さってとv
   今回で、プラムの弟のディル復活v
   ・・・さて。
   洞窟の場所までいけるかなv(こらまて!笑)
   んではではv
   ちなみに。
   何回もいいますけど。
   これの参考は、スペシャル8巻の
   超巨大後書きを参考にしてくださいねv(こらまてぃ!)
   んではではvv

  

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        狭間の選択     〜邪教集団〜
   

    

    「それはガウリイがお願い(はあと)」
    「はいはい。」
    『・・・・・・?』
    まったく意味がわからない。
    いや、何をいっているのかすら、理解不能。
    気絶している、異形とかしている。
    プラムの弟の代わり果てたその体を。
    床に布団を敷いて横たえる。
    「んじゃ、やりますかvあ、ゼル、アメリア、用意はいーい?
      ついでにズーマもゼロスもね(はあと)」
    にっこりと。
    腕を鳴らして微笑みかけるそんなリナの行動に。
    ?????
    ただただ、疑問を投げかけているアメリアとゼルガディス。
    そして。
    「ちょ・・・ちょっとまってください!?
      もしかして、リナさんとガウリイさん!?
       この子に合成されているこれらを取り出すつもりですかぁ!?」
    なぜか。
    悲鳴に近い声を上げつつ。
    ずざざざっっ。
    後ろに退いていたりするゼロス。
    「そーだけど?」
    「そうそう、ゼロス。別にいいじゃないか。
     あいつらが偶然に呼び出した、確か、ディスなんとかっていうやつのところの。
      魔族がこれに入っているからって。」
    のほほーんといっているそんなガウリイのその言葉に。
    「ガウリイ、それをいうなら、白霧の王(ディスフォッグ)よ。
      まあ、確かに、異世界の魔族も合成されているわネェ。
        まあ、偶然にできたようだけど。」
    さらりと。
    爆弾発言をしていたりするリナ。
    「ま、大丈夫よ。見た所。
      どうやら、姉ちゃんよりは弱いし。」
    「とゆーか、エルさんに連れて行かれた、レゾと同じくらいの実力ではあるよなぁ。」
    「あ、そうそう、その程度。」

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    ・・・・・・・・・・
    ・・・・・・

    しばしの沈黙。

    「ちょっとまってください!!」
    「ちょっとまてぃぃぃぃぃ!」
    ながやかに会話をしているリナとガウリイのその会話に。
    思わず待ったをかけているアメリアとゼルガディス。

    「ま、大丈夫v大丈夫vあの魔王ほどでもないからv」
    ひらひらと手をふりつつ。
    何でもないように言い切るそんなリナのその言葉に。
    「どこが大丈夫なんですか!?」
    「何処が大丈夫なんだぁぁぁぁ!?」
    同時に抗議の声を上げているアメリアとゼルガディス。
    

    「・・・・ぶつぶつ・・何で僕が・・お仕事でないのに・・お仕事でないのにぃ・・。」
    ぶつぶつ小さく文句をいっているそんなゼロスに。
    「じゃあ、これ、ちくるけど?エルさんに?」
    さらりというそんなリナのその言葉に。
    「喜んでお手伝いさせていただきます!」
    それでなくても。
    異界の魔族を。
    人が、偶然とはいえ、合成したということを。
    おそらくすでにわかってはおられるはずであるが。
    もし、リナ達の口からそれが伝わったときには・・。
    ふと。
    恐ろしい考えが浮かび。
    即座に肯定しているゼロス。
    「んじゃ、いきますかv」
    にっこりと笑って。
    リナが手をかざし。
    何やら、印を結び。
    アメリア達には聞き取れない、何らかの言葉を紡ぎだす。
    刹那。

    ゴガァァァア!!!!


    一瞬。
    そこに横たわる、元、ディルの体が。
    小刻みに震えたかと思うと。
    
    刹那。

    その体から。
    無数の何かが。
    辺りにと飛び出してゆく。

    「はいvアメリアたち、がんばってねぇ(はあと)」

    『うどきゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!!!?』
    『うどわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?』

