まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちらへ。

ふふふふふ♪
ルナ、出産!!!(まて!)
こんにちわ♪
一体何話になることやら・・(汗)
というわけで、第9話なのです♪
あう・・・。
とりあえず、ここの星での話し・・・・。終わらせないと・・・。
次というか子供が誕生しない・・・。
とゆーか、神託の意味がない・・・(汗)
それでは・・・・。

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神託の行方~第9話~

「ん……」
目をさますと、いつものごとくに、リナを抱きしめたまま。
しかも、挿入したままで、安らかにすやすやと眠っているガウリイ。
リナをそのまま抱きしめて。
眠りに入っていくことがしばしばなのである。
身をよじると、
「ん?リナ、起きたのか?」
耳元で熱い声がする。
「あ…た……朝から何す…あ//」
リナが目覚めたのを確認し。
すぐさま、リナの唇をふさぎ、舌を絡め取るガウリイ。
「んっんっんっ♡」
そのままガウリイにしがみつくように抱きつくリナ。
「は…はぁん♡」
リナの喘ぎ声がその口から漏れてゆく。
そのまま流れに流されるように、ガウリイにいつも抱かれるリナ。
しかし未だに、そのことにすら気づいてない。
この七ヶ月の間。
毎晩のように繰り広げられている恒例行事になっているというのに。
リナはガウリイの罠にはまっているということにすら気づいてなかったりする。

やがて、リナの口から完全に喘ぐ声が出始めるのを確認し。
「リナ……愛してるよ♡」
「ん…ガウリイ……ひぁぁぁぁん!!♡」
リナの体がベッドで跳ね上がる。
「はぁぁん!はげし…はぅ!やぁぁ///」
「くぅ。リナ、すっごくいいよ♡ 愛してる、リナ♡」
「がうり…あたし…も……はぁぁぁぁん……」
そのまま、ベットの上で絡み合うように激しく一つになってゆく二人の姿。

「お早う、リナさん」
「お早う……メフィ……ふわぁぁぁぁぁぁ……」
「また徹夜か?あの人間の男……手加減というものをしらないのか?」
「う////ま…まあ//」
「確かに。もうお昼ですものね」
ミルガズィアとメフィに言われてリナは真っ赤になる。
「リナさんも、いやならいやとはっきりといえばいいんですよ」
メフィの言葉に。
「……いっても無駄だもん///」
それに、ガウリイに触れられるだけで、体が瞬く間に熱くなるし……
激しいから、嫌なんだけど……うれしいのよね//
あたしを女として扱ってくれるガウリイが///
リナはそう思いつつ真っ赤になる。
「ほどほどにしないと、流産するぞ?」
どこか意見する場所が違うような気がするが。
ミルガズィアがリナに注意を促している。
ま、そんなことはこの私がさせないけどねvv
「そういえば、そろそろルナ様の出産、近いんじゃないですか?」
「そうですわ。ルナ様、そろそろご出産ですわ。リナさん、ルナ様がお呼びですわ♡」
蒼く流れるような髪の女性が。
いつのまにか、リナ達の横にきてリナに伝言を伝えている。
「アクアさん」
『水竜王様!!』
リナがいい。
ミルガズィアとメフィの声が重なる。

彼女の名前は、アクア=ラグラディア。
ルナの腹心の一人であり、そして、知識の要。
あちらの世界で、降魔戦争が起こったとき。
アクアはこちらに戻って来ていたのである。
だからこそ、レイスは、アクアに標的を絞った。
実は、冥王達には知らされていなかったりするが。
アクアは、ルナとレイスの関係を。
始めから知っている一人でもあるがゆえに。
そして、そろそろ戦いをしないとお仕置きをうける。
という情けない理由で、あの戦いを起こした彼ら。
そろそろ5千年の間、休暇していたので、
そして、ルナが人間に転生したので。
レイスもルナを追って、人間に転生したのである。

