まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちらへ。
こんにちわ♪
朝からずっといなかったせいか、異様に甘えてくるうちの猫達・・(笑)
お願いだから・・パソの打ち込みの邪魔しないで・・(汗)
あ゛あ゛!○首を舐めるなぁぁ!!(汗)(寝間着の中に入り込んでる・・爆!)
・・一体どこの育て方を間違えたのだろうか・・・。
うーむ・・・・。
何はともあれv
・・・・この神託・・。
いつのまにか・・17話・・だなあ。
でも!これは、あくまで中編なのです!(開き直り!)
だって・・。
一話の容量が少ないし!(いいわけ・・)
普通の40KBくらいでいったら。
まだ十話にいってないはず!(そーか?)
一応、十話以内のを中編と自分の中で区切ってるのですv
・・・何はともあれ!
いくのです!
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神託の行方~第17話~
「しっかし、さすがあたしの子供よねv」
にここにと、笑いながら。
食器の片付けをしているリナ。
「オレの子でもあるんだぞ?リナ♡」
そういいつつ、ガウリイが持っているのは。
子供をあやす玩具の数々。
「ま、別にゼロスだからいいけど。エリー、ユーリ、ばっちいから、それは口に入れたらだめよ?」
そういいつつ。
二人の赤ん坊が手にしている、黒い小さな物体をみつついっているリナ。
「でもさすがにオレとリナ♡の子だなぁ♡
アストラルサイドにあるゼロスの本体をちぎって遊んでいるんだからなぁ」
しみじみいっているガウリイの言葉に。
「ちょっと!?ガウリイ!?熱でもあるの!?ガウリイがちゃんと、アストラルサイドの名前を言えた!?」
そう驚愕の声を上げて。
こつんと。
ガウリイの額におでこをくっつけているリナ。
「う~ん……熱はないようだけど?」
そう言っているリナに。
ぎゅっ!
目の前に、リナがしかも。
朝風呂上がりに少しほてっているほのかに、桜色に上昇しているその体。
いつでも授乳が出来るように、かなりラフな服装。
そんな格好をしている愛するリナが。
目の前にいきなり、体を近づけてくると。
まずガウリイは当然のことながら我慢ができないらしく。
「……わきゃ!?」
目を丸くするリナに。
そのまま、そんなリナの唇を塞いでいるガウリイ。
『あ~あ、またやってるし。』
そんな両親をあきれた表情で見ているユーリ。
まだ姿は赤ん坊なので。
声などには出せてないが。
すでに生まれたときというか、リナのお腹にいるときから。
その精神感応で会話は出来る。
『ま、両親の仲がいいのはいいとおもうよ?ユーリお兄ちゃん♡』
そういいつつも、そんな二人をうっとりとして、潤んだ瞳で見上げているエリー。
私達が誕生して。
もう少しで五ヶ月と少し。
未だにこの二人…つまりは、私の両親でもあるリナとガウリイは。
あいかわらず新婚そのもの。
ま、実際に新婚さんなんだけどv
少し暇だったので。
近くに私達の様子を見にきていた。
獣神官ゼロスの本体をちぎって。
いろいろな形に物質化して。
積み木にして遊んでいる私達三人。
― どうしてそんなことが可能なんですかぁ!?
