見果てぬ夢・第十ニ話
「シルメリア?大丈夫なのか?」
殿下が心配そうにシルメリア様に語りかける。
「ええ。大丈夫よ。リオ。」
にっこりと笑うその姿からは、シルメリア様が今、根底のところで、戦っているのが、嘘のようである。
今朝方。
「失礼します。シルメリア様、お呼びとお聞きしたのですが?」
私がシルメリア様が呼んでいるというので、急いで、部屋にいった所。
「お願いがあるの。ドレイク・・。彼方、スィーフィードの回復魔法・・使えたわよね?それを私にかけてほしいの。」
シルメリア様は、ベットから起き上がり、そう言葉をつむぎだした。
「な゛な゛!!でも、あの魔法を使ったら!!シルメリア様の魂が!!!!」
私はあわてて、抗議する。
ヴィジョンでもスィーフィード様に確認とっているのだが、やはり、シルメリア様は、魔王に魂を蝕まれつつあるのは事実らしい。
そして、もし、神である自分の力を使用したならば、相対する力は、反発を生み。
下手すると、混沌に近いエネルギーが生じるらしい。
そして、その力加減によって、世界は誕生するらしいのだが・・・・・。
よく理解しがたい私なのだが・・・・。
「大丈夫よ。お願い。アメリア達と一緒に、街へ出たいの。
今のこの体では、起き上がるには、力が足りないの。だから・・・・。」
涙ながらに訴えてくるシルメリア様。
「お願い。ガイ・・・。」
う゛・・・・。
そ・・・そういわれては・・・・・//////
しかも、その姿が、ダイアナとダブって。
うぅ・・・・。
「絶対に、大丈夫・・なんですか?
イヤですよ?私は(汗)私の呪文のせいで、シルメリア様がもしも・・・ということになっては・・・・。」
私の再度の確認に。
「大丈夫よ。あの程度の呪文なら。それに、ちょっと、反発した力も利用させてもらって、この身に役だてるから・・・・。」
にっこりと笑うシルメリア様。
「・・・・・はぅ・・・・。分かりました・・・・・。」
もはや私の負けである。
こうなっては、絶対にシルメリア様は、自分の意思を曲げないというのは、分かりきっていること。
「ライト・オムニバ・ヘルウ・モーゲンジオブサイト・・・・・・・・。」
私はカオスワーズをつむぎだす。
今や、失われたとされている神聖呪文を。
「暁明復活(トワイデントレクション)!!!!」
淡い赤い光が、部屋を満たす。
これは、赤の竜神の力を借りた、復活の呪文である。
「・・・・ありがとう・・・ガイ。」
そして、その日の内に。
シルメリア様は、アメリア様とグレイシア様、そして、フィリオネル様と、久しぶりに、城下町へと降りられたのである。
「あのね!!あのね!!お母様!!私、新しい呪文、覚えたの!!!」
瞳をきらきらとさせて。
グレイシア様がシルメリア様に語りかける。
よっぽど、うれしいらしく、さきほどから、アメリア様もグレイシア様もかなりはしゃいでいるのだが。
新しい呪文をシルメリア様に見せたいのか、かなりはしゃいでいるグレイシア様。
・・・な~んかヤな予感(汗)
よく、グレイシア様の呪文は制御が効かないから・・・・・。
「魔竜吠(グ・ル・ドゥーガ)!!」
なにやら額に汗を流しつつ、呪文を唱え解き放つグレイシア様。
るぉぉぉんんんん!!!!!
力ある言葉に応じて、闇が一点にかたまり、竜の形となす。
こ・・・これはわぁ!?
魔王竜(ディモスドラゴン)!?
カタート山脈にのみ生息しているという闇の鱗をもったドラゴンである。
かくいう私もあったことはあるが・・・・。
まさか、こんなのを召喚するとは!!
るぉぉぉぉお!!!!
