まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちらへ。



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紅き星より分かたれし 7つの光 2つの光 闇へと返りゆかせし
純粋なる真実の意思 思いゆえにこそ誕生せし 
尊き光 招き入れざる 器とあいならん 
暗き深遠の闇に ニ筋の道をつくりたもう


狭間の光に導かれ新たな光が誕生せん


数ヶ月の間を縫い。
続けて、世界中に神託が下るなど。
今まで、歴史上でも見ないこと。
その意味は。
始めの神託が下り、すでに一年近くたった今でも。
未だに、世界中では、その真意が問いただされ。
騒然としている最中。
続けさまに下った神託。
その二度目の神託で。
始めの神託が。
何かが誕生するのを指し示していたのだと。
ようやく生きとしいける者達は理解したが。
それが『何』を意味しているかなどとは。
未だに分かっていない現状のこの世界……

神託の行方~第16話~

「……///」
「綺麗だよ♡リナ♡」
真っ白いウェディングドレスに身を包んでいるリナに。
その手を軽く掴んでそっと口付けしているガウリイ。
「……ガウリイ//」
真っ赤になりつつも、潮らしく頬を染めているリナ。
くぅぅ!
かわいい!
そのまま、感情の赴くままに。
がしっ!
「……ちょっ!//」
「リナ♡リナリナリナ♡」
「ん……だめぇ…あ……やぁっ……んっ……はぅ……ふぁぁん……」
そんなドレスに身を包んでいるリナをしっかりと抱きしめて。
必用に、リナの唇を貪るガウリイ。
どうでもいいけど。
ガウリイの片手が。
リナのドレスのすそを捲し上げてたりするんだけど(笑)
「リナ♡」
「……んっんっ……だ…めぇ……」
そんなに真っ赤になって、潤んだ瞳でガウリイを見上げても。
私は逆効果と思うけど?
リナ♡
力が抜け切ったリナをゆっくりと抱きかかえ。
その部屋に設置してある少し大きめのソファーにリナを抱きかかえて。
移動させているガウリイの姿が見受けられていたりするけど。
しっかりと、入り口には鍵を掛けて(笑)


あらあら。
ま、いつものことだし。
とりあえず、これからしばらくは、私。
リナとガウリイを両親として。
ここで少しの休暇を楽しむつもりだし。
ま、しっかりと楽しませてもらうけどねv
リナvガウリイv

とりあえず、取り込み中のリナとガウリイはいいとして。
こっちの方はというと。

ざわざわざわ。
辺りはざわめきに満ち溢れてるし。
「ほら、ユーリちゃん、エリーちゃん。たくさん食べ物がありますけど食べたら駄目ですよ?」
そういって、アメリアがエリー。
ゼルガディスがユーリを抱きかかえ。
ざわめいている会場の中を。
エリー達のお披露目を兼ねて。
歩いていたりするけども。
そういっているアメリアの言葉に。
「というか、アメリア。まだこの子達には離乳食すらも始まってないんだから。……無理だって……」
そういって。
片手に、哺乳瓶を持って、ユーリに飲ませているゼルガディス。
「……あれ?それはそうと、マリーちゃんは?」
ふと。
リナとガウリイのもう一人の子供。
つまり私がいないのに気付いて、そんなことを言っているアメリアだけど。
「そういえば、ルナさん達がマリーちゃんの面倒みるとかいって。連れて行ったが?」
そうアメリアに説明しているゼル。

「……メフィ、思い出せたか?」
「いいえ、まったく。」
どう考えても、まったく思い出せない。
かろうじて。
今からあるのが。
リナとガウリイの結婚式である。
ということだけ。
そんなことを不思議に思いつつ、首をかしげているミルガズィアとメフィの二人。
ルナ達の記憶操作により。
あのエデンでの出来事は全て。
その深層意識の奥底に封じ込められて忘れているこの二人。
とりあえず、まだ、彼らは。
それを知る段階ではないということで。
あまり先まで知ると、その先の生に影響することもあいまって。
ルナ達はあえて、彼らの記憶を操作したようだけど。
別に私としては、知っていても問題ないと思うけどね。
「……う~ん、あのリナ殿に関っていると。不可思議なことがよくあるな」
「まったくですわ」
それで納得していたりする二人だけど。
リナとガウリイと関ってから。
覇王関係であったりとか。
はたまた獣王と海王とであったりとか。
果ては、自分達は戦ってないが。
この世界の魔王関係であったりとか。
ミルガズィアなどは。
まず始めにリナと関りを持った事柄のときなどは。
まずは、獣神官ゼロスに、次に魔竜王ガーヴ。
さらには、冥王フィブリゾと。
まず普通に生きていたのでは、
出会うことなどないような存在ばかりに立て続けに関っているこのミルガズィア。
何かそんな理由から、リナ達に関して悟りに近いものを悟っていたりする二人だし。
ま、確かにリナとガウリイは見ていてあきないけどね♡
「とりあえず、叔父さま?考えても分からないものは分かりませんので。今はともかく……」
「そうだな。この結婚式で、私のすばらしいギャグの一つでも」
・・・・・・・・・・・えっと。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・
……と…とりあえず。
ちょっと思考に侵入して、気を変えておきましょっと……
今……私…一応、普通の人間だから……あれは…ねぇ……

