まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちらへ。
こんにちわ♪
―え??前回の・・あれ何かって??
・・・・・・・・・・・・・・はははは(汗)
気にしないでください!!!!!(かなりまて!!)
どこまで、文章で表現できるか・・・・・
・・・挑戦・・チャレンジしてみたかっただけです!!(断言!)
(かなり問題・汗)
次はほのぼのとシリアスにチャレンジだ!!(お~い・・汗)
いろいろな分野をチャレンジしてみようと思っている私なのです(なんて無謀な・・汗)
姫:ギャグは?
薫:あります。もう。漫遊記。
エル:ほぉぉうぅ・・。♡あんたは、そういうこと、いうわけ?♡
薫:ひゃい!!言葉のあやです!!!!あや!!!!(滝汗)
姫:本気だったでしょ?♡
薫:い・・いえ!!決して!!!(滝汗×100)
姫:SFは私のとして、ファンタジーは、やっぱりタイニー?のつもり?♡
薫:・・・・・はい(汗)(背中から黒いものが蝕んでいる・・・)
エル:どうせなら、全ての分野で、全てのジャンルを挑戦なさいな♡
薫:・・・努力します・・(汗)・・・・あ゛・・・・・・・・。
・・・・ばしゅ・・・・・・・。(薫は、消滅しました・・・・汗)
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― 紅き星より分かたれし 7つの光 2つの光 闇へと返りゆかせし 純粋なる真実の意思
思いゆえにこそ誕生せし 尊き光 招き入れざる 器とあいならん
暗き深遠の闇に ニ筋の道をつくりたもう ―
「じゃあ、いってくるわねvv」
「またねvvあたしも、そのうちに、遊びにいくからvv」
「オッケィvvじゃあ、神託の方よっろしくぅ♡」
闇よりも深きまばゆい空間で。
絶世の美女とけっこうかわいい十代くらいの少女がにこやかに話していた……
やがて、黒髪の少女の姿がその場から掻き消える。
「ふふ……。リナ=インバースvvガウリイ=ガブリエフvv楽しませてもらうわよvv」
退屈の暇つぶしに。
選ばれたリナとガウリイ。
それに巻き込まれる存在は……ただ、あきらめてもらうよりは……ない。
神託の行方~第1話~
どがぁぁぁぁんんんん……
「よっしvvお宝回収vv」
栗色の髪が風圧でたなびく。
黙っていれば、絶対に、声をかけられるであろう。
今や、スタイルも、雰囲気も、ぱっちりと決まっている女性。
「リナぁ……いい加減にしろよなぁ……」
どこか不機嫌なその声の主は。
金髪長身で、結構美青年。
「何よ?」
ぎろっとにらむ女性。
リナ=インバース。
「元はといえば、あんたのせいでしょうがぁぁ!!ガウリイ!!ここまで時間がかかったのはぁぁ!」
すかっ。
「おっとと♡」
リナが放ったスリッパ攻撃をかるく受け流す金髪の男性。
ガウリイ=ガブリエフ。
「だってなぁ♡」
ガウリイが見据えるその瞳に。
「う゛/////」
瞬時に真っ赤になるリナ。
「クスvvかわいい♡」
「だ…だぁぁぁ!!!!!今はそれどころじゃない!!!」
リナはわめくが。
「……三日……」
ぎくっ。
リナは今のガウリイの台詞を聞かないことにした。
