こんにちわ。
・・・まだ少しというか、現実逃避をしている今現在・・・。
ああ・・・・瓦礫の山と化したよぉ・・(涙)
・・・・何で、火の気のない所から出火なんてするのよぉ!?(涙)
・・・・作業場全焼・・・あうあうあう・・(涙)
とりあえず、現実逃避の小説打ち込み(食欲もないし・・)
しくしくしくしく・・・・・。
・・・・お、眠くなってきた・・・・今からなら寝れるかな?(昨日は寝てないし・・)
ではでは。
五ページ打ち込んでいる今現在・・・2003年の5月1日ですが・・。
寝ますね。(時を逃したら・・・・寝れないよーな気がする・・)
ではまた明日続きをばvv
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狭間の選択 〜一室での攻防?〜
光と共に出現したのは。
互いに金色の光を纏っている歳のころならば。
二十歳前かそこそこ程度の若い女性。
その見事なまでに清廉された、完璧な四肢。
そしてその美貌。
その場にいた全ての人間がそんな彼女に見とれていたりするのは。
当然といえば当然のこと。
そして、そんな絶世の美女としかいいようのない女性と共に。
現われたのは。
歳のころならば、十歳より少し下程度であろうか。
黒い髪をポニーテールにしている少女が一人。
こちらもまた、見たことのないような、愛らしい。
かなりの美少女である。
不思議なことにこの二人。
まったく年齢も姿も異なるというのに。
並んでいても違和感がわかずに。
逆に威圧されるような感覚に陥るまでに。
それほどまでに、互いに互いとも不思議な雰囲気を纏っている。
「ふむ、リナ殿?ガウリイ殿?紹介してくれんか?」
そんな二人をみつつ。
いきなり何もない空間から出現したというのにも関らずに。
まったく動じずにリナとガウリイに聞いているフィル。
「あ・・ええと・・。」
さて、何て紹介すればいいものか。
そこでリナが少し考え込む。
「あら、私達はガウリイさんの育ての親よ。
フィルさん(はあと)」
「そうそうv
ちなみに、世界そのものもこのあたしの子供みたいなものだけどね。」
疑問がるフィルに。
にっこりと微笑みかけて返事を返しているいきなり出現したその二人。
「何と、そうであったか。」
ずるっ!
その言葉にあっさり納得しているフィルに。
思わず周りの兵士などが床に滑りこけていたりするが。
「まあ、世界そのものが子供みたいという表現は。
よく意味がわからんが。
とりあえず、ガウリイ殿の知り合いというわけだな?
それで貴殿たちの名前は?」
「あたしは名前長いから、エルでいーわよ。」
「私はミリアム=ユニットvよろしく(はあと)」
そう軽くにっこりと微笑む二人の女性に。
「なるほど、エル殿にミリアム殿か。
ようこそ、セイルーンに。」
それであっさりきっぱり済ましているフィル。
「・・・・というか、何でいきなり彼女達が現われるんだ・・。」
頭を抱えてつぶやくゼルガディスに。
「ゼルガディスさん。
あまり深く考えたらきっと負けですよ。」
リナ達と行動を共にしているうちに。
何となく悟り始めていたりするアメリア。
ちなみに。
アメリアとゼルガディスは。
金色の母は、魔王と竜神のさらなる上の王。
のような感覚で捉えていたりする。
まあ、リナがその真実を言って。
ガウリイがその真実に近い光景を直接に、精神に叩き込んで、
視せたり・・・と、したりしている結果。
一応は、正確ではないにしろ、かなり近い感じでその真実を掴んでいる、
この二人。
未だにぼー・・・と城の人々は、今出現した、エルと名乗った女性と。
ミリアム・・・つまり、ミリーと名乗った少女のあまりのすばらしさに。
見惚れていたりするのであるが。
「ま、細かいことは気にしないの(はあと)」
「そうそう(はあと)」
当然のことながら、そんな二人・・・アメリアとゼルガディスの心情は。
手にとるように二人にばれる。
そういいつつ、にっこりと。
そこにいる、カンヅェルとアルフレッドに視線を移し。
「ふふ。面白いことしてるじゃない(はあと)
どうせだったら、ここの城というかこの部屋そのものに。
結界張っていろいろやって根性を叩きなおしつつ、
いろいろと聞き出したほうがとくじゃない?リナ?ガウリイv」
にっこりと。
なぜか、どこからか棘付きハンマーを取り出して。
にっこりと笑っているエルに。
「・・・・・・うん?ということは、神魔融合呪文とか。
とりあえず別世界というか別銀河の世界の呪文。
使っても問題ないってことよね?エルさんの力で結界張るってことはv」
その言葉にとある可能性を思い立ち。
目をきらきらさせているリナ。
「あら、リナ、あたしのことはエルでいいわよv」
