まえがき&ぼやき:→前書きを読まない、というひとはこちらへ。

こんにちわ♪
やっぱ、まだ打ち込んでなかった・・(汗)
てっきり、打ち込んだ気になってた私です(爆!)
なぜかとゆーと・・・・ノートに書いてたから・・・・(笑)
では、第4話。
今回は、アメリアとゼルガディスの再会シーン♪
ではでは♪

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『―― 紅き星より分かたれし 7つの光 2つの光 闇へと返りゆかせし 純粋なる真実の意思 
  思いゆえにこそ誕生せし   尊き光 招き入れざる 器とあいならん
  暗き深遠の闇に ニ筋の道をつくりたもう ――』

この神託は……世界……いや、この星そのものに。
しっかりと伝えられている。
……まあ、当然だろうが……
何しろ……
……哀れなり。
この世界……

神託の行方~第4話~

「ひぃぃぃぃぃ~!!!!命ばかりはお助けおをを~!!!」
耳を突き刺すさけび声。
……またか。
彼はいい加減に、うんざりした。
このまま放っておくのも、一つの手である。
― が。
「ふっ……俺も変わったよな……」
にやりと笑って、彼は声の方へと方向を変えた。


 耳に届くは、助けを求める声。
「はっ!!!!正義が呼んでます!!!」
翔封界レイ・ウィング!!!」
少女と呼べるのだろうか。
歳のころなら、15・6歳。
つつややかな、黒い髪を肩で切りそろえてた女性。
声を聞くなり、呪文で空へと飛びか上がった。

眼下には、襲われている商人の姿。
「ええと……あ!!!あそこがいいです!!」
わざわざすとんと地面に降り立って飛べばいいのに、一番高い木に登り始めている。
「んしょんしょんしょ……」
木の頂上まで、登りきり。
「さて…正義は正義らしく!!タイミングを決めてみせます!!」
ガッツボーズをとっている。
木の下では……襲われている商人達。

「へっへっへっ。女と荷物を置いていくんだな」
シミターを嘗め回しているいかにもごろつき。
必死で家族を庇う男性達。
「おっ。こいつ、いい身体してるじゃね~か」
「きゃぁぁぁぁ~!!!!」
一人の商人の仲間の手をつかまえる夜盗達。
「いやぁ~!!!」
夜盗達は舌なめずりをしていたりするが。
「その手を離せ!!」
無謀にも、へっぴり腰で剣を握る女性の夫。
― ふう。
そこまでにしておくんだな。
「そこまでに……」
茂みの奥から現れる白尽くめの男性。
「そこまでにしておくんだな」
「―誰だ!?」
「きゃぁ!」
一瞬、手が緩み、捕まっていた女性は解放される。
「大丈夫か!?」
「あなた!!」
抱き合う夫婦。
「何……ただの通りすがりさ。……見逃すわけにもいかないからな」
助けがきた。
商人達は、安堵する。
― だが、今現れたこの人物も見た目が限りなく胡散臭い。
何しろ、目以外は、全てすっぽりとフードで覆っているのだ。
全身白尽くめの姿。
「ちっ。正義気取りか!!!命を縮めるぜ!!」
「野郎共、やっちまえ!!!」
『おう!!!』
一斉に、白尽くめの方へと襲い掛かる夜盗達。
にっ。
彼は小さく何かをつぶやく。
「ファイアー……」
ファイアーボールを唱えようとしたとき。
「お待ちなさい!!この世を混乱に陥れる悪の手先よ!!今こそ正義の裁きをうけなさい!!!」
彼が呪文を放とうとした時、上から凛とした声が響く。
― まさか!?
― 彼のよく知っている声だった。
「誰だ!?」
一斉に辺りを見回す夜盗達。
「ここです!!!」
上から声がする。
「お頭!!あそこ!!」
太陽の逆光に浮かぶ一つのシルエット。
なぜか、木の頂上にすくっとたっている一つの人影。
「何者だ!!」
「悪党に名乗る名前はありません!!
  この正義の使者!アメリアが天に代って悪には制裁を下すのみ!!!」
「……名乗っているじゃね~か……」
一人がつっこむ。
「とぅ!!!!」
ばっ!!
木の上から、飛び降りる影。
くるくるくるくる……
……どがめぎゃ!!!
・・・・・・・・・・・・・・・
一瞬静まりかえる。
死んだか?
などと思っているやつらもいるが。
むくっ!!
すちゃ!!
「か弱き、乙女を捕らえ!!あまつさえ、金品を強奪しようとする輩!!許せません!!
  改心するならば、私も穏便にすましましょう!!さあ!!!!」
びしぃぃぃ!!
と首が変な方向にまがったままで、盗賊達を指差す少女。
「……アメリア……相変わらず…だな……くくくっ……」
必死に笑いをこらえている白尽くめの男性。
「って!!!きゃぁぁ~♡ゼルガディスさん!!!お久しぶりですぅぅぅ~!!♡」
「……首…曲がっているぞ?」
「……はっ!?」
よいしょ。
ごぎっ。
無理やり直している少女 ― アメリア。
フードがなければ、ゼルガディスが一瞬、顔を紅くしたのに気づいたであろう。
アメリアは、ゼルガディスが知っている姿より。
さらに女性らしくなっていた。
女はこうもかわるな……
……本気で早く元に戻らないとな。
おそらく、アメリアの元には…どんどん縁談が持ち込まれるであろう。
ゼルガディスはそう思い、暗澹たる気分になっているのであった。
「さて!!!正義の仲良し四人組み!!二人かけてますけど!!さあ、観念なさい!!!」
アメリアがびしぃと言い放つ。
「……頼むから…それはやめろ……」
ゼルガディスの意見はアメリアはあっさりと無視。
完全に世界に入り込んでいる。