などと、
『まあまあ、ユーリもエリーも。どうせまた、しばらくリナさんもガウリイさんも。
寝室に閉じこもって出てこないんだから。その間、また〃力〃の練習でもしましょうかv』
私の言葉に。
『う~ん。なかなか上手に出来ないんだよね……』
そういいつつ、小さな手を天井に向けて突き出しているのは。
私の弟に当たるというか、リナとガウリイの実の息子。
ユーリ。
ユリウス=ガブリエフ。
ちなみに、ユーリはガウリイと外見がそっくり。
『私はまだ暴走するなぁ』
そんなことをしみじみとつぶやいているのは。
私の妹に当たる、リナとガウリイの実の娘。
エリー。
エリアンヌ=ガブリエフ。
エリーの方は、リナに外見がそっくりであるのだけども。
ちなみに。
私の外見は。
リナの父親である、マルスと同様に漆黒の黒い髪に。
そして、ガウリイより、澄んだ深みのある青い色をしている瞳。
それが、この私。
マリーナ=ガブリエフ。
ま、このマリーナも私の本名の名前の一部でもあるし。
別に嘘の名前でもないし。
なぜか、私が一緒にいたためか。
この二人、エリーとユーリ。
その存在的な魔力容量と、潜在意識はかなり高い。
まあ、私も、リナのお腹にいつつ。
エルとよく話していたりしたこともあり。
この私とエル。
つまりは、この世界そのものでもあるエルの影響を、なぜか受けて誕生しているこの二人。
ま、私は、別に影響とか関係ないけど。
とりあえず、寝室に入っていった。
今回の私の暇つぶし…もとい。
人間ライフを満喫するために選んだ両親。
リナとガウリイは、いつものように寝室に閉じこもったし。
ぱたぱたぱた。
二人が寝室に入りかけたその時に。
玄関が元気よく開かれる。
「やっほ~!また赤ちゃんみせて!リナ!」
最近というか。
ここに、家を構えて近所に住んでいる……とリナ達には説明している。
本当は違うけど。
金色の髪に黒い色の瞳をした四歳程度の女の子。
ゆったりとした動きやすい服装は。
黒と紺で統一されているけど。
いつものように元気よく、私達の家にとやってくる。
「お、エルスィちゃん。丁度いいところに。今からちょっと、子供達頼めるか♡」
いつものように、彼女の姿を認めて。
そう話しかけているガウリイ。
「だぁ!だからおろせぃ!//」
そんなガウリイの腕の中では。
背に背負われているリナが。
じたばたともがいていたりするけども。
「別にいいわよ。ごゆっくりv」
にっこりと笑う少女。
エルスィの言葉に。
「じゃ、頼むなv」
「ちょ…ガウリイ…おねが……いやぁぁぁ!」
「またまた、照れちゃってv」
じたばたするリナを。
そのまま、抱きかかえて。
―バタン。
寝室に閉じこもってゆく二人の姿を見送りつつ。
「……さて。あら。ゼロスを使っているの?」
ふと。
私達が遊んでいる積み木をみて言っているエルスィ。
その長い金色の髪がさらりとたなびく。
「そ。近くに偵察に来てたからね。エル♡」
リナ達がいなくなったので。
精神感応でなくて、言葉を発する私。
ちなみに。
私は当然のことながら。
生まれた当初から話すことは可能。
まだ、エリーとユーリは少し無理のようだけど。
リナの子供達の真意を探れ。
そう命令を受けているこのゼロス。
「う~ん。部下Sも無駄なことをしてるわよねぇ」
「……え゛?(汗)」
い…いま、この女の子……
部下…Sって……いいませんでした?(汗)
なぜか、そんなエルの言葉にぴくりとしているゼロスだけど。
私達の手の中の積み木が軽く震えているし。
「ま、レイスは今は子育てに追われているし。
それに、エル、そろそろ根性いれなさいって。少しばかり活をいれたんでしょ♡」
にっこりと微笑む私の言葉に。
ひょい。
そんな私を抱きかかえ。
「まね。……最近、あいつら怠慢なのよぉぉぉお!」
絶叫を上げていたりするエル。
「あ……あの?(汗)」
なぜか器用にも、積み木となりはてている自身の体から大量に汗を噴出して。
震える声で聞いてきているゼロスに。
『あ、エルお姉様だ』
