まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちらへ。

こんにちわ♪
なーんか、無償に原作に近い話を打ち込みたくなった私なのです(汗)
あ゛あ゛!!!!長編の続きは!?漫遊記は!?見果てぬ夢は!?リレー小説は!?
という突っ込みはやめてぇぇ(涙)
・・・・頑張って打ち込んでますので・・・・。しくしく・・・・。
しかし、寒さに負けているこのごろなのです(滝汗)
ではでは♪
今回もはたまたガウリナ♡
でも、リナ視点だから・・・・ふふふふ(爆!)
さーて、あんまり長くはならないはずだが、これ・・・・。
何話になるだろーか?
しかも、これ、思いっきり私の趣味全快の作品(小説)だし・・・(汗)
ではでは♪

#####################################

ジェム協奏曲(ラプソディー)・第一話

炎の矢フレアアロー!!!!!」
ちゅどごぉぉぉぉんんん!!!!!
勢い一発、う~ん、快調♡
「お……おのれ……」
「ブレイク!!」 
ずどどどどっ!!!
すがり付いてきた盗賊に、有無をいわさず、呪文を叩き込む、この快感。
呪文一発で、吹っ飛んでゆく盗賊達。
「お~い……リナぁぁ……少しは、手加減しろよぉ~……」
後ろの方で、声がする。
自称あたしの保護者。
剣の腕は超一流なのだが、脳ミソの方はゾンビやスケルトンより劣っている。
絶対脳ミソが液体化してるって……
見た目だけなら美男子である『ガウリイ=ガブリエフ』があきれたよ~に声を出す。
「うっさいわね!!!悪人に人権なんてないからい~のよ!!!!
  それより!!!そいつらから身包みはいでおくのよ!!!」
「はぁ~……」
ため息つきつつ、盗賊を縛り上げているガウリイ。

ことの起こりは、この間の事件が終わってからのこと。
「じゃあ、目的地は、あたしの実家。ゼフィーリア王都ゼフィールシティ。オッケー?」
「おう!!!!」
あたしとガウリイは、肩を並べてあるきだす。
先々では、またこんなこともあるかもしれない。
だけど、悲しみと苦しみを忘れて、目を閉じるのでなく。
あたしは胸に抱き乗り越えて、明日を笑って生きてゆこう。
そして、進み始めたのだが……
びしぃぃ!!!!
思わず、立ち止まるあたし。
瞬間、あたしはとある絶対に忘れてはならないことを思い出したのである!!
ま……まずぃぃぃ!!!!
姉ちゃんへの手土産がぁぁぁぁぁ!!!!!
まずい、はっきりいって、非情にまずい。
魔王と戦うよりも数億倍、こっちの方が深刻である。
……こ……殺される……
だぁぁぁぁ!!!!!
里帰りするのは、これがあったんだぁぁ!!!!!
はっきりいって、今回は、特に!!!
金貨一万枚程度では……
それ以上プラス山盛りの土産品献上品を持って帰らねば!!!
何せ、ダークスターの一件すらも報告に戻ってないのである。
……余りにこわくて。
それに……あ゛あ゛あ゛あ゛!!!
理由はどうあれ、魔王を二人も滅ぼしたのは事実だしぃ!!!!
絶対に普通の土産じゃあ、許してもらえないどころか、
あたしの命がないのは目に見えている!!
姉ちゃんのことだから、その辺りのことはすでに感知して、手招きして待っているはずだし……
ぶるるっ!!!
考えただけでも、身の毛がよだつぅぅぅぅ!!!!

「お願い!!!ガウリイ!!!ゼフィーリアに戻る前に、姉ちゃんへの土産品かき集めるから!!
  みのがしてぇぇ!!!!じゃないと殺されるぅぅぅ!!!!」
 あたしの涙ながらの訴えに、ガウリイは。
「い……いったい、リナの姉ちゃん……って……」
と聞いてきてきたが。
あたしは恐怖の余りに泣き出す始末。
「姉ちゃんに殺されるぅぅぅぅ!!!!!!!!!」
あたしがむちゃくちゃ泣き崩れ、ついには、幼児化までしてしまったところ。
ガウリイは、そんなあたしをなだめつつ、盗賊いじめを了解してくれたのである。
当然、ガウリイも一緒にという条件つきで。
それに、二人の方が何かとはかどるものである。
あたしはよく、覚えてないのだが泣きじゃくっているときに、
姉ちゃんの情報をいろいろとわめいていたよ~であるのだが。
おぼろげながら、言ったことを整理してみると。
ドラスレを普通の剣で霧散させる。木の枝で弾き飛ばす。
あっさりと呪文を素手で、握りつぶす。
アイアン・サーペントを包丁一本でしとめた……などなど。
うぅ~ん……
だから、ガウリイの顔色がわるいのか……
そ~いや、いつだったか、昔、姉ちゃんは、純魔族をすりこぎでどつき倒したとか。
けっこう高位の魔族を爪楊枝一本で殺したとか。
いろいろあるのだが。
「い……一体……何者なんだ……リナの姉ちゃんって……(滝汗)」
ガウリイの額に一筋の汗が流れ出た。

