・・・・・さすがに。
大規模メンテナンスをするとかいってるからなのか。
・・・この数日間。
よくページを借りているサーバーがダウンしております・・(汗)
今日なんか、掲示板の返信している最中にダウンしてしまいました・・(汗)
しくしくしくしく・・・・。
だからなのか、もどった時と比べて。
気力が低下している私です・・・。
・・・・とゆーか。
今日・・・・昼から数時間・・・・久方ぶりに心臓が痛くなって(・・・・え゛!?)
本気で息苦しかったからなぁ・・・(汗)
・・・・どーやら、なぜか朝早くに目覚めてしまい、三時間くらいしか。
寝てない寝不足が原因で、甲状腺が悪化したのだと・・・(汗)
(そー自分では解釈しております・・)
何はともあれ。
・・・・・いくのです。
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狭間の選択 〜ズーマ=ラドック〜
「・・・・・・ディル・・・・。」
これ以上、弟に罪を重ねさせてはいけない。
だからといって。
こんな彼らにあれを手渡すのは正しいとは思えない。
だがしかし。
今のプラムの頭には。
そんなことよりも。
ただ。
これ以上弟に罪を重ねさせたくない。
という思いのみ。
教えれば。
弟を帰してやる。
元の体に戻してやる。
そういわれて。
本当にそんなことができるのか。
普通の状態ならば。
疑問に思うのが普通であろうが。
何しろ、村人を襲っていた魔獣の正体が。
弟のディルであったことをしった、今のプラムには。
そんなことまで考えている余裕などは・・・・ない。
そして、そんなプラムに追い討ちをかけるかのごとくに。
「言わねば、弟に村人を全員殺させるぞ?」
・・・その言葉に。
ついにプラムは。
彼らに先祖から受け継いでいた書物のありか。
「・・・・あ・・・。」
人の心の弱みをつき。
ついに、プラムからその言葉を聞きだすことに成功している彼ら。
その傍らで。
にやりと笑う男性がいたのを。
プラムは目の端に捉えつつ。
やがて。
背中に何か熱いものを感じたかと思うと。
そのまま、意識が闇にと飲まれてゆくのであった・・・・。
「・・・・・ふむ。」
辺りを見渡せば。
転がっている傭兵などといった元人間であったそれらの塊。
そして。
とりあえず。
邪魔するものは殺せ。
という依頼である。
これをすませば。
とりあえずはお使いの金額には事足りる。
・・・・・お使いの金額を稼ぐために。
暗殺の依頼を受けるのも。
どうかと思うのであるが・・・。
「とりあえず、クロツさまの邪魔するやからは。
全て排除せよ。ということだしな。」
そういいつつも。
彼のほかにも数名の気配がしているが。
その全てが。
その姿は人のそれではなく。
いくらか、合成されている気配が漂っている。
「・・・・・・何か匂いがしないか?リナ?」
ふと。
風にのってにおってくるこの匂いは。
間違いなく血の匂い。
「・・・・・とにかく、急ぎましょう!」
何か。
プラムの気配が小さくなっているのも気がかりである。
なぜか。
村にいるはずのプラムの気配が向かっているアジトの方向からしているのも。
かなり気にはなるところ。
ゼルガディスの指摘に眉をひそめ。
「ほら!ゼロス!道案内!」
いいつつも。
そんな目の前にいる黒い神官服を着ている男性の首筋に。
黒い刃を突きつけていっているリナ。
「わかりましたからぁ!それはやめてくださいぃ!」
というか。
どうして人間にあの御方の力をつかった術が使えるのか。
かなり疑問ではあるが。
何しろ、この目の前にいる人間は。
あのスィーフィードナイトの妹。
しかも、あのインバース一族である。
何があっても不思議ではない。
「さあ、ゼロスさん、きびきび案内しましょぅ!
さすれば正義の道はきっとゼロスさんの前に開けるはずです!」
などといいつつ。
進みながらもずっとゼロスを説得しているアメリア。
「・・・・ゼロス、リナを誘惑するな!」
「どこをどう見たらそうなるんですかぁぁ!!!!!」
リナがゼロスに剣を突きつけているのをみて。
ひたりと。
こちらはゼロスの本体に剣を突きつけているガウリイ。
よくもまあ、
リナに気付かれないように。
力で創り出した剣をゼロスの本体に突きつけているものであるが。
「・・・・・・とにかく、先を急くぞ・・。」
・・このメンバーでまともなのは・・。
アメリアは今はゼロスを改心させるのに夢中になっているようだし。
ガウリイは問題外。
リナに到っては・・・ゼロスをいたぶってストレス解消しているようだし・・。
・・・・まともなのは、俺だけか・・・・。
・・・はぁ・・。
などと内心溜息をつかなぎら。
先を進んでゆくゼルガディス。
「ちっ!また邪魔者達が近づいてくるぞ!?」
報告を受けて。
やってくるであろう、侵入者に対して。
臨戦態勢をしいてゆく彼ら。
かさりと。
足を踏み分けつつ。
やがて。
リナ達が、そんな彼らが待ち受けている場所にとたどり着くが。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・げっ。
こそこそこそ・・・・。
そこに、見覚えのある栗色の髪を認め。
思わず隠れかけるそんな全身黒尽くめの男性。
「・・・・・・・・・・・・・・・・あれ?
