エターナル・フューチャー第3話
鳳凰学園。
ちょっとした小高い丘の上にあり。
そこから見える景色や海の様子は。
はっきりいって、観光名所としても知られてもおかしくないほどに。
断然に見晴らしがいい。
そこの、中等部。
ニ学年のその一つのクラスで……
ドッガァァァァン!!!!!!!
「あのな!リナ!横から、エピフライとったというだけで!ドラグスレイブはないだろうが!」
金髪碧眼の男性がわめく。
「うるさぃぃ!あたしのおかず返せ!今すぐかえせぇぇぇぇ!」
「……またやってる」
「仲がいいわよねvガウリイさんとリナさん♡」
そんな二人をみつつ、もくもくと食事をしている他のクラスメート。
「ほう、そんなにすぐに返して欲しいか?」
そういう、金髪の男性の目がにっこり微笑んだのに。
攻撃をかました、栗色の髪の少女は気付いているのであろうか。
「当然でしょ!」
きっぱり即答するその言葉に。
「じゃ、味だけでもv」
ぐい。
…………へ?
「……ちょ…ま……やめ…んっっっっ!」
いきなり、腰に手を回されて、頭を固定され。
逃げられなく一気に抱き寄せられて。
いきなり、唇を塞がれてゆく。
「ンンンンン!!」
じたばたと抵抗し、髪を引っ張り、たたいたり蹴飛ばしたりするものの。
一向に放す気配はまるでなし。
やがて、口の中に感じる異物。
……やだぁぁ//
毎回のこととはいえ。
まったく、彼の意図に気付かないのもどうかと思うが。
やがて、くたりとその体から力がなえるのを確認し。
そっと、唇を放す。
「ほら、味、もどしたろ?」
「あああああんたねぇぇ!人前での…キキキキキスは止めなさいっていってるでしょうがぁぁ!//」
スッパァァァン!
懐から取り出した、スリッパが。
まともに、金髪碧眼美青年の頭を捕らえていた。
この二人が、一緒に住み始めたのは。
栗色の髪に紅の瞳の少女が一学年の時。
いわゆる、13歳のこと。
まあ、半ば騙されるように一緒に住むようになったのであるが。
さすがに、毎日のように、キスをされれば。
相手のことも気になってくる。
一緒に住み始めてそろそろ一年。
学校でも、家でも、そして…仕事でも。
ずっと側にいる、彼に対して。
リナは、何かくすぐったいような感情に捕らわれ始めている。
以前ほど、人前でキスされても、あまり恥ずかしがらなくなっているのに。
リナは気付いているのだろうか。
無意識の領域の中で、確かに。
リナはしっかりとこの目の前の男性。
ガウリイを意識し始めているのである。
「だって……」
リナのつっこみにシュンとうなだれるそんなガウリイをみて。
「……馬鹿///」
真っ赤になって、ぶいとそっぽを向いても。
はっきりいって、恋人同士がじゃれあっているようにしか周りには映らない。
まあ、事実。
リナは未だに綺麗さっぱり忘れているのであるが。
事実上、
このガウリイと婚約者同士となっているということを、すっかり失念しているリナであるのだが。
であってからすぐにリナの家族の了解を取り付けているガウリイ。
家賃はいらないという条件で。
リナをものの見事に自分の家にと招きいれ。
一緒に住むことに成功しているガウリイである。
リナとしては、今まで。
リナが免許を持っている仕事。
レイヤー・スイーパー。
これは、世の理を乱す存在を始末するための仕事の総称。
かなり、高額な金額が動く仕事でもある。
今まで実家にいたときは、姉に献上金として、九割、九分、九厘。
その殆どを巻き上げられ・・もとい、生活費などを含む代金として治めないといけなかったリナ。
今ではそれがなく。
それどころか、最近では、ガウリイのお金の計算まで、リナがやっていたりする。
このガウリイ。
これでも、この宇宙に名高い、ガブリエフ財閥の総帥。
本来ならば、すでに二十歳を軽く超えているというにも関らずに。
リナと一緒にいたいからという理由で。
様々に手を回し、その自らの『力』によって、年齢と姿を退化させ。
リナと同い年にと変えているガウリイは。
リナと同じ学年の同じクラスにと転校を果たし。
ずっと、しがな、一日中、リナの側にくっついていたりする。
そんな二人のじゃれあいは。
すでにこの学園では、知らないものがいないほどに。
有名すぎるほど。
「リナさん!海にいきましょう!海に!」
休み時間、パンフレットを片手に。
にこにこと話しかけてくる、黒い髪の少女。
「アメリア?どうしたのよ?いきなり?」
とある星を全て管理している、セイルーン王国。
その第二王女である、アメリア=ウィル=テスラ=セイルーン。
その彼女が、休み時間、パンフレットをもって、リナの元を訪れる。
といっても、彼女もまたリナと同じクラスなのであるが。
「だって、ゼルガディスさんを誘ったんですけど。二人で行くのは恥ずかしいとかいってるんですよ!