そんなこんなで、あたしは何とか、ガウリイに協力してもらって、サイラーグのある
ライゼール帝国からラルティーグ王国に抜けて、カルマート公国からゼフィーリア王国に入る。
という道順で進むことにしたのである。
姉ちゃんへの土産品をせっせとためながら……。
そうして、つつましくも、裏街道を進んでいるのだが。

最近は、盗賊も景気がわるいのか、しけたものしかもっていないのである。
そりゃまあ、まだ、ちまたには、大量発生している残りのデーモン達がたむろしていたりするが。
でも、あたしの命がかかっているのである!!
ちょっとした魔法剣なんかじゃ、今回は……ぶるるるっ……
考えないよ~にしよ……

「そ……それだけは…ごかんべんくだせい!!!!!家族が養えなくなりやす!!」
あたしにすがり付いて泣いてくる盗賊その他数名。
べぎゃっ!!!!
あたしの足蹴りが思いっきりそいつらを張り倒す。
「うるさぁぁぃぃぃ!!!これ!!もともとあんた達の者じゃあないでしょうがぁぁ!!」
まったく……
人様の物を盗んでおいて、自分達のものだと主張するのは、はなはなしいもんである。
無視して、あたしはお宝を全て没収してゆく。
まあ、しけたものしかないけど、細工をすれば…なんとか……
それか、売りさばいて金貨にするという手もあるし。
「……お…鬼ぃぃ!!!!まるで!!あの!!リナ=インバース以下の魔道士だぁぁ!!」
盗賊達がわめきちらす。
……ぶちっ……
「どういう意味よぉぉぉ!!!!!この天才美少女魔道士のあたしに向かってぇぇ!!!!」
いわずと知れたことだが、このあたしがリナ=インバースである。
あたしの叫びと同じに。
「まずい!!!逃げろ!!!」
ガウリイが盗賊達に向かって叫ぶが。
遅い!!!
あたしはすでに唱えてあった呪文を解き放つ!!
竜滅斬ドラグスレイブ!!!!!!!!!」

どごどごぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇんんんんん!!!!!
ちゅどどどどどぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉんんんんん!!!!!


深夜、そこの山の形が変わったけど……
まったく!!!なんてことするのよ!!!!
これだから、盗賊は!!!!

「リナぁ……盗賊相手に竜滅斬ドラグスレイブはやめろよなぁ……」
ガウリイがちゃっかりと避難しているのが、さすがに慣れたのか!?
「そんなことは、ど~でもいいのよ!!
  それより!!ここにはいい品物がなかったから、次!!いくわよ!!!!」
「はぁ……また、今日も野宿かぁ……?」
「何いってんのよ!!!朝方までが勝負なのよ!!盗賊は!!!!
  それから、街にいって昼まで寝ればい~でしょ!!!」
あたしの説得にしぶしぶいっているガウリイ。
あたしには、時間が欲しいのよ!!
より多くの献上品を用意しとかないと……
ぶるるっ……
……ぜ…絶対に殺されるぅ……(涙)

そんなこんなで、夜も明けてゆく。

「まいどぉ!!!!」
カララン……
店からでて、一息。
昨夜手に入れたど~でもい~よ~な品物をうっぱらったのだが……
やっぱ、あまりお金にはならないんでやんの……
「う~ん……これじゃあ、食事代だけだわ……」
まったく、最近の盗賊は、景気がわるい!!
「ま……とりあえず!!!!食事ょお!!!!」
「おお!!!!!!」
近くの食堂に入り、ご飯、ご飯♡

子持ち黒海老のレム・クリームあえに、ムール小エビのフライ♡
がつがつがつ!!!
「あ゛あ゛!!!ズルイ!!ガウリイ!!それ!!あたしの!!」
「なんの!!!!」
かっきぃぃんん!!!!
軽やかに、食堂にフォークのぶつかり合いが響く。
ひょぃ!!
「んっふふふふ!!!!成功!!」
あたしがガウリイの海老をゲット♡
「ずるいぞぉぉ!!リナ、ならば!!!」
「あ゛あ゛!!!それ、あたしの蛸さん!!!」
「なにくそ!!!ならばっ!!!!」
しゅばばばばっ!!!!!

