まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちらへ。

こんにちわ♪
さてさて・・・終わりまでいけるかなぁぁぁ・・(爆!)
ちなみに、はっきりいって・・ギャグです♪はい(はあと)
んではでは♪

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闇を撒くものダークスターとの戦いが終わり、元の土地に戻るために、
盗賊退治して、資金調達しているリナ達一行。
そんな中で、伝説の封印されている剣をリナは、手に入れることに成功する。
だが、それは、降魔戦争のときに冥王がわすれてた(!?)
回収し忘れの、冥神官ヘルが、姿を変えたもの。
冥王は、連絡とれなくなった、彼女は、滅んだもの。
と、思っていたので、それに、この結界は、簡単には解けない物だったがために。
(古代竜と、スィーフィードに使えていた側近の参謀が張ったもの・・)あきらめていたのである。
つまりは、捨て駒あつかい。
そんなことを知らない、かつての、火竜王配下の黄金竜のこの三人。
ジプサム、オリビン、ストウロ。
力を手に入れて、復讐を考えていたりしたのだが。
これが、神のやることか。
と、全員が、怒ったのは・・・まあ、当然のことで。
無抵抗な、村人を、力づくで、いたぶり、恐怖に落としいれ。
盗賊もどきより、たちの悪い。
普通なら、ヘルを手にした存在はそれに精神が蝕まれ、精神崩壊おこして、
その器は、魔族に利用されるのだが。
リナが、不完全のギガスレイブを唱えた後遺症で、エルがリナの中に留まっていたことから。
ただ今、エルは、リナを眠りにつかせて、表に出現中♡
それを見破ったのは、ガウリイだけども。
真実を知っているのは、ゼロスとガウリイのみ♡
さて・・暴走したストウロは、どうなることやら♡

戦いの後に・・・~第4話~

「くるぞ!!」
ガウリイが一言いうのと同時に、暴走しまくったストウロが、
黒いブレスをはきながら辺りかまわず破壊しつくしてゆく。
「各自分断!!」
リナの言葉に、ちらばる、アメリア達。
『ダブル・崩霊裂ラティルト!!』
アメリアとゼルガディスの呪文が元ストウロを直撃する。
「そ……そんな……」
フィリアは、そんな様子を呆然とみつめている。
私は……何を信じたらいいの?
と、自問自答を繰り返しているが。
それでなくても、古代竜の出来事で火竜王が信じられなくなっていたフィリア。
そして、今。
叔父たる、ストウロが、無抵抗な村人を苦しめたあげくに異形と化して暴れている。
「フィリア。真実は、自分自身でみつけるものよ」
リナが静かにいう。
ガウリイも、光の剣がないわりに、普通の剣で奮闘している。
まあ、リナが魔皇霊斬アストラル・ヴァインをかけているが。
だから、はっきりいってリナがかけた魔法なので、ゴルンノヴァよりも、実は攻撃力が大きいのだけど。
『くっ!!』
ゼルガディスたちが、ブレスをどうにか、風気結界呪ウィンディ・シールドにて、攻撃をかわしている。
さて……と。
リナが一歩前にでる。
「皆!!!はなれて!!!!」
リナの言葉と同時に。
ずざっ。
タイミングよく、それから離れるガウリイ、アメリア、ゼルガディス。
暴爆呪ブラスト・ボムっ!!」
ぎゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅんんん~~
どっごぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉんんんんんん……
しぃぃぃぃぃん……
リナが呪文を放った後には。
マグマと化して、ちょっぴし、その地面の裂け目から、地下の、マントルが見え隠れしていた。
当然、暴走していたストウロは、影も形もなくなってはいるが。

「あ……やりすぎた?ま…いっか。」
リナの言葉に。
『お゛い゛……』
アメリアとゼルガディスが、アゼンとしてリナを見ている。
「リナさん!いつ、こんなにすごい威力の魔法を!?」
アメリアが、リナをほめている。
「ん?いや……というか、あのとき、紡ぎかけた例の呪文の威力が残ってるだけだから♡」
あっさりというリナ。
嘘ではないし♪
エルがそんなことをおもいつつ。