    辺りに。
    悲鳴とも、何ともいえない声が。

    響き渡ってゆくのであった・・・・・。
 



    
    ぜいぜい・・・・。
    「うーん、ご苦労様。こっちは、何の後遺症もないわよv」
    「強いていえば記憶が獣になってたときのがないくらいか?」
    のほほんと。
    何でも事後処理か何か。
    他にもすることがあるから。
    といって。
    まったく手伝おうとしないリナとガウリイ。
    まあ、あまり、自分達の方に邪魔しによってこようとした。
    元ディルに合成されていた生き物などは。
    あっさりと、リナ達の周りに張られた結界に。
    触れたとたんに消滅し。
    そのディルのまわり・・・つまり、リナ、ガウリイ、プラム、ディル。
    この四人の周りの外。
    そこでは、様々な容姿の何かと。
    アメリア達が戦いを繰り広げていたのであるが・・。
    「ふっ!正義は必ず勝つのよ!
      私達正義の仲良し四人組の敵ではないわ!」
    などといいつつ。
    「・・・・俺達はあまり何もしてないだろうが・・。」
    強いていうならば。
    バンシーーなどといった、ポビュラーな怪物を倒した程度。
    「・・・・うう・・・・。どうして僕が・・。」
    などといいつつ。
    ポシュ。
    最後の一つを無にと還しているゼロス。
    そして。
    「リナさぁん、ガウリイさぁん、こっちは終わりましたよぉ・・。」
    というか。
    どうやら、なぜか。
    偶然にも合成されていたのは、異世界の魔族・・しかも。
    ・・・・・白霧の王の腹心の一人・・・であったからたまったものではなく。
    ・・・話をゼロスが聞いたところ。
    何でも、主の手紙を赤瞳の魔王に持ってきたまではいいものの。
    ・・その帰り道。
    近道しようとして、ドラゴンズピークを差し掛かり。
    ・・・偶然にそこで行われていたイベントを聞いてしまい。
    ・・・・まあ、そこからは、ゼロスはそれだけで理解したのであるが・・。
    ・・・・世の中。
    詳しくしらないほうが身のため。
    ということもあるのである。
    


    「・・・う・・・ん・・・・・・・・。」
    その声にふと見れば。
    今まで、退治に追われていて。
    それに気付かなかったが。
    そこに横たわっていたはずの異形の魔獣は。
    一糸纏わぬ姿で。
    そこにいるのは小さな男の子。
    「デイ・・ディル!!」
    おもわず、はっと正気に戻り。
    まあ、気絶していた事実は。
    誰もプラムを攻められないであろうが。
    そこにいるのは。
    紛れもなく、行方不明になっていたといわれていて。
    そしてまた。
    先ほどまで、とある団体によって、魔獣にと合成されて。
    村人などを食い殺していた、元魔獣。
    さすがに、魔獣のときには、その皮膚は、服などではないからして。
    獣の姿から、人にもどったその姿は。
    獣と同じく。
    一子纏わないままの生まれた姿で。
    そこに横たわる一人の子供。


    

     とりあえず、まだ呆然としているそんなプラムの弟をベットに寝かせ。
     そのまま。
     会話を始めてゆくリナ達一行。
     

    
     「・・・・じゃあ、あれ、私達が貰ってももんだいないわけね?」
     「・・・というか、リナ、早くとりもどさないと!」
     のんびりとしていっているそんなリナの台詞に。
     抗議の声を挙げているアメリア。
     「そういえば、アメリアさんは、セイルーン国の人でしたっけね・・。」
     ・・・あの、フィル王子の娘さん・・ですよね・・・・。
     などと、内心おもいつつ。
     少しばかり引いているゼロス。
     ・・・・まったく。
     あの人の・・いや、もしかして人でないのかもしれませんが・・。
     二人の子供さんは・・いやはや・・・。
     「そうですけど?父さんを知っているんですか?
       ゼロスさん?」
     そんなゼロスのその言葉に。
     疑問符を浮かべているアメリア。
     「え・・・ええ、まあ、以前にちょっと・・・。」
     まあ、あまり思い出したくもないが。
     何しろ。
     精神世界面からの攻撃・・まあ、やったのはゼロスでないにしろ。
     ・・・ことごとく交わしたあの親子のことなどは・・・・。
     「ま・・・まあ、それはそうと。この前。
       クロツさん達の本部の近くで。
        ちょっとばかり小耳に挟んだものでv
         何でも『あれが完成したら第一にセイルーンを・・』
          とか、クロツさん達がおっしゃっていらしたもので(はあと)」
     さらりと。
     にこにこと言い切るそんなゼロスのその言葉に。

     「な・・・・・・何ですってぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!?」
     思いっきり叫び声を挙げているアメリア。

