まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちら

  こんにちわ♪
  このまま、一気に、ミッドナイトの終了を♪
  これが終わったら・・いい加減に、長編・・取り掛からないと・・(汗)
エル:・・どの話し?♡
 薫:・・・あぅ・・干渉です・・・はひ・・(滝汗)
 姫:・・・・確か、あれも、私達が出る直前で止まってるのよねぇ・・・。
エル:ジェムシリーズもね♡
 薫:・・・あぅあぅあぅ・・・。
   とりあえず、まったく、関係のない、なぜか、複線として出来た話し♪
   本当は、他の金の悪魔の設定の中で考えた話し♪
   しかぁぁし!!ルシファーの花嫁は、ルナは、無意識に、レイスを好きだし(まて!)
   こっちにいれたほうが無難♪
 姫:・・というか、あれは、リナサイドとガウイリサイドだから。ルナには、一切、触れてないでしょうに♡
 薫:しくしくしく・・・。それをいわないでくだはひ・・・(涙)
   それでは、いくのです♪
   ルナねーちゃんの?です♪(好きな言葉を入れてください・笑)

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ミッドナイト・ホーン? ~暁の真実~

― 世界各国に散らばる七人の赤の竜神の騎士の中に、赤の竜神フレアドラゴンスィーフィード本人がいる ―

昔から伝説として語られていた御伽噺。
世界中に、神の力を宿したとされる、騎士たる存在は、正確には七名。
伝説によればいるはずである。
だが、自称を名乗る存在も入れると、その数は莫大にも昇る。
何しろ、魔族が、大概活動するのが、北にある結界の中に限ってのことだったから。
他の地域でも、魔族の暗躍は見られてはいたものの。
竜王の加護の元でもある地域では。
下級もどきなどは、そう長くは、活動が出来ない状況。
まあ、上位の魔族などは入り込んで、不安などの要素をそれとなく入り込ませていたりするのはまたお約束。
平和だからといって、野望を抱く存在がいなくなるとは限らないのである。

そして。
ここにも、また一人。


「あんた何かに!!」
息も絶え絶えに抗議している若い女性。
額からは血がとめどもなくあふれている。
対して女性の目の前には、黒い髪で紅い瞳の男性が剣をもちにこにこと笑っている。
「私が、スィーフィードになるのですよ」
「ほざきなさい!!誰が、あなたが赤の竜神スィーフィード様、本人なものですか!!」
「ふん。死に底ないが。せいぜい、ほざいているがいい」
ざしゅ。
「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」
ごろり。
死んでもなお、侮蔑の表情でみつめる、女性の目。
「やれやれ、聞き分けのない、人でしたよ。まったく」
ばしゅ。
『力』を使い女性の身体を霧散させる。
「ふふ。いるはずもないではないですか。
  滅んでいるのですよ。スィーフィードは。そして、その力を私は受け継いでいる」
伝説の戦い、神魔戦争から。
この世界の至高神。
赤の竜神フレアドラゴンスィーフィードは滅び去ったとされている。
だが。
いつのころからか、世界中にいる赤の竜神の力を宿した存在達の中に竜神本人がいる。
そう、ながく語り継がれているのもまた事実。
力があれば何でもできる。
そう傲慢になる人間はやはりどこにでもいる。
彼もまたその一人。
「これで、三人……ふふふふふ。
   全員を殺してしまえさえすれば、この私が、赤の竜神としてあがめられる。ふふふふふ」
三十年。
さすがに、力を受け継いでいる存在達は気配を隠すなどお手のもの。
自称を名乗る雑魚なども消し去りながらここまできた。
自分の中の力に気づいたのが、十のとき。
そして、教会で、赤の竜神のことを知ったとき。
彼は野望を抱いたのだ。
この力があれば、この世界で自分が支配者になれる・・と。
そのためには。
他にもいるという力を受け継いでいる存在が邪魔だった。
だから。
こうして旅から旅をしながら、
各地の噂などを頼りに力ある存在をみつけだし今のように暗殺していっているのである。