う……ううん……

あら……、リナが目覚めるわね。
じゃ、あたしは、そろそろ、また、傍観に戻りますか♪
ふっ。
リナの身体が一瞬ぐらつく。
「……っ!!リナ!!」
それを支えるガウリイ。

「ん…ふわぁぁぁ!!!よく寝たぁ!!って…あれ?……き…きゃぁぁぁぁ!!!」
目の前に、ガウリイの顔があったのもので、そのまま、呪文でガウリイを吹っ飛ばしているリナ。
「リナ!!よかった!!」
がしっ!!
リナをそれでも、器用にも竜破斬ドラグスレイブをよけて抱きしめているガウリイ。
「は…はなせい!?」 
どうやって竜破斬ドラグスレイブをよけたんでしょうか?
アメリアとゼルガディスが汗を流しているが。
リナがじたばたしている。
「あれ??何であたし、こんな所にいるの?」
リナがキョトンとする。
確か…あたし、洞窟の中にいたわよねぇ??」
首をかしげているリナ。
「リナさん?」
アメリアが、リナに聞き返す。
「ねえ、何があったの?」
リナの問いかけに。
「何があったって……」
「リナ、お前がこれ、やったんだが?」
ゼルガディスが、地面を指差す。
「……はい?」
リナの目が点。
そこには、はっきりいって、地面が裂けて、マグマが見えている状態が。
「……あたしが?」
リナの様子に。
さすがに、おかしい。
と、感じ始めているアメリア達。
「覚えてないんですか?」
フィリアが、どうにか声を出す。
あまりの呪文の威力に、一瞬、呆然となっていたのである。
「うん。剣をつかんだまでは覚えてるけど。その後が……すっごく眠くなって……」
「まあ、リナが無事でよかったよ」
ガウリイが、リナの頭をぐしゃっとする。
『ガウリイ(さん)何か知っているのか(んですか)?』
アメリア、ゼルガディス、フィリアの問いかけに。
ゼロスと顔を見合わせるガウリイ。
『それは、秘密(です)(だな)』
もし、いったりして、リナに何かあってはいけないし。
いったら、僕ら、魔族消滅させられる可能性がありますし(汗)
みごとなまでに、ゼロスとガウリイの声が一致した。