「う~ん……食べた、食べた♪」
「だな」
あたしとガウリイが食堂から出るとき、
なぜか食堂のおばちゃんが涙を流していたが。
……なんでだろ?
そ~いえば、厨房の方で、材料がどうのこうのと話が聞こえてたが。
さ~てと。
「んじゃあ、次、いってみよぅ!!!」
「まだやるのかぁぁ!!!!盗賊いじめぇぇ!!」
ガウリイが抗議してくるが。
「……ガウリイ、あんた、そんなに姉ちゃんに殺されたい?」
あたしの恐怖にみちた声と表情に、ガウリイは沈黙する。
ま、ちょ~ど、そろそろ夕飯どきだし。
盗賊がでるには、もってこいなのよねぇ♡

そんなこんなで、数日後。
「……なんで、こんなとこに、整備された道があるのよ?」
とりあえず、裏街道を突き進みつつ、進んでゆくと。
山の方に入る方向にちいさな、整備が行き届いている道を発見。
しかも、道沿いには、宿屋や食堂までもが、整備されている始末である。
それに……
こ~んな辺ぴの街道なのに、人通りが多いのは……なんで?
それに、この辺りにくると、なんでか、盗賊のねぐらが多いったら♡
なんか、結構宝石や金貨が多いよ~だけど♡
う~ん。
これは、今まで、見逃してたわ。
こんなにおいしい場所があったなんてぇ!!
まあ、あとからあとから、盗賊や夜盗が沸いて出るわ、わいて出るわ。
たったの二時間足らずの作業で、金貨五千枚程度の収入あったはずである。

宿に泊まって、食事どき。
「なんで……もぐぐ……こんなとこに人通りが多いのかしらね……もぐもぐ……」
あたしが食事をしつつ、そう漏らすと。
「なんだい?あんた達、エッシェン・シティに行くんじゃないのかい?」
宿の主人の一言。
ぶぶぅぅぅぅ!!!!!
「おおおおおおおっちゃん!?今、なんていったぁぁ!?」
あたしが思わず、噴出しながら聞き返すと。
「エッシェン・シティだよ。ここは、その入り口にあたる街道だよ?
  まさか、知らないったことは、ないだろう?彼氏と一緒のくせして」
おっちゃんの一言。
「ガウリイは彼じゃない!!!って、それまじ!!!!!♡」
「ああ、そうだが?」
「んっふふふふふふふふ♪」
これは、ラッキー♪
やっぱ、人間、日ごろの行いがい~と、いいとこにたどり着けるもんよねぇ♡
絶対に知っているであろう。
いや、女の子なら、誰でも知っている。
エッシェン・シティには、伝説と化している『ジュエリー・デザイナー』。
ジェム=ライス=ストーンが居る場所である!!
しかも、エッシェン・シティは、宝石の宝庫!!なのである!!!!
なんでも、ジェムさんは、
デザイナーとして役立てるためだけに、黒魔法や白魔法を極めているとかなんとか。
しかも、噂では、神聖魔法もあつかえるらしい!!
宝石を使った数々の魔法道具も生産しているのだ!
「じゃぁ、そ~いうことで!!!ガウリイ!!!!
明日には、エッシェン・シティに出発するわよ!!」
あたしのものすっご~く、うれしそうな声に。
「え゛~……あそこへか……」
なんか気乗りしてないガウリイだが。

んふふふふ♪
あたしのイメージでは、ジェムさんは、こころよくあたしのお願いを聞き届けてくれるはず!!
姉ちゃんへの手土産を頼むついでに、あたしのも……その……
だぁぁぁぁ!!!!
だって、あたしだって、かわいい女の子なんですから!!
いいじゃない!!!!

とにかく、人間、日ごろの行いがい~と、絶対にいいことがあるのよねぇ♡
んふふふふふふ♪
「んじゃあ、そ~いうことで!!!
明日は、早くに出発だかんね!!ガウリイ!!!!」
ガウリイに言い聞かせて。
部屋に入るあたし。
そ~いえば、あの街には、魔道士協会もあったはずである。
これは、もしかして、いい依頼があるかもね♡


                                    -続くー

HOME    TOP    BACK    NEXT

#####################################

  あとがき:
  エル:・・この話、あたしが出てない・・・・。
   姫:私も・・・・・。
  かお:うぐっ!!!!!!!!!
  エル:あんたは、こんなのを打ち込むより!!!!
      早く、あたしを活躍させなさい!!!!
   姫:そーよ!!!!私の出番は!?
  エル:しっかも、これ、あんたの趣味全開よねぇ・・・・。
  かお:ぎくぎくぎっくぅぅ!!
   姫:そうよねぇ・・・。宝石関係の記載が・・・・。
  エル:・・・・・あたしの活躍・・・・。
   姫:私の出番・・・・・。
  かお:あぅぅぅぅ・・・・・。
      なーんか、無償に打ち込みたくなったんですぅ・・・・・(涙)
      とりあえず、今から、長編に入るのです・・・・。はい・・・・(涙)
  エル:それはそーと、あたしの番外編、あんた全然打ち込んでないじゃない?
    姫:そうよねぇ・・・。全然、エルの本編も打ち込んでないし・・・・。
  かお:ぎくぎく(滝汗)
  エル&姫:ということで、お仕置き決定♪
  かお:んなぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!
            ごぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!!
  エル:あら・・?小型ブラックホールに飲み込まれちゃった・・・・。
   姫:情けないわねぇ・・・・。
  エル:なんか物足りないから、どこかにいきましょう♡
   姫:そうね♪そうしましょ♪エル♪

HOME    TOP    BACK    NEXT