゼル!!また、剣の手合わせしようね!!」
ルークがいい。
「そうだね!!」
ゼルガディスもそれに答える。
「クロツさん。何かいい情報はありますかねぇ?」
「いえ、別に。レゾ様。それより、ご健康そうで何よりです。」
クロツに語りかけたのは、レゾ。
一般には『赤法師レゾ』といって聖賢者扱いされている人間である。
実は、その善行はすべて自分の目を治すための、実験の一環にすぎないのだが。
レゾと一緒にいるのは。
レゾの秘書兼身の回りの世話をしている女性―エリシエル。
『エリシエル=ヴルムグン。』
そして、レゾの孫にあたるゼルガディス。
『ゼルガディス=グレイワーズ。』
ゼルガディスの母親の一言。
『お爺ちゃんの手伝い、してあげてね♡』
の言葉で、いやいやながら旅に同行しているのだが。
クロツとレゾは協力関係にあるのだ。
クロツは、レゾに人体実験に使う人間などを提供し。
レゾはクロツの『合成獣』を作成するのを援助する。
もちつもたれつの関係なのだが。
ゼルガディスはそんな祖父の闇の面と光の面を間近で具間みている。
(・・なんか、だんだんお爺ちゃん・・・闇に染まっていくみたい・・・・。)
そんなことを常々思っているけども。
まあ、あいつにしては上出来よね♪
内から目を開かせないようにして、そのあせりで封印を解こうなんて♡
完全に思惑にはまっていっているレゾ。
すこしづつ、あいつが精神を蝕んでいるのも気がついてないし♡
「何かあわただしいようですが。何かありましたか?」
レゾがクロツに聞く。
「いえね。別にどうってことはないんです。ただ、ちょっとここのロードが無謀にもチョッカイかけてきてるだけで。」
自分の優位を確信しているクロツは自分に向けられた、討伐隊になどには目もくれていない。
「それはいけませんねぇ。では、そのロードは私にお任せを。」
にこにこと笑っていうレゾ。
「それは助かりますな。」
クロツがいい。
「ヴィゼア!!」
レゾの言葉と同時に。
顔半分のみ人間の顔に形成して、半分はたんなる何もない魔族が出現する。
レゾ配下の雑魚魔族である。
「聞いてた通りです。ロードの始末・・頼みましたよ。」
にこにこと言い放つレゾ。
「おまかせください。レゾ様・・・・・。」
ふぃ・・・・。
返事だけして、ヴィゼアは闇に解け消えた。
「じゃあ、ルーク、おまえの役目は・・・・・。」
「ゼルガディス、ルーク君と一緒に遊んできなさい。」
クロツがルークにいい。
レゾがゼルガディスにいう。

「何やるの?」
「競争しよう!!競争!!」
ルークに与えられているのは、討伐隊の始末。
向かっているのが、傭兵達など、正規軍ではないものだから。
正確な情報を知らされていないルークとゼルガディスは・・・・。
ただ、『やっつけてもいいやつ』としか認識していない。
まだ二人とも、子供なので、それを競争という遊びにしてるのだが。

それが、二人にとっての始まりの序曲になることは。
今のこの二人には知る由もないけどね♪



「おまえさん、まだ子でもなのにやるなぁ~。そんな歳で傭兵かい?」
傭兵仲間が語りかけている。
「俺の家のしきたりなんです。十歳になったら、旅にでて腕を磨くのは。」
ちん!!
並み居るデーモンをあっさりとやっつけて。
剣をしまっている見た目女の子(笑)の金髪の少年。
(もうひとつの理由は、運命の人を探すというのもあるけど・・・)
などと心の中で思いつつ。
「ガウリイ!!ここが済んだらあっちへ行くぞ!!」
「了解!!」
ガウリイ、ただ今、チームを組んで仕事中―。
『ガウリイ=ガブリエフ』それがこの少年の名前。
ただ今、人間としてのカウリィは十二歳。
ガブリエフ家では、代々ラウリィの一件以後、とある年齢に達したら、剣の腕を磨く旅に出るように家訓で定められているのだ。
それと、運命の相手をその旅の中で見つけるように♡
どうも、ラウリィ自身がそうだったせいか、子孫にもそのベストな相手を見つけて欲しいという願いから作ってたけど。
その家訓。
まあ、どうでもいいことはおいとして・・・と。