何やってんの?ラドック?」
そこにいるはずのない気配を感じ取り。
キョトンとした声を上げているリナの言葉に。
「・・・・・え?リナ?」
意味が分からないといったように。
どうみても、暗殺者スタイルの彼と。
そして、リナを見比べているアメリア。
「・・・・とゆーか、確か、ルナ義姉さんたちのところに。
こいつ送ったんじゃなかったか?」
のほほーんとそんなキョトンとした声を上げているリナに。
続いていっているガウリイ。
「そのはずだけど・・。」
どうして暗殺者を更正させるために送ったはずの彼が。
こんな所にいるのであろうか。
そんなことを思いつつ。
「ラドック=ランザード!」
「・・・ひゃぃ!」
大声で叫び。
隠れようとするそのどうみても暗殺者スタイルのそれを呼び止める。
その言葉に。
びっくりしたように振り向きつつ。
「・・・・・・・リ・・・・リリリリリリナお嬢様・・・・・(汗)」
ゆっくりと振り向いたその刹那。
見えない力にとぐいっと引っ張られ。
「ん?どーしてあんたはこんな所で何をしているのかなぁ?
姉ちゃんに、私はあんたを送ったわよね?」
そういっているその目ははっきりいって笑っていない。
「何だ?ズーマ?」
このうろたえようはどういうわけか。
それに。
「ん?確か今こいつら、違う名前で呼ばなかったか?」
などと。
彼と共に行動していた教団・・・クロツを頭とする団体のメンバーたち。
「あ・・・・あの?」
「おかしいわねぇ。ちょっとまってよ。今姉ちゃんに・・・。」
ごそごそと。
リナの実家と何処にいても通信が出来る小さなオーブを取り出しているリナに。
「ああああ!いいます!いいますから!
実は、あの・・お使いたのまれたのですが・・。
・・・・お金が足りなくて・・・。で、依頼をうけて、稼いでいたんですぅ・・・。」
どうやら。
あれからさほどたってはいないが。
インバース家のお仕置きというか鍛えなおす方法は。
かなりすごいらしく。
顔色を真っ青にして叫ぶようにいっている暗殺者ズーマ。
そんな彼をみて。
「そんな!で、まさか、その依頼というものは、
また、暗殺じゃないんでしょぅね・・・・。」
じと目で睨むアメリアに。
「いや、違いますよ。ただ教団の身辺保護で。
近づいてくる人達を皆殺しにしろという・・・。」
『同じことじゃぁぁぁぁ(ですぅ)(だぁ)!!』
冷や汗をかきつつ、説明してくるラドック・・いや、ズーマのその言葉に。
同時に突っ込みを入れている、リナ、アメリア、ゼルガディスのこの三人。
「おや、リナさん達?この人とお知り合いなんですか?」
どうにかリナの闇の刃は引かれたものの。
それでもまだ。
ガウリイには本体そものに剣を突きつけられている。
内心汗をかきつつも。
ふと、そんなリナ達とズーマを見くらべているゼロス。
「この人、リナを以前、依頼をうけて殺そうとしたんです。」
ちらりとズーマを見ていいきるそんなアメリアのその台詞に。
「・・・それはまた・・・命知らずなことで・・。」
「どういう意味かなぁ?ん?ゼロスちゃん?(はあと)」
そういって詰め寄るリナの目は笑っていない。
「他意はないです!(汗)」
思わず本音をいってしまい。
あわてて、乾いた笑を挙げているゼロス。
そんなゼロスにふと気付き。
「・・・・貴様も・・・か・・。」
どうなら、こいつも。
この者達にはかなわないと悟っているのか。
完全に言いなりになっているその様子をみて。
思わずぼつりとつぶやくズーマ。
累々たる屍の中。
対峙するゼロスとズーマ。
「やれやれ、のこったのは僕とあなただけですけど?
どうします?あなたは?(はあと)」
ほんの一瞬の動き。
それだけで。
並み居る組織のメンバーは。
一瞬のうちにとただの塊と化した。
今、立っているのは、ゼロスとズーマのみ。
というより動けない。
その実力の差は、はっきりと、漠然とだがわかる。
「―殺せ・・・といわれれば殺す。それが暗殺者だ・・。
しかし・・・私では勝てん・・・貴様には・・。」
それだけいって。
くるりと向きを変えて。
そのまま、そこから立ち去るズーマ。
「いるものですねぇ。少しは身の程をわきまえていらっしゃる方も。」
感心の声を出すそんなゼロスの周りには。
もはや命があるものなど一つもあるはずもなく・・・。
リナ達が来る前に。
少しばかり内情を探っていたゼロスは。
クロツ達と対峙した。
その時は。
上司からあまり派手にしないように。
といわれていたので。
あまり大きなことをせずに。
そして。
今にまで至っているのであるが。
そのときのことを思い出しつつ。
つぶやくズーマのその言葉に。
「・・・・ま・・まあ。あなたもみたいですねぇ・・。」
どうやら話の内容から。
間違いなく。
リナにちょっかいをかけようとした。
というのであるからして。
おそらく更正の手段として。
ゼフィーリアに飛ばされたのであろう。
というのは、何となく判断できる。
はっきりいって。
インバース一族の人間である。
それくらいはしかねない。
思いをめぐらせてゼロスを見ているズーマをみつつ。
一人納得しつつも。
「うーん・・・・お互いに。悪い人につかまっちゃいましたねぇ。」
「・・・・まったくだ・・・。」
―ぶちり。
「あんた達・・・・・・・・ふっふっふっ・・・。
闇よりも暗きもの 夜よりもなお深きもの 混沌の海にたゆとうし・・。」
「ああああああああ!リナさん!