サイラーグを出発して、はや七ヶ月。
ようやく、リナとガウリイは、ゼフィーリアの目と鼻の先にあるカルマート公国にたどり着いていた。
なぜ、そんなに時間がかかったかというと……
簡単である。
ガウリイのせいである。
何せ、リナが盗賊いじめをして、一夜無駄になったら、それを取りかえそうと、次の朝まで、リナを////
その繰り返し。
結局、そのまま一週間がすぎることもしばしば。
……で。
ここまで、ゼフィーリアの里帰りが遅れているのだ。
さすがに、この国に入ってから。
リナは、とある作戦を実行に移している。
食事は、絶対に、宿屋ではなく、食堂で。
夜は必ず、盗賊を急襲し、夜通し歩いて、次の町へ。
その繰り返しで、はや三日。
リナもさすがに疲労の色が見え隠れしているが。
リナにとっては、ガウリイと宿屋に泊まるほうが、恐怖らしい。
つまり、簡単にいえば、ガウリイは、この三日。
リナの肌に触れていないのだ。
ガウリイの目がだんだんと怪しいものになってきているのが、
リナには恐怖以外でも何ものでもない。
ふ……ファイトよ!!リナ=インバース!!負けたら・・終わりよ!!///
心の中で、自分に言いきかせながら。
やがて、しらじらと夜が明け始める。
「まあ、結構もってたじゃない。じゃ、食事にいきましょ」
「だな」
どこかがっかりしたようにいうガウリイ。
二人は、そのまま、山のふもとの村へとたどり着く。
「……でぇぇぇぇぇぇ~!!!!!嘘!!!!!!!」
「?何いってんだい?あんた、こんな小さな村に食堂なんてあるわけがないじゃないか?
食堂代わりは、そこの……ほら。宿屋さ」
村人其の一がリナにいった言葉。
その言葉に。
がうリイの目がきらっと輝く。
……まずい!!!!
リナは身の危険を感じる。
「そういうことなら、仕方ないなvvリナvv」
「い…いやぁぁ!!!ガウリイ!!次いこ!!次!!」
「次の町は…確か、村も、まる二日…かかったよなぁ……確か♡」
「……うぐっ」
それは事実。
「……食べるだけだからね!!絶対に!!!!」
リナは、野宿のときは、ガウリイが責めてこないのをみこして。
いやいやながら、あえて野宿をしているのである。
ガウリイにしてみれば、リナを誰にも見せたくないという自己欲望からなのだが。
それをリナは利用しているのである。
結局。
リナとガウリイは、その宿で朝食をとることにした。
「いっただきまぁぁぁすすすす!!!!」
「リナ!!それはオレの!!!!」
「何いってんのよ!!!!なんでかすっごくお腹がすくこのリナちゃんに!よこしなさい!!!」
「いいぜ」
……うや?
リナはガウリイのあっさりした言葉に少し疑問を感じるが。
食事の最中、それは綺麗さっぱり忘れていった。
「ふぅ……食べたvv食べたvv」
リナはぽんぽんとお腹を叩く。
……?
そういえば、なんかここ数ヶ月・・異様にお腹がすくわねぇ?
ふとそんなことを思うリナ。
それだけではない。
ときどきすっぱいものが食べたくもなっているのだ。
リナは。
……普通……気づくと思うが……
「まださvv」
ガウリイがそういって、トイレから戻ってきたときには、手には鍵が一つ……
がたがたがたたっ!!!!