『今、この地に、とある宗教団体が活動している。そいつらの駆除にあたってくれ。』

ガウリイ達はロードから依頼を受けて、活動しているのだ。



「き・・きゃぁぁ!!」
「危ない!!!」
ざしゃ!!!!!!
剣が一閃する。
「ふぅ・・・・・。」
かちゃん。
剣をしまうゼルガディス。
「あ・・あのぉ・・・・・。ありがとうございました。」
「おかげで助かりましたわ♡」
交互にお礼を言っているアメリアとグレイシア。
「大丈夫だったか??こんなところで女の子二人が何やってるんだ??」
ゼルガディスが言いかけると。
「お゛お゛~い!!アメリア!!!グレイシア!!!無事かぁぁ!!!」
ずどどどどどどどどっ!!!!!!!!!!
すごい勢いで走りながら、並みいるデーモンを素手でド突き倒して、
彼らの方に進んでくる人影ひとつ。
「な゛・・・なんだ??(汗)」
(で・・・デーモンを素手で・・・滝汗)
ゼルガディス、冷や汗を流していたりする。
「あ!!父様!!ここです!!」
「父様だぁ!!♡」
グレイシアとアメリアの声が重なる。
そう、やってきているのは、二人の父親でもあるフィリオネル。
ずどどどどどっ!!!!!
どんっ!!!!!
まず、ゼルガディスの目に飛び込んできたのは、むさくるしいひげの顔。
どう見ても、盗賊の親分といった風貌の男性。
(と・・・父さん・・・似てなっ!!!!!)
すごく突っ込みたくなっているゼルガディス。
「ゼル!!あれを!!」
ゼルガディスがそんなことを思っていると、山の方からすざましいほどの、衝撃を感じる。
ちょうど、リナが『重滅斬(ギガスレイブ)完全版』を唱えたからなのだが。
その気配を感じて、ルークが山の方を指差している。
「・・・いってみるか。」
「だな・・。」
余りに気になるので、山に向かうことを決めるゼルガディスとルーク。
「まあ、気をつけろよ!!」
ゼルガディスはそれだけいって、ルークとともに山の方へと走り去ってゆく。

「・・・アメリア?顔が赤いわよ??(笑)」
「ね・・・姉様ぁ!!(汗)」
助けられた人物(ゼルガディス)に一目ぼれしてたりするアメリアなのだが♡
「おお、無事だったか。グレイシア。アメリア。何よりじゃ!!」
がしぃ!!!!!
二人を抱きしめているフィリオネル。
「・・で、ドレイクは?」
「爺なら、あっちです。」
グレイシアがガイのいるほうを指差す。
「こうしては、おられん!!いくぞ!!グレイシア!!アメリア!!」
「はい!!」
『トリプル平和主義クラァシュ!!』
親子三人で。
仲良く、素手でデーモンをなぎ倒しながら、ガイの方へと移動する三人。


「まだ生き残りがいたか!!」
きぃぃん!!!
ガウリイは、手近にいた人物から特有の気配を感じ取り即座にしかけている。
かっきぃぃんん!!!!!
防ぐ男―ガイルス。
ガウリイはこの騒ぎの原因はこの男ではないかと感じているようだが。
まあ、結構強い魔の気配がするしねぇ。
残り香だけど♪
ガウリイ達は手分けして、この騒ぎの原因となっている組織の、壊滅に乗り出しているのだ。
彼らのやり口は、近くに術者がいて、デーモンを呼び出す。
といった手口もよく使うため。
今回も、術者を倒すのが目的なのだ。
・・・これ・・・呼び出してるの、ヘルとレゾとクロツなんだけど・・・♡
三者が呼び出し、無数ともいえるデーモン(でも雑魚)がたむろしてるのだ。
しばらく、ガウリイとガイは剣を交えて・・・・。
ガイルスの方はガウリイの剣の腕がいいもんだから喜んでるし♪
やがて。
二人して、おそってきたレッサー&ブラスデーモンをあっさり倒し。
その中でガウリイはガイルスがクロツの仲間でないことにようやく気づく。

「まあ、あいつらの仲間じゃないんなら、・・いいか。依頼とは別だし・・・・。」
とことん無駄なことはしない主義のガウリイ。
ちょうどそのとき。
山の方からとある気配が・・・・・。
「なぁんか、懐かしい感じがするなぁ~。」
混沌の力を感じ取り、干渉に浸っているガウリイだったりする。
「あいつらとは知り合いじゃないのか?
   さっき狙われてた姉妹が呼び出した変なものにおっかけられて、あっちのほうに三人がいったが・・。」
ガイルスの質問に答えているガウリイ。
「それはもしかして、二人連れの女の子ではなかったか?歳は八歳と四歳の。」
ガウリイに聞き返すガイルス(ドレイク)。
「そうだけど?」
ガウリイは、余りにデーモンが多いので、面倒なので剣の柄を外して、『烈光の剣(光の剣)ゴルンノヴァ』モードにしてたりする。
ガウリイのもっているのは部下Dの部下のゴルンノヴァ。
人間の中では単なる『光の剣』と認識されて伝説と化している代物なのだが。
「まあ、じゃあ、俺は仕事の途中だから。」
言ってガウリイは、向こうで苦戦を強いられている傭兵仲間の方へと移動する。
ガイルス(ドレイク)は・・・ヘルの方へと向かっていった。
が。
ガウリイ達はまだ知らない。
依頼主であるロードがすでに殺されて、はたまたこの部隊の隊長も殺されているということを。