つまりは、知られていないが、実は、レイ=マグナスとは。
レイス=シャブラニグドゥ。
本人だったりするんだけど。
これが♡
ちなみに、伝わっている伝説では、5千年前の、神魔戦争において。
赤の竜神は、赤瞳の魔王を七つに分断、人の心に封印し。
みずからも混沌に沈んで、四人の分身でもある、竜王達を残した。
と、信じられていたりするけども。
実際は、二人とも、こちらに戻ってくる必要があり。
そして、そろそろ力の補充が必要であったがために。
少しばかり、本気でぶつかり合ったに他ならない。
しかし、手加減はしていたりする。
ある意味、他の存在達へのカモフラージュ。
ルナはそのとき。
妊娠していたがゆえに。
そのまま、そこで産むよりは、こちらに戻って。
他の世界を管理しつつ、平穏に子供を育てたほうがいい。
そういう赤の竜神と、赤瞳の魔王のやり取りがあったということは。
ルナの側近に近い存在でもあった、水竜王と、そして、恋人関係で実は夫婦でもある魔竜王。
この二人のみ。
そして、冥王に、レイ=マグナスとして転生しているのが、
ばれたレイス。
まあ、フィブリゾは、欠片の一つと思っていたんだけど。
当初は。
その間違いに気づいたのは、レイスが氷に閉ざされてから。
冥王の作戦に、ガーヴを使ったのは。
こちらにアクア達が戻ってくるのをさとられないようにするために。
それでも、手加減をあまりすると、気づかれてしまう。
というのもあり、本体のみこちらにもどっていたアクア。
ガーヴも叱り。
あちらに残っていたのは、いわゆる分身のようなもの。
つまりは、欠片。
その欠片同士のぶつかり合いで、互いに、精神がばらばらとなり。
アクアに関しては、異世界黙示録クレアバイブルと称される物体を作り出していて。
ガーヴに関しては、アクアとの子供を気づかれることなく育てるために。
アクアと相談の上で人間に封印された。
という形を表向きはとったのだが。
フィブ、それでもその事実には、気づいてなかったんだけどね。
アクアとガーヴに関しては。

だからこそ、エルのことを理解きちんとしていなく。
無謀な作戦…取ったんだけど……
無謀極まりないわよね♡
しかも、それをリナとガウリイを利用しようとした時点で♡
実は、結構、リナとガウリイ。
エルのお気に入りなんだし。
私もだけど♡
だって、リナとガウリイ。
エルの力がちょっぴし混じってしまった魂だし♡
こんなに退屈しない素材もないしvv
だから、私も今回の休暇♡思いついたんだしvv
ま、なぜか、その真実。
いきなり、ここでアクアにあって。
聞かされたミルガズィアとメフィは。
しばらく寝込んだりしてたけど……

「ね~ちゃんが?じゃ、あたし、ね~ちゃんのところにいくね」
「あ、そうそう、ガウリイさんが、後で部屋に来るようにって♡
  用事がすんでからでいいからといわれてましたが?」
にこにこというアクア。
「ど~やら、あの旦那、まだヤリたりなくて、うずうずしてたぞ?」
ひょこり。
アクアの後ろから赤い髪の野性味がかった男性がやってくる。
冥王に滅ぼされた。
とリナは思っていたのだが。
何のことはない。
ほとぼりがさめるまで、ここで、アクアと一緒に。
新婚生活ごときに、夫婦で仲良く暮らしていたりする。
とりあえず、あちらの世界というか星からは、気配などを閉ざしたがために。
あの星の中では、魔竜王の呪文が利用できない。
というだけのことなんだど。
「ゴメンだけど、ていねぃぃぃぃぃに、断っといて(涙)」
リナが本気で涙を浮かべて哀願していたりする。
こういう風に、呼び出されて。
軽く十日以上。
なすがままにされることを。
リナはここに来て一ヶ月と少し、学んでいたりする。
しかし、それを断ると。
その夜、とんでもなく激しい熱い夜が。
まっているのには、いまだにリナはその前後関係に気づいてないけど。


「ね~ちゃん、大丈夫?」
「リナちゃん、ルナ、大丈夫かなぁ?」
うろうろうろうろうろううろ……
「……ね……ね~ちゃん、またレイス兄ちゃん……こ~なってるの?(汗)」
「だぁぁぁあ!!レイス!!落ち着きなさいぃぃぃ!」
出産するルナよりも。
狼狽し、うろうろと落ち着きのないレイス。
「レイス兄ちゃん……それでも魔王?」
半ばあきれ半分。
リナが心底あきれた顔で、憔悴しているレイスをみていう。
これが、魔王っていうんだから……
笑っちゃうわよね……
ま、ルークとミリーナ。
この二人をきちんと復活させてたのは、よかったけど。
リナはここでの二人の様子をおもいつつ、少し苦笑する。

実は、ルークが解け消えるその刹那。
ルナとレイスは、こちらにルークを呼び寄せていたりする。
そして、ルークの中にいた欠片をレイスは吸収&取り出ししていたり。
ミリーナにいたっては、ルナの知り合いであったがために。
死んだ直後、埋葬されたミリーナの体はここに転送され、ルナによって復活させられていたりして。
いつものように、大喜びをしているルークに、それを軽くあしらっているミリーナの姿。
そんなほのぼのとした光景が、ここエデンでは繰り広げられていたりする。

