まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちらへ。
こんにちわ♪
ご無沙汰の打ち込みです♪
なぜか、最近、別の話しばっかり打ち込んでいるよーな・・(汗)
ま・・とりあえず、いくのです♪
漫遊記の二巻分も終了したし♪←何の関係が!?
ではでは♪
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神託の行方~第6話~
― 紅き星より分かたれし 7つの光 2つの光 闇へと返りゆかせし
純粋なる真実の意思 思いゆえにこそ誕生せし
尊き光 招き入れざる 器とあいならん 暗き深遠の闇に ニ筋の道をつくりたもう ―
この神託に伴い、世界が動き出している。
かつての結界の外の世界では、この原因を突き止めるべく、セイルーンへと使者を向け。
この星そのものが連係を深めている。
魔族の動向は、魔王よりの、
〃深い詮索は……無用〃
という言葉にともない。
各、別個で、調べているが。
神族に対しては、お告げとして、
〃この件に関しては、こちらが対処するので、様子をみるように〃
と、竜王達に直々に、今は人となり、休暇の最中の
しかし。
はっきりいって、それに従わないやつもいるのも……また、事実。
「うそでしょぉぉぉぅぅぅぅ!!!」
あ゛あ゛あ゛……
栗色の髪の女性は、その場にうづくまる。
あたあたあたあたあたし……
かぁぁぁぁぁぁ!!!!///////
全身を真っ赤に染め上げて。
まだ結婚もしてないのよぉぉ~!!
「い…いやぁぁ~!!姉ちゃんに殺されるぅぅぅぅぅ~!!!」
お腹を抱えて、絶叫をあげている。
無意識にお腹をかばっているのは、やはり母性本能であろう。
「あ・・あの?リナさん?」
おずおずとそんな女性―リナに声をかけている黒い髪のストレートの長い髪の女性。
「今のは・・何だったんだ?」
今の、光をみて、汗流している男性。
「光と同時に…あっさりと消滅するなんて……」
呆然としている女性。
変わったプレートメールを着込んでいる。
「ふふふふ……ああ……どうしよ……ふふふふふ……」
すでにいじけ始めているリナ。
姉ちゃんが結婚してないのは、何か理由があるとか。
そういってたし。
なんか、
結婚できない理由があるとかないとか。
あたしには関係ないけど。
問題なのは……あたしよぉぉ!!
ガガガガガウリイとは、まだ、そういう、話しも全然なかったし!
そ…そういや…ガウリイって…避妊……してなかったから……
……当然の結果…なのよ……ね/////
ちらりと、吹っ飛ばされていたのにかかわらず、
しっかりと、自分の横で自分の肩を抱いている男性に目をやるリナ。
「……う……」
かぁぁぁぁ!!!////
金髪の男性を見るたびに真っ赤になる。
「リナ♡」
ちゅ。
そんなリナに意地悪にもキスするガウリイ。
か……かぁぁぁぁぁ!!!////
もはや、リナは、
ぼん!!////
そのまま真っ赤になって石化してしまった。
「ふむ」
シルフィールがリナのお腹に手を当てる。
ぽう。
ほのかに光る手。
「なるほど、リナさん、おめでとうございますね♡どうやら、妊娠六ヶ月にはいってますわ♡」
シルフィールがリナの妊娠期間を調べてリナにいっている。
どこか、ふっきれた。
完全に。
リナさんに、ガウリイ様の子供ができたというのだから。
しかし、ガウリイ様……
リナさんと……その…まだ結婚されてないというのに///
真っ赤になるシルフィール。
はっきりいって、シルフィールには信じられなかった。
そういうことは、新婚初夜にするものだと思っていたから。
まあ、多々と、邪に、女性をそ~いうことをする輩はいるとは知っているが。
「いやぁ!!うそよぉ!!嘘だといってぇぇ///」
リナは、シルフィールに泣きついた。
「ガウリイ!!あんたが!!あんたが!!あ…あんなに……」
すでに瞳が潤んでいるリナ。
はっきりいって、その姿は。
男性の要望をかきたてるにやまない表情なのだが。
「まあ、子供はともかく」
ともかくですますな!