いきなり、辺りかまわずブレスを吐き出すドラゴン。
・・・まて(汗)
もしかして、もしかすると(滝汗)
るぉん、ルォン、ルォォン♪
ばたぱたと尻尾を振ってなぜかスキップしているよーなドラゴン・・・。
「ちょっと聞くけど、グレイシア?これ・・・・制御・・できるの?」
にこにこと笑いつつも、シルメリア様は額に一筋の汗を流しつつ、グレイシア様に聞いているが。
・・・やな予感・・・。
「ふ・・・・まっさかぁ♡今日、初めて唱えたんだもん♡」
・・ちょっと、待ってください・・・(汗)
「出来ないに決まっているじゃない♡お母様♡お~ほっほっほっ・・。」
『だあああああぁぁぁぁぁあ~~!!!!!』
その場にいたほぼ全員が同時に思わず叫ぶ。
「がっはっはっ元気でいいじゃないか!!」
殿下の笑い声。
「フィリオネル様ぁぁぁ!!!そ~いう、問題じゃあ~!!!!」
殿下ぁぁぁ!!こんな状況で、んなゆ~ちょ~なぁぁぁ~!!!
きしゃぁぁぁぁあ!!!!
制御の利かないドラゴンがぁぁぁあ!!!
街が、街がぁぁ!?
バキャバキャギハャ・・・・。
ぼ・・暴走・・・・しているし(汗)
こ・・このままだと、セイルーン・シティがぁぁ!?
うう~・・・・。
こ~なったら、やってやるぅぅぅ!!!!
とにかく、あのディモスドラゴンをどうにかしないと!!!(汗)
「ラナ・ヌクト・トラウス・ヌプト・シララス・・・・・・『トライアム・フープ』!!!」
「そ・・その呪文は!?」「ま・・まさか、失われた神聖呪文!!??」
なんか辺りが騒々しいが。
私がカオスワーズを唱えて力ある言葉を解き放つと。
光の収縮がディモスドラゴンを捕らえ、からめとる。
ばしぃぃぃぃぃい!!!
光の輪に絡められるようにして、ドラゴンが光に包まれ、消滅してゆく。
ま、この呪文ならば、対象物にのみしか効果はないから、街には被害などはでないし。
るぉぉぉぉ・・・・・・。
光に導かれるようにして、ドラゴンがその場より居なくなる。
呪文のアレンジである。
少し、イメージを変更してあるので、あのドラゴンは、カタート山脈へ送り返されたはずであるが。
パチパチパチ♪
「きゃぁぁぁぁ♡ドレイク♡すごい♡」
「すごいぃぃ♡すごい♡」
手を叩いて、無邪気に喜んでいるグレイシア様にアメリア様・・・・・・・。
「グレイシア様ぁぁぁぁ~~!!(涙)」
私の涙ながらの声に。
「あ・・あら。お~ほっほっほっ・・・・」
から笑いをあげているグレイシア様。
う・・う~む・・・。
ど~にか、ことなきを得たが・・・・。
こ・・これは、呪文制御を教えておかないと!!
し・・将来が・・・・(汗)
「うぅ~ん・・。今のは結構面白かったですねぇ♡」
どこか、ものすっご~くいやな声が聞こえるのだが・・・・。
ふと、振り向くと、どこか見覚えのある黒い後姿が・・・・。
「すごいわねぇ。グレイシア、ディモスドラゴンの召喚なんて。」
笑いつつ、グレイシア様の頭をなでているシルメリア様。
「姉ちゃま、すっごーい♡」
ア・・アメリア様まで・・・・。
ワー・・・ワー・・・ワー・・・・!!!!!!!!!!
辺りや周りでは、今のドラゴンが壊したものなどの修復作業に翻弄されている人々や兵士の数々・・・。
「うっ・・・・。」
シルメリア様!?
シルメリア様が胸を押さえてうずくまる。
「シルメリア!!いかん!!城に戻るぞ!!グレイシア!!アメリア!!」
シルメリア様の身体を慮って、フィリオネル様はあわてて城に戻る。
「では、私は、後始末を手伝います。」
「うむ。頼むぞ。ドレイク。」
私の言葉にうなづく殿下。
さて・・・・。
「・・いい加減に姿を現したらどうだ?獣神官ゼロスよ・・。」
私の問いかけに。
「おやあ~♡やっぱり、わかってましたか♡はっはっは♡」
その場にそぐわないよ~な、にこにこと笑っているなんとも緊張感のない男が人ごみの中から現れる。
なぜか、その手には、アイスが握られているのが気になるが(汗)
「シルメリア様に何をする気だ!?」
私が詰め寄ると。
「いえいえ♡あの人間は、しぶといよ~ですが♡僕は今回は、ただ見ているだけですので♡
面白おかしく見物させてもらいます♡
前回は魔竜王ガーヴ様に情報が漏れていたらしく、失敗してたよ~ですけどねぇ♡はっはっはっ♡」
ペロペロペロ・・・。
アイスを食べつつ説明しているゼロス。
・・・ちょっとまて。
何で、魔王腹心の名前が??