「・・・・空気が・・変わった?」
結界が張られているという北の大陸。
そこの空気が変わったのが彼には感じ取られていた。
「・・・ふむ。まだ、あそこには、いってないですよね」
この千年。
あそこの土地に足を踏み入れられた存在は・・いない。
にやり。
「さて。私の野望の達成のために。また、捜しにいきますか。
  私以外に、力を受け継いでいる。赤の竜神の騎士・・を・・・ね」
ふわ。
何もとなえずに彼はその場から浮き上がり、進路を北へと変更していた。
すべてを駆除すれば。
嫌でも、自分が、一番になれる。
自分が、滅んだ、竜神の代わりに鎮座するのだ・・・ふふふふふ・・・
そんな歪んだ野望を胸に秘めて。


「はぁ・・・・・」
ため息をつかずに入られない。
「?ルナさん、どうしたんだい?」
ため息ばかりをついているバイトの女の子に、話しかけている客が一人。
「え?いえ、ちょっと、妹のことで」
にっこりとわらう、女性・・ルナ。
紫がかった、蒼い髪に、紅の瞳。
髪の長さは、肩にかかるか程度。
スタイルがかなりいい。
「ああ、リナちゃんのことかい。でも、よかったよなぁ。あの、リナちゃんにとうとう相手ができて」
その相手が、ちょっと、問題・・あるのよねぇ。
はぁ・・・
何度目かわからないため息がもれる。
とりあえずは、彼の中にいた魔王の力の破片は。
彼の中にあった、あの御方の力で外に取り出されてはいるけど・・・・・
何か、いやぁぁぁぁな予感がするのよねぇ。
それは、リナが冥王を倒した直後から感じていた不安。
なぜあの御方は、リナとガウリイを無事に気まぐれを起こして、この世界に戻したのか?
ひしひしと不安はつのる。
あの御方の性格を身にしみて分かっているルナだからこそため息をつかずにはいられない。
何しろ、リナも、ガウリイもあの御方の力を宿している魂なのだから。
「・・・・はぁ・・。何ごともなければいいけど・・・」
セイルーンの依頼によって旅立っている大切な、妹。リナ。
そして、その妹にとっては、世界よりも大切な存在ガウリイ。
二人を思いつつ空を見上げる。
覗けば、いつでも様子はみれるのだが。
いかんせん。
あまりに、真っ赤になる内容ばかりなのでそうそう覗けないのが現状である。
何しろ、夜などに覗いたときには・・・・・真っ赤になる以外の何者でもなく。
ルナは、今日もまた、ため息をついていた。

「いざ、尋常に勝負!!!!」
店の外から声がする。
「・・・・・あぁぁぁぁ!!面倒ぅぅぅぅぅぅ!!!」
いつものことながら。
リナが結界を破ってからというもの力試しにくる存在が多々と増えているこの現状。
セイルーンや、各国の使節団が功を奏して今やかろうじて、
千年遮断されていた国交が回復の兆しをみせ始めていた。
その矢先のデーモン大量発生。
原因は分かってはいるが。
かたん。
「では、ルナ様?私が参りましょうか?」
しずかに、テーブルで水を飲んでいた、銀の髪の女性がいう。
「ああ、いいわよ。貴女はノンビリしてて。わざわざ報告にきてくれたんだから」
長い銀の髪を後ろで、みつあみにして、おだんごにまとめているその女性にルナは、ひらひらと手をふる。
店長、ちょっと、一分ばかり、でてきますね」
ルナの言葉に。
「いつも、大変だねぇ。ルナさん」
毎回のことながら、なれている店の人々。
からん。
ルナは静かに店の外にでる。
「はいはい。面倒だから、とっととね」
むか。
ルナの言葉にむかっとくる男性たち。
それはそうであろう。
何しろ目の前の女性は手ぶら。
しかも自分達より年下の女。
「貴様を倒して、我が、ナイトの名前、貰い受ける!」
だっ。
ふっ。
どがァァぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんんんんん!!!
『・・・・・・きゅう・・・・・』
問答無用で、つっかかってくる男性たちにルナがちょっと手を動かす。
それで十分。
ただの風の衝撃波で、あっさりとふっとばされて気絶している彼ら。
「さって♪ここにいたら、店の邪魔だから♪戻ってね♡」
ぱちん♪
ルナが指を鳴らすと同時に。
彼らの身体は、暁色の光に包まれて一瞬のうちにその場から掻き消えていた。

