うーん。
はっきりいって、エピローグに近いですねぇ。
このブラム偏の終りは(爆!)
なので・・・意味はないです。はい(こらまて!)
ではでは。
ようやくプラム偏も終了ですv
・・・これで連載終りとかいったら・・・・刺されますね?(爆!)
やりますよぉ。・・・いつになるかわからないけど・・。
・・・・とりあえず・・・一部終了までは・・・・はい・・・・(汗)
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狭間の選択 〜異世界黙示録(クレアバイブル)〜
「・・・・・・契約は契約だ・・。」
終始、無言で。
いきなり、闇から現われた。
一人の暗殺者の姿を認め。
「ふむ。確かに。ご苦労。」
このものに依頼をしていたのは。
この村に滞在している間の期間。
集団によからぬことをしようとしたり。
探りを入れてきたりする、輩を。
始末すること。
そういいつつ、金貨の入った袋を手渡す。
そして。
「ご苦労だった、ズーマ。」
そういうや否や。
音もなく、闇に溶け消えてゆくそんな彼の姿を認め。
さすがは、トップクラスと言われている暗殺者(アサシン)だな・・。
そんなことを思っている一人の男性。
彼らが何処に向かうのか。
気付かれないように。
そっと、目印になりえる何かを。
そっとかけておく。
伊達に魔術を使えるというわけでもない。
目印になるように、ほんの些細な。
気付かれない程度の力で事足りる。
まあ、リナ達から頼まれたのは。
この、クロツ達の行き先さえつかめればいいということ。
これ以上。
彼女の・・・ルナのお使いを長引かせるのは。
漠然とだが命に関るような気がひしひしする。
いや、何というか、勘であるが。
そんなことを思いつつ。
軽く、追跡魔法をかけておき。
だまって今回の依頼料を受け取りつつ。
その場から立ち去るズーマ。
「・・・・後は、リナ様達に報告を・・して・・・っと。」
何しろ、あのインバース一族に。
逆らって・・・・まず、命があるとは何となくだがおもえない。
というか。
たったの数ヶ月に満たない生活ではあるが。
・・・・その、問答無用な強さは。
もう、いやというほどに身に分かりかけている。
そんなことをおもいつつ。
お金を受け取り。
そのまま。
そこから立ち去るズーマの姿。
「だからぁ!いい加減におろせぃぃぃい!」
ゆらり。
まるで、水面が波打つがごとくに。
おそらく、その壁に生えている、苔が淡く青白く光っているからであろうが。
うっすらと青く明るい開けた洞窟の中。
その中心に。
その揺らめきから出現する、数名の人影。
男性の姿に変化しようにも。
ガウリイがこう自分を抱きかかえていたのでは。
それも不可能。
いや、やろうと思えばできるが・・。
リナはそこまで気が回っていない。
「あのねぇ!何回もいうけど!
無意味にむやみに人を抱きかかえるんじゃない!」
どがばぎっ!
リナの思いっきり右ストレートのパンチが。
ガウリイの顔に直撃し。
「よっと。」
そのまま。
うめくガウリイをそのままに。
ひょいと地面にと降り立つリナ。
「・・・・リナ?無意味にって・・・・。」
そんなリナの言葉に。
思わず突っ込みを入れているアメリア。
「??無意味でしょ?他に何か理由があるっていうの?」
『・・・・・・・・・。』
きっぱりと言い切るそんなリナのその台詞に。
思わず沈黙している、アメリア、ゼルガディス、ゼロスの三人。
「・・あ・・・あのぉ?もしかして・・リナさん?
ガウリイさんの気持ち・・気付いてないんじゃ・・・。
初対面の僕ですら・・わかったんですけど・・・・。」
「ゼロス、信じられんことにそうだ。」
「・・・・・リナって、どこか鈍いから・・・。」
しみじみと。
腕をくみつつ、なぜか、意気投合している彼ら三人に。
「こらぁ!あんた達!?どういういみよ!?