『隊長、崩御&ロード崩御!!』

―……やがてガウリイ達にその伝令が伝わった。―


「う・・・・・・。」

「大丈夫か!?ルーク!!?」
いうゼルガディスも心無しか顔色が悪い。
ルークは顔面蒼白となっているが。
「・・・早く、ここから立ち去ったほうがいいな・・・・。」
ゼルガディスがつぶやくと。
「ルーク、こんなところにいたのか。」
「ゼルガディス。探しましたよ。」
背後からクロツとレゾが現れる。
今、彼らがいるのは、リナが立ち去ってしばらくしての、あの場所。
「まあまあだな。よくやった。ルーク。」
クロツがルークをほめる。
ルークは、傭兵を率いていた隊長の暗殺しているのだ。
「ゼルガディス。とりあえず、クロツさん達とマインの村まで、ご一緒することになりましたので♡」
クロツたちは本拠地を今度はマインに移すことにしたのだ。
「お爺ちゃん。僕、家が心配なんだけど・・・・。」
ゼルガディスがレゾにいう。
「それもそうですね。では、いきしな、寄ってからいきましょう♡ここは、なぜか鳥肌が立ちますし・・・ね。」
辺りを心の目で見渡しているレゾ。
なぜかというとレゾは中にいるSの干渉によって目が開かないため。
封印されているというのに、二人して虚無の空気を感じ取っている、
レゾとルーク。
まあ、ルークの方はあたりまえだけどねぇ・・・・・。

やがて、その場を離れて、クロツ一向とレゾたちはこの国を後にした。


「あ~あ。ま、依頼主が死んだんじゃあ仕方ないな。」
旅の空で。
ガウリイは次の依頼を求めて出発した。


さて、面白くなってきたわよね♡本当に♡


                           ―見果てぬ夢・終了♪―


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「安らかに眠れ・・・ガイルス・・・・・・。」
しめやかに。
ガイルスの葬式は・・・・・。
ひっそりと行われた。
墓の名前は偽名のまま。
だが、心配りで『カオスワーズ』で真実の名も彫られている。
これはフィリオネルがひそかに職人に頼んだから。

やがて、しばらくして。
これだけは、せめて一緒にしてやりたいからな。
フィリオネルは遺髪の一部を懐に終い。
諜報員に言付けて。
二人の娘を引き連れて。
ガイルスの生まれた場所―ディルス王国。
『ガイリア・シティ』にへと旅立った。
彼の実家の墓に遺髪を収めるために・・・・・・。

そして。
ガイルスのもっていた剣―『エルメキア・ソード』を、彼の実の弟―。
ライゼール帝国の領主の養子となってすでに地位についている、その人物に手渡すために・・・・・・。

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あとがき:
かお:さて、分かるかな♪
エル:ルークがクロツの息子・・・・・・(笑)
 姫:ゼルガディスと幼馴染・・・♡
かお:はい♡知らない人の為に♡
     クロツは、スレイヤーズ本編『白銀の魔獣』で、登場した、あの!!クロツです(爆!)
エル:すでにこのとき、マゼンダはこの組織(宗教)の中にいるのよねぇ♡
かお:ちなみに、ガウリイは昔、クロツたちと一回かかわりがあった。という設定となっております(笑)
 姫:小説本編ではあのとき、ガウリイいなかったからねぇ♡
かお:・・ま、まあ、この二部ではいますけど・・というか、始めに覚醒してるので、関係ないですけどね・・・この話の上では・・・(汗)
   なお。余談ですが、アメリアとゼルガディスの出会いは、子供のときに一回あったという設定にしてあります(笑)
エル:しかし、あんた・・・打ち込み遅すぎ!!!
かお:あ゛あ゛!!仕方ないじゃないですかぁぁ!!!(涙)
    小説の編集作業が思ったより手間取るんですよぉ!!(涙)・・・・ホムペ用に・・・(汗)
 姫:いいわけは聞かない♡
エル:そうそう♪
 かお:あ゛あ゛!!今それを私にくださると、漫遊記ができませんよ!!(汗)
エル&姫:(・・・ちっ・・・・・・。)←お二人とも武器をしまう(汗)
かお:(ふぅ・・・。この次に漫遊記の編集するつもりでよかった・・・・滝汗)
エル&姫:じゃあ、とっとと作業ね♪
かお:はぃぃ!!!(涙)
エル:それでは♪
 姫:とりあえず、この見果てぬ夢は終了です♪
エル:でもまだ番外編が残っているけどね♪
  姫:まあ、この人のことだから当分じゃないでしょう♡
エル:それにり先にあたしの本編♡の打ち込みさせますので♡
 姫:私の方のもね♡
かお:無理ですぅぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!(滝汗)
エル&姫:五月蝿い!!!
  
   ―どがばごどしゅっ!!!!!!

エル:さて、なんか音がしましたが気にしないでくださいね♪
   姫:それでは♪
エル&姫:また会いましょう♪いつの日か♡じゃあねぇ♡

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