「まあ、ここは、このまま……というわけにもいかないでしょうしね。……っと」
ゼロスが剣を出現させる。
「ゼロスさん!?」
アメリアが、それが何かを認めて声を出す。
封印されていた剣。
「ヘルさん?そろそろ起きられたらどうですか?」
ゆらり。
ゼロスの問いかけに、それの姿が揺らぐ。
やがて人型へと変化してゆく。
漆黒の肩まで伸ばしているゆるやかに、ウェーブのかかった髪。
漆黒の、つぶらな瞳。
真っ白いまでの、その整ったその容姿。
「ん……んぁぁぁ!!!!長かったわぁぁぁ!!!!」
大きく伸びをしている。
きょろきょろ。
辺りを見回して。
「あら?お母様、戻られたの?」
「ヘルさん!!!!」
しぃぃぃ!!!
釘を刺しているゼロス。
「……あら?冥王様の気配が…ない!?どうして!?」
いきなり、主の気配がないことに、今更気づいて狼狽している。
『……誰?』
リナ達の声が重なる。
「ああ、彼女はヘルさん。冥王様の直属の神官。冥神官ヘルさんです。」
どがしゃ!!
ゼロスの自己紹介に。
メリア、ゼルガディス、リナ、フィリアが、地面に突っ伏した。
「冥王様は、この世界には、いませんよ?いやぁぁ…はっはっはっ。自滅しちゃいましたから♡」
にこにこといっているゼロス。
「お父様に何があったのよ!」
いや……お父様って……。
全員が、心の中で突っ込む。
未だに残された、ジプサム、オリビンは、茫然自失となっているが。
「え……ええと、つまり、あんたは、あの冥王の部下…だったわけ?
  でも、あいつ、自分の部下は、降魔戦争のときに、全滅したっていってたけど?」
リナがいう。
さすがに、こちらの方が重要なのか、リナが覚えてない、といったことは。
綺麗さっぱりアメリア達の脳裏から追い出されていた。
「……誰?」
ヘルが、ゼロスに聞く。
「ああ、この人達は、リナ=インバースさんに、ガウリイ=ガブリエフさん。
  アメリア=ウィル=テスラ=セイルーンさんに、ゼルガディス=グレイワーズさん。
  そして、とかげの、フィリア=ウル=コプトさんです」
フィリアに、生塵といわれているのを、そうとう根にもっているゼロス。
「聞いたことない名前ね?」
「それはそうでしょう。
  ヘルさんが、封印されて眠りについて。物質世界では千年以上が経過していますし。
  このまえですね、冥王様は、ちょっとしたことが原因で滅んじゃったんですよ。
  これがまた。はっはっはっ♡」
「……え?」
顔色が変わるヘル。
「ちょいまった!!ゼロス!!まさか、あの剣が魔族だったってわけ!?」
リナが詰め寄る。
「そうですよ。」
「ほぉぉぉぉう、すると、あんたは、それを知ってたわけだ……」
リナの目が据わっている。
「り……リリリリリナさん、まあ…それは、面白そうでしたし……」
あとずさりしているゼロス。
「問答無用!!!!神滅斬ラグナブレードっ!!!!」
リナが、呪文詠唱なしで、闇の刃を出現させる。
「ひゅげぇぇぇぇ!!!!!?」
間一髪で、どうにか逃げているゼロス。
「あ!!こら、逃げるなぁぁぁぁ!!!」
「え……と。それって……(汗)」
リナが今使った呪文に青ざめているヘル。
「リナさん、リナさん。そんなことより、これ……どうするんですかぁぁ!!」
アメリアが、今にも割れ目から吹き出そうなマグマをみて、涙声を上げている。
「そうねぇ。ん……?」
傍らにいたヘルに焦点を絞るリナ。
「あんた、冥神官っていったわよね?」
「は……はぁ……」
何?この人間?
全然動じてないけど?
というか、なぜ、あのお方が、この人間に先ほどまで憑依してたの!?
ヘルの思考は混乱気味。
「騒ぎの元となったあんたに責任とってもらいましょう♪」
「……え?」
どごっ!!
ヘルが理解するより早く。
リナが、ヘルを割れ目に突き落とす。
「まがりなりにも、高位魔族なんだったら、それくらい、元に戻せるでしょ♪頑張ってね♪
  冥王、金色の王に攻撃しかけて、滅んでるし♪んじゃ、そ~いうことで♪」
「……え゛!?」
んぎゃぁぁぁぁ!!!!?
見事なまでに、狼狽しつつ、マグマに落ちてゆくヘル。
「いや……リナさん、それはあんまりでは……」
アメリアが突っ込んでいる。
ど……どどぉぉぉぉぉぉ!!
ヘルの瘴気によって、ほどよく裂かれた地面が陥没し、元の地面に戻ってゆく。
かなり今のリナの台詞がきいたようである。
「よし♪ちょょょょおおと、陥没したけど、これはこれでよし♪」
「……・どこがだ」
あきれつつ、ゼルガディスが、ため息をついているが。
「それはそうと、おっかしいなぁ?あたし、どうして、洞窟の中から、記憶がないんだろ??」
リナが首をかしげる。
「ガウリイ、知ってるんでしょ?」
リナにじっと、見つめられて。
これには、弱いガウリイ。

