・・・・昨日はいっきにこれ打ち込みしようかと思っていたけど。
  なぜか久しぶりにビデオが見たくなり夕方から夜までビデオ鑑賞していた私です。
  ついでに今朝方おきたらすでに十時半をすぎてました・・・・あはははは・・・・(汗)
  何はともあれあと十五分しかないけど。
  朝方の打ち込みを開始するのです。
  それでは。  
  2003年8月12日

 
   白石さんのリクエスト!男なリナ、リクにあってない、短編小説のつもりが、
   やはり長編になってしまったという・・続きです

   ※とりあえずどの色がしっくりくるか今から挑戦中v
     ・・・いや、白だとバソ上で確認するのに・・・見れないので・・・(汗)

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        狭間の選択     ~策略の果てに・・・・~
   

 

     いまだに固まっているミルガズィアをみつつ。
     うーん・・・・普通はやっぱりこの反応なのよねぇ。
     などと思っているリナ。
     「・・・・・・」
     もう慣れましたし。
     などと思っているアメリア。
     光と共に次に目を見開くとかけらの目に明るい日差しが飛び込んでくる。
     



     ゆっくりと光がそこに形となる。
     一瞬何が起こっているのか理解不能。
     「げっ!!!!」
     ずざっとそのまま後退しそこにあわてて膝まづいているゼロスに。
     「?ゼロス?」
     あまりにゼロスからすばらしいまでの負の感情があふれているので首をかしげているフィブリゾ。
     その視線の先をみれば何やら淡い金色の光がやがて形をなしてゆく。
     「・・・・・これっ・・・・って・・・・・」
     何やらとんでもなく予感・・・・いや、気のせいにきまっている。
     そう自分に言い聞かせているフィブリゾではあるが。
     心のどこかで警鐘が鳴り響く。
     やがて。