「今月に入って、ついに一万人の来客だねぇ。ルナちゃん。
にこにこと、常連のお客がいう。
「そうですね。さ、仕事vv仕事vv」

ここは、ゼフィーリア。
ゼフィーリアの首都ゼフィール・シティ。
その中にある、レストラン、リアランサー。
今、ここで。
リナ=インバースの姉、ルナ=インバースは、ウェイトレスのアルバイトをしているのである。

「で?エマ?どうなの?」
休憩時間に、銀の髪の女性・・エマと呼んでいる女性と話しているルナ。
「アースは、まあ、いいんですが。やはり、ラルが問題ですね・・」
「はぁ・・・・。やっぱ、あいつ首にすべきよねぇ・・・・」
「まあ、今に始まったことではないですがね・・・。ラルの自己中心的な考えは・・・・」
元々、反逆していた存在を改心するから。という理由で、採用した存在である。
彼は。
だが。
本質は・・・・まったくといっていいほどに変わってなかった・・・・・
「次期火竜王の候補には、シーメイを指名しているから。
  そう、上層部にも願いだしたから。もうすこししたら許可が下りるわよ」
ルナの言葉に。
「それで?アクアはどうします?」
「ああ、時期をみて復活させるわよ。」
きっぱりと言い切っているルナ。
リアランサーのテーブルの一角で、聞いただけでは分からない話し合いが行われていた。
「それより、ルナ様?私としては、リナさんのことが気になるんですが・・・」
すぅ・・・。
「・・・言わないで。エマ・・・・・」
エマがいわんとすることは分かっている。
つまり。
「・・・まあ、あの御方が、何かする・・・というのは、まず間違いがないから・・・・」
「や・・・やっぱり・・(汗)」
顔を見合わせてただただ、汗をかくしかない二人であった。

「・・・・ここだな。」
まず驚いたのは。
ここの世界の人々は。
少なからず魔法を使いこなしているということ。
魔道士教会。
というものも出来ていたりする。
「・・・我らが住んでいた地域とは・・まったく違うな」
道を歩いていると。
ときどきでてくる、ノラデーモンや、オーガたち。
噂を頼りに。
彼は、今。
ゼフィーリアのゼフィールシティにたどり着いていた。

「・・・・あら?また、客人みたいねぇ」
「あ、ルナ様、彼ですよ。今、欠片を片っ端から、殺していっている人間は」
ルナが、町に入ってきた存在を感じ取ると同時にエマがルナに進言する。
「分かってるわよ。・・・このままってわけにもいかないでしょうし」
かたん。
今が、ちょうど、休憩中なのが、コレ幸い。
ルナは静かに、その場からいきなり掻き消えていた。