「リナ、ちょっと」
ぐい。
「ち・・ちょっと!?ガウリイ!?」
ぼそぼぞぼそ。
「……え゛(汗)」
すぅぅぅうと、血の気が引いているリナ。
「ええと……それって……」
こくん。
うなづいて、ぐしゃりとリナの髪をなでながら。
「まあまあ、無事でよかったよ。本当に♡」
「そういう問題かぁぁぁぁ!!!!!」
ええと。
つまり、あたしは、あの不完全呪文を唱えかけてたから、
それから、あたしの中に、あれがいたってことぉぉぉぉ!?
よく、無事だったなぁ……あたし……
リナが冷や汗かいている。
それで、なぜか、ちょっぴり、魔力の流れとかが見えたのか。
納得しているリナ。


とりあえず、しつこい、アメリア達を何とか、まいて。
「まったく、火竜王って何考えてるんですかね?神とはとうてい思えないです!!」
アメリアが、生き残っていた、ジプサム、オリビンに、正義の説教をしていたりする。
聞く耳もってない、彼ら。
「やれやれ。改心したほうが身のためですよ?」
逃げていたゼロスが、いきなり出現する。
「なまごみ!!何しにきたんですか!?」 
ひく。
ゼロスの顔が引きつって入るが。
「いやぁ、彼らには耳にいれときたいことがありまして♡」
「ドラゴンスレイヤーが何の用だ……」
身動きとれない、ジプサム、オリビン。
ルーアの束縛呪文にて、彼らの動きは封じられている。
「何よ?ゼロス?耳にいれときたいことって。あたしが、あれにのっとられてたってこと?」
リナがいうと。
「リリリリリリリリナさん!!何度もいいますが、あの御方を『あれ』よばわりしないでください!!」
ゼロスが抗議する。
「リナさん?」
ルーアが、リナの方をみる。
「いやあ、あたし、記憶がないとき。
  どうやら、また、金色の王に乗っ取られてたようなのよね♡これがまた♡あははははは♪」
びっきぃぃぃぃぃぃぃん・・・・・。
リナのあっさりした言いように、その場全てが凍りついた。
ゼロスとガウリイは無事だが。
「リナが、リナでなくなったから、どうしようかとオレ思ったもんな」
ガウリイがしみじみといっている。 
「僕なんか、恐れ多すぎて……本当にリナさん……人間なんでしょうか……(汗)」
ゼロスが感慨深げにうなづいている。
「リリリリリリリリリリリナ?」
ゼルガディスが、冷や汗ながしつつ、リナに聞き返す。
「ほら、あのとき、あたし、重破斬ギガスレイブの不完全版唱えかけて。
  呪文の詠唱が終わる直後に、シーリウスたちがやってきたじゃない?
  あのせいで、あたしの中にあれが残ってたらしいのよ。
  いやぁ、あたし、ぜんっぜん気づかなかったから。
  よく、無事だったものだわ。あたし。あはははははははは♡」
リナの笑いながらいう声に。
『笑い事じゃあ、ありません(ないだろ)!!!!!!!!』
フィリア、アメリア、ゼルガディス、ルーアの悲鳴が村にこだました。