そんなの正義じゃないです!だから、ダブルデートしましょ!」
……ボン!////
アメリアの言葉に瞬くまに真っ赤になって。
「誰が恋人同士なのよぉぉ!」
真っ赤になって、叫んでも説得力などあるはずもない。
何言ってるんですか。リナさんとガウリイさん、正式に婚約者じゃないですか♡」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
「……そ~だっけ?」
いや・・まてよ?
確か……そんなこともいってたような・・。
……って!?
あたし……今まですっかりわすれてたぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
アメリアの言葉にしばらく考え込み。
「あ…ああああああああああああ!そういえば、あたし、あれまだ撤回してなぃぃぃぃぃい!」
頭を抱えて絶叫するリナ。
「それは、却下!」
すかさずそんなリナの横に立っているガウリイ。
「リナ、オレとの婚約……撤回なんて、許さないからな……」
ものすごく低い声でリナの耳元でささやくガウリイ。
「……な!?だって……あんた……あれ……冗談じゃ……」
今の今ですら。
未だに冗談だと捕らえているリナ。
鈍感もここまで来ればかなりなもの。
「あのなぁ……」
そんなことをいうんだったら……
とっととオレ以外の男性の所には嫁に行かれなくしてやろうか?
などととんでもないことを思っているガウリイの心をリナは知るはずもなく。
「まあまあ、二人とも。とりあえず、ミリーナさんと、ルークさんも誘ったんですよ。
リナさんも利益は在っても害はないと思いますよ?」
にこにことバンフレットを片手にしていうアメリアはにっこりと微笑む。
「……ルークとミリーナも?」
そりゃまた……
その様子を思い浮かべて。
『ミリーナと海ぃぃぃぃぃぃいい!いやっほぉ!』
『別にあなたといくわけではありません。アメリアさんに誘われたからです』
『みりぃぃいなぁぁぁぁ……』
その様子が瞬時に思い浮かぶ。
事実、その通りのことがアメリアが誘った時に、見受けられたのであるが。
「……それで?何よ?その利益があるっていうのは?」
そういうリナの質問に。
ふふふふふふふふ!
ダン!
机に足をかけ、ぴしっと天井を指差して。
「よく聞いてくれました!
実はここ今、何者かによって、折角のプライベートに遊びにくる人達が困らされているんです!
これを解決した人には!何と!
このビーチの所有者でもある、ラナン氏から、スペースランドの無料招待券が出るんです!
ちなみに、完全解決した場合には、ラナン氏から。一億の感謝金がでるそうです」
「いきましょう!ガウリイ!」
アメリアの言葉にくるりと向きを変えて。
ガウリイの手をがしっと握り締めるリナの姿が。
教室で見受けられていた。
この銀河でも一応有数の金持ち、ラナン氏が所有する、とある海の惑星。
そこは、有名な観光名所でもあり、若者たちにも有名な場所。
真っ白な砂浜に、星一杯に広がるさんご礁。
透き通るような青い海に白い砂浜。
はっきりいって、ムードは満点である。
しかも、海水だというのに、普通、一般に知られている、その海の塩分とは違い。
ここの海の水はまず塩が主体ではなく、他の物質によって、形勢されている。
その物質が、角質の若返りに効果があるというのは。
もはや、科学的にも照明されている事実であるがゆえに。
若い女性たちにも人気のスポットなのである。
ここは。
「ミリーナァ」
「……ルーク、大きな声を出さないでください……」
白いビキニを着込み、その上には、薄い青い色の上着を羽織り。
砂浜を歩いている銀色の髪をポニーテールにしている女性。
その横に、少し目つきの鋭い男性が、
寄り添うように……というか、女性の後を無理やりについてゆくように、歩いていたりするが。
言い寄ろうとする男達に全て殺気を飛ばしていたりするのだが。
「んっふふ。ゼルガディスさんv」
ぴとり。
「こ…こら!アメリア!あまりくっつくな!//」
む……胸があたってる……//
などといえるはずもなく、
アメリアにびとりと、腕を組まれて、引っ付かれて、真っ赤になって戸惑っているのは。
黒い髪をしている端整な顔立ちの男性。
アメリアとは、一年のころから恋人同士にあたるゼルガディス。
この春、高学年にと進学したが。
「リナ、オレから離れるなよ?」
「何で?」
「何ででもだ!」
ふわりと、リナの背に、かなり長い上着をかけて。
リナの水着姿をほかの存在に見られないようにしているガウリイ。
リナはそんな気遣いにまったく気づいてないのだが。
「それはそ~と//何で腰……///」
「いいから、いいから。」
「……よくない///」
上着をかけてリナの横で歩いているだけかといえばそうでなく。
ガウリイの片手はしっかりと、リナの腰に回されて。
ガウリイの体に密着させるようにしていたりするのでる。
さすがに呪文で吹き飛ばそうと思ったりもするが。
こんな場所で使ったら、他の人達も巻き込みかねなく。
あえて断念しているリナである。
