こんにちわ。とりあえず掲示板。案内ページをアップしました。
これでそこから入れるはずです。
いまだになかなかフレーム・・・できません。くすん。
というか時間がなくて小説打ち込みするだけで毎日が追われている。
というのが本音なんですけどね。
しかも思いつきでRPG小説始めてみたりしたし(こらこら)
何はともあれ、いっきますv
・・・・ああ、大阪行きたい・・・神坂先生のサイン会・・・いきたいよぉ!(切実)
・・・・でも無理だしな・・・大阪に在住している人、または近くの人は。
こんなチャンス逃さずにできたらスレイヤーズスペシャル新刊にでも、
サインをもらってくださいねvそれでは、いくのですv
2003年8月11日某日
白石さんのリクエスト!男なリナ、リクにあってない、短編小説のつもりが、
やはり長編になってしまったという・・続きです
※とりあえずどの色がしっくりくるか今から挑戦中v
・・・いや、白だとバソ上で確認するのに・・・見れないので・・・(汗)
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狭間の選択 ~金色の王(ロードオブナイトメア)~
こきん。
いまだにその場にて固まっているままのミルガズィアをみてため息ひとつ。
「・・・・リナ?どうするの?ミルガズィアさん?」
そんなミルガズィアをみてリナに聞いているアメリア。
「とりあえずどうにもできないし?とにかくゼルはゼルで。
異世界黙示録に用事があるんでしょう?用事を先にすませちゃってよ。」
固まっているミルガズィアを横目でみつつそんなことをいっているリナ。
その言葉をうけて。
「あ・・・ああ。」
そこに見えないのにあるらしいオーブにと手をかざす。
その刹那ゼルがディスの脳裏に響いてくる声。
魂というか精神に直接的に話しかけるそれは。
異世界黙示録・・と呼ばれている水竜王の知識の一部の欠片でもあり、
そしてまたこの空間の歪みの発生源。
かつて、水竜王と魔王が対決したときにできたその力の余波。
それらを地上に被害がでないようにと作り出した水竜王の力の磁場ともいえるこの場。
それゆえにこの場に力によって分断され、滅びそうになる水竜王の一部がとどまったのは。
必然という名前の偶然に過ぎない。
あの程度で滅んだりしたらどうなるのか・・・・水竜王はよくわかっているがゆえに。
それはまた、神でも魔でも上部のものであるならば理解しているであろうが。
『―汝に問う、汝は何の知識を欲するのか?-』
直接に魂に語りかけてくるその言葉に。
「俺は・・・」
ゼルガディスの質問が開始されてゆく。
ぱしゅ。
「ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
フィブリゾは何もしていない・・・かのように見た目では見える。
その周りではどうにもできずにかといって逃げることすらできずに。
その戦いを震えつつ見ている竜たちの姿が遠巻きに見受けられていたりする。
手出しなどはできるはずもない。
彼らの目の前にいるのは・・・彼らにとっては天敵であると同時に。
とてつもない力をもった存在。
しかも、魔王の部下の中では一番の実力を誇っていると言われている、
嘘か真実かそれすらも彼らにはわからないがともかくそこにいるのは。
【冥王(ヘルマスター)フィブリゾ】
そう名乗るものとそしてまた魔竜王(カオスドラゴン)ガーヴと呼ばれているもの。
「おやおや、ちょっとは抵抗してよね。ガーヴ。
せっかくこの僕が精神の一部を切り離して君に接触している意味がないじゃないの。」
くすくす笑いつつ目の前で片腕一本を消失したガーヴにといっているフィブリゾ。
「どう?魔王様に絶対な忠誠を誓う?