     「はい。到着。」
     凛としたようなそれでいて澄み切った何ともいえない綺麗な声が。
     フィブリゾの耳にと届いてくる。
     「な゛な゛な゛な゛な゛な゛な゛!?」
     それしかもういいようがないというか何というか。
     その声にまるで壊れかけのぜんまいじかけの人形の首のようにぎぎぎっ。
     と音が聞こえるほどにゆっくりとその声がした方を振り向くフィブリゾ。
     そこにいたのは。
     金色の光にその全身が包まれ淡く輝いている絶世の美女。
     その長い金髪に金色の瞳。
     ・・・・・・この女性を彼は知らない・・・・というわけではなくいや、それどころか・・・。
     「うーん、やっぱり外は気持ちいいわね。」
     などとのんびりと背伸びをしているリナに。
     「・・・・・・ところで?エルさん?そこで冥王のやつ固まってるけど?」
     そういいつつそこにこちらをみてそのままの姿勢で完全にと固まっているフィブリゾをみて。
     そんなことをつぶやいているガウリイ。
     「ま、それが当然の反応なんじゃないか?というか魔族は金色の王のことを知っているのか。」
     というよりはフィブリゾが知っている、といったほうがいいものか。
     そんなゼルガディスの言葉に。
     「そりゃ、エルさんやそれにミリーさん、役目がなってないとかいって。
      よく視察にいってるからなぁ。昔から。」
     ガウリイが物心ついたころからそれは当然のように行われていたこと。
     まだ物心つかないときからそのお仕置き・・・もとい視察に連れて行かれたことも幾度かあるガウリイ。
     「あら、当然でしょう?ゼルガディス。きちんとお役目を果たしていない、
      神や魔王にこのあたしじきじきにお仕置きするのは当たり前じゃないのよv」
     さも当然のようににっこりと笑っている金色の女性。
     「神はともかくとして魔王にお仕置き・・・というのは私も賛成です!
       それより説得して魔王も真人間にしてしまいましょう!」
     そういっているアメリアに。
     「・・・・・お゛い゛。」
     おもわずつっこみをいれているゼルガディス。
     どこか毒されてきたというか慣れてきたというか。
     人間、なれというものは恐ろしいもの。
     「あら、それいいわね。じゃ、アメリア?こんどあたしと一緒にSのお仕置き参加する?」
     「ええ!是非に!」
     なぜかそんな会話をしているこの二人。
     エルと呼ばれた絶世の美女と・・・そしてアメリア。
     「S・・・・この世界の魔王かぁ。そういや前のやつはどうしたの?エルさん?」
     ふと思い出したように横にいるエルに聞いているリナに。
     「ああ、あいつならとりあえず庭掃除とそして資料整理させてるわよ。
       庭掃除ごときで消滅しかけたからそれのお仕置きはきっちりしたけど。」
     さらっといいきるそんなエルのその言葉に。
     「・・・・・エルさんの庭って・・・確か・・・・この宇宙空間そのものなんじゃ・・・・・」
     などとつぶやいていたりするガウリイ。
     事実そのとおりに近いものがあったりするのだが。
     今だにこの世界では宇宙空間・・といってもほとんど理解されてない。
     というよりはその言葉すらが普及してない世界ではあるが。
     簡単にいうなればそれは夜空に輝く星。
     それらが実際にある空間のこと。
     彼ら、いや、命が誕生しそこにて生活している物質世界。
     それらはすべておおいなる黒い空間の闇にと抱かれている。
     「・・・・・そういや、前のレゾの中にいた魔王のやつは・・・・。
       金色の王と確かミリアムさん・・とか言う人に・・・・つれてかれてたな・・」
     ふとリナたちとかかわりになった初めの事件・・もとい出来事を思い出して。
     どこか遠くをみてそんなことをぽつりといっていたりするゼルガディス。
     そもそもがあれがすべての始まりだったような気がするのはおそらくは。
     気のせいではないであろう。
     リナが赤法師レゾが狙っていた賢者の石が封印されたオリハルコン製の女神像を手にいれたのも。
     そしてまた、そんなリナたちと行動を共にするようになったのも。
     考えてみればリナ達と出会ってからとんでもない伝説級の事件にばかり行き当たっているような気がする。
     そんなことをおもいつつどこか遠い目をしながらつぶやいていたりするゼルガディス。
     「ところで?ガウリイ?こいつがやっぱり冥王なのよね?」
     いまだに完全にと固まっているフィブリゾをちらりとみてそんなことをいっているリナ。
     「そうだが?というかこいつ、リナを何か利用しようとしていたらしいしな。
       ふふふふ・・・・・」
     などというガウリイの目は・・・完全にと据わっていたりするが。
     そんなガウリイの言葉にいまだにアメリアと具体的に、
     どのようにカタートに氷付けになっているという魔王をお仕置きするかわきあいあいと、
     話をしつつ。
     そんなところで意気投合するなよ・・・・アメリア・・・・。
     などとそんなアメリアをみて心でつぶやいているゼルガディスがいたりするが。
     その言葉にふとガウリイの方をむき、
     そしてそこに固まっているフィブリゾを見ている金色の王・・・いわく、エルと呼ばれているその女性。
     「ああ、そういえばこいつこのあたしの力を暴走させて。
       職務怠慢にもそれでこの世界を混沌に還そう。と計画していたみたいなのよねぇ。
       これもやっぱり部下Sの教育がなってないせいよね。
       もっとじっくりとお仕置きしておかないと・・・・」
     などとにっこりと微笑みながらどこかうれしそうにいっていたりするエル。
     そんなエルの言葉に。
     「・・・・エルさんの力暴走っ・・って。私が使う重滅斬(ギガスレイブ)のこと?」
     その言葉にふと問いかけているリナ。
     「そう。こいつこともあろうにこのあたしの力で、この世界を混沌に戻そう。
       そう計画していたのよね。」
     面白いから様子みてたんだけど。
     本気で計画実行しようとしてたしねぇ。
     などと心で思っているエルのそんな心情を知るはずもなく。
     「・・・・ま・・・まあ、確かに、エルさんを知る前だったら・・・。
      私も完全版・・・・制御なんてできないけどね。」
     などとぼつりとそんなことをいっているリナに。
     「あら、リナは特別よ。何といってもこのあたしの将来、義娘になるんだしね。」
     そういいにっこりと微笑んでいるエル。
     「???すべての命はエルさんの子供でしょ?」
     ・・・その言葉にも理解できていないリナ。
     そんなリナの言葉に思わずがっくりときているガウリイに。
     ごげっ!
     おもわずこけているゼルガディスとアメリア。
     「・・・・・リ・・・・リナ?今の言葉でも・・・・わからない?」
     恐る恐る問いかけるアメリアのその言葉に。
     「何が?だってそもそもすべての世界はエルさんの中にあるわけでしょ?
      だったらエルさんにとってはすべてが子供みたいなものじゃない?」
     おそらくは二人とも、異世界黙示録で金色の王に関する知識を得ているはず。
     だからそのあたり・・・・どこまで詳しく理解したかは別としても。
     私のいわんとすることはわかるはずだし。
     などと思いつつどうにかよろよろと立ち上がっている二人にそんなことを言っているリナ。
     「うーん、やっぱりリナ、かわいいわね。」
     面白いし。これはやっぱりリナとガウリイ、見ていると当分暇つぶしにはなりそうなのよね。
     などと心のうちで思っているエルではあるのだが。
     「????」
     そんなエルの言葉にただただ首をかしげているリナではあるが。
     