なぜ、ミリーナが生き返ったのかといえば。
とても簡単なこと。
それは、ミリーナが、実は、アクアとガーヴの血筋に辺るがために。
血は人間の交わりで、薄くなっているものの。
ルナ達やアクア達にとっては、ほんの四千年前のことでも、数日前のことのようなもの。
私達にとっては、昨日やついさっきという感覚だけども。

ちなみに。
ミリーナは一度死んで、ルークの大切さをしみじみと分かり。
それでいて血筋などにこだわっていたのだけども。
今は以前よりはルークに対して。
そんなに冷酷に言っていたりはしない。
ミリーナは、怖かっただけだから。
両親から、以前、自分達の血筋には、魔族が入っている。
それゆえに、魔力容量が高い。
と聞いていたがゆえに。
それゆえに、ミリーナの両親は。
とある人達に殺された。
ミリーナは両親の命がけの空間転送で難を逃れたのである。

彼女の両親は。
とある宗教団体によって、合成獣の材料にされるべく。
細切れにされ、魂にわたる隅々まで利用されていたりするのだが。
― 赤い髪の男性は嫌い。
それは、幼いミリーナが。
両親を殺し、村を焼き払ったその男性を見たイメージ。
返り血を浴びて、その男性の髪は真紅に染まっているようにみえた。
幼いミリーナの瞳には。
実際には、黒い髪であったるのだが。
空間転移される刹那、ミリーナの目に飛び込んだのは。
生まれ育った村が消滅してゆく様と。
そして、両親を殺し、連れ去る人物の影。
炎に照り返されて、その人物のイメージは。
赤。
心に刻まれたミリーナ。
それゆえに、赤い色が嫌いになっていたミリーナなのだが。

「ま、ルークのこと、ミリーナも嫌いじゃないんだし」
ミリーナに聞いた所。
好きだ。
といっていたし。
女同士の会話の中で。
ミリーナがもらした本音。
そして、ここにきて、自分が実は、魔竜王と水竜王の血筋であるのをしり。
アゼンとしていたミリーナ。
それでも、ルークのミリーナへのラブコールは留まらず。
すくなからず、ミリーナの心の氷をルークは溶かしている。
そんなことをふとリナは思いつつ。
ハリセンでルナ叩かれているレイスをみやる。
ミリーナはとにかくリナと同じ思いにとらわれていたのである。
つまりは、自分のせいで、相手が死んだり、傷つくのが…いや。
と。
その辺りでは、ミリーナとリナ。
共通点があるのだけど。
ま、リナのほうが、とことん疎いから……

「ほら、レイスは、仕事にとっとといくの!!」
「ルナぁぁぁぁ……」
「だぁぁぁ!!情けない声をだすなぁぁぁ!」
どごげしっ!!
どっがぁぁぁぁぁんんんんんん!!!

レイスをたたき出しているルナ。
「……レイス兄ちゃん……あいかわらず、ルナねーちゃんに尻に敷かれてる……」
まさか、このレイス兄ちゃんが、魔王だったとは思わなかったけど……
ま……魔族のイメージが……(汗)
ま、以前のあたしなら、そうおもったんだろうけど……
何しろ、インバース一族、存在が存在だしぃ……
リナはそれで納得していたりする。
面白いから、ゼロスも呼び寄せて。
この事実を叩きつけたところ。
しばし、ゼロスは行動不能に陥って。
それをリナはからかいまくっていたりするけども。
未だに、ゼロスはうんうんと唸っていたりする(笑)
ま、ここは、いわゆる精神世界に近い空間だから。
実体化なども、いたって簡単だし。
いわゆる、ルナとレイスが任されている世界の中心たる場所にあたるから。
ここ、エデンは♡
「それはそ~と、リナ、私。そろそろ出産の時間が迫ってるから♡お湯とか沸かしといてね♡」
にっこりというルナ。
すでにお腹はかなり大きくなり、傍目からも中で子供が、お腹を蹴っているのが見て取れる。

一応、創り出すのではなく、生み出すときには、
基本となる精神と、その器となる肉体を神々や魔王達は与えているからして。
こういうふうに、子供の場合もあるけども。
器ともいうべき肉体は。

「沸かしといてって……呪文で一発じゃない」
リナがいうと。
「あら♪リナ、こういうことはね♡何ごとも形が大切なの♡分かった?
  あんたも、次はあんたなんだから♪練習兼ねてやっときなさいvv」
にっこりというルナの言葉。
「は……はひ……」
ルナに逆らえるはずもなく。
リナは、言われるままに、わざわざ太陽発電で発生した電気で、お湯を沸かしてゆく。

やがて、ルナの陣痛が始まった。

ぎゃぁぁぁぁぁぁ!!!
ほんぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!