私が顔をしかめていると。
「あれぇぇ?ひょっとして、ご存知なかったんですかぁ?あの人間・・えと・・シルメリアさんでしたっけ?
シルメリアさんの母親も、赤瞳の魔王(ルビーアイ)様の欠片を宿されていたんですよ♡
それに気がついて、いろいろとこちらは、手を打っていたんですけどねぇ~♡
ガーヴ様に殺されちゃいました♡はっはっはっ♡」
なんとも明るく言い放つゼロスである。
しかし・・何!?
シルメリア様の母上も!?
それに・・・・もしかして、魔族の中で何かが起こっているのか?(汗)
ま・・魔竜王ガーヴが・・・殺したっ・・・て(汗)
そういえば、私の周りをうろうろとしていたカンズェルも、マゼンダもガーヴの配下の者だったらしいし・・。
これは、もうすこし、聞き出しておいた方がいいか?
「それじゃあまあ、そ~いうことで♡」
「あ・・まて!!!!!!」
ふぃ・・・・。
私が本題を聞きだす前に。
ゼロスは闇へと解け消えた。
数日後。
相変わらず、人形のように、体温も心音も低下したままのシルメリア様。
おそらく、身体の中で戦っておられるのであろう。
あと、変わったことと言えば、先日以来、城の中の人々が私を見る目が変わっているのが気になるが・・。
「失礼します。アヴァロン殿。エルドラン国王がお呼びです。」
私の部屋へとやってきた近衛兵の言葉。
・・・国王が?
不思議に思いつつ謁見の間にいくと。
「あ~・・・・。こほん・・。アヴァロン=ドレイクよ。そなた、アメリアの後見人にならぬか?」
・・・・・・・・・・・・・・・・はいぃぃぃい!!!!????
いきなりの国王の言葉。
私がいきなりのことに目を丸くしていると、
「知っての通り、ここセイルーンは、聖王国として呼ばれている。」
そんな私を無視して国王は話を始める。
それはそ~ですが・・・・。
「だが・・・・。誰一人として、千年前に失われた神聖魔法を扱えるものがいない。―わかるな?この意味。」
国王の台詞。
なるほど・・・・・。
やっぱり、先日の呪文はまずかったか・・。
正体がばれているわけではなさそうだが・・・・。
・・・シルメリア様には、魔王の影響か知られているが(汗)
つまり、神聖魔法が使える私という者がいる・・・。
ということをアピールすることにより、セイルーンの国力を高め、外部に知らしめるのが、目的のようだ。
まあ、政治なんてものは、理由できるものは、利用するのが当たり前・・。
というのは、私はよくわかっている。
ふむ・・・。
これはいい機会かも・・・・。
「分かりました。こんな不詳アヴァロン=ドレイクでよろしければ、謹んで、その任、引き受けさせてもらいます。」
私が敬礼しつつ、いうと。
「そうか!!ならば、早速、そのように手配しよう!!」
国王は、かなり喜んでいるようであるが。
私がその申し出を受けたのには、少しでもシルメリア様の負担が少なくなれば。
ということ。
それと、なぜか私には、魔族はちょっかいかけれないらしい。
あのゼロスの言葉を信用するとすれば。
ならば、その私が側にいれば、魔族も下手にシルメリア様達にちょっかいをかけられないのでは?
そんな様々な事情によるものであるのだが。
「そう・・・・・・。よかった・・・・。ドレイクが・・・。アメリアの・・・。」
「ああ。だから、早く元気になれよ?シルメリア?」
殿下と共に、そのことをシルメリア様に伝えたところ。
シルメリア様は横になったままにっこりと微笑まれた。
ばたばたばたばたばたばたばたばたばたばたばたばたばたばた!!!!!!!!
その日の夜の深夜。
にわかに騒がしくなった。
胸の中に不安がよぎる。
ダダッ!!
私は、あわてて、部屋を飛び出す。
「―っ!!シルメリア様の容態急変!!呼吸停止!!心音停止!!!」
信じられない言葉が私の耳に飛び込んでくる。
ま・・まさか!?