そんな会話をしつつ。
とりあえず、考えても思い出せないものは思い出せないので。
今この場を満喫しようとしているミルガズィアとメフィのこの二人。


「……何か感じる?レイス?」
「いいや、普通の子供のようだが?」
ルナとレイスの前で、すやすや眠っている黒い髪をしている赤ん坊。
ふふ。 
分かるはずないじゃない。
私、完全にその気配も何もかも人にしているからね。
寝ている振りをして。
そんな様子を別のところから見ている私。


『本当に気づいてないのねぇ。ルナ達は。』
くすくすくす。
私の横でくすくす笑っている金色の光を纏った女性。
『さて、エルvこれから面白くなるわよねv』
くすくすと笑いつつ、いう私の台詞に。
『ある程度ユニットが成長したら、遊びにいくわねv』
そんな私に言ってくるのは。
エル。
ここでの存在は、エルのことを金色の母とか呼んでいるけど。
まあ、私が宇宙の姫とかと呼ばれているのと同様に。
寝ている私を見下ろしている二人を別の視点から客観的にみて、そんな会話をしている私達。
『それはそうと、そろそろリナ達が会場に行くわよ?』
エルの言葉に。
『あ、ようやく終わった?』
くす。
『みたいねぇ。リナが今かなり真っ赤になってるけどねv』
そういって、軽くウィンク一つ。
『ま、リナさんもガウリイさんが相手だしvこれから面白くなるわよね♡』
本当に。
この二人ってあきないのよね♡


ひょい。
「とりあえず、そろそろ結婚式が始まるわ。レイスはその子の面倒お願いね?」
自分の子供はレイスに預けて。
私を抱きかかえて。
式場にと足を運んでゆくルナ。


「……何をやっている?パシリ魔族よ?」
「……ぶ…っくくくくくくっ!」
とりあえず、視点を変えて。
会場を見歩いていたミルガズィアとメフィ。
そこで。
とある服を着込み。
手伝いをしていた中間管理職魔族をみつけ。
目を点にして言っていたりするミルガズィアに。
「……ぷ……あはは!わたくし、もう駄目ですわ!」
そのまま。
その場でお腹を抱えて笑い出しているメフィ。
「笑わないでくださぃぃぃぃ!!!(涙)」
そんな二人に抗議の声を上げているのは。
言わずとしれた、獣神官ゼロス。
そんなゼロスの姿はと言えば。
フリルのかなり入った、ふりふりのスカートに。
そして、ピンクのレースの入った踊り子の服。
ゼロスは。
人手が足りないということもあいまって。
今回の結婚式の踊り子の手伝いに借り出されているのである。
ちなみに。
肩に地面までかかるレース状のリボンなどをつけている。
後ろから見れば、まるで。
リボンのかかった人間というか大きなリボンなので。
その当人がまるで何かのプレゼントのような格好をしているのである。

シルフィールがゼロスに頼んだ事柄。
それは。
ここ、ゼフィーリアで行事があるたびに。
女の子達が踊る行事がある。
その踊り子の役目。
それをゼロスはこなしているんだけど。
結構似合ってるわよvゼロスさん♡


私達というか、リナとガウリイの子供を抱きかかえたルナ達を前に。
ちなみに。
今は、セシルがユーリを抱き。
マルスがエリーを抱きかかえ。
私はルナが抱きかかえていたりする。
親族席に座り。
今、ゆっくりと。
道を歩いてくるリナとガウリイを席から見つめる私達。
真っ赤になったリナが、潮らしく。
ガウリイに手を引かれて。
そのまま、先にいる神父の元にしずしずと進んでゆく。

「では。これより、ガウリイ=ガブリエフと、リナ=インバースの結婚式を執り行います」
神聖に。
厳かに。
リナとガウリイの結婚の誓いの儀式は。
問題なく、進んでゆく。

さって。
これからが楽しくなりそうよね♡


                    -続くー

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あとがきもどき:
薫:・・・・久方ぶり・・というか。
  最近エル様の一人称どころか・・。
  他の小説でも客観的に打ち込むのを重点的にしているせいか・・。
  ・・・・文章力が落ちてますね・・・はい((-_-;))
  ・・勘を取り戻すのに・・しばらく・・かかる・・かな?
  あはははは(-_-;)
  んではでは・・・。
  え?どうしてリナガウの結婚式、もっと表現しないのかって?
  ・・・・・他の小説と殆ど一緒なもので・・・はい(まて!)
  ではでは・・・。
  次回で新婚さんリナガウやって。
  一応、アメゼルの婚約やって・・・・・省くかな?それは(お゛い゛!)
  ・・・・んで。
  成長した菫ちゃんの友達やって・・終わりっ・・っと!
  あと少しだぁぁぁ!
  ・・・でも、菫ちゃんの成長期・・。
  誰かやって!
  と突っ込み・・はいったら・・・どうしよ(そんなわけないってば・笑)
  まあ、何はともあれv
  メッセチャットをやりながらv
  打ち込んでたらかなり時間を喰らってしまった私でしたv

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