     ぎぎぎ・・・・。
     「・・・・ゼ・・・ゼロス・・・・何だって・・・お母さまがこんなところ・・・に?」
     ほとんどかすれたような声で自分の後ろで地面にいまだに膝まづいているゼロスにと話かけているフィブリゾ。
     「・・・・・いやぁ、ですからリナさんにちょっかいはかけないほうがいいと・・・」
     それ以上詳しくいったらそれこそ自分に被害が回ってきかねない。
     などとおもいそれ以上は詳しく説明しないゼロス。
     「あら?まさか、フィブリゾ?仮にも冥王の位を使い走りのいくら部下Sとはいえ。
      Sからもらっているというのに、ガウリイのこと、知らないの?」
     そういいつつ髪をふぁさりと書き上げているエル。
     「ガウリイは、私のところのフェアリーの実の息子よv」
     そんなエルの言葉と同時にいきなりその場に出現する、
     見たところ十代前後の女の子。
     はっきりいってこの場にはそぐわない。
     少しばかりレースのフリルのついたピンクの上下の服に。
     そして黒い髪は赤いリボンでポニーテールにとまとめられていたりする容姿の持ち主。
     ぴしり。
     その少女がいったい全体『誰』なのか詳しいことなどは彼らは知らない。
     知らない・・・・が。
     何しろ金色の王の友人であり親友であるというその人物。
     いきなり出現したその少女の言葉に瞬く間にと凍りつくフィブリゾ。
     もはやすでにその体の色が透けて透き通っていたりする。
     「・・・・・え゛?」
     それだけしか言葉にでない・・・というのが真実であろう。
     何しろ、・・・・自由に混沌の力を使える・・・その少女の側に常にいる、
     側近のような存在、いくらフィブリゾでもそのことくらいは知っている。
     というよりは自然に覚えた・・・というのが正しいか。
     その身をもって。
     「ところで?エル?かわいいフェアリーの息子であるガウリイの将来の伴侶。
      こいつどうにかしようとしていたのは事実だし?どうするv」
     などといいつつなぜかその手にもっているのは・・・どこから取り出したのか。
     巨大な・・・・串が・・・・。
     「あ、それいいわね。じゃ、今からこのフィブリゾ串刺しにして炭焼きにしてから。
       Sに食べさせますか。ユニットv」
     などとさらりとそんな会話をしているエルとそしてユニットと呼ばれた少女。

     ・・・・いや、炭焼きって・・・・S・・もとい魔王に食べさすって・・・。
     そんな会話に思わず同時に心で突っ込みをいれているリナ、ゼルガディス、そしてアメリア。
     いまだにミルガズィアといえば状況についていけずに完全にと凍っていたりする。
     まあこの反応が当然なのであろう。
     「え゛・・・いや・・・・あの・・・・・どぇぇぇぇぇぇぇぇぇえ!?」
     フィブリゾの狼狽した声と同時に。