何わけのわからないことをいっているのよ!」
そんな三人をみつつ。
思いっきり叫んでいるリナであるが。
「まったく・・・とりあえず・・・・っと。」
そういいつつ、ふと。
少し目を閉じるリナ。
刹那。
一瞬、リナの体が揺らめいたかと思うと。
先ほどまではっきりと分かるほどにでていた、胸などが。
完全にときえ去り。
気持ちほど体格も少しだけ幅広くなり。
まあ、髪の色も瞳の色も変わらなく。
身長も変わらないので。
あまり代わり映えしないといえばしないのであるが・・・。
「よっし。とりあえず、今は、こっちのほうが。
魔力のコントロール、簡単だしね。」
そろそろ、ちょっとした個人的な理由により。
魔力が暴走しかねないリナ。
まあ、もともと。
暴走していた。
というかかなりの威力であったということはあるにしろ。
「・・・・・もったいない・・・あのまま女のままでいればいいのに・・。」
ぶつぶつとそんなことをつぶやいていたりするガウリイ。
リナが女性のとき、むちゃくちゃに、リナ、やーらかいんだよなぁ(はあと)
などとガウリイが思っていることは・・。
リナは知らない。
「まったく、わけのわからないことを、アメリア達はいってるし。
ともかく、早いところ原本とってから。
クロツ達、追いかけましょ。下手にあれ、完成させたら。
・・・・ほうっておいたら・・姉ちゃんが怖いし・・。」
おそらく、間違いなく。
最後の言葉が本音であろうが。
そんなリナのその言葉に。
「まあ、確かにな。早いところ見つけて。
ここから出ようぜ?まあ、俺やリナには関係ないけど(はあと)
ここ、オリハルコンの含有量が90%以上の場所だから。
魔力とかはまあ、一般では使えないからな。」
「・・・・ガウリイ、あんた、悪いものでも食べた?」
不安な目をして。
ガウリイの額に手を当てていたりするリナ。
「そうですよ!?ガウリイさんがまともなことをいうなんて!?」
さらにリナより驚いているアメリア。
「うーん、いじけたあまりに脳がまともになったのか?」
などと。
とてつもなく面白いことを言っていたりするゼルガディス。
「あ・・あのなぁ。俺は、ただ。
ここでリナが少しでも不自由したらいけないから。
早く出ようといっているんだよ。
リナだって、術を使うのに、あまり気にしたくないだろ?
お前、今、あれだし・・・・。」
「だぁぁぁぁ!こっぱずかしいことさらりというなぁぁあ!!//」
真っ赤になりつつも。
「そーいうあんただってあるでしょうがぁ・・その・・あれは・・・・//」
「ん?俺はあってもなくても関係ないしなv」
「・・・・・何でよ?」
「うーん?母さんの影響・・・なのかなぁ?
何でも、母さん、石の精霊とかいって、性別あってなしがごとくだし。」
ズベシャ!!!!
その言葉に。
思わず地面とキスをしているアメリア、ゼルガディス、ゼロスの三人。
ゼロスに到っては。
い・・・・石の精霊って・・・まさ・・か・・・・あ・・あはは・・・・(汗)
などと、かなり、だくだくと。
大量の汗を流していたりするが。
彼は知らない。
まあ、なぜか、あのガブリエフ一族に。
あの御方とその友人が関っている。
という程度しか。
しかも・・・・何でも。
なぜか、その子供を育てている・・らしい・・・と。
上司よりいつかつぶやくように聞いたことはあるにしろ・・・。
あの御方たちが関って。
しかも・・・・石の精霊。
そんな存在は・・・はっきりいって一人しかいない・・・・。
「そーいや、あんた、前にそんなこといってたわね。」
あっさり納得しているそんなリナのその言葉に。
「ガ・・・・ガウリイさんって・・・・。」
「気にするな。アメリア、気にしたらまけだ・・。」
母親が精霊。
という事実もかなり気にはなるが。
というか、その石というものが。
何かとてつもなく聞いてはいけない・・・というか。
聞いたらとんでもない事実が判明しそうで怖くて聞けない。
そんな会話をしていると。
「おい、こっちで人の声がしたぞ・・。」
「まさか、入り口からは、誰も・・・。」
などといいつつ。
出入り口の方から。
数名の人の話し声が。
そんな会話をしているリナ達の方向にと向かってくる。
ばたり。
ふと。
進み始めようとした、そんなリナ達と。
彼らが鉢合わせ。
『あ・・・・あああああ!?侵入者だぁぁぁぁ!!!?』
辺りに真っ黒い服を着こんで、
なぜか目しかだしてない、三角ズキンをかぶった男性たちが。
叫ぶ声が、洞窟の中にとこだましてゆく。
「ああもう!?面倒だから、これごといくわよ!?」
いいつつ。
リナが何やら唱え始めるのを見てとり。
「あああああ!?リナさん!?