リナは突っ込みたいが、それどころではない。
何しろ、命がかかっている。
今から、向かうは、ゼフィーリアのリナの実家。
……姉ちゃんを怒らせたら……(汗)
それを思うと、リナは怖い。
カタート山脈の竜達の峰の長老でもあるミルガズィアの言葉に。
リナは、きっと彼をにらみつける。
「それより、今の光の方の詮索が必要だとおもうのだが?」
はた。
「……そ~いえば……何?今の?」
「俺は、リナのお腹から、光が湧き出たと思ったぞ?」
あの一瞬で、そこまで見極めているガウリイ。
ぴしぃぃぃい!!
その一言で、完全に凍りつく、メフィとミルガズィア。
「ややややややややっぱり!?」
憶測が確信に変わった。
このリナのお腹にいるのは……ただの子供ではない……と。
「?まあ、助かったんだから、いっか」
リナはそれで済まそうとする。
「そういえば、何でシルフィール、ここにいるのよ?」
ここは、すでに、ゼフィーリアの入り口付近。
近くまで来ていたにも関らず、宿屋でガウリイがあれだったものだから。
リナは、なかなかまだ実家へとは戻っていない。
「え?ええ。リナさんのお姉さん♡
どったぁぁぁぁぁぁぁんんんん!!!!
その言葉に、みごとにそのまま、地面にキスしてるミルガズィアとメフィ。
『ちょっとまて!(まってください!!)今、人間よ!!何といった!?(いいました!?)』
起き上がりつつ、同時に叫んでいるメフィとミルガズィア。
「あれ?いってなかったっけ?あたしの姉ちゃん。
リナがそんな二人をみる。
ぶんぶん!!
大きく首をふる二人。
だくだくと汗を流していたりする。
「何だ?シルフィールもリナの実家に用があるのか♡なら、一緒にいこうぜ♡
オレとリナも、リナの実家に向かっているところだしな♡な♡リナ♡」
「/////う……うん……」
ガウリイの台詞に真っ赤になるリナ。
「では、ガウリイ様、リナさんのご両親に挨拶に行かれるのですね?
おめでとうございます♡リナさん♡あのリナさんがようやくですか♡」
「ちょっと!何よ!その『あの』って!」
リナがすかさず抗議する。
「だって、リナさん、自分の恋愛感情・・判ってなかったでしょう?
リナさんの目は、いつもガウリイ様を追っていましたのに♡」
「……え?」
無意識にガウリイばかり見てたリナ。
それをシルフィールは、恋する乙女の直感で、リナがガウリイを好きだと分かっていた。
つまりは、リナとガウリイは両想いだということを。
だから、ガウリイが冥王に捕らわれたとき。
わざとリナにガウリイをどう思っているのか確認した。
リナは分かってなかったが。
「リナさん?誰ですの?このかた?」
メフィがリナにシルフィールのことを聞く。
「あ。始めまして。わたくし、シルフィール=ネルス=ラーダと申します。
以前はサイラーグの巫女頭をしていましたが、今は、セイルーンで、巫女をやってます」
ふかぶかと頭を下げるシルフィール。
「ラーダ?それって…確か、サイラーグの神官長の家系の名前ですよね?」
メフィがいう。
「ええ。わたくしのお父様はサイラーグの神官長のエルクです。…この世にはすでにいませんが……」
シルフィールの言葉に。
「そういえば、原因不明の爆発によってサイラーグは崩壊したんだったな。
……その後、なぜか一時復活したようだが」
ぎくっ。
リナは硬直する。
そういえば、ミルガズィアさん達には、あのこと……教えてなかったのよね。
ミルガズィアとメフィはリナの姉が、
どこか現実逃避に走り関係ない話をし始めていたりする。
「まあ、そんな昔のことは、ともかくとして。
じ…じゃあ、シルフィールもあたしの家に向かってるんだ?じゃあ、皆でいきましょうよ。」
皆でいけば怖くない!!