「あ、リナさん、私のことはユニットでもミリーでもいいわよv」
そんなリナに交互に言っているエルとミリー。
そして、ガウリイの方をむき。
「じゃ、ついでだし、ガウリイさん(はあと)
ついでに力のコントロール、いってみましょ?(はあと)」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・げっ!?」
その言葉に思わず退くガウリイ。
「??何よ?ガウリイ?その力のコントロールって・・?」
退いているガウリイに問いかけるリナのその質問に。
「・・・・・いやぁ・・・何でも。
ミリーさんとエルさんの・・・混合呪文を使えとか・・・。」
というか、異なる混沌そのものの、その本質を混ぜ合わせた力。
そのコントロール・・・まず不可能といっても過言でない。
それなのに。
とりあえず、ガウリイの血筋に、一応は、ユニットの力と。
これは、母であるフェアリーそのものが、純粋というか。
簡単にいえば、逆を言えば宇宙の姫の力にて創られた、
いわゆる一部の力の結晶体。みたいなものなので。
その力はガウリイにも当然ながら扱える。
そしてまた。
その複雑に絡み合った血のつながりの中で。
しかも、この場所においての全てなる母、
金色の母のその恵みを受けているガウリイ。
以前、違う銀河でその力を練習させて。
ちょっとばかり術の制御に失敗して。
銀河系を数百個、一瞬のうちに消滅させたのは。
未だにガウリイには記憶に新しい・・・。
しかも、その消滅させたのを責任もって、
元どおりに時間制限以内で元に戻す。
という特訓を受けていたのであるからして・・。
あれはかなりの力を消費する。
というか失敗したら・・・まずまちがいなく。
はっきりいってこの星程度は軽く消滅してしまう。
虚無を引き出すといわれている、リナが使えるという、
ギガスレイブ。
それの比ではない。
「だって、ガウリイさん、未だにあれ。
成功させてないし(はあと)
ま、失敗してもこの世界が消滅する程度だしv
リナさんがいるから失敗なんてしないでしょ?(はあと)」
その言葉は案に。
失敗したらリナも死ぬのだから。
とはっきりいって遠まわしに脅している。
「・・・・・ええと・・簡単なやつでいいか?」
さすがに。
幼いころから叩き込まれているその恐怖というか、何というか。
誰にも逆らえない人はいるもので。
・・・・・人ではないが。
まあ、今のガウリイならば。
リナがらみであれば確実にこの二人にすら刃向かうであろうが。
「じゃ、私は四つの世界の融合術をためしてみよっとv」
うきうきとして。
理論的にはあまりの威力のため。
普通空間・・・や普通の結界の中で実験などを行っても。
・・・・間違いなく、星一つくらい軽く消滅させる威力を持っていることが。
分かっているがゆえにためさせなかった術のストックを。
多々ともっているリナ。
「とりあえず、そこの二人を実験体にしてv
あ、大丈夫よv二人とも、滅んだり死なないようにしとくから(はあと)」
あっさりとにっこり言い放つそんなエルの言葉に。
『・・・・・・・・?』
意味が分かってないフィルや他の城の人々は首をかしげたりしていたりするが。
「・・・・とゆーか!?リナ!?
何よ!?その四つの世界の融合術とかっていうのはぁ!?」
聞いたことのない言葉というか術。
リナの言葉に声を荒げているアメリア。
そんなアメリアの言葉に。
「え?ああ、ここの世界とつながりの深い、四つの世界の。
魔王と竜神その全ての力を束ねた術v
いゃぁ、あたし、一度試したみたかったのよねぇ?(はあと)」
にんまりとした笑みを浮かべるリナに。
「父さん!止めてください!」
さすがに何となくかなりとてつもなくいやな予感がし。
父であるフィルにと懇願しているアメリア。
だが。
「ふむ。確かに、アルフレッドの根性はたたきなおさねばなるまいな。」
・・・・どこをどう捉えたら。
根性を叩きなおす特訓と捉えられるものか。
ともかくフィルは。
リナ達が今から行うとかいっているその事柄を。
アルフレッドとカンヅェルの根性を叩きなおし。
・・・まっとうな道に戻すための手段。
・・・・そう捉えているのであった・・・・。
死んだほうがまし。
滅んだほうがまし。
そんな言葉が頭をよぎる。
何しろ、どんなに体などが傷ついても。
一時のちには完全にと復活し。
他の何かの力が加えられる。
辺りにあるのは、不可思議な色をした光の帯が。
ランダムに辺りを焼き尽くしていたりするが。
その光をどうにか制御しようとして、頑張っているガウリイ。
なぜか。
二つの異なる混沌の力。
かなり一部分でしかない力とはいえ。