『わぁぃvエルお姉様だぁv』
両手をあけて。
その片手と両手に三角と○の積み木をもって。
きゃっきゃとはしゃいでいるエリーとユーリ。
「確かに、ここの四つの世界。最近目立った動きしてないもんねぇ」
くすりと笑うその言葉に。
「まったく……ま、いいけどね。とりあえず、ユニット?この二人…いつごろ力完成しそうかしらv」
くすくすと笑って。
横でキャッキャとはしゃいでいるエリー達を見て言ってくるエル。
本来なら、彼女。
エルスィ……エルに分からないことなんてないんだけど。
今は、とりあえず。
この私が、この子達の覆いの役目をして。
この子達の力を外部に悟らされないようにしていることもあり。
異なるとはいえ、同じ存在同士。
逆にそれを視ようとすると。
本人曰く、エル自身がここに来ていることを。
彼女の部下達に悟らされかねない。
というわけで。
ちなみに。
エルもこの近所……ここ、ゼフィーリアのゼフィールシティ。
ここも町並みから離れた小高い丘の上にある小さな一軒やだけど。
その少し先にある、森の中に。
エルは家を創って、そこで生活しているように。
周りに見せかけていたりするけど。
「とりあえず、今から力の合成の実験するつもりよ。
リナさん達……どうせ、また一週間か十日くらい寝室からでてこないし♡」
ま、いつものことだし。
両親が寝室に閉じこもっている間。
一応、部屋に簡単な設備は整ってるからねぇ……
そんな私達の面倒を見ているのが。
このエル。
たまには、ルナ達も私達の面倒をみているけど。
今だに、ルナもレイスも。
エルのことに気付いてないのよねぇ。
情けないことに。
ま、エルも情けなすぎ!
と笑いつつも楽しみながら嘆いているけどね。
「そ。どうせだったら。バレないように、ここの惑星大陸の中心にいきましょうかv
未だにあそこの空間不安定になってるままだしv」
一応、他の世界とのつながりを持っている。
その空間。
かつては、そこに、とある大陸があったりしたんだけど。
ほんの少しまえ。
ここの世界の時間率でいうと、約5千年より少しまえに。
そこにあった〃眠れる竜の大陸〃は。
少しばかりの、竜神と魔王の戦いの余波の衝撃で。
蒸発していたりするその場所は。
今では、なぜか、神族、魔族の間で、禁断の地となっていたりするけど。
「あ、それいいわね♡ちょうどいいここに実験材料もいるし♡」
そういって、にっこり笑い。
エルの腕の中から、未だに積み木から汗を噴出しているゼロスをみる。
「いや…あの……もしかして…って…嘘ですよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!?(絶叫)」
なぜか。
思いっきり叫んでいるゼロスだし。
まさか、今の今まで。
本気で気付いてなかったようね。
五ヶ月も私達を監視していた割りに…ね♡
そのまま。
なぜか、固まっていたりするゼロス。
つまり…このエルスィちゃんは……
もしかして…もしかしなくても……
『あの御方』ですかぁぁぁぁ!?
などと、かなり心で叫んでいたりするゼロスだし。
しかも…しかもしかも!
嘘だと誰かいってくださいぃぃぃい!
リナさんとガウリイさんの長女が……
あの御方のご友人のあの少女だなんてぇぇ!!!!
なぜか。
そのまま。
「しくしくしくしく……どう魔王様やゼラス様に報告すれば……しくしくしく……」
そのまま、完全に色をなくして。
なぜか泣き言を言っていたりするし。
『あ、報告は却下(ね)(してねv)』
そんなゼロスの言葉に。
私とエルの声が重なる。
だって、バレたら面白くなくなるし。
それは、エルとて同意見だし。
「ま、気配がなくなったら。ガウリイさん。気付くから。
とりあえず、いつものように。 精神体だけでいきましょv肉体はここに置いといて♡」
いつも大概。
というか、肉体でも置いておかないと。
以前、肉体のまま、少しばかりエリー達を連れて出かけたところ。
なぜかかなり大騒動になって。
リナが誘拐されたんじゃぁ!?