……多分。
かなり弱気なリナである。
まあ、母ちゃんは、あまりとやかくいってこないだろうけど。
あ~いう人だし。
リナは両親の姿をおもいつつ。
「リナさん、こちら方々は?」
シルフィールがリナにミルガズィアとメフィのことをきく。
「ミルガズィアだ。カタートの竜達の峰で、皆を束ねる任にある。」
「メンフィス=ラインソードよ。」
ミルガズィアとメフィが自己紹介する。
「竜達の峰?ってことは…ミルガズィアさん…とかおっしゃられましたけど……竜…なのですか?」
「ミルガズィアさんは、黄金竜よ。シルフィール。で、こっちがメフィ。結構頼りになるわよ。この二人は」
話題を変えることに成功し、ほっとしているリナ。
「そうなんですか。リナさん、ついに、ドラゴンすらも、扱えるまでになりましたか……」
「シルフィールぅ!?ど~いう意味かなぁ!?」
「そのままです。深い意味はありません。
ただ……ドラマタリナさんと一緒に旅してる、このミルガズィアさんはすごいなぁ……と♡」
「シルフィィィィィィルゥゥゥゥゥ!!!」
いつもながら、かわいい顔して、結構いうことはいうシルフィール。
結局、
シルフィールも含めて、
ガウリイ、リナ、メフィ、ミルガズィア、シルフィールの五人で。
ゼフィーリアの中へと入っていった。
目指す先は、王都、ゼフィール・シティ。
道中、完全に、なぜか意気投合しているメフィとシルフィール。
そんなこんなで、五人は、ゼフィールシティの裏口にあたる、森の中へと入ってゆく。
こちらからの方が、かなりな近道だからという理由であるが。
今日は、あまり釣れなかったな。
釣竿をもって、火のついてない葉巻をくわえ。
男性が森を進んでいると。
気配がした。
彼の視界の先に、最愛のリナの姿と、見覚えのある姿。
しかも、あ゛あ゛!!
あいつ、リナの肩に手を置いてるし!!
……許せん!!
彼は、行動にでる。
ぶんっ!
竿を一振りする。
はっきりいって……その動きは……通常では見ることは…不可能なほどの速度で。
しゅっ。
小さな風を切る音がする。
「よっと」
それをあっさりと交わすガウリイ。
リナをぐいっと自分の方にと抱き寄せて。
片手で、釣り糸を払いのける。
釣り糸一本で、レッサーデーモンくらいなら一撃で倒せるその糸を。
「ちぃ!!悪い虫がつれなかったか!?」
がさり。
茂みから一人の男性がでてくる。
なぜか、火のついてない葉巻をくわえて。
肩に木でできた釣竿を持って。
今、ガウリイに向けて釣り糸を放った人物である。
「あ!!ただ今!!」
リナがその男性にうれしそうに駆け寄ってゆく。
ガウリイの手を払いのけて。
むっ。
そんなリナにむっとなっているガウリイ。
「おお!!お帰り♡リナ♡」
ちゅ。
リナの額に軽くキスしている男性。
黒い髪で歳のころは、四十代前半といったところであろう。
「リナ!!!」
ぐい!
リナを引き寄せるガウリイ。
「痛い!!何する……んっ!!」
リナが抗議しようとすると、そのまま、ガウリイはリナの口をふさぐ。
「~~~!!!!////」
ぽかぽかぽか。
リナがガウリイを叩くが、そのリナの手をもガウリイは荒々しくつかむ。
「!!リナに何をするぅぅ!!ガウリィぃぃぃ~!!!」
ぷん!!
風をきる音とともに、釣竿がうなる。
……見えない!?
ミルガズィアの目にも、その釣竿の動きは見えなかった。
「……ぷはっ!いきなり何するのよ!//」
リナがどうにか、逃れたガウリイに真っ赤になって抗議する。
「当たり前だろ?何オレ以外の男性に…そんなことされてるんだ?