リナは椅子ごと後ずさる。
「が…がガイリイ!!!食事だけっていったじゃない!!!!」
リナが必死になって説得する。
― が。
「だから、リナのメインディッシュがまだだろ♡食事は♡」
にっ。
あやしい笑みを浮かべるガウリイ。
「や…やだやだや゛たぁぁぁぁ~!!!!!」
ひょい。
いやがるリナをガウリイは関係なく抱き上げて。
「じゃあ、おじさん。部屋に入るな」
「まあ、ごゆっくりぃ」
「ご…ごゆっくりぃじゃないぃぃぃ~~!!!!!!!」
リナの抵抗もむなしく。
どさっ。
部屋に入れられ、ベッドに投げ出されるリナ。
「…で♡何日リナに触れてないっけ?」
「う……三日…いや……四日……だっけ(汗)」
ガウリイにベッドに押し付けられて汗流しているリナ。
「……じゃあ、当然♡その倍は覚悟しろよな♡リナvv」
「ちょ……ちょっとぉぉぉぉぉ~~い……いやぁぁぁぁ~~!!!!!!」
「……あ…あぁ///////////!!!!」
結局、いつものパターンで、リナはガウリイにされるままになっていた。
「この辺りは、デーモンは比較的に少なくなっていますわね。叔父様」
変なプレートメイルを着込んでいるエルフと。
金髪の、結構ハンサムの男性がそれから一週間後。
この村へとやってきた。
「もうそろそろだな。ゼフィーリアは」
「あ、水を頼む」
「わたしはキャベツの千切りを」
宿の食堂にて、メニューを頼んでいる男と女の二人連れ。
こくこくこく。
ぱくぱくぱく。
「でも……一体、あの神託の意味…叔父様、わかりました?」
「いや。わからん。だが、数ヶ月前に一瞬のみ感じたあの力。
あれとは関係ないとは言いがたいしな……」
ほんの一秒にもたたない一瞬。
ふと感じた力の波動。
それは、以前感じた波動とは異なってはいるが。
とても気になるものではあった。
「まあ、とりあえず、ここから先の村は、歩いて二日以上かかるはずだ。
この村で、とりあえず、十分に休んでいってからでもいいだろう」
「そうですわね」
水とキャベツを食べ終わり。
二人は、この宿屋で夜を明かすことにした。
「まだ、昼間だが、疲れているだろう。今日はよくやすめ。メフィ」
「じゃあ、ミルガズィア叔父様も。また後で」
交互に、鍵を受けとり、それぞれの部屋へと入ってゆく。
(……あ……あ……)
……?
何、今の声?
メフィは一瞬首をかしげる。
……上……から?
この宿屋は三階となっている。
一階が食堂で、二階三階が宿屋なのだ。
ぎし……
きしむ天井。
(……あ!)
「ち……ちょっと…これって!!????/////////!!!!!??」
エルフの女性。
メフィ。
メンフィス=ラインソード。
今、聞こえている声がなんなのか、理解して真っ赤になっている。
つまり、エルフである彼女は、人一倍、いや、人以上に、聴覚が発達しているのだ。
当然……ちょうど、真上の部屋で繰り広げられている行為の声も聞こえるわけで。
「ひ…昼間っから!!まぁ!!!///////」
真っ赤になるメフィ。
当然である。
今、聞こえているのは、まぎれもなく、例の行為を行っているときに、女性が放つ女としての声。
……あら?
何か聞き覚えがあるような??
メフィはふと疑問に思うが。
……だが、メフィは、好奇心…という名前の欲望に勝てなかった。
結局。
部屋の中で、上の階の行為にわたって、巻き起こる音や声を。
真っ赤になりながら、しばらく隠れ聞いていた。
「……すごすぎますわ……もう、夕方…でしてよ(汗)///」
しばらく聞いていたが、その声はとどまることを知らない。
というか、相手がはげしく攻め立てているのが音を通じて分かる。
「……食堂に…おりましょ……///////」
メフィは、これ以上、聞いていては、自分がおかしくなりそう。
そう判断して。
一回にある食堂に、避難していった。
(あ……ぁ……ガウ……リイ……)
(……リナ……)
ちょうど、互いに呼び合ったその声を聞く前に。
(あ……あ……)
うん?
