まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちらへ
さて、いよいよ、ひっぱり回したこの話もいよいよ本当の最終回!!
・・・ほんとー、まとまりつくかいなー(不安)
ま、とにかくいってみよー!!
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一応最終回なので、全話のあらすじ紹介。
コトの起こりは、リナが冥王を倒したとき。エル様と同化したこと。
そのことにより、リナ自身の封印が解かれ始め、エル様も気づく。
そして、ルークとの戦いにおいて、デモン・ブラッドの欠片を四界分全て、飲み込んだリナ。
それをきっかけにして、ルナのかけた封印も解け始める。
それに気づいたエル様が、リナにあるタリスマンを渡すように獣王に命令。
で、面白そうという理由でリナをガードしろ。と命令を下す。
もちろん、部下Sにはないしょで。
リナ、真実を思い出したのは、ガウリイとの結婚式のトキ。
エル様直々に出向いて来たので、同調して、思い出してしまった。
で、皆には、正体黙ったまま年月が過ぎてゆく。
エル様と友達とみなされているようだが。(周りの人たちには。)
ちなみに、リナの一回目の子供は、新世界を統治する為に生み出された存在。
二回目は、普通の(?)子供達であったが。
で、今。ガウリイの死をきっかけにして、リナとエル様は正体をバラすことを決行!!
・・・・・・・あ~長かった・・・。というわけで、最終回♪
(あれ?エピソードに触れてないが・・・ま、いっか♪たいしたコト書いてないし♪)
では!!!
闇の終わりに・4:最終回!!!
「リナ?エル様?」
姉ちゃんがとまどいつつも言ってくる。
「……姉ちゃん、皆。ごめんね。いままで黙ってて。つまり、こ~いうことだったの。」
言ってあたしは、今まで隠してた気(?)を開放した。
ちなみに、人間の皆には、あらかじめ、結界をかけているので、さしたる影響はないはずである。
『なっ!!??』
姉ちゃん達神族側と魔族側が叫ぶ。
・・分かったハズだ。
あたしの今放った気(?)はエルと同じだということが。
『なっ!??え…エル様!!?これは一体!!!』
姉ちゃんとレイ=マグナスそしてルークの声がダブル。
「つまり。リナってあたしの一部。いわゆるあたしの分身だったりするのよね~♪これが♪」
と、かなり気楽に言っているエル。
「・・・・・・・・・・・!!!!!!!!!!!」
ただの人間である、アメリア達は、言葉を失い絶句している。
「つまり、あたしとエルはいわゆる同一人物。っていっても、あたしの方は、
ま、本体(?)の一部が実体化したものだから、エルの影みたいなものなんだけどね~。」
「ま。あたしも、それやったの完全に忘れててね~。
で、フィブリゾの件のトキ、リナの身体に乗り移って思い出したのよ。」
「本当っに……エルってば暇つぶしでやったもんね~。あのとき……」
あたしは、しみじみと言う。
「そうそう。余りに世界ばっかり創ってても暇だったもんで、
ちょっと遊び心で分身作ってみたのよねぇ。あたし。」
「ま、何億年かはよかったんだけどね。
さすがに、生命体として生まれてみてたりしたら、あたし自身そのコト忘れちゃって……」
「……あたしも忘れてた。で、約百○千億年もたった……と。」
しみじみと語り合うあたしとエル。
「思えば、本当っに偶然よね。あたしが思い出したのも……」
「そ~よね~。リナがあたしの力を初めて使ったトキも思い出さなかったし。」
「……フィブリゾのヤツがあんなコト思いつかなかったら、
多分、まだ思い出してなかったと思うな~。あたし達。」
「でもリナ。それでも本来の力は使えるようになってたから、時間の問題だったわよ。
……ま、思い出すのは別として。」
そんなあたし達の会話をききつつ、
「……何億年……って……リナさん?」
かすれた声で聞いてくるシルフィール。
「今、この身体では、まだ約六十年よ。いまんトコ。
でもねぇ、本質的な力が……何しろ、あたしもエルと同じ存在なんだし…ね……」
ため息とともに答えるあたし。
「じ…じゃあ…リナさん。リナさんも、金色の魔王ってことですか?」
アメリアが声を震わせつつ聞いてくる。
「『あたしも』っていう表現はど~かと。何しろ、元々は一人(?)なわけだから。あたし達。
ただ、そこの…ま、悪い例だけど、部下Sと同じ。……まあちょっと違うけど。
あれと、同じようなもんよ。あたしは分身だから。」
いって、レイ=マグナスの方を指差すあたし。
「おもいっきし違うわよ!リナ!!部下Sが分身してるのは、あいつが無能だから!!」
はっきりきっぱり言い切るエル。
「じゃ…じゃあ…リナ…あんたは……」
今まで震えて固まってた姉ちゃんが口を開いた。
「……エル様、そのものっていうか……同じ力を持ってるってコト?!」
「その通りよ。スィーフィード。ま、リナもあたしだから。ね。」
エルがさらり、と説明する。
ひゆゅゅるるるるるるるるる・・・・・・・・・・
長い長い沈黙が続く。
聞こえるのは、風の音のみ。
いつの間にやら太陽が昇り始めた。
誰も動けない……
あたしとエル以外は……
「そういう……ことだったのですか……」
長い長い沈黙を破ったのはレイ=マグナス=シャブラニグドゥだった。
「それで我が分身が、二人もあっさり滅ぼされたのですね。