それはもしかして、あの御方のぉぉお!?」
目を据わらせまくり、呪文を唱え始めるリナをみて。
叫び声を上げているゼロス。
「・・・・・リナ、今はそんなことをしている場合ではないだろう。
こいつや、ズーマをしばき倒すのは後でもできる。
それより今は。」
そんなリナに何を言っても無駄と分かっているからして。
急がないといけないということを。
ゼロス達の言葉には触れずにさらりと言っているゼルガディス。
「・・・・ま・・まあ、確かに。
ちっ。後であんたら・・おぼえときなさいよ・・・。」
確かに。
言われてみれば。
アジトの一つだというその場所から。
気配がどんどん小さくなっている。
「なあ?リナ?一気にいくか?」
のほほーんと言って来るガウリイのその言葉に。
「・・・そーね。」
それだけいって。
ふと。
手を上空にあげ。
何やらつぶやくリナ。
その刹那。
ぐらり。
一瞬辺りの空間が揺らぎ。
その揺らぎにと飲み込まれるように。
リナ、ガウリイ、ゼルガディス、アメリア、ゼロス、ズーマ。
彼らの姿は掻き消えてゆく。
後に残ったのは。
何が何だか分からない。
クロツ配下の数名のものたちのみ・・・・。
どさっ!
「お・・・・おもひ・・アメリア・・・・」
その直後に移動したのは。
どうやらどこかの洞窟の中。
「ああああ!すいません!ゼルガディスさん!」
出現すると同時に。
ゼルガディスの上にアメリアが落ちて。
ズーマの頭の上にはゼロスが着地して。
そして。
「・・・・・何であんたは私を抱えているのよ?」
じとめで。
出現したときに、リナを抱きかかえている格好のガウリイをみているリナ。
「ん?いやぁ、何となくv」
「何となくじゃないでしょうがぁ!このぼけがぁ!
これじゃあ、素早く行動できないでしょぅが!」
・・つっこむ所が違うのでは・・。
そんなことをその場にいた全員が思うが。
恐ろしいのでいえるはずもなく。
そのまま。
ぷつぷついいつつ。
なぜか。
着地するときに、リナを横抱きの格好で抱きかかえていたガウリイの腕から。
地面にと降りるリナ。
まあ、いくら今は、互いに男性の姿といえども。
はっきりいって。
リナはあまり女性のときと姿代わりをしない。
・・・・まあ、スタイルはともかくとして。
見た目。
小柄で華奢な胸のない女性を。
金髪碧眼長身の男性が横だきに抱きかかえている。
そうとしか移らない。
まあ、リナが女性と男性にと代わるので変化するのは。
その体型くらいか。
あまりこれといってそれほど変化はない。
・・・・・ガウリイとはかなり異なり。
ガウリイの場合は身長から少しばかりリナよりも小さくなるか。
もしくは同じくらい。
という変化があるのであるからして。
そんな二人のやり取りを眺めつつ。
「・・・・おや。」
その先に。
広がるちょっとした空間。
その中央に横たわる一人の女性。
「・・・・・・ああ!って・・・まだ間に合うわね!」
まだ魂が完全に肉体から離れていっていない。
まあ、すでに、息も心臓も止まっている状態ではあるけども。
のんびりと何でもないような感じのゼロスとは対照的に。
その横たわる姿をみとめ。
思わず叫んでいるリナ。
「ガウリイ!」
「・・・・・・・・はいはい・・・・っと。」
リナのその言葉に。
横たわる女性・・・・・プラムの体に手をかざす。
何やら小さくつぶやくとそれと同時に。
一瞬、プラムの体が金色にと包まれる。
いや、金色を帯びた虹色の光。
そう表現するのがいいであろう。
その光に包まれて。
確かに。
アメリアとゼルガディスが確認したときには。
脈も心臓も・・息すらもしていなかったはずのプラムが。
ゆっくりと目を開けてゆく・・・・・・。
−続くvー
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あとがきもどき:
薫:・・・・・・・・・・・・まだ復活しないよぉ・・・・。
只今20日の午前8時・・・・。
・・・・・・・・・ページを訪れて下さっている皆様。
ご迷惑をおかけしております(汗)
さきほどメールをトクトクに送りましたので・・。
多分。
仕事から戻ったら。
昨日と今日の分は更新できるかと・・。
それでは・・・・・。
2003年5月20日午前8時・・・・・・・。