ガウリイとしては、気が気でない。
何しろ、リナをぴったりと密着させていても。
リナに男達の視線が飛んでいるのである。
リナは気づいてないが。
少しリナと離れて、リナのためにアイスを買いに行ったときなど。
すぐさまリナの周りに男達の群れが出来上がっていたりした。
あまりにしつこいので、
リナが呪文で吹き飛ばすという、何ともほほえましい出来事もあったりしたものだからして。
「リナだって、あんなうっとうしいやつらがまた出てきたらいやだろ?」
「……そりゃまあ……」
ガウリイの言葉にしぶしぶうなづく。
いくら、連れがいると断っても。
なぜか。
わらわらとわいて出てくる、どこかの兄ちゃんたち。
しかも、ねちりとした視線を浴びせてくる男達のまあ多いこと。
大概無視するリナなのだが。
ガウリイを待っている間座っているその周りを取り囲まれては。
さすがのリナもうっとうしくなり、お茶目にも、ディルブランドをかましたのだが。
リナに抗議しようとしたそんなごろつきや男達は。
戻ってきたガウリイに、一瞥され。
ものの見事に全員が気絶したり、その場で失禁したりして。
ガウリイと一緒にその場を離れたリナ。
その後に、ガウリイが、精神世界面から、そんな男達の精神に介入して、精神を攻撃した。
というほほえましい現実をリナは知らない。
「ま、とりあえず、ゼル達とルーク達、俺達で問題のやつを捜しているんだから誰かが見つけるさ」
「それはそ~だけど……」
だからといって、どうして、こうまでガウリイと密着して探さないといけないのか。
リナはかなり不満が残るが。
「……ま、いっか」
密着しているせいか、ガウリイの温もりが直接、リナに伝わってくる。
互いに水着姿。
普段の服の上とかからはやはり違う。
リナは気づいてないが。
小柄で栗色のかなりの美少女と金髪碧眼長身の、ベストカップルがいる!
と、一部で盛り上がり、写真などをとりまくられているのは。
ガウリイの介入によって、リナには気付かれてはいない。
ザバァァァァ!!
『きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!』
とりあえず、ガウリイに寄りかかるように歩いていた、その矢先。
海の水が盛り上がる音と、ここに訪れている客たちの悲鳴。
「出たわね!」
「だな!」
互いに顔を見合わせて。
声がした方向に向かって走り出す。
「あちらですね!」
「行くぞ。アメリア。」
「はい!」
完全にどうみてもデートではないだろうか。
そんな二人もまた、悲鳴に気付いて、そちらの方にと走ってゆく。
「行きますよ。ルーク。」
「ああ!まってくれ!ミリーナ!」
いつのまにか、ミリーナが買った荷物を持つ係になっているルーク。
彼の道のりは、まだまだ遠そうである……
海の水を掻き分けて。
手が数十本、目が三個。
そして、その顔は……人の顔が無数に張り付き。
今、この海で問題となっている『それ』が姿を現す。
今までこの海で死亡したものなど、いないのに。
他の星や宇宙という名前の海で死亡した者達の、魂がここに住み着いてしまい、
それらが集結して、出来た、それは。
はっきりいって、営業妨害の何者でもない。
だからといって、普通では、それが、何しろ魂そのもの。
つまりは精神体。
倒せるはずもなく、様々なスイーパーに依頼したものの。
未だに成功したスイーパーはいない。
というのも、このまるで肉の塊のような『それ』は。
その構成している魂の一つに、他の存在の能力を吸収する。
という特別な力を持っていた魂があったことから。
この肉の塊のそれもまた、その力を持っているがゆえに。
大概逆に力を吸い取られいってしまっているのだ。
そんな理由から……ここの、持ち主たる、ラナンは。
これに莫大な懸賞金をかけている。
「んっふふふふ!一億ゲットぉ!」
これを倒せば一億、一億v
かなり喜んでいるリナに。
「リナ、無理するなよ!」
はらはらしてリナを見守りつつ、庇っているガウリイ。
「分かってるわよ!」
すかさずリナは呪文の詠唱を始めていたりするが。
「リナさん!やはり現われましたね!正義は常に私達のところにあるんです!」
ゼルガディスの腕を引っ張って、一緒に空を指差しているアメアリに。
「……う~ん。確かに、依頼のペンダント。これが飲み込んでますわ」
そういいつつ、その肉の塊の中に。
とある人物から依頼された品が入っているのに気付き。
そんなことを言っているミリーナ。
「ふふ、ミリーナ。俺に任せろ!いくぜ!ルビー・アイブレード!」
いいつつ、その手に紅い刃を出現させるルークと呼ばれている男性。
「あああ!ルーク!抜けがけばするいわよ!一億全てあたしものって話しつけたじゃない!」
「いつつけた!いつ!三分の一づつで話しはついたじゃないか!」
今回の一件。
見事解決したら、その資金は、山分け。
そう、話し合いはついている・・のであるが。
「……二人とも、そんなことを言ってないで。早くしないと、また逃げられますよ?」
そんな言い合う二人をあきれて見ているミリーナ。
ガァ!