それに……あんた、リナに何するんだよ?」
すごく低い声。
黒い髪の男性に向かって、殺気を丸出しにしているガウリイ。
「それはこっちの台詞だぁ!!ガウリイ!!リナに手をだすなぁ!!」
「???何、父ちゃん?ガウリイ?二人とも、知り合い?」
「……は?」
リナの台詞に、一瞬目が点になるガウリイ。
「リナの父さん……って……このおっちゃんが!?」
ガウリイが男性を指差していう。
「リナぁ!!何、そいつなんかと一緒にいるんだぁぁ!!」
リナ父も、ガウリイの方を指差している。
「そりゃ♪こ~いう関係だからさ♡」
ぐい。
「ん……やっ!!/////」
リナの腰を抱いて、自分の方に引き寄せて、そのまま激しく、深い口付けしているガウリイ。
「ん……///」
リナも、そんなガウリイに完全に身を任せている。
「き…貴様ぁぁぁ!!!!!はっ!!!リナに手を出したなぁぁぁ!!!」
「いやあ、あんたがリナの父ちゃんだったのか♡これからよろしく、お義父さん♡」
「だぁれがお義父さんだぁぁぁ!!!!」
はぁはぁ……
ガウリイから唇が開放されたリナは、真っ赤になって、息が荒くなっている。
「ね//ねぇ?//ガウリイ?//父ちゃん…知ってるの?」
真っ赤になりながら、ガウリイの服をつかんでいるリナ。
ぴぃぃぃぃん!!
その動作で、リナの父には分かった。
動作一つで、どこまでの関係なのか一目瞭然なのだ。
「き…貴様ぁぁ!!!!嫁入り前のリナに…手を完全に出してるなぁぁぁ!!!!」
「まあな♡」
しれっといいつつ、再びリナにキスしてるガウリイ。
か…かぁぁ//
リナの全身が真っ赤に染まる。
「ゆるさぁぁぁん!!!リナ!!!こんなやつ、やめとけぃ!!」
そんな、ガウリイとリナの父がやりあっいる情景を。
唖然と見ているミルガズィアとメフィとシルフィール。
「あ……あの?」
シルフィールが口をだすが。
すでに、空気がぴりぴりしている。
というか、リナの父だけだが。
はっきりいって、リナ父の放つ殺気は・・常人では、太刀打ちできない。
「そんなこといっても♡もう、リナはオレの女だから♡
反対されても、このまま、リナを連れていくから♪駆け落ちでもしてな♡」
ぼん!!////
そのガウリイの台詞で、真っ赤になっているリナ。
「認めん!!断じてみとめぇぇん!!」
腰にあった、剣に手を伸ばす。
「……!だめ!!やめて!!父ちゃん!!」
がばっ!!
ガウリイにしがみつくリナ。
「父ちゃんの腕は、すごいって、知ってるけど!ガウリイが傷ついたらどうするのよ!」
「リナぁ!!父親よりそいつを取るのかぁ!?」
「だ…だって!!」
「はいはい♪そこまで♡マルス、何、道草くってるの?♡」
そんなやり取りをしていると、森の茂みの中から、もう一人、人物がでてくる。
「あ!!ただ今!!!母ちゃん!!」
「う゛!!!?セシル!?」
リナとリナ父―マルスの声が重なる。
金色の髪に、橙色の瞳。
ゆるやかにウェーブのかかっているその長い髪。
二房、栗色ががった、髪が混じっているが。
左右対称に。
「あら、お帰り、リナ♡旦那さん、連れて返ったのね♡」
……ぼんっ!!!////
リナが再び真っ赤になる。
「あ、始めまして♡ガウリイ=ガブリエフといいます♡リナの恋人です♡」
ちゃっかり挨拶しているガウリイ。
「ほら、彼方も、ガウリイさんに殺気を向けてないで♡」
優しくいうリナの母―セシル。
「だってなぁ!!セシル!!こいつ、嫁入り前のリナに手を出してるんだぞ!?」
ガウリイを指差していうマルス。
「そうみたいね。……でも、子供に罪はないでしょ?お目でと、リナ♡妊娠してるのね♡」
・・・・・・・げっ!!!