とかなりパニックになったことがあったりするし。
それ以後は。
一応、ユーリやエリー達の力の実験を行うときには。
眠っているような振りをさせたままの肉体をその場に置いといて。
その魂、つまりは精神だけで移動している私達。
精神が肉体にない。
というのは、その体を見ないと。
まずガウリイでもリナでも分からないし。
本当は、普通簡単に分かるはずなんだけどね。
なぜか、そういう簡単な気配とかも。
つかめない存在が多いけど。
最近というか、よく肉体を見ても、それすらわからない存在もかなりいるんだけどね。
ここ、エルの世界でも。
私の世界でも。
情けないことに……
私の意見に。
「そ~ね。じゃ、あたしも、ユニット達と一緒に。お昼寝しているように見せかけとくわv」
そういいつつ。
うきうきと。
片手をかざし。
その刹那。
奥の部屋の扉が手も使わずに開き。
その奥にあるのは、子供部屋。
その中央に布団を出現させるエル。
「さってと。自分で飛んで移動できるわよね?エリーちゃんにユーリちゃん♡」
私の言葉に。
『当然!』
二人の声が重なる。
リナとガウリイがさすが自分達の子供。
とほめていたのはこの辺りにも言えること。
まだ自力でようやく普通の子供ならば。
歩けないような五ヶ月の赤ん坊の私達。
自力で、魔法を使って移動が可能。
そのために。
リナが、自力ではいはいするのが遅れるんじゃないか?
と内心心配していたりするけど。
何しろ、移動するのに、わざわざ手足を使わなくても。
飛べば簡単に出来るから。
ま、私はすでにすたすたと歩けるのは当然なんだけど。
リナ達の手前。
二人の前で歩くのは、よちよちとおぼつかない足取りで。
わざと二本足で歩いていたりする事実があるけど。
「とりあえず、ユーリちゃんたちは。いつものように、姿成長させて実験だからね♡」
いつも、赤ん坊の姿のままでは何かと不便なので。
まあ、今、ようやく、肉体の時間率の操作を覚え始めている、この二人。
精神面では、すでに完全にそれをマスターしているんだけど。
まだ物質面においての肉体面においては。
まだそれが不可能だったりする。
とりあえず。
部屋の中央に敷いた布団に横になり。
一応、ふと。
意識しただけで。
家の中の鍵、全てがかけられる。
ま、私達もリナ達も。
いなくなるんだから。
戸締りはしっかりとしていないとね。
リナ達はいるにはいるけど。
まず二人というか、ガウリイは。
リナを寝室から絶対にしばらく出さないし♡
家の戸締りをしっかりとしてから。
そのまま、布団に横になる私達。
そのまま。
その肉体から精神を分断させて。
私達は、そのまま。
未だに硬直しているゼロスをつれて。
ここの惑星の大陸の中心の場所にと移動する。
さって。
今日は、どんな修行をしますかね♡
ちなみに。
エリーとユーリの姿は。
精神を実体化させて、今は十歳前後の姿になっていたりする。
私もいつものように姿を十歳前後の姿にしているけど。
エルも私達と同様に十歳前後の姿に変えていたりするけど。
「それじゃv部下達に活を入れるために。ちょっと、ここの四つの世界の隔たりになっている。
精神世界面での壁の融合実験でもしてみましょ♡」
そういって、にっこり微笑むエルの言葉に。
「……いいの?」
少し戸惑っているユーリに。
「何いってるの?ユーリお兄ちゃん?エルお姉様がそういうんだから間違いはないわよ。うん。私やる!」
目をきらきらさせて言っているエリー。
「あ、それ面白そうよねv」
というか。
元々、それをするために。
私もここにこうして人間やっているという条件でもあったことだし。
「じゃ、決まりねv」
そうエルがつぶやくと同時に。
周りに、他の三つの世界の姿が幻影として浮かび上がる。
「とりあえず。私から手本を見せるわね♡」
シュン。
そういいつつ、横に手を伸ばす。
何もなかったその手に。
出現する、身長よりも少し高いロッド。
私がよく使っている武器の一つで。
私の一部でもあるこれ。
ちなみに、エルがよく使っているのは、大鎌。
ま、エルも私も。
自分の力が武器の形態になっているだけだから。
その心一つで。
どんな形にでもなるんだけど。
一応、ここは、私の世界。
つまり、私が創りだし、抱擁している世界ではないけど。
ここを抱擁し、創りだしているのは、目の前にいるエル。
ここの世界では、エルのことを。
金色の母とか、創造主とか。
それは、世界によって、その呼び方は異なる。
ま、私のところでもそうだし。
ちなみに。
私のところでは、一般的に。
私のことは、
ま、そんなどうでもいいことは置いといて。
すっと、片手で、ロッドを持ち上げる。
次の瞬間には。
周りの空気と精神面が一瞬揺らぎ。
宇宙全てに、虹色のオーロラが。
しばらく一瞬の間出現し。
そのオーロラが、しばらく後に。
宇宙そのもの…つまりは、銀河全て。
ここの大銀河そのものを一瞬のうちに包み込む。
「……何!?」
外を見上げれば。
宇宙空間に広がる虹色のオーロラの帯。
ここ、エデンにて。
働いていた存在達は。
その光景にしばらく。
誰もが我を忘れて見とれていたりする。
「きゃあ!ゼルガディスさん!