ミルガズィアもまた、部屋にはいるなりその声を聞く。
「……?一体??」
はじめは何か理解ではなかったが。
「……な゛!!!!////」
声の正体を理解して、真っ赤になる純情なミルガズィア。
彼もまた、黄金竜という存在のため、人間よりは遥かに聴覚が発達しているのだ。
だが、メフィと違っていた点は。
「……おや?この男の方の声……あの人間のものではないのか?」
冷静に、男性の方の声を分析していた。
女性の方は、さすがにその声を聞いたことがなかったので、すぐには理解できなかったようである。
ぎし……ぎし……
ベットのきしみの音がミルガズィアの耳に届く。
ミルガズィアの部屋はメフィと両隣。
つまり、斜め上の部屋で、その『行為』がなされているのだ。
「……すごいな。よく体力がもってるな」
……こら。
さすが、男性というべきか。
感心する点が違うと思うのだが……
すでに、日は、傾きかけていた。
概算しても、単純に十時間以上経過している。
「まあ、男と女の摂理だからな……」
傾きかけている夕日を窓から眺めて。
「……ナターシャ……」
彼は小さくつぶやいた。
最愛の竜の名前を。
二度とあうことはできないその名前を。
ミルガズィアが水竜王の長老となったとき。
彼は、しばらくして結婚した。
相手は、同じく水竜王の神殿に使えていた巫女頭の黄金竜・ナターシャ。
子供ができ、幸せの絶頂かと思われた矢先に。
……彼にとっては、わすれられない出来事が起こったのである。
― 降魔戦争。
魔王が目覚めたとき、ナターシャは、水竜王の神殿にいた。
― それが何を指すのか……
ミルガズィアは、あの戦争において、腕一本だけでなく、最愛の妻と子供も失っているのだ。
今、人間の子供を作る行為の声を聞きながら。
思い出されるは、彼女のことばかり。
― もし、あの日。
いや、もし、神殿にさえ、彼女がいってなかったら……
後悔と自責の念がいつまでも彼をさいぱむ。
『お仕事、ご苦労様。魔族の動向をさぐるのでしょう?
今日は、人間の親衛部隊が水竜王様の神殿に見えられるから、
私もおそくなるから、サラも連れて行くわね。彼方。』
最後に聞いた言葉。
結局、その言葉の先に。
彼は二度と子供と妻に会えることはなかった。
その日。
魔王が覚醒したのである。
やがて、思い出にこれ以上ひたっても仕方ないと彼は思い。
ひとまず、一階にある食堂で、頭を冷やそうと準備を始めた。
ちょうど、部屋を出ようとしたとき。
(あ……あぁ……ガウリイ……)
(……リナ……)
行為を行っている人間が互いの名前を呼び合った。
「な゛!?あの人間達か!!!????……いつ結婚・・したのだろうか????
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
まさか、メフィの直感が・・当たってなければいいが(汗)」
上を見上げ、汗を流しながら。
ミルガズィアもまた、一階の食堂へと向かっていった。
「あら。叔父様もいらしたのですか?」
「まあな。あの声には…どうも……な」
「そういえば、あの声って……どこかで聞いたことのあるような??」
「……メフィ……あれの正体は……例の人間達だ」
がたたっ!!!!
「ええ!!!!あのふたり、結婚したんですの!?
はっ!!じゃあ、まさか、あの神託はやっぱりあの人間に関りがあると!?」
立ち上がりエキサイトするメフィ。
「……まだ決まったわけじゃない」
冷静にたしなめるミルガズィア。
結局、しかし、二人とも、考えは同じだったらしく。
しばらく、そのまま、黙って時間が過ぎてゆく。
「……ゼロス……」
凍れる森の奥深くの神殿で、玉座に座っている長い太陽のごとくの金の髪をしている女性が名前をよぶ。
― ひどく疲れたように。
ゆらり。
その言葉と同時に。
女性の目の前の闇が揺らぎ。人型となる。
黒い神格服にどこにでもありそうな錫仗をもった人物が出現する。
「はい。お呼びですか?