     ぐさり。


     鈍く・・・そして何かが・・・串にて貫かれる音。


     ・・・・・・シィィィィン・・・・・・。



     しばしその場を静寂が包んでゆく。


     何かを突き刺す音と同時に。
     「ついでにさっき戻りかけていたガーヴさんも串刺しにしない?エル?」
     「あ、それいいわね。完全に食べきらないとSにはスペシャルお仕置き・・ということで。」
     などと周りが完全に静まり返っているというのに、
     エルとそしてユニットと呼ばれた少女のみの会話が響いてゆく。
     
     そんな会話をしつつその場から出現したと同時に。
     やがて二人の姿は一瞬のうちにと掻き消えてゆく。

     「とりあえずあたしたちはSのところにいくから、じゃぁねv」
     などといった声が虚空から響いてくるが。


    ・・・・・・シィィィィィン・・・・・・・。


     しばらくどう対応していいものか。
     リナ達全員はしばらく静まり返ってゆくのであった。



    「・・・・え・・・・えっと・・・・何というかあっけない・・・というか・・・・」
    相手は一応、魔王の腹心の中でもトップクラスの実力の持ち主である、冥王。
    ・・・・なのにまったく相手にすらされずに・・・・哀れ串刺しにされてどこかに連れて行かれているそれ。
    「・・・・・・お・・・・おぬしたち・・・・本当に人間か?」
    どうにかしばらくの静寂の後に硬直が解けたミルガズィアが。
    金色の王・・・・であろう、間違いなく。
    そんな彼女と親しく話していたリナ達をみておびえたような声でそんなことを言っていたりするミルガズィア。
    「私は普通の人間よ?」
    「オレも同じく。」
    そんな同時にいっているリナとガウリイの言葉に。
    『どこがですか(だ)。』
    きっちりとアメリア、ゼルガディス、そしてゼロスの声が、重なって同時に放たれる。
    「ほぉぉぉぅ、どういう意味かしら?アメリア?ゼル?それにゼロス?」
    そんな三人に目を据わらせていっているリナ。
    

    やがて。
    いまだに静寂に満ちていたその場・・ドラゴンズ・ビークに。
    攻撃呪文の音がしばらく鳴り響いてゆくのであった。



    「お、リナ?今フィブ何とかってやつの気が完全に消えたぞ?
     どうやら本気でエルさんたち・・・レイさんに食べさせたようだなぁ。」
    しみじみいっているガウリイに。
    「・・・・そうなの?・・・・はっ!ってことはこれで魔竜王と冥王の術が!
      しばらく使えなくなるってことじゃない!だぁぁぁあ!
      それってかなりの損失よ!損失!」
    ふとそのことに気づいてわめいているリナ。
    「・・・・というか、リナ?滅んだら魔法・・・使えないんじゃ?」
    そんなリナの言葉に思わず突っ込みを入れているアメリア。
    アメリアとしては悪が滅んだことは何にもまして喜ばしいことではあるのだが。
    「いや、前にねーちゃんから聞いたことがあるんだけど。
     どうも魔王のやつ、部下達の欠片を保管してて、で万が一があったら。
     それから複製して復活させるらしいのよ。部下達を。」
    事実、かつての神魔戦争の折に、それでかなりてこずった・・という、
    ルナには赤の竜神としてのその当時の記憶がある。
    そんなリナの言葉に。
    「・・・・少し聞くが・・・何でそんなことをリナ殿の姉上は知っているんだ?」
    どこか声が震えていたりするミルガズィア。
    「ああ、リナの姉はあの、赤の竜神の騎士だそうだ。ミルガズィアさん。」
    リナに変わって答えているゼルガディスのその言葉に。

    ぴしり。

    ふたたびミルガズィアはその場にて凍り付いてゆく。


    「・・・・・後でエルさんたちに頼んでオレもリナにちょっかいかけようとしていた、
     あの二人・・・懲らしめてもいいようにたのんでみるか。」
    などとどこか怖いことをさらっとつぶやいているガウリイの姿がそこにあったりするが。
    そんなガウリイのつぶやきには誰一人として気づくこともなく。