「―シルメリア様!!!!!!」
バッタァァァァン!!!!
私が部屋に駆けつけると。
すでに殿下たちは、そろっていた。
「リオ・・・・貴方・・・・。娘たちを頼みます。・・・・ドレイク、あとは、頼みましたよ・・。」
「シルメリア様!!??」
―だから、待てとゆーに!!!人間よ!!頼む!!考えなおしてくれぇ(汗)―
うん?
この声は!?
はっとなる私。
だが、この声は、私にしか聞こえていないらしい。
殿下たちは何の反応も見せていない。
―いやです。すでに、この肉体は、彼方に乗っ取られかけています。
ならば、愛するものを守るため。私は彼方と共にいくしかないでしょう?・・魔王よ・・―
精神下でのシルメリア様と赤瞳の魔王のやり取り。
なぜ、私にこんなものが聞こえるのか・・・・。
『ありがとう、いつでもそばにいるから・・・。フィリオネル。グレイシア。アメリア―。』
―まてぃぃぃい!!!!あぁぁぁぁあああの御方にぃぃぃぃ!!!!(汗)―
同時に発せられる言葉。
だが、動揺している殿下たちは気がついていない。
やがて、静かに―本当に静かに眠るように―――――――シルメリア様は目を閉じた。
永遠に覚めるとこのない・・・・眠りに。
「シ・・・・シルメリアぁぁぁぁ~!!!」
「お母様!!!」
「母ちゃま?ねんねしたの?」
殿下・グレイシア様・アメリア様の言葉。
幼いアメリア様は理解が出来てないようである。
―結局、私は何もできないのか・・・。
運命とは・・・。
いや、だが、今回の原因は、魔族にある。
とすれば、これからも、もしかすると、姫様達に危険が及ぶかもしれない。
姫様達を魔族や陰謀より守りつつ、そして、あのゼロスとかいう神官を問い詰めて、白状させてみよう。
もしかして、目的が聞きだせるかもしれない。
まだ、目的を聞き出せてはいないのだ。
夢であってほしい、長すぎる夜が・・・・・・・明けてゆく・・・・・・。―
-続くー
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―ガイルスが・・・。ならば、グレイシアやアメリア達は大丈夫ね・・・。
―ならば、いい加減に我に屈しないか?シルメリアよ?
―イヤです。
きっぱりと言い切るシルメリア。
―・・・何ゆえに?
―母なればこそ。
―それに、彼方も、あまり大きなことは、できないはずなのでは?赤瞳の魔王・・・・。
精神世界のみで、やり取りしているシルメリアとS。
―そ・・そうだが(汗)
・・・こら・・・S・・・・お仕置き決定♡
―しかし、すでに肉体は、わが手に落ちるのは時間の問題。
しかし、よく根性というか精神力だけで、魂の穢れを打ち払っているものだな・・。
Sの感心したよ~な声。
―フィブリゾがそなたに投与した毒は、精神面から魂を蝕むもののはずなのだが・・。
まあ、一応、フィブリゾは、人間の輪廻転生を視る能力があるからねぇ・・・・。
―ならば、私は、魔王、彼方とともに、道連れに、この肉体から離れましょう。
―こら・・まて(汗)
―もう、決心しました。
あらあら♡
なんて強いここの持ち主♪
『それじゃあ、シルメリア♡彼方が、どこまでできるか、見届けるわね♡
あ、S、いらないことしたら、そくお仕置きだかんね♡
ということで、そのまま、魂のみで、現世に留まっていいわよ♡シルメリア♡』
あたしはシルメリアに声を送る。
―でぇぇぇぇ!!!エル様ぁぁぁぁあ!!???
なんかSは混乱してるけど・・・。
ほっときましょ♡
『Sは、ほっといて♡で?シルメリア?彼方は、どうしたい?』
あたしの言葉に。
―私は、アメリア達が幸せになるように、見守っていたいです・・・・。
シルメリアの願いは。
母なればこその、純粋なる願い。
面白そうだし・・・・。
Sを魂に残したままで、シルメリアの気のすむまで現世においてみちゃいましょ♡
『それじゃあ、シルメリア♪S、こき使ってい~から♡
Sの欠片、もったままで、しばらく世界に留まっておくのを許しましょう♡』
―本当ですか!!!ありがとうございます!!!!金色の魔王様!!!!