現れたいつもとかわりのないその神官に。
「……ゼロス……何かいやな予感がする。
……魔王様もだそうだ。……早急に、リナ=インバースの身辺を探れ。
……例の神託……どうもリナ=インバースに関りがあるように、感じられてならん……」
「はぁ……それは、僕も思いましたが……」
数ヶ月前に。
ことごとくの神殿に下された一つの神託。
魔族にも、神族にも、生きとしいけるもの全てに。
― 紅き星より分かたれし 7つの光 2つの光 闇へと返りゆかせし 純粋なる真実の意思
思いゆえにこそ誕生せし 尊き光 招き入れざる 器とあいならん
暗き深遠の闇に ニ筋の道をつくりたもう ――
「七つの光……とは、おそらく、魔王様のこと。
闇に帰りゆかせし……というのが……リナさん以外には感がえられませんからねぇ」
しみじみとうなづくゼロス。
「……問題はその後…だ。器とあいならん。
まさかとは思うが…リナ殿にまたあの御方が降臨するのでは。と魔王様は懸念しておられるが。
私はだな。もしかして、あのリナ=インバースに子供ができて、
その子供のことを指しているのではと疑っているのだ。」
「え゛え゛!!リナさんの子供…ですか!?」
驚愕するゼロス。
いい勘をしている、
「そ…そぉいえば……ガウリイさん……ついに、リナさん…モノにしてましたっけねぇ……(汗)」
面白半分で、覗き見したゼロスは。
ガウリイの本能で、空間ごと、一度、攻撃うけてる事実があったりする。
それで、腕一本、六ヶ月前にもっていかれてたりするのだが。
さすがは、すぐに高位魔族だけあって、復活してたゼロス。
それ以後。
リナから発せられる極上の負の感情を食べまくるべく。
遠くから覗き見にてっしているのだ。
力の強い存在の感情は、彼らにとって、刃となり牙をむくときもあるが、逆に。
戸惑いなどの負の感情は、彼らに力を与えるものともなる。
― ゆえに。
リナがガウリイに抱かれるときに発せられる感情は。
戸惑いも当初は入っていたので。
かなりいい食事となっていたのだ。
いい例が、その食事で、覇王が完全復活したという例もあるが。
だが、その後まで、覗き見していると……
とうぜん、それは正の感情となるわけで。
引き際が肝心なのであるが。
それに気づかずに、そのまま、食事を続けていて、食中毒を起こして、
いまだに寝込んでいたりする
「と…ともかく……だ。関りがないにこしたことはないのだが……」
「……多分、確実でしょうね……」
「……いうな……ゼロス……」
かくして、ゼラスの命令をうけ、ゼロスもまた、リナとガウリイの元へと向かうことになった。
「あ・・・・ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」
がくっ。
気絶するリナ。
リナの横では、まだガウリイが頑張っている。
しばらく、リナが気絶したのもかまわずに、つづけるガウリイ。
やがて。
「おや?いつのまにか、今日も日が暮れたな。食堂で、ムスビでももってくるか」
いって、簡単に服を着て。
隣で気絶して眠っているリナにそっと口付けし。
布団をしっかりとかけておいてから。
ガウリイは、三階から、一階にある食堂へと足を運んでいった。
「……あれ?」
ガウリイの耳に、聞き覚えのある声が聞こえてくる。
視線を移すと、
そこには、ガウリイのしっている二人の存在。
「あっれぇ?ミルガズィアさんにメンフィスじゃないかぁ?何してんだ?こんな所で?」
ガウリイがいきなり二人の名前を呼ぶ。
「……よく覚えてたましたわね」
メフィがあきれているが。
「……というか、人間よ?お前たち、いつ結婚したんだ??
ナニの行為の声がいやに激しいのだが……」
つっこむミルガズィア。
食堂には、メフィとミルガズィアが座って。
もくもくと水を飲んでいた。
他には、夜のも遅いため、誰もその場にはいない。
「……!!!リナのあの声を聞いたのか!?ゆるさん!!」
「……許すもなにも……あ…あそこまで////////」
「まあ・・・・・しかし、よく体力がつづくなぁ」
真っ赤になるメフィに、感心するミルガズィア。
「まあ、リナは別格だからな♡」
『……のろけてるし』
ガウリイの言葉に、メフィとミルガズィアの思考は完全に一致した。
ガウリイはそのまま、二人の前の椅子へと腰を降ろす。
「で?いつ結婚したんだ?」
ミルガズィアの問いかけに。
「ん?まだ、リナとは結婚してないぞ?今から、リナの実家に挨拶にいくんだし♡」
「ええええ!!!!!結婚もしてなくて!!!あれを!?不潔ですわ!!!!