内、一人は、こうして復活していますが……」
ちらりと、ルークを見ていっているS。
「ま、つまりそういうこと。ガウリイがいたから、あたしもこの世界に人間としていたけど。
そろそろ戻ろう、と思ってね。」
あたしが言うと、
「じゃ、リナさん……は消えるんですか?一人に戻るってコトは?」
問いかけてくるシルフィールの声はまだ震えている。
「消える分けじゃないケド。いつでも、分離したら、それは『あたし』だし。」
「それに、このまま二人でいた方が何かと面白いからねー♪一人だと暇なのよ。あたしも。」
『だから、とうぶんは二人のままでいるつもりよ♪』
あたしとエルとの声が重なる。
その言葉と同時に、なぜかS達の顔色が一気に変わる。
それがどういう意味か、瞬時に判断したらしい。
つまり、お仕置きを受けるのは今までの二倍になるというコトに♡
「でも、…いつでも、会えますよね?リナさん。」
アメリアが涙まじりにいってくる。
あまり動揺してない、というのがこのアメリアらしい。
こんなアメリアの性格で、ずいぶんあたしも助けられたけど。
「いつか、俺達も混沌へと帰る。そのときに会えるさ。そうだろ?リナ。」
そんなアメリアと、あたしに対していってきているゼル。
……人としてのあたしの大切な友人……仲間たち。
「ま…ね。」
あたしは一応答える。
“いつか”いや、それはもうすぐなのだ。
あたしやエルには、人間(とゆーか存在全部)がいつまで生きて、
次に転生する先まで、全て分かっているのだ。
あと、アメリア達に残されている時間は…余りない。
それは、あたしの尺度から見るからそうなのかも知れないが。
「ま、あたし達は、いつでも皆を、この世界全てを視てるから。」
それがあたしに言えるせいいっぱいの言葉。
これ以上、運命を曲げない為にも。
一応、最後に全員をそれぞれの所へ送って行って……
あたしは、エルと共に本来いるべきハズの所へと戻っていった……
あれからかなりの年月が過ぎた。
もう、あの世界に、『リナ=インバース』と言う名前は、伝説としてしか残っていない。
魔を滅する者・デモンスレイヤー・としてだが……
といっても、神々や魔族連中には、十分すぎるほど影響しているが。
というのも、
【せっかく二人のままだから♪】
というので、あたしは今、エルの側近やっているのだ。
で、世界とエルとの連絡係りを兼ねていたりする。
「やっほ~♪ゼロス♪暇そうね~♪♪」
あたしの声がこだまする。
「げげっ!!リ…リナ様~~!!!」
ゼロスを連れてると面白いんで、よく、こき使ってたりするあたし♪
「……ゼロス……頑張れよ……」
Sの疲れた様な言葉が響くのだった。
ちなみにSのヤツは、
例のレイナード王国のヘキサグラム発動させて、そこを本拠地にしてたりする。
ルークもね♪
ついに折れたルーク。
でも、ミリーナとは今だラブラブだけど。
う~ん。
約千五百年以上は長かったわねぇ。
あの六つの搭作ってから。
ルナはいまだ、人間の姿を借りたまんまで神々を統一している。
ちなみに、人間達は、面白いほど、技術力を身につけ始めている。
部下S達の活動範囲も、よーやく、星一個から、銀河全体にまでなる様子。
いいこと♪いいこと♪
もともとこいつらには、この銀河の星系をまかしてたんだし。
一つの星だけで、終わるようなら、お仕置き決定だったのだが……
ちっ!
ま、そんなこんなで、あたし達はまだ一人には戻っていない。
-終わり♪ー
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あとがき:
K :さて、皆様。長長長-く、ここまで、読んで下さってありがとうございます♪
やっと、物語、完結しました。
側近のノリは、もう一個の書いてる話から!
(リナをエル様が気に入ってスカウトする話)
いやー、はじめに、思いついて、書いてた、話。
ここまで長くなかったんですがねー。
きちんと書き直したら、ここまで、長くなってしまった・・と。(笑)
エル :それって、ただ単にあんたが文章下手だからでしょ?
K :ぎく!!その通りです。
エル :あたしの活躍・・・少ないわねー・・あんた・・・。
K :ぎくっ!ぎくっ!!
いや、それは、別の話でおもいっきし、活躍しておられるでしょう!?
(その他に書いてる話で。)
エル :それはそれ。これはこれ。ってコトで・・・・・。
(にじり寄るエル様)
K :ひ・・ひえぇー!!!(逃げるK)
エル :ふっ。あたしから、にげられるとでも・・・・?
(あっさり、消滅させられるK)
エル :さて、ここまで、全話通して読んで下さった皆様♪
本当に心からお礼申し上げます♪Kにかわり、お礼を言いますね♪
あたし、ファンの人は暴動を起こしましょう♪
よりによって、リナがあたしの分身という話を作ったこのK!
何、考えてるんでしょーねー。(笑)
でも、リナがあたしの力(魔法)使える理由、いまだに作者も語ってないし・・・。
ま、リナが普通でないのは、たしかでしょう。
(あたしは知ってるけど教えない♪)(笑)
(・・・ま、エル様は、全て知っておられるんでショーケド・・・。byK)
ではでは、気が向いたら、どこかで、会いましょう♪
じゃーねー♪
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