とりあえず、ルーアの脅迫と、ゼロスの説得(脅しともいう)で、
ジプサム、オリビンの二人に、この村を再生させることにしたリナ達。

「さて、戦力も手に入ったし♪&荷物持ちもね♪さぁぁて、どんどんお金をためるわよ!!」

村の復興を手伝いながら。
この辺りの盗賊全てを駆逐するリナ。
村は、三日もたたずに、完全復興していた。

ルーアたちの感謝をうけながら、村をでて、また、盗賊退治にいそしむリナ達。
一週間もすると。
この区域には、盗賊のアジトは。
一つたりとも残ってはいなかった。



「ねえ、ゼル、あれかして?」
「別にい~が……」
リナにせがまれて、望遠鏡を化しているゼルガディス。
緯度をリナは割り出そうとしているのである。
どうにか、資金は、都合がついた。
あとは、船を作って戻るだけ。
「ええと……北緯、緯度……経度……と……」
リナがつぶやきながら、空を見ていると。
「……あれ?」
何かが、視界に入る。
「ねえ?あれって?」
リナが空を指す。
「あれ?あれって、確か、グラ……なんとかってやつじゃないのか?」
というか、望遠鏡もなしで、よくもまあ、軌道上に漂っているグラボスが見えるものである。
ガウリイは。
「ああ!!!グラボスの兄貴!!」 
自分でもっている、双眼鏡で、覗いていたジラスが、
その姿を垣間見て叫ぶ。
「……漂ってるわね……」
ふと。
リナの目に、近くにあった、土管が目に入る。
そして、つぎに。
弾となる存在も。
「打ち落としましょう♪」
「あ、それ、面白そうですね♡」
リナの意見に、ゼロスが同意。
「ゼルも手伝って♡」
リナが、土管をきりきりと空に向けている。 
「ひょっとして、土管を大砲の代わりにするんじゃ・・。」
アメリアが、自分がそうされたことを思い出す。
「正解♪ってことで、霊縛符ラファス・シード♪」 
キィィィィィン……
リナの言葉と同時に。
ジプサムの身体が、身動きがとれなくなる。
「さぁてと、大砲で打ち落としましょう♪」 
「ちょっとまてぃぃい!!!」
抗議するが。
すでに、遅し。
竜破斬ドラグスレイブぅぅぅ!!!!!!!!」
ちゅどぉぉぉぉぉぉぉんんんん!!!!
リナの中に残っていたエルの波動で、かなりの威力がアッブした術の余波に飛ばされて。
惑星衛星上までふっとばされた、ジプサムはたどりつく。

・・・・ごぉぉぉぉぉぉぉぉんん・・・・・・・。
ひ・・・・・ひゅ・・・・・・・るるぅぅぅぅ・・・・・・・・・。
どんぐわしゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁんんんんん!!!!

みごとなまでに、惑星上を漂っていた、グラボスとぶつかって。
グラボスが、上空からおっこちてくる。
その衝撃で、ちょっとした、クレーターが出来ていたりするけども。
「よっしゃぁぁ!!成功!!」
『無茶しますね……』
リナのガッツポーズに。
アメリア達が、あっけにとられたのは、いうまでもない。


数週間後。
「ほらほら、とっとと働く!!」
「はぃ……」
荷物持ちと成り果てていた、オリビンをこき使い。
資金も溜まったので、店を出すべく、資材を作っているフィリア。
その横では、リナ達が、船を作るべく、材木を加工している。
「リナさん、よく、船の作りかたなんて、しってますよね。」 
「ふ、知識は、多いにこしたことはない。とかいって、ある程度は、姉ちゃんにしこまれてるからね」
「いや、普通、船の作りかたの知識までは、知らないだろうが?(汗)」
「ゼルは、姉ちゃんを知らないから、そんなことが言えるのよ!!
  何しろ、混沌文字と呼ばれてる、一般には知られてもいない文字まで覚えさせる姉ちゃんよ!?
   それに、毒の味とか……実体験で、問答無用で、覚えさせられたし……」
『・・・・・・・・』
顔を青ざめていうリナに。
それ以上、怖くて、ゼルガディスとアメリアはつっこまないことにした。

とんてんかん。
なぜか、丁寧に、加工をするのならば。
と、大工の格好をしているゼロスも手伝いながら。
結構、似合っているから、面白い♡
黒い鉢巻なんかも、頭にまいて。
シュパパパパっ!!
ガウリイは、まるで薪を割るごとくに、必要な大きさに木々を切って加工している。

「よっし!!できたぁぁぁぁ!!!!」

フィリアの店の素材が完成するのと。
リナ達の船が完成するのと。
ほとんど同時だった。

フィリアは、これを組み立てて、お店をどこかの町で、開く予定。
リナは、出来上がった、船に、風の結界の呪文をかけて。
近くの港町まで運んでゆく。


余談だが。
神の乗り物の、船だ!!
と、船が浮かんでいたのを目撃した、この近辺の人達が。
さわぎまくったのは、いうまでもない。

ばっしゃぁぁぁぁん。

船が静かに、着水する。
水をはじくのにも、魔法を駆使して、やってあるから、心配はいらない。
せっかくつくるんだから。
というので、魔法道具マジックアイテムなどもつくり、船の客間に、お風呂などもリナは設置している。
さすがにリナは、それを創れるのを知った、ゼルガディスとアメリアが、リナを問い詰められていたが。
姉ちゃんに教わってるし。
この一言で。
完全に二人の脳裏に、リナの姉って……(汗)
とてつもない、恐怖がよぎっていた。