―エ・・・・エル様ぁぁぁぁぁあ!!!!!!(涙)
あー・・・。五月蝿い。
さ~てっと♪
楽しくなるわよねぇ・・・。
んっふふふふふふふ♡
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あとがき:
さてさて♪
今回は、いよいよクライマックス近し♡
ということで、登場人物のおさらいを(爆!)
まず、主人公の『ガイルス=パロ=ウル=ガイリア』
偽名で『アヴァロン=ドレイク』
彼は、ディルス王室のかつての英断王ディルス=ルォン=ガイリアの従兄弟です。
今は、そのルォンは、レイ=マグナス=シャプラニグデゥによって、
屍肉呪法(ラウグヌト・ルシャヴナ)をかけられて、ディルス城の一室に居ます。
そして、ガイルスの幼馴染の四人。
『ルシオ・ダイアナ・ジェーン・カシェル』
この四人は、すでに、子供のころに、一回死んでます。
そーして、エル様の気まぐれ(!?)によって、
死んだまま、生きてたのですが・・・・。
ディルス王国のカタート山脈侵攻のとき、完全にエル様のとこに戻ってます。
ちなみに、ルシオはSの欠片を宿してました。
ダイアナは、ルナ(赤の竜神)の力の一部を。
この二人は、兄妹です。
ガイの初恋の相手であり、今もって、好きな人です(笑)
そして、セイルーン王室。
フィリオネル=エル=ディ=セイルーン殿下
(王子とは呼びたくない・・涙)の始めの奥さん。
『アーリィ=ドナ=アンボワーズ=セイルーン』
この人は、早くに死んでます(汗)
しかも、そして、ナーガ(グレイシア)として転生してたりします(滝汗)
ただ今の名前は『グレイシア=ウル=ナーガ=セイルーン』です。
そして、妹のいわずと知れた『アメリア=ウィル=テスラ=セイルーン』
この二人は、二番目の奥さんとの間の子供です。
二番目の奥さんの名前が。
『シルメリア=ヴィナス=アストリア』
この人は、気の毒にも、Sの欠片の持ち主です。
そして、シルメリアの母親も欠片の持ち主でした。
シルメリアの母親のキュリアは、察知した魔竜王ガーヴに殺されてます(汗)
それ以外のサブキャラ(!?)←でも結構重要(爆!)
ご存知!!
天下無敵の天才魔道士『リナ=インバース』
と脳ミソくらげ剣の腕は超一流『ガウリイ=ガブリエフ』
もいたりします(汗)
この二人に関しては、この話の設定では、
二人とも、エル様の子供という設定です。
リナが、『リナスレイヤー=トゥエル=ウル=ナイトメア』
虚無と有・創造と破壊・再生と破滅を担当してます。
ガウリイが、『カウリイ=ルシフェル=ウル=ナイトメア』
光と闇・希望と絶望・誕生と滅びを担当してたりします。
この二人は、表裏一体の関係です。
エル様は、ご存知♡
全ての混沌の源♡金色の王である『金色の魔王(ロードオブナイトメア)』♡
ついでにゆーと、
リナスが人間に転生したそのときの両親と家族の名前が。
『セシル=ドナ=インバース』←母親
『マクスヴェルズ=フォン=インバース』←父親
『ルナ=インバース』←姉(赤の竜神の騎士・スィーフィードナイト)
(でも、実は、スィーフィード本人である『ルナ=スィーフィード』)
むちゃくちゃ、この話では関係ない人物として。
『レーン=ターブッナイト=セルシウス』
三回しか、このレーンは、登場してなかったり(汗)
子供のときと、カンヅェルを付回していたときと、そしてシルメリアの葬式(汗)
実は、本編二部で、活躍(!)した、ミリーナの母親という設定です。
ちなみに、ミリーナは、このシルメリアの葬式で、ちょこっと登場してます。
シルメリアが死亡したのは、リナが三歳。ルナが七歳。
アメリアが三歳、グレイシアが七歳のときです。
おまけの情報としてガウリイは、そのとき、十歳です。
死亡どきのシルメリアの年齢は二十四歳です。
フィルさんは、二十七歳といった設定にしてあります。
それでは♪
次回で♡
(ここで触れたのは、その年でなる歳であった年齢を示しています。詳しくは年齢一覧を参考にしてください)
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