     「・・・おい、ゼロス、お前、それを聞いて何もしなかったのか?」
     そんなゼロスをじと目で睨むゼルガディスのその言葉に。
     「いやぁ、だって、クロツさん達、僕の目的の物をそのとき。
        もってませんでしたしvあはは(はあと)」
     さらりと。
     それで済ませているゼロス。
     「・・・・う、まあ、あれでセイルーンがどうにかできるわけもないけど・・。
      一般には脅威よねぇ・・・何を題材にするかにもよるけど・・。」
     ぽつりとつぶやくリナのその言葉に。
     「問題は、かなり事実が曲げられて作られているということだな。」
     「まあ、確かに。とっとと、現本、貰ってから。
       とりあえず、クロツ達、おいかけましょ?
        アメリアもゼルもそれでいいわね?
         あ、ズーマはとりあえず、クロツ達の同行を探って報告!いーい?」
     「は・・・はい・・・・。」
     サササ。
     てきぱきできばき。
     箒を片手にもち、片手にちりとりをもち。
     先ほどの先頭で飛び散っている肉の破片などを。
     ピンクの割烹着を黒い服の上から着込み。
     片付けているズーマに話しかけているリナ。
     


     とりあえず。
     せかすアメリアの言葉もあり。
     簡単にプラムと話しをし。
     そのまま、村を出てゆくリナ達。

     後には。
     そんなリナ達を見送るプラムの姿が。
     いつまでも村の出入り口で見受けられているのであった・・・・・。




     「・・・・さて・・と。とりあえず、急いだほうがよさそうね・・・。」
     「んじゃ、リナv」
     リナのその言葉に。
     ひょいと。
     リナを村をでてすぐに抱きかかえているガウリイ。
     リナが姿を今までの女性体から、男性体にしようとした、その直後。
     いきなり、リナをひょいと横にと抱きかかえていたりするガウリイ。
     「ちょっとぉ!?何するのよぉ!?」
     「だって、移動するんだろ?この方が早いぞ?(はあと)」
     「別に抱きかかえなくても移動くらいできるでしょうがぁぁぁあ!」
     じたばたばた。
     抱きかかえられたまま。
     じたばたしているリナを満面の笑みを浮かべてみつつ。
     「じゃ、いくかvゼルvアメリアv」
     ・・・・・・・・・・(汗)
     そんなガウリイの行動にまったくどうしてそんなことをしているのか。
     まったく気付いてないリナもリナだが。
     「・・・・・ガウイリさぁん・・ラブラブ感情ださないでくださいぃぃい・・・・。」
     涙まじりに抗議の声を上げているゼロス。
     そんなゼロスに。
     「・・・・は?ゼロス?あんた、何いってるの?
       ガウリイ、そんなの出してないわよ?」
     抱きかかえられたまま。
     きょとんとした声を出しているリナ。
     ・・・リナはここまでされていても。
     ・・・・・・未だに、ガウリイのその気持ちに気付いていないのであった・・・・・。



     そのまま。
     リナを抱きかかえたまま。
     ゆらり。
     ガウリイ、リナ・・まあ、リナはガウリイに抱きかかえられているままであるが。
     そして、アメリア、ゼルガディス、ゼロスの姿は。
     村を出てしばらくもいかないうちに。
     その場から。

      ゆら・・・。

      まるで空間が揺らめくごとくに。
      水面に波紋が広がるように、ふと。
      空気が揺らめいたかと思うと。

      一瞬のうちに、彼らの姿は。
      そこから掻き消えてゆくのであった・・・・・。



      さわさわさわ・・・・。
      後には、ただ。
      風がそよめく音のみが。
      その場にと残ってゆく・・・・。





     「クロツ様、どうやらこれに間違いがないようです。」
     「ふむ・・・ふふ・・・これで・・・。」
     これで、あれが完成する。
     すでに。
     試作品は出来ている。
     後、何が足りないのか。
     これで分かるはず。
     これに含まれる魔力と、そして知識。
     これさえあれば。
     世界は、我が物。
     まずは・・・・。
     「完成の暁には、赤の竜神などといった、
        スィーフィードなどを信仰している、
          聖王国セイルーンを!」
     『おおおお!さすがはクロツさま!!』
     高々と。
     今手に入れた書物をもち。
     宣言している男性のその言葉に。
     回りにいる、全ての生き物たちから・・。
     歓声の声がとある洞窟の中。
     上がってゆくのであった・・・・・・・・・・・。

    
     
                                        −続くvー

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    あとがきもどき:
           薫:・・・・・・・短いげと。キリいいし・・・。
              ここで区切りv
              んで、次回で洞窟でのクロツ達との戦い(でもクロツはもーいない)
              それでもって!
              よーやく白銀の魔獣偏だぁぁ!(こらまて!)
              んではではではvまたなのですv