それは、あの御方のぉぉぉぉ!!!!!?」
「んでもって、ガウリイはあれv先にとってきておいてよねv」
「はいはい。」
ぽんぽんと。
リナの髪を軽くなで。
にっこりと笑い。
いきなり、対峙している黒尽くめの男性たちの前から姿をかき消すガウリイ。
いきなり。
くるりと向きを変えて。
精神世界に逃げ込もうとしているゼロスの服のすそをしかりとつかみ。
「ゼロスさん!?何処にいくんですか!?」
「だぁぁあ!?僕はまだ滅びたくありませぇん!?
というか、そんな力を近くで感じるだけでぇぇぇ!」
なぜか、泣き叫んでいるゼロス。
「おーい。リナ。とってきたぞぉ?」
のんびりとガウリイがいきなり、消えたとき同様に。
その手にちょっとした分厚い書物を手にもち出現してくる。
「ああああ!?貴様!?それは!?」
ぱらぱらと。
書物などを調べていた結果。
もしかしたら、ここに。
まだ別の写本がある可能性があるから。
それを見つけ出す、または何かの手がかりを見つけるまでは。
戻ってくることは許さん。
と。
彼らが信じているとある宗教団体の長であるクロツから。
彼らは命令されて。
今ガウリイがもっているそれを。
捜していたところ。
思わずそれをみて。
まあ、いきなり出現したり掻き消えたのにはとりあえず触れずに。
それを自分達のほうにと横取りしようと一歩前に進み出る。
「ってことでvガウリイ(はあと)そっちの結界はお願いねv
あ、ゼロスは別にいーからv」
「わかった。」
「わかったじゃありませぇぇぇぇぇぇんん!!」
泣き叫ぶゼロスを不思議におもいつつ。
ふと。
アメリアがリナのほうに視線を向けると。
にっこりと笑いつつ。
「混沌の海にたゆとうし・・・・。」
・・・・・・・・何か。
とてつもなく、聞き覚えのあるような何かを。
言っているような気がするのは・・。
・・・・ゼルガディスの気のせいであろうか(汗)
「ちょっとまて!?リナ、それは!?」
あわてて。
リナに待ったをかけようとするが。
その直後。
「重滅斬(ギガ・スレイブ)!!!!!」
どごぉぉぉぉぉぉん!!