リナはそんな母の言葉にそのまま石化する。
一目で見抜いているセシル。
「なぁぁぁぁぁにぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!!!!」
絶叫を上げるマルス。
「まあ、順番が違っているようだけど。ガウリイさん?こんな娘でもいいんですか?扱いにくいでしょうに?」
にこにことガウリイに言っているセシル。
「せしるぅぅ!!!!」
抗議しているマルス。
「リナだからいいんですよ♡リナをオレにくださいな♡お義母さん、お義父さん♡幸せにしますから♡」
だきっ。
リナを抱きしめていっているガウリイ。
「こんな娘でよければ、どうぞ♡」
「俺はみとめぇぇぇぇぇんんんんん!!!!」
マルスの意見は無視して、どんどん話しを進めているセシル。
「あら、いいじゃないの♡マルス♡何しろ、リナったらこのガウリイのために、世界を裏切ったくらいだし♡」
……ちょいまってよ!?
なんで母ちゃんがそれしってるの!?
リナが一瞬、硬直する。
「……あ……」
シルフィールだけは分かった。
今のセシルのいいたいことが。
冥王の一件のとき、リナさんはガウリイ様を助けるために……禁止呪文を……
あのとき、その場にいた自分。
『??』
ミルガズィアとメフィは、その辺りのことは知らないから、その言葉に、首をかしげているが。
「……どうやら、リナ殿の母殿と父殿らしいな」
ミルガズィアがそんなやり取りをみながらいう。
「セシル?どこかで聞いたような?」
メフィが首をかしげる。
「それなら、セシル=ドナ=インバース。伝説と化している魔法剣士セシルの名前ではないですか?」
さらりといっているシルフィール。
「……え゛!?」
自分でいっておいて、そのまま固まる。
セシル。
セシル=ドナ=インバース。
神に使えるものなれば、その名前はかなり有名。
何しろ、唯一といっていいのか、かなりの高等呪文……
いわゆる、絶滅したとされていた神聖呪文を使いこなしていた剣士。
ここ、約二十年、その活躍は聞いてなかったが……
結婚し、ゼフィーリアに身を落ち着けてから、
実家でもあるインバース商会を夫のマルスとともに、経営しているセシル。
それゆえに、今は表にはでていない。
剣の腕も一流といわれており、また、体術、気孔、すべてにおいて極めているのでは!?
と、噂されていたりする人物である。
マルスの名前も、有名なのだが。
マルス=ラファエル=テディウス。
セシルと結婚し、今の姓は、マルス=ラファエル=インバースとなっているが。
婿養子である。マルスは。
かつて、繁栄を極めたテディウス王国の王家の血筋の持ちぬしで。
魔力のほどは、【あの伝説の赤法師をしのぐのでは?】とまで噂されていた人物である。
「あ!!そうですわ!!思い出しました!!」
メフィがぽんと手をうつ。
「でも…同姓同名じゃないですか?」
見れば、のほほんとした上品そうな女性。
そこまで力があるとは到底思えない。
まあ、同姓同名というのは、よくあることですし。
そんなことを思っているこの三人。
だが。
実際に……本人たちである。
このセシルとマルスは。
「さて、じゃあ、こんな所で立ち話も何ですし♡家に戻りませんこと?マルス?」
セシルがにこにこという。
「あ、あたしは……姉ちゃんに報告いかなきゃ……(汗)」
リナがいうと。
「あら、リナ。ルナなら、今家にいるわよ?そろそろ、ルナ、出産が近いから♡」
セシルがリナの言葉に返事を返す。
「……は!?何!?じゃあ、また、姉ちゃん、レイス兄ちゃんとの間に子供ができてるの!?」
「……そ~いえば、あのとき……二人以外の気配もあったなぁ……」
一年前のことを思い出しているガウリイ。
ちらっと見えただけなのに、お腹の存在の気配まで感じ取っていたようである。
「うう……娘が二人とも・・結婚しないで……母親になるなんてぇ~……」
なぜかいじけ始めているマルス。
「あら、ルナは特別よ♡レイスさんの身元が身元ですから♡ね♡彼方♡」
「う……まあなぁ。しかし、別に気にしないでいいとおもうが……」
?????