まるで私達の結婚式の日取りが決まったのを。空が祝福してくれてますよ!」
空を見上げて、感嘆の声を上げているアメリア。
「……そんなわけあるか……」
……何か。
このオーロラ……何か絶対。
何かが起こる前触れような気がする……
そういいつつ、溜息一つついているゼルガディス。
ここ、セイルーン。
ようやく、ごねる大臣や重臣などを説得し。
結婚式の日取りまでこぎつけたこの二人。
ちなみに。
フィルの意見で。
ゼルガディスもアメリアの私室に泊まっていたりするけど。
それはそれ。
そんな会話をしつつ。
空にかかるオーロラを。
なぜか、二人、バスローブを纏い。
見上げているアメリアとゼルガディス。
「……この光……まさか……あの神託と…何か?」
空を見上げて。
図星を言い当てているのは。
巫女の服を着ている黒い長い髪の女性。
「シルフィール?確かにこのオーロラには。何か感じるが?」
そう語りかけているのは。
シルフィールの幼馴染でもあり。
そして、今では。
少しづつではあるが。
それ以上の存在となりかけている、セルシウス。
今は、ディルスに勤めている彼だが。
そんな彼の元に、手伝いとしてやってきているシルフィール。
シルフィールと同じ黒い漆黒の髪が印象深く。
それでいて、優しい全てを包み込む、青い瞳。
いつも昔からシルフィールを暖かく見守っているその瞳。
リナとガウリイをみていて。
本当の大切なものは何か。
それをようやく理解し始めているこのシルフィール。
「……もしかして、リナさん達のお子さんに何かあったんでしょうか?」
そう不安な表情をするシルフィールに。
「ま、心配するようなことはないよ。シルフィール。君は俺が守るから」
「……はい//」
その言葉に。
少しばかり頬を染めているシルフィールであるけども。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
……なあ…メフィ……何か果てしなくいやぁぁな予感がするのは……私の気のせいか?」
そういいつつ。
空にかかるオーロラのそれを空を振り仰ぎ、眺めてつぶやいている、一人の男性。
「……いいえ。叔父さま。私も同じようにいやの予感がいたしますわ……」
こちらも同じく。
そういって、空を振り仰いでいる一人のエルフの女性。
ミルガズィアのメンフィス。
この二人。
以前世界中に下された神託の意味を。
未だにその真実を探しつつ、旅をしていたりするのだが。
この星全体というよりは。
この銀河……この銀河を含む。
ここの大銀河宇宙そのもの。
それ全てに。
虹色のオーロラが、しばらく数十分の間出現し。
「……何だ?」
空を見上げれば。
こんなものが、普通存在せざるを得ないはずの虹色のオーロラ。
すでに、荒野と化したその星の上空で。
振り仰いでいる黒い竜もどき。
そうつぶやきつつ、その姿を。
金色の髪に蒼い瞳の男性にと姿を変える。
「……ちょっと!デュラン!あれ!」
「……何!?ダイアナ!?あれは!?」
そのオーロラの向こうに見える景色に。
そのまま、絶句しているこの二人。
『・・・・・・・・・・』
しばらく顔を見合わせて。
「……何で、あの世界が視えてるのよぉぉ!?」
「何で、あのレイ達が見えているんだぁぁ!?」
なぜか絶叫を上げているのは。
デュラティン=トゥィス=デュグラディグドゥ。
キャナルティス=ダイアナ=ヴォルフィード。
通称、ここの世界では。
光と闇を統べる存在。