「・・・何かよう?ラキ?」
いきなり、名前を呼ばれて男は振り向いた。
今まで誰もいなかった場所なのに、そこに一人の女性が佇んでいた。
紫がかった、蒼い髪に紅の瞳。
なぜか、服装はウェイトレスの格好で。
「・・・貴様は?」
感じる気配はただの人間。
だが何かが違う。
彼の中で何かが警告する。
「私?私は、ルナ。ルナ=インバース。彼方には、こういったほうがいいかしら?
   赤の竜神の騎士スィーフィードナイトのルナ・・と」
にっこり。
そう笑う女性は。
ただのまぎれもなく気配からすべてただの人間のそれであった。
「ふ・・・・ふははははは!!」
まさか、ここでの赤の竜神騎士スフィードナイトが、こんな小娘だとは。
これは楽勝だな。
ラキは嘲笑する。
「ほぅ。では、貴様で四人目。貴様を殺して、我がこの世界の神となるのだ!残りの二人も殺してな!」
嘲笑しているラキに。
「・・・・はぁ・・」
あきれたようなため息をついているルナ。
「・・・・あのねぇ。神になってどうするのよ?というか大変なだけよ?」
「?何を馬鹿なことを!神の上にいるのは、何もない!神にさえなれば怖いものなどない!!」
言い切るラキに。
「・・・・・・・・・・・・・。記憶は、受け継いでないのね・・・・。はぁ・・
   まったく、そんな、欠片にも満たない力で何やってんのよ・・。あんたは……」
かつて自らの戦いにおいて力も、多少分断した。
魔王と同じく。
その一つの欠片が、彼がやどしている赤の竜神の力の一部分。
「いっとくけど。神になっても、魔王になっても。責任がかかってくるたけで、面倒なだけよ?それと・・」
かならずお仕置きがまっているのに・・。
それは怖くて口にはしないルナ。
「?何をわけのわからないことを!!勝負しろ!!」
ふわ。
彼の手から剣が出現する。
レプリカとして、彼が力を具現化させたものなのだが。
 「はぁ・・・・・。あのねぇ。まあ、あんたを野放しには、しとけないわね。
   それでなくても、あんたは野望のために罪もない人々をあやめすぎているし」
ルナが諦めきった声をだす。
「・・力、返してもらうわ」
ふっ。
ルナの手から剣が出現する。
刀身が暁色に紅く輝き不可思議なまでに輝いている。
「・・・・何!?」
ほう。
楽しめそうだな。
力でそれが何であるのか理解できた。
それは、赤竜の剣。
伝説によれば、赤の竜神の騎士が使っていたとされる、伝説の剣。
彼が作り出している剣は。
それの資料を基にして、具現化しているものに他ならない。
この女も、同じことを考えているのか。
はっきりいって。
勘違いもいいところである。
ルナがもっているそれこそが本家本元の赤竜の剣だというのに。
どん!
にやり。
いつも、大概、この一撃でけりがつく。
たいしたことはない・・・・
「・・・・・何!!!!!?」
不意打ちをかけて攻撃を仕掛けたのにも関らず。
攻撃の直撃をうけたルナは。
そのまま、その場に佇んでいる。
ルナの場所だけ、何も被害がなく。
ルナをよけるように、攻撃の力が、進んだのが地面の様子から見て取れる。
「・・・・まったく。少しのお仕置きは・・必要・・かも・・ね」
すっ。
ルナが剣を前に突き出した。

ぐ・・馬鹿な、馬鹿な、馬鹿な。
「この私が、龍神のはず・・こんな・・こんな小娘に・・・・!!」
だらだらだら。
とめどもなく流れる血。
剣においても、そして力においても。
目の前の女性ルナに傷ひとつつけるどころか逆に完全に遊ばれているのがわかる。
ラキは、それでも信じない。
自分こそが、竜神にふさわしく、自分がそうである。
と、信じ、野望をもっているからこそ。
こんなところで、負けるわけにはいかなかった。

・・そろそろ、力、彼の中から取り出しましょう。
ルナが静かにカオス・ワーズを紡ぎだしてゆく。
「― わが身より 離れし わが力よ  器となりし 束縛を逃れ
   わが元に 戻りゆかん わが力わが身となりて 本来の姿に戻りゆかんせん―」

どくん。
「ぐ・・・ぐわぁぁぁぁぁぁ!!」
激しく心臓が高鳴る。
のた打ち回るラキ。
と。
シャラァァァァン・・・・・。
すぅぅぅぅ・・・・・・・・・・・・。
ルナの顔から血のけが引いてゆく。
ずざぁぁぁぁ!!
その場に膝まづくルナ。
「・・はぁ・・はぁ・・はぁ・・・」
言い知れぬ圧迫感がラキに襲い掛かる。
と。
ふわり。
目の前に何とも表現のしがたい、この世の存在とは思えないほどの絶世の美女が現れる。
ただし後ろが透けて見える。
つまりは立体映像。