セシルとマルスは知っている。
実は、ルナの相手のレイスの正体が一体誰なのかを。
くるり。
ぼうぜんと突っ立っているシルフィールたち三人の方を向くセシル。
「あらあら。彼方達、リナのお友達のようですわね♡娘がいつもお世話になっています♡
こんな所で立ち話もなんですから、家に招待しますわね♡」
にこにこにこ。
すっ。
セシルが手を横に伸ばす。
「!!!!!母ちゃん!!まっ!!」
待った!!それはヤバイって!!母ちゃん!!
リナが止めるまもなく。
「
ぶわっ!!
いきなり、その場すべてを、光が包み込んだ。
-続くー
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あとがき:
薫:さぁてと、ルシファーは、逆に、ルナとガウリイが先に出会うからなぁ・・。
姫:で?やっぱり、二部、打ち込むのv
薫:・・・さぁ?
エル:でも、あのセシルが使った移動方法・・・。ラナ・フェイス・・。
・・あれ・・・二部で活躍する呪文よねぇ?♡
薫:う!?(滝汗)
セシル達の設定が設定なので・・(滝汗)
姫:まあね。何しろ、ルナとレイスは、彼らに、星星などの資料・・。
・・・作らせているからねぇ・・・。
薫:あ゛あ゛!!ばらさないでぇぇぇ!!
エル:でも、別に、それには小説では触れてない、裏設定だから、かまわないでしょぅが?
薫:・・・すみれちゃんが生まれてから、それに触れるところがありますぅ(涙)
姫:え?あ、ああ。ユーリとエリーとエルとで、エルんとこの部下・・からかいにいくとき?
薫:ですからぁぁぁぁ!!!!さぁぁぁぁ先のネタ晴らしは・・やめてください・・しくしくしく・・・。
エル:いいじゃないのよ。
とゆーか、二部・・いや、これ自体がすでに三部でしょ?だから、四部の番外編もどき。
すでにあんたは打ち込んでいるんだから。
薫:・・・・そうなんですよぇ。
・・・・今だに、二部の題名が・・・・(汗)
歌う民(サーチェ・ラズリ)の話し・・・(汗)誰かぁぁぁ!!題名希望!!(まてやこら!)
姫:・・・それより、ジェム・・は?♡
薫:・・・ぎっくぅぅぅ!!!
それでは!!
姫:逃がさない♡
薫:ひぎゃ!!・・・・・・・・・
しぃぃぃぃん・・・・・・・・・・・。
エル:無駄なあがきするわねぇ♡
希望もまだこいつ、全然打ち込んでないしね・・・。
姫:それとか、干渉とか、ルシファーとか、行方とかエデンもね。
まったく・・・・。
いつになったら、私の小説・・・・。
エル:なんか、出だしを悩んでいるみたいよ?
祈りのところをプロローグにもってくるか。
はたまた、ブラックホールのところからもってくるか。
姫:・・・どっちでもいいでしょうに・・。
って・・・やっぱり・・・フィラバージョン・・いく気・・ではあるのね。
・・・この人は・・・・。
エル:まあ、他でもいいけど。
あれが一番無難かな?と思ってるみたいだけどね♡
でも、あれも結構長いわよねぇ♡
ちなみに。
そっちも題名がいまだに不明らしいけど♡
姫:そうなのよねぇ。この人、話は考えてても、それの題なんて、
考えてない人だから・・・・。
ま、その辺りは、お仕置きでもして、どうにかしましょう♡
エル:そうそう♪
まあ、なぜか静かに眠って全然動かない、薫はほっておいて♪
姫:さぁてと♪ジェムでも続き、打ち込ませましょう♪
エル:そうね♪
エル&姫:それじゃあね♪
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