一瞬の爆発のような音とともに。
そこにあった山と・・・そして。
回りの景色は・・・・。
ことごとく無と化してゆくのであった・・・・・・・・。
「うーんv快感!」
すっきりと背伸びをするそんなリナに。
「おーい、リナぁ?何か、ゼロス。
精神世界で目を回しているぞ?」
ふと。
直前のところでどうにか逃げ出したゼロスが。
精神世界で泡を吹いて目を回しているのを指摘しているガウリイ。
「いーのよ。どーせゼロスなんだし。」
それで済ませているリナ。
「・・・・・リナ、お前なぁ・・・。」
「何よ?」
ぎろりとリナに睨まれて。
「・・いや、何でもない・・。」
それに続く言葉を閉じているゼルガディス。
「ふふふ!正義は必ず勝つのよ!」
などといいつつ。
この辺りが。
彼らの、隠れアジトになっていたことを。
すでに、リナ達から聞いていたアメリアなどは。
回りが完全に死の・・・虚無の空間と成り果てたことよりも。
悪の根城が費えたことに、正義を歌っていたりする。
「まあ、何にしろ。
ここは、ないほうがいいわよ。うん。」
「・・・・といいつつ、リナ、その袋は・・何だ?」
そういいつつ。
先ほどまでもっていなかったはずの。
リナの背に背負われた。
リナの背よりも大きな袋をさして。
何となく予想はつくものの。
問いかけているゼルガディス。
「ああこれ?これ、ここのあった、オルハリコンv
全てにきまってるじゃないv」
実は。
リナは、呪文を放つと同時に。
アレンジして。
そこにあった、オリハルコンの原石、全てを。
袋を物質配列転換して、創りだし。
袋に入れていたりする。
「・・・おま・・・・も、いい。」
イっても無駄だと完全に悟り。
「よし!次は、資金も手にはいったことだし!
あいつを追いかけるわよ!あ、はいvゼルv
これ、参考にはならないと思うけど、読んで見なさいよねv」
にっこりわらい。
ガウリイに手わさたれた、完全なる写本を手渡しているリナ。
ごくり。
分厚いそれをいきなり手渡され。
思わず喉をならしつつ。
ぱらりとめくる。
そこには・・・・。
「何だ!?これはぁぁぁぁぁぁ!?」
そこには。
わけのわからない記号が。
所狭しと並んでいるのであった・・・・・
「え?それ、混沌文字を変換させてる記号だけど?」
「わかるかぁぁぁぁぁぁ!!」
ゼルガディスのむなしい叫びが。
ただただこだましてゆく。
「ともかく!ゼルガディスさん!
これで悪が一つ、この地から消え去ったんです!
次は彼らの野望を打ち砕くのです!
それが、私達、正義の仲良し四人組の使命なのよ!」
「・・・・だからそれはやめくてれ・・・・。」
そんなアメリアの言葉に。
げんなりしつつつぶやいているゼルガディス。
「さて・・・と。どうやら、あいつたちは・・・マインの村の辺り・・みたいねぇ。
じゃ、そーいうことで?おっけー?」
「当然!」
「リナ、無理するなよ?疲れたらいえよ?
いつでも抱っこ(はあと)かおんぶ(はあと)してやるからな(はあと)」
「だから、どーしてあんたは私ばかりにそんなことをいうのよぉぉお!?」
和気藹々と。
そんな会話をしつつ。
虚無の空間と化してしまったその一角から。
ふいと。
そのまま掻き消えてゆくリナ達一行。
後には、ただ。
リナの術の影響で。
そこには。
虫一匹寄り付かない。
死の空間が・・・出来上がっているのみであった・・・・。
リナ達が向かうのは。
この地で、村人達を脅していた・・・というか。
プラムを脅していた、とある宗教団体の本部があるという。
ゼフィーリアに程近い、カルマート公国中の、マインという村・・・・。
「・・・・あれ?お姉ちゃん?ぼく?」
「ディル!よかった!」
目がさめた。
弟をみて。
涙を流して喜ぶそんなプラムの姿が見られたのは。
リナ達がいなくなって・・しばらく後のこと・・・・。
−プラム偏終了vー
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あとがきもどき:
薫:・・・・なぜか、ダイヤル回線が。
まったく繋がらなくなっている今現在・・・。
・・・・・・何で????
うーん・・・・。
わけかわかんなひ・・・・・・・(涙)
しくしくしく・・・・・・。
ねえ?一体何でぇ?・・・・めげたとかではないはずだし・・。
しくしくしくしくしく・・・・・・。
それまでは何ともなかったんですよ?
ほんとーに・・・・・(涙)
しくしくしくしく・・・・。
などとぼやいている、2003年の5月25日・・・・・・。
結局、アタプターの接続不良だったのかなぁ?うーン・・謎だ・・・・。