僕たち魔の望みはすべてのものとともに混沌にと還りゆくこと。
生きるのが望みじゃないよ?」
そういいつつさらに一撃。
「ぐ・・・ぐわぁぁぁぁぁ!」
なすすべもなく今度はもうひとつの腕が消滅してゆくガーヴ。
勝てるはずもない。
フィブリゾはその力をほとんどというかまったく出してはいない。
それでも竜たちの目からは圧倒的な力に感じたガーヴですら。
まるで赤ん坊のごとくにあしらわれている。
話では聞いたことがある。
だがしかし、今ここにいる竜たちはそのほとんどが。
かつての戦い、降魔戦争より後に誕生したりその当時はまだ子供であった竜たち。
ある若い竜たちなどは腹心でもない一人の魔に竜族が壊滅させられたのは。
それは短に弱かったからに過ぎないと自分だったらそんなことにはならなかった。
などと豪語していたものもいたりするが。
それが間違いであったということに気づくのはそんなに時間はかからない。
何しろ彼らの目に映っているのはあきらかにそこにいるのは、
ただの人間の子供にしか見えない存在。
その身からは瘴気どころか魔の気配すらつかめない。
力を出していないのに・・・・それでも彼らにとっては圧倒的なまでの力を感じているガーヴを圧倒している少年。
「さて?どうする?このまま滅びる?それとも今までのことを悔いて。
魔族として元にもどってくる?」
にっこりと微笑みかけるフィブリゾのその言葉に。
「だ・・・誰が・・・・!」
腕を両腕なくしそれでもわめいているガーヴに。
「・・・・・なら、こうするしかないね。」
にっこりと笑い。
手をパチンと鳴らすフィブリゾ。
「ぎ・・・・ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
それと同時に。
ガーヴの体は・・・・まるで霧のごとくに黒い霧と貸し・・・それはやがて、
空気の中にと掻き消えて行く。
「さってと、裏切りものの始末は終わったし。
あ、うーん、腹心の一人がかけちゃったね。
ま、いっか、確か魔王様がレプリカは保存していたはずだしね。」
そういって何でもないようににっこりと微笑んでいるフィブリゾに。
「冥王様、一応言われたとおりリナさんをクレアバイブルに導きましたけど・・・
もし差し出がましいようですけどリナさんを使った計画・・あるとしたら、
・・・このたびは見送ったほうが懸命だと思われますけど?」
にこやかにたった今ガーヴが滅んだというのに動揺すらもせずに。
そこに一人たっているフィブリゾの元にと歩いていきそんなことをいっているゼロス。
「ふぅん、君この僕に意見する気?というかどうしてそんなことをいうのさ?
あの人間を利用してすべてのものを無に還す。
僕ら魔族の究極の望みがかなうというのに?君は?」
そんなゼロスの言葉に眉をひそめゼロスをにらむフィブリゾ。
「・・・・・・そんなレベルじゃないんですよ・・・リナさんたちは・・・・」
どうやって説明していいものか。
ゼロスは深く、深くため息をついてゆく。
方法は・・・いくとおりにもあった。
彼が思いつかなかった方法ですら。
だが彼にできる方法といえば限られてくる。
内に混じった別の命の痕跡をまた再び分ける。
一番簡単なのはまったく初期の状態にすること。
だがそれは彼の望むところではない。
方法はわかった、後はそれを目指して進むのみ。
とにかく自分にかけられている術のその属性。
それを中和しなくさないことには先には進めない、ということも。
「・・・・では最後にひとつ、金色の王・・・・とはいったい何者だ?」
ゼルガディスの質問に。
『・・・・・・あれは・・・・理解に苦しむ存在。
水竜王の知識である私とてすべてを知っているわけではない・・・』
そうつぶやくと同時にゼルガディスの脳裏に映し出されるひとつの風景。
周りはどこを見渡しても夜よりも暗い・・・闇の空間。
その中に浮かんでいるのは・・・・いったい全体何なのか。
ともかく丸いような物体と・・・・そして。
「・・・・・あれは・・・太陽?」
光輝く球体。
『・・・汝らが住んでいるこの惑星はすべては母なる海の中の一部に過ぎない・・・』
一瞬ゼルガディスたちの頭上から景色を見ているような錯覚に陥り。
次の瞬間にはどんどん意識は上昇してゆく。
ゼルガディスの視線に移ったのは・・・自分たちがいる惑星と・・そして。
それらを取り囲む巨大な・・・闇。
そして・・・・さらに進むと巨大な光の渦と・・・そしてそられを包み込む・・くらい、暗い・・・闇の姿。
「・・・・・まさか・・・金色の王とは・・・」
思わず声がかすれる。
同士にわかっていたほうがいいからと。
二人してその質問の返答を聞いているアメリアとゼルガディス。
『あら、このあたしがどうかしたの?』
・・・・びしり。
その刹那・・・・空間の内部を凄烈なる金色の光か覆い尽くしてゆく。
「うん?エルさんどうかしたのか?」
いきなりやってきたエルに何でもないように言っているガウリイに。
「別に用事っていうわけではないんだけどね。
カタートのSのやつに用事があってね。」
などといいつつなぜか血のようなものがこびりついている木の枝をそのあたりに投げているのは。
いきなり光と共に出現した金色の光を纏っている絶世なる美女がひとり。
「ついでに自分達の力でなくて他力本願で役目を放棄しようとしている、
フィブリゾに少しお仕置きでもしておこうかなって思ってね。」
などとあっさりといっているその言葉に。
「・・・・・・えっと・・・・リナ殿・・・ガウリイ殿・・・・この女性は・・・」
いきなり出現した完璧なまでのその金色の光を纏っている女性の姿をみて。
どうにか凍りついたままではあるものの声を絞り出しているミルガズィア。
「あれ?ミルガズィアさん、出会ったことなかったんですか?