この前、先日、ここ、ルナ達の世界にやってきていた、この二人。
なぜかそのまましばし無言に成り果てて。
『……あ゛(汗)エル様の気配が…まさかぁぁ!?』
なぜか、絶叫を上げていたりする二人だけど。
「……ね…ねえ?あれって……ダイアナたちの世界じゃ…ない?」
声を震わせていっているのは。
リナと同じく栗色の髪をしている女性。
「……だな。……というか、本来あるはずの精神世界面での壁が取り除かれているんだが?ルナ(汗)」
なぜかそんな会話をしつつ。
冷や汗流しているこの二人。
ここの世界の光と闇を統べる存在。
この二人。
二人仲良く。
洗濯物を干していたりしていたりするけど。
空を見上げてつぶやいていたりする光景が。
インバース家の二人の新居で見受けられていたりする。
「……すごぉぃ!さすが!お姉様!」
私のやったことを目を輝かせてそう言ってくるエリー。
「……なるほどvそうすればいいのか♡」
そういいつつ、うなづいているユーリ。
その横では。
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!」
なぜか、頭を抱えて、積み木から、一応。
人の形に姿を模っているゼロスが唸っていたりするけども。
今私がやったのは。
ここと、違う場所のとある銀河をつなげただけ。
そんな些細なことなのに。
その程度で悲鳴を上げていたりするこのゼロス。
「じゃあ、私もやってみる!」
「あ、僕も!」
そういって、互いに力を調整しつつ。
ここの銀河と違う異なる銀河をつなげる術の実験をしている、ユーリとエリー。
「さってvこれから面白くなりそうよねvエル♡」
「そうねvいつ生きとしいける存在達が。このことに気付くかしらねv」
そういいつつ、互いに顔を見合わせて。
くすりと笑う私達。
― 暗き深遠の闇に ニ筋の道をつくりたもう ―
あの最後のエルが下した神託の意味。
それは。
ここの世界と。
異なる世界。
つまりは、この世界と関りの深い世界の隔たりをなくして一つにするというもの。
さて。
これから、この世界。
楽しくなりそうよね♡
-続くー
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あとがきもどき:
薫:・・・ちなみに、掃除をしつつ。洗濯しつつ。
そーこーしていると、久しぶりに定期的にきてくれている以前下着を買ったエステの人が来て。
今までエステを受けてましたv
うーん。やっぱり、肌の手入れとかしてもらったら気持ちいいですv
サービスでやってくれるんですよ♡たまに来て♡
そーこーしてたら。打ち込み始めたのは朝の八時なのに。今は、三時・・。
あははは(汗)
かなり予定が狂いましたねぇ(汗)
・・とゆーか。
以前話していた、オレンジムーンストーン・・。
本気で私のツボ!のサイズを見つけてくれるとは!
きゃぁぁぁぁぁ♡
・・・そーしてまた無駄な出費をしてしまう・・(汗)
捜してたんですよねぇ。
オレンジムーンストーン♡
後、ウォーターオパールも探してますけどね(まて!)
んではではv
・・・・よっし!
次回は少しばかり、この一件で混乱(?)する世界をやって!
そーしてエピローグに何とかこぎつけるぞ!(かなりまて!)
んではではv
(それはそーと・・朝ごはんと・・お昼は?笑)
2003年4月2日(水)
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