世界に赤ん坊の泣き声が響き渡ってゆく。


ぱた。
「あれ?ルナさん、ついに赤ちゃん産んだようですよ?」
「……とゆ~か、もうそんな時期になってたのか?(汗)」
山と積まれた資料とにらめっこをしているアメリアとゼル。
「そ~いえば、そ~なりますね」
互いに顔を見合わせ。
つつぅ。
と、汗を一筋。
「大丈夫ですよ!!ゼルガディスさん!正義の心がある限り!!道は開けます!」
自分達で探すより、聞いた方が早いんじゃぁ?(笑)
しかし、アメリアもゼルガディスも。
そのことは、一切頭の中に概念をもっていなかったりするものだから。
広い資料室で。
ゼルガディスの体を元に戻す何か知識があるはず。
と、仲良く二人して調べている二人の姿が。
そこにはあった。

数日後。

「よしよし」
「かわいいなぁ。ルナ似だなぁ♡」
あいかわらずに、親ばか全開のレイス。
部下達に対しても、親ばかなんだけど。
特に自分の子供に関して・・ルナとの子供に関しては。
超かつくほどに親ばかに突入してるから……
レイス……Sは。
「ね~ちゃん?何のよう?」
少し甘えるようにガウリイにもたれかかりながらリナが聞く。
それは、第三者がみればそうみえるようにガウリイが仕向けているのであるが。
リナは気づいてないが。
立てなくなるほどでもなく、かといって、自力で立てないほどに。
何かにすがらないと、歩けないくらいにすればいいだけのこと。
それを理解しているガウリイは。
それを実行し、リナが自分に寄りかかってくる。
というガウリイにとっては、うれしい状況を。
故意にしているのである。
ガウリイは、リナの両親や他の人達に呼ばれても。
その直前、リナを抱き。
そのようにリナが状態になるようにしている。
ということを。
リナはまったくといっていいほどに気づいてなのだが……
「ガウリイ、やるな……」
苦笑するレイス。
「いやぁ♡」
気づいているレイスに笑って返事を返すガウリイ。
「??何、ガウリイとレイス兄ちゃん、話してるの?それより、なぁに?」
リナは首をかしげつつ。
ルナに質問する。
呼ばれたからには、何か理由があるはずである。
「ああ、第265地区の資料、取ってきて♡資料室から♡」
その言葉に。
「分かった。いこ。ガウリイ」
ガウリイは役得といった表情で。
リナの腰にちゃっかりと手を回しているのだが。
リナは少し照れながら、それでも、自力だけでは歩けないので。
そのまま、ガウリイにもたれかかるようにと歩いてゆく。


ちょうど、アメリアとゼルガディスは。
第265地区のエリアがある場所の資料室で。
いまだに調べものをしていたりするけども。
これで、リナ達とアメリアたちの合流ね。
早く、私を生んでねvvリナ母さんvv


                      -続くー

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あとがき:
    姫:リナ、鈍いのはあいかわらずねvv
   リナ:??何が?
    薫:・・・・分かってない(涙)
   リナ:でも、よかった。心配だったのよ。
      というか、気がかりだったのよね・・・。
      ルークとミリーナ・・・・。
      あたしのせいで命落としたようなものだから・・・・。
  ルーク:ミリーナぁぁぁぁぁぁ!!!
 ミリーナ:叫んでないで、お仕事、してください。
      それがすんだら、話、聞きますから。
  ルーク:あうあう・・・・見てろよ!
     (しゅぱぱぱっ!)
      どーだ!
  ミリーナ:じゃ、次、これです♡
     (にっこりと天使の微笑み)
  セシル:あらあら♪これは、いい人材ゲットだわねvv
  マルス:だな。この調子でこき使えるな♡
 ミリーナ:仕事がはかどり何よりですわ♡
    薫:・・・・・・・・・・・・。ルーク・・・・・あーた利用されてますがな・・(汗)
   リナ:ま、いーじゃないのよ。
      でも、ミリーナ口説くより、母さんのお気に入りになってるから。
      母さん、説得したほうが道のり早いんじゃ・・。
    薫:・・・・リナさん、他人のことには、鋭いですね(汗)
   リナ:あら、あたしは、こういった恋愛に関しては、鋭いのよ?自分の恋愛もvv
エル&姫&薫&ガウリイ&ミリーナ&シルフィール&メフィ&ミルガズィア。
     『・・・・・どこが(汗)』
    薫:あ、全員の思考が一致してる(笑)
      ま、とりあえず、次回、アメリア、リナ、再会(爆!)
      です♪
    姫:それでは、まったね♪

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