子供ができましたらどうするんですの!!!!」
ガウリイの言葉に、エキサイトするメフィ。
「それなら心配ないさv」
その言葉に、ほっと息をついて、腰を下ろしかけるメフィ。
「……もう、リナ、妊娠してるし♡」
ぶぶぶぶぶぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!!
どんがらがっしゃぁぁぁぁぁぁんんんんん!!!!!!!
「何だ、派手なリアクションだなぁ……」
ガウリイがぽりぽりと頭をかく。
ミルガズィアとメフィは、同時に、飲んでいた水を噴出し。
椅子から転げ落ちた。
『な゛な゛な゛な゛な゛!!!!!』
口をぱくばくさせる二人にたしいて。
「もし、反対されたとき、切り札になるだろvv規制事実vvそれに、子供までいれば反対されないし♡」
にっと確信にみちた笑みをこぼすガウリイ。
……完全に確信犯だったようである。
「な゛な゛な゛な゛な゛!!!!!」
すでに言葉にならないメフィ。
完全に真っ赤になっている。
「……ちと聞くが……人間よ…今……その何ヶ月なのだ?……あの人間は(汗)」
なんとか冷静になろうと、ミルガズィアがいう。
「そうだなぁ?リナのあの日がこなくなってから…だいたい、五・六ヶ月ってことだな♡」
びしぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!
ガウリイの台詞に、もはや、ミルガズィアもメフィも完全に石化した。
五・六ヶ月前といえば、神託が下された時期とぴたりと一致する。
「いやぁ……だってなぁ。
オレの姉ちゃんが結婚に反対されて、で、子供ができたら、すんなり許可されたからなぁ♡
リナとの結婚は何人にも反対されたくないからな♡念に念をいれとかないと♡」
ガウリイの台詞に、ただ、頭を抱えるしかないミルガズィアとメフィ。
― 彼らは理解したのだ。
あの神託が、リナとガウリイを指しているのではなく。
―― 二人の子供を指しているということを。
……ガウリイ=ガブリエフ。
リナ=インバースに関しては、とことん頭が回るようである。
「そういえば、ひさしぶりだし……リナに会っていくか?まあ、今はリナ…寝てるけど♡」
ガウリイの台詞に。
「……そういたほうがいいかもな」
「……ですわね」
二人が疲れたようにいう。
「じゃあ、明日の昼にな。ここで」
ガウリイがいうと。
「……?なぜ、朝ではなくて昼・・なのだ?」
ミルガズィアが当然の疑問を投げかける。
「そりゃvv朝は当然やらなくちゃ♡」
にっと笑うガウリイに。
……ミルガズィアだけは理解した。
「……???」
「……メフィ。聞くな。男のサガだ……」
首をかしげるメフィに、ただ、ミルガズィアはそれだけいいはなった。
「……だが、人間よ。……たのむから、今からは…その……やめてほしいのだがな。
その……声が聞こえていると…我々は寝にくい(汗)」
汗をながしていうその台詞に。
「まあ、今からは、さすがにやらないさ。ほぼ、七日、連続だったし♡」
ど゛かしゃぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!
ガウリイの台詞に、またまたずっこけるミルガズィアとメフィであった。
結局。
リナとガウリイが部屋から出て行くのは……
その二日後ではあったが……
その間、これからの状況や作戦をもくもくと話し続ける、 ミルガズィアとメフィの姿がそこにあった。
-続くー
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あとがき:
薫:次回で、リナとミルガズィアさん達が合流します♪
ゼフィーリアに入ると今度は、アメリア達と合流です(笑)
さぁ・・て(笑)
次は、少し時間をもどして、アメリアサイドにいってみよう・・・・(笑)
それでは、・・・・・また(爆!)
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