「さぁぁて、遅くなったけど、戻るわよ!!」
風魔咆裂弾ボムディウィン!!」
ずざぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ……
フィリアと別れをつげ、リナ達は、四人で元結界の中へと戻ってゆく。
「ぶつぶつ……ひぃ…ふぅ…みぃ……」
リナが、必死に時間を数えている。
「大丈夫よね……一ヶ月以内には、戻れますように……」
ルナが二ヶ月。
といえば、たいがい、その一ヶ月前までには戻ってないと。
どういう目にあうか。
リナは身にしみて、よぉぉぉぉく知っていた。

途中、セイレーンなどにも捕まったりはしたけども。
どうにか無事に、エルメキア帝国にたどり着く。
はらり。
たどりつくと同時に。
空から紙がふってくる。

― お帰り♪リナ♪ぎりぎりセーフ♪By姉より―

―――― と。
ひぎゃぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
リナが、混乱しまくって。
竜破斬ドラグスレイブをあたりかまわず連発し。
逃げるように、その場を全員、後にしていた……


「じゃあ、私は、ひとまず、セイルーンに戻りますね!」
アメリア、途中まで送っていこう。」
アメリアとゼルガディスが、セイルーンに向かって旅立つ。
「じゃ、リナ、オレ達もいくか。」
「そね。」
リナがそういったとたん。
「りぃなさん♡」
ゼロスが何やら、錫仗の上に、何か乗せているのをリナにみせる。
「き……きゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
リナが、目をむいて、ガウリイにしがみつく。

「では、僕はこれで♡いろいろと報告もありますので♡」
まるで、逃げるように、その場を立ち去っているゼロス。
しっかりと、リナがもっていた、ネガを回収しているのがさすがというか。
どうやって、リナからそれを奪ったのか。
それは、リナの苦手とするもの。
ナメクジをつかってという手段を用いたゼロス。
このままでは殺されるので、とるものとって、とんずらこいたのである。

「ゼェェェェロォォォォォスゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!!!!」

正気に戻ったリナの怒号が、平和すぎる街道にこだましていた。

                        -終わりー

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####################################

おまけ♪


「父さん、アメリア、ただ今、戻りました!!」
「おお!!アメリア!!!無事だったか!!」
「はい!!!」
どうやら、港町を津波で壊滅させたのは、あまり気にとめてないらしい。
アメリアは、ほっとする。
「じゃあ、父さん。私は、公務があるでしょうから」
がし。
つぅぅぅぅぅ・・・・・。
「アメリア、何が、あったのか、説明してくれるよな♡あれから、何がどうなったのか♡」
やっぱり、話をはぐらかすのは無理でしたかぁぁぁぁ!!!!

結局。
アメリアは、あらいざらい。
話さるざるを得なくなっていた。
フィリアの、神託。
そして、それから、異界の魔王闇を撒くものダークスターの一件。
当然。
調子付いて、冥王のときの一件まで、暴露してしまったアメリア。

リナ=インバースの名前は。
また、違う意味で、有名となってゆく……


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あとがき: 
薫:何がいいたかったのか!?
  ただ、単に、リナの中に、エル様が残ってたのよ♪
  というのが言いたかっただけという・・(まて!)
  のりは、ギャグ♪はっきりいって♪
  だから、支離滅裂なのは・・簡便してね♡←こらまてぃ!!
  それでは♪
  文章にもなってない、こんな話を読んでくださり、どうもです♪
  ではでは♪

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