目の前で言い争っているリナとガウリイに。
その無数にある首の中に、大きな尖った歯が生えたそれが浮かび上がり。
リナとルークの頭上にと振りかざさされてゆく。
「……リナ!!!!!」
ザシュ!
ガウリイの叫びとともに。
ほんの一瞬のうち。
それは、完全にその体を両断されていた。
『あ……ああああああ!あたし(俺)の獲物がぁぁぁぁあ!!!!』
「どうしてくれるんだよ!ミリーナにいいところみせようと思ったのに!」
「こら!ガウリイ!もう少しせめて手加減して、こっちにものこしといてよぉ!馬鹿ぁぁぁぁ!」
同時にガウリイに対して、わめくリナとルークの姿が。
すでに人が逃げ切ったビーチの一角で。
しばらく見受けられていた。
何しろ、相手が相手。
力を吸い取る間もなかった。
というか、吸い取ろうとしたのだが。
吸い取れば吸い取るほどに力が次がれてゆく。
―― このものは…人でない。
そう、それがガウリイの正体に気付くその前に。
それは、ガウリイの手によって、ものの見事に滅びるわけでもなく、完全消滅を果たしていた。
ぶつぶついいつつも。
とりあえず、賞金を貰いホクホクのリナに。
「そうだ。この近くに俺が所有する。水の惑星あるけど、来るか?リナ?アメリア?ルーク?」
『いく!』
あまり、ここでは遊べなかった彼らは。
ガウリイの提案にいともあっさりと乗っていた。
水の惑星、ウルバージュ。
個人資産ということもあり、観光客などはいない。
「う~ん、きもちいいv」
人がいない海を泳ぐのは気持ちいい。
「リナさん、でも胸……前より大きくなってますよね?」
「こら!アメリア!何処を触ってるのよ!」
パシャパシャと。
リナ、アメリア、この二人のみ。
海の中ではしゃいでいたりする。
「ミリーナ、飲み物もってきたぜ」
「あら、ありがと、ルーク」
パラソルの中でのんびりと座っているミリーナに、飲み物の差し入れをしているルーク。
「う~ん、やっぱり、リナは何を着てもかわいいなv」
はしゃぱしゃと、水の中ではしゃいでいるリナをみて言っているガウリイに。
「……お前、リナの水着を他に見られないために。ここに俺達をダシにしてリナをつれてきたんだろうが」
あきれたように笑っているゼルガディス。
「まあなvあんな綺麗な肌……おいそれと人に見せられるかよ……」
白い肌に白い水着がかなり映える。
その胸元の大きめのリボンがまたリナのかわいさを引き立てているが。
学園でも、混合の水泳授業であったならば。
リナに向かう視線の全てに本気で殺気を飛ばしていたガウリイ。
さすがに、ガウリイの怒りを買うのを怖れた男子たちは。
最近ではリナにチョッカイというか邪な思いや憧れを抱く根性をなくしているという事実があるのだか。
何しろ、ガウリイ、リナに少しでも気がある男性を見つけると。
はっきりいって容赦がない。
相手としても、まさか、夢の中でまで追いかけてこられては……
精神的にも参ってしまう。
滞りなく、一億手に入れたリナ達は。
残りの休日を完全の貸切状態のガブリエフ財閥が所有している、その星で。
ゆっくりと休日を楽しんでいっていた。
後日。
リナの水着姿の写真をリナに見せ。
取り替えそうとしたリナが、しばらくガウリイのいうことを何でもきく。
という条件の下に、写真を取り戻したのであるが。
……肝心のネガを取り戻すのをすっかり失念しているリナであった。
-続くー
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あとがぎもどき:
・・・・・さて、只今、リナちゃん、普通にいうと、中学二年v
ガウリイ君、毎日のように迫ってます(笑)
さあ、リナ、いつになったら観念するか?!(だからまて!)
意味のない、第3話でしたv(なら打ち込むな!)
んではではvv
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