『ルナ、何、遊んでいるの?♡語りの存在の始末、終わったのかしらね♪』
だくだくだく・・・
「え・・・エル様。大概、お灸をすえるには、すえましたが・・・」
???
ラキは、今がチャンスとばかりに。
いきなりルナにつっかかってゆく。
ちらり。
『この我が話しているというのに・・。ルナ、あんた、存在の管理、怠慢なんじゃないの?』
一瞥されただけで動けない。
「何を!!貴様は誰だ!」
わかってないラキ。
『・・・・・・ほぉぉぉぅ』
「き・・・きゃぁぁぁ!!あんた、エル様に対して、何て口の聞き方ぉぉぉぉぉ!!」
パニックになっているルナ。
『ルナ♪これ、あたしが預かるわ♪文句ないわよね♡』
「何を!?」
全然理解できてないラキ。
知識がないのは、恐ろしい。
「・・・・・ラキ、説明だけはしといたげる。
  この御方が、私達、神と魔、そして、すべての世界をつくりだされている御方。
  金色の王・悪夢を統べる存在ロードオブナイトメア様。・・・エル様よ・・・・(汗)」
理解してないラキに一応説明しているルナ。
「・・・どういうことだ?おんな?」
未だに理解できてない。
「・・・つまり、あんたは、神になりたい。っていってたわね」
『あら♪じゃあ、こいつに、どこかの世界まかせて、
  ふがいなかったら、お仕置きスペシャルコースってのもいいかもね♪』
「え・・・エル様・・(汗)」
金色の王の言葉に、汗を流しているルナ。
「・・・つまりは、あんたが思ってるほど、神も魔王も万全じゃないのよ。
   たんなる、エル様の部下の一人にしかすぎないんだから」
つまりはそういうこと。
たとえ神になっても好き勝手できるわけでもない。
「まあ、私は、あんたが、どうなろうと、しったことではないけども。
  エル様に、為口を聞いて、まず、無事に済むとは、思わないことね」
「・・・・・だから、どういうことだ?」
『あら、ラキ、まだ分からないの?ルナが、スィーフィード本人なのよ♪
  あたしにとっては、ルナも、ツカイッパシリの単なる部下の一人にすぎないけどv』
にっこりと笑う金色の王の目は。
それがすべて。
と、物語っている。
「え・・エル様(汗)・・・あの、どのようなご用件で?」
びくびくびく。
『ああ、そろそろ、リナの準備ができたから♪』
いやぁぁぁぁな予感ルナの脳裏といわず本能的にも満ち溢れる。
『リナの子供、ちょっと、光と闇と狭間の特性、与えてみるから♪』
・・・・・・・・・・・・・・。
「はぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃい!!!!!!!!!!?」
驚愕するルナの悲鳴と思いはどこにやら。
『というとで、リナに何かあったら、この世界、全てがお仕置きねvv』
「え・・・・エルさまぁぁぁぁぁぁあ!!!!」
『ついでに、Sにも伝えておいたから♪それじゃあね♪こいつ、つれてくわvv』
さぁぁてvv
久しぶりに、人間で遊びましょう♪
そんな言葉が聞こえるや否か。
あっという間に、ラキの姿は闇に飲み込まれていた。

「・・リナが・・リナの子供が・・・・・しくしくしく・・・・・」
大切な妹ですらもエル様のにとってはただの、遊びの一部。
怖くて言えもしなければ、思いすらもできないが。
「・・・・・リナに、身体を大切にするように、いっとかなきゃ・・」
ふと。
リナの様子を精神世界から視れば。
リナは、自称、スィーフィードナイトと戦っていた。
「ふっふふ・・・・。ちょうどいい、憂さ晴らしの相手、発見!!!」
ふっ。
ルナはそのまま意識をリナ達の所に飛ばす。
リナと対峙していたラルたちで。
理不尽な怒りをぶつけることにして、リナ達の所から、自分の方にと移動させていた。

ルナ。
ルナ=インバース。
正式名称。
ルナティック=スィーフィード。
この世界、赤の竜神スィーフィード、ルナこそが、本人であるがゆえに。
神であるからこそ。
そして、魔王もまた。
単なる部下にすぎないからこそ。
いつも、気まぐれに付き合わされてとばっちりをうけているのである・・・・。

再び。
ルナ達の苦難(?)が、始まろうとしていた・・・・・・


                                          -終わり♪ー

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あとがき:
番外編でした♪ルナねーちゃんが、赤の竜神本人よ♪
ということがいいたかった、この話♪
あと、どーして、ルナが、リナから、ラルを連れてったのか?(笑)
理不尽すぎる、鬱憤ばらしがほしかったのです(爆!)
エマ・・・はい。天竜王です(笑)
ではでは♪
こんな、駄文おまけにまで付き合ってくださった、皆様♪
ありがとうございますのです♪それでは♪

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