この人が【金色の王】ロードオブナイトメア、その当人なんですけど?」
さらりといっているリナに。
「今日はミリーさんと一緒ではないんですね?」
などといっているガウリイ。
ぴしり。
あっさりとしたリナとガウリイのその言葉に。
今度こそ・・・ミルガズィアは再起不能までに完全にと凍り付いてゆく。
世の中、常識では考えられないことは・・・どこにでも転がっているのである。
そう・・・たった今起こっている現実のように。
魔王の中の魔王、すべてなる闇の母、すべてなる生き物の母であるという。
伝説の・・・【金色の王(ロードオブナイトメア)】その当人が。
ミルガズィアの目の前に今・・・そこに存在しているのである。
リナとガウリイ・・・・得にガウリイにかかわって。
金色の王との繋がりを持たないのは・・絶対に不可欠なのである。
「あら、情けないわねぇ。凍ってるわ。」
そんなミルガズィアをみてくすくす笑っている金色の王に対して。
「・・・・普通の反応だと思うけど・・・・あ、そーいえば。
エルさんが用事があるとかいうフィブリゾは外にいるわよ?」
リナもまた慣れたものでそんなことを緊張の欠片もなくいっていたりする。
「見たいね。とりあえず全員で外にでましょv」
アメリアとゼルガディスもまたいつものようにいきなり出現した金色の王に。
多少は驚くものの・・・・一番驚いているのはやはりクレアバイブル。
そう呼ばれている知識そのもの。
知識とはいえそれには意思もある。
いきなり出現したすべてなる母に対してただただ固まるよりすべはない、
水竜王の思念の一部。
「じゃ、外にいきましょv」
にっこりとそう微笑み金色の王がそういったその刹那。
そこにいたリナ、ガウリイ、アメリア、ゼルガディス、固まっているミルガズィア。
彼らの体は・・金色の光にと覆いつくされてゆく。
-続くvー
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あとがきもどき:
薫:・・・・・あ・・・頭がこんがらがってきました・・・あぅ。
いや、今・・・次なる企画として、RPG小説を手がけ始めたのですけどね。
・・・様々な分岐点がよく気をつけないとこんがらがりそうで・・・。
一応フローチャートは作ったのですけど。
よくよく考えたら・・・分岐点・・・それ以上にあることが判明・・。
ま、のんびりといきましょう。のんびりと。
次のヒットに間に合わなければそれはまた次の企画になるわけで(まて)
とりあえず関係ない話はおいておいて。
ようやくこのハザマ、一部クライマックス近しですv
・・・・意見もないようだからこのまま一部で完結するか。これ・・・。
その場合のエピローグもすでに考えてあるしなぁ。
意見があったらもしかしたら二部もするかもしれないけど。
どちらにしてもエピローグは同じものですけどね(おいおい・・)
ではでは、またまたなぜか本編ではなく
あとがきと前書きから打ち込んでいる薫です。
さって、今からエル様登場シーンの打ち込みですv
上手に表現でっきるかな?
んではv