    そんなほのぼのとした会話をしつつ。
    とりあえず用事も済んだから。
    というので確かここにオリハルコンが採掘できる場所があったはず。
    ということを思い出し、リナ達一行はしばし数日、オリハルコンを発掘し。
    ここ、ドラゴンズ・ピークを後にしてゆく。


    「うーん、とりあえず、アメリアはこれからどうするの?」
    間違いなくどうやら冥王は滅びついでに魔竜王も滅んだらしい。
    というのは術が発動しないので明確な事実。
    そんなリナの言葉をうけて。
    「とりあえず、私は二つの悪が滅んだことを父さんたちに報告にいきます!」
    腹心二人が滅んだ・・・というのはかなり重要なこと。
    しかも話によればそれで今までこの地にかけられていた結界が解けたと。
    先日またまた前触れもなくやってきた金色の王達からそのことを聞かされた。
    これから、この千年の間の交流がなかった世界に、
    再び交流を再開させるのもまた国の役目。
    などと張り切っているアメリアなのであるが。
    「とにかく俺はおかげさまで異世界黙示録から、
      とりあえずはレゾがかけたこの魔力を中和しないことには。
      先に進めないからな。やり方はわかったことだしな。」
    そんなことをいっているゼルガディス。
    異世界黙示録に触れて元の人間の体に戻る方法は理解はできた。
    そのために必要な材料や品物、そして知識ですら。
    それらはこのあたりには存在していないものもあり。
    一番手っ取り早いのは本来の姿のまま・・・・というのが手っ取り早いのだが。
    やはり魔力は残しておきたいというのが本音。
    そのためにはこの地には生えていないとある植物が必要となることも、
    知識で得ることができた。
    それゆえにとりあえずは外の世界に出向いていき、その植物を探すたびになるな。
    そんなことを思いつつ答えているゼルガディス。
    そんな二人の言葉に。
    「そっかぁ。ま、んじゃ、また縁があったら会いましょ。
     ・・・・で?ガウリイはどうするの?」
    横にいるガウリイをみて聞いてくるリナに。
    「うん?オレは当然リナと一緒に旅をする。」
    当然のようにきっぱりといいきるガウリイに。
    「うーん、ま、別に目的も何もないというか。ま・・いっか。
     あんたの剣の腕便りになるしね。それにあんたと一緒だと、
     エルさんにもまたあえるしv」
    などとそんなことをつぶやいていたりするリナ。


    ひとつの事件は終わり。
    それぞれの道をそれぞれが歩き始める。
    出会いと別れは必然的に訪れ・・・・別れてはまた出会う。
    別に事件・・・ということでもなかったのかもしれないが。
    リナとガウリイの出会いにより、そしてまた。
    リナ達とゼルガディスの出会い。
    そしてアメリアとの出会い。
    それはすべて・・・・すべては母なる思いのままに。


    彼らは知らない。
    このすべてが・・・・すべてなる母にほとんど仕組まれていたようなことだということを。
    そしてまた。
    彼らの物語は・・・まだ続くのだ・・・ということを。

    だが・・・それは、また今の彼らには知る由もない。

    互いに挨拶を済ませてそれぞれの旅にと出向いてゆくリナ達。
    これから先の彼らの旅に・・・幸あらんことを。

                             -一部完結vー

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    あとがきもどき:
          薫:・・・・・・エル様登場完結は・・・・。
            ほとんどギャグ(こらこらこら!)
            ま、いっかv(よくないっ!)
            さて・・・・ここでアンケートです。
            二部をしてほしい?という人は。
            メールででもいいですので、報告ください。
            とりあえず二部をする場合は最後はリナガウの結婚式で終わりです。
            当然のことながらシェーラや覇王・・・でてきます。
            ちなみに・・・・ほとんど漫遊記ののりごとくに。
            ・・・・・人身御供(笑)にゼロスが二人に付き添いとなったりして・・・・(おいこらまて)
            期限はとりあえず10日以内、もしくはこの八月中。
            報告ない場合はこのままエピローグに入ります。あしからず。
            それではv