「どんな変なやつが現れたかと思ったら!!しゃらくせい!!!やっちまえいぃ!!」
むっ。
アメリアはその台詞に。
「改心する気がないようですね!!!いいでしょう!!!
  身をもって、教えてあげます!!火炎球ファイアーボール!!」
どがぁぁぁぁんん!!
冷氷陣デモナリスタル!!」
炸弾陣ディルブランド!!!」
『どっひぃぃぃいっ!!!!!』
立て続けのアメリアの攻撃。
さすがに、これには、夜盗達もどうにもならない。
彼らは、ここにいたって。
この少女が油断ならない相手だと悟っているようだが。
すでに遅い。
アメリアは、正義の心で燃え上がっていたりする。
「……大丈夫か?今のうちに無事なところまで逃げろ」
ゼルガディスが、襲われていた商人たちにいう。
その間も、アメリアの攻撃呪文の嵐が吹き荒れていたりする。
「あ…ありがとうございます!!」
ばたばたとその場を去る人々。
「やれやれ……」
ゼルガディスは、そんなアメリアをあきれたように、だが、心からうれしそうに眺めているのであった。


「ふっ。正義は勝つのです!!!」
完全に、氷付けになって、上空に吹っ飛ばされた夜盗達を指差し、Vサインをしているアメリア。
「……あいかわらずだなぁ……お前は」
ゼルガディスがくすりと笑う。
「ゼルガディスさん!!きゃぁぁぁ!!!お久しぶりですぅぅ!!
  ……って……ゼルガディスさんは何処にいくんですか?」
「そういうお前は……また一人で何うろうろしてる?」
ゼルガディスとしては気が気でない。
アメリアが一人で旅しているのは。
「私は、これからゼフィーリアにいくんです…それで…あの…ゼルガディスさん…よければ……」
もじもじしているアメリア。
一緒についてきてほしいらしい。
「ふっ。奇遇だな。俺もゼフィーリアに行くとろだ。伝説の赤の竜神の騎士に会いに…な」
ゼルガディスがかるく笑う。
目的地が同じでうれしいらしい。
「奇遇ですね!!!私もなんですよ!!リナさんのお姉さんに会ってみたいですし!!」
アメリアの表情がぱ~と明るくなる。
・・・?
「……?どうして、そこにリナの名前がでてくるんだ?」
何も知らないゼルガディス。
「やっぱり……というか。リナさんのお姉さんだそうですよ?あのリナさんが怖がるだけの存在ですよねぇ♡」
どんがらがっしゃぁぁぁぁんんん!!!!
「……?ゼルガディスさん?」
アメリアの台詞に。
ゼルガディスは、みごとに目を回してひっくり返っているのであった……

「あ゛……あ゛のリナの姉が…スィーフィード・ナイト……だと?(汗)」
あのリナをまたぐともいわれているリナの姉。
一体どんな姉だと思っていたら……
まさか…まさか…スィーフィードナイトだったとは!?
ゼルガディスは、内心、頭を抱えた。
「……あの姉妹……世界で最も最強だろうな……」
遠くをみつつ、ゼルガディスはつぶやいた。

結局、アメリアとゼルガディスは、二人でゼフィーリアに向かうことにした。

アメリアもゼルガディスも・・声には出してないものの、嬉しそうである。
この二人……リナ達のように、進展があれば面白いのに……

リナとガウリイがたどり着く前に。
アメリアとゼルガディスはゼフィーリアにたどり着く。

ルナに会いにいった、二人は。
「あら?私に用?だったら、はいvv手伝ってねvv」
ちゃっかりと、店の手伝いを・・・ただでこき使われるハメになるのだが。


                             -続くー

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あとがき:
    薫:ゼフィーリア偏は、偏で、まとめて打ち込む・・と(多分まて!)
      ちなみに。
      ルナ、あいかわらず出てきます♪
   エル:・・・あたしもいこうかしら♡
    薫:・・・・・(汗)
      いや・・・・それは・・・(滝汗)
   エル:だって、ユニットがすでにいるでしょ?
      (まだ生まれてないけどvv)
    薫:・・・・・・・・・・・・・。
      生まれてから・・・友達として・・・きているのは・・どなたですか?
      ま・・まあ・・・いいですけど(言っても無駄だし・・)
   エル:何かいった!?
    薫:ひ・・ひぇぇぇぇ!!!!   
      あ・・それはそーと。エル様。
      無謀にも、海藤雄馬さん(たかこさん)の『過ぎ去りし風』
      読破して、思いついた話・・どうしましょう?(まて!!)
   エル:でも・・あれ・・・・。
      そういえば、あたしも出てくるのよね♪
      しかも、設定が似たり寄ったり♡
    薫:しくしくしく・・・・。
      シリアス・・になるのかなぁ・・・・(涙)
      短い・・と思うんですがネェ・・・・・。
   エル:それより!!先に溜まっている小説をさきにすませなさい!!!
      あんたは・・・・。
      そうやって、どんどん打ち込みかけを増やしていくんだから・・・・。
    薫:しくしくしく・・・・。
      だってぇぇ~(病気・・←まて!!)
   エル:ふぅ・・・・。ま、いいわvv
      次回は?
    薫:次回は・・シルフィール視点からです。
      んでもって、ようやく本編(ガウリイ&リナ)に・・・。
      ま、こんな私ですが・・。
      最後まで奇特な人は・・付き合ってやってください(涙)
    エル:誰もいないってvv
     薫:しくしくしく・・・。それでは・・・・。しくしくしく・・・・。

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