そんな力が満ち溢れているその空間で。
まったく無傷で。
今攻撃を受けていアルフレッドとカンヅェルの前で。
まっとうな道に戻るための説得を続けていたりするフィル。
これもまた、かなりの精神ダメージにはなる。
しかも。
どこか諦めたのか。
しばらく、すでに今立っているのは。
アメリア、ゼルガディス、ガウリイ、リナ。
そして、フィル、エル、ユニット彼等のみ。
アルフレッドとカンヅェルは動くことすらままならずに。
頭に花を生やしたまま。
その場に座り込んで腰を抜かしていたりする。
「なるほど、あの四つの世界の力を束ねたらv
こういう効果があるわけねv」
嬉々として。
なぜか術の研究を兼ねていろいろ実験しているリナに。
「やっぱり、アルテマは制御・・・難しいなぁ。」
などといいつつ。
それでも、二人に言われたままに。
力の特訓を兼ねてそこにいる、カンヅェルで実験しているガウリイ。
ふと気がつけば。
なぜか。
白銀色をした瞳の女性と男性がそこにいきなり、
呼び出され・・いや、召喚された。
といったほうが正しいのかもしれないが。
「・・・・・・・・・・・・ねえ?ミスティルフィード・・・。
ここで死亡したらどうなると思う?」
「・・・・・・間違いなくお仕置きは確実だな・・。
ステファルグドゥ・・・。」
そういいつつ、溜息ついて、どこか諦めた表情のその二人。
リナに教わった、神聖魔法の防壁呪文で。
どうにか防御をしているアメリア達。
それでもその余波は多少感じられるというか。
ほとんど無意味といっても過言でないが。
そして。
そんな彼等はちらりとアメリア達の方をみつつ。
「・・・・・・・・・まあ、人間でも頑張っているんだから・・。
仮にも魔王と竜神の私達が頑張らないと・・・ねぇ・・(汗)」
「・・・・・だな・・・・。」
そういいつつ、溜息一つ。
「こら!部下M・C!折角術の実験に呼んだんだからv
しっかり頑張りなさいよねv
死んだりしたら・・・わかっているわよね?(はあと)」
にっこりとわらっていうエルの言葉に。
『・・・・・はい・・・・エル様・・・・。』
だくだくと涙を流して言っているその二人。
「?ねえねえ?ユニットちゃん?あの二人・・だれ?」
とりあえず。
アルフレッドにどこまでやったら。
死なない程度に怪我を負わせられるか。
という実験を試みているリナ。
ぐさぐさと、朱金色のショートソードで。
少しづつ、その四肢に傷をつけていっていたりする。
ちなみに。
リナが手にしているそれは。
リナ自身の力を具現化して、武器と成したもの。
「え?ああ、ステファさんと、ミスティーさん?
ここの隣の世界、白霧の王と白銀の竜神よ。」
さらりと何でもないように答えているユニット。
『・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。』
その言葉を聞いて。
アメリアとゼルはしばし。
凍り付いていたりするが。
この世界とつながりが深いという、四つの世界。
ここを覗けば三つ。
そのうちの一つ・・・。
白霧の王(ディスフォッグ)と呼ばれている魔王のいる世界の・・・。
その魔王と竜神・・・・。
その日。
セイルーン城のとある一室に。
かつてない力が吹き荒れてゆくのであった・・・・。
「うーん、満足・・って・・・・・・・・あれ?」
キュウ・・・・・。
みれば。
そこに完全に気を失っているどころか。
意識すらもない、二人の影。
まあ、そのうち一人は。
形を成してなくて。
影だけの存在になっていたりもするが。
あまり気にはとめずに。
「・・・・ま、これだけやれば。
いくらなんでも根性、たたき直るだろ。」
のほほーんといっているガウリイ。
まあ、リナとガウリイの攻撃だけでなく。
何しろ面白そうだから。
といって、エルとユニットもまた。
いろいろと二人にいろいろやっていたのである。
・・・・・はっきりいって。
それでどうにかならないほうが不思議なほどに。
何しろ。
召喚されている異世界の魔王と竜神ですら。
気を完全に失って。
その辺りに体をみじん切りにされて転がっていたりするのである・・
「・・・・・・・・・はっ!あ・・・・・アルぅぅ!?」
満足したのか・・・はたまた、丁度いいころあいだと、
思ったのか。
金色の王と宇宙の姫が。
部屋の結界をとき。
しばらくして。
今まで完全に気を失っていたクリストファーが。
そこに倒れている息子であるアルフレッドに気付く。
・・・・初期の段階で気絶していた人々は。
幸運といえよう・・・・・。
少しでも意識があった兵士などは。
しばらく、意味不明なことをいいながら。
少しばかり気が狂い掛けていたりする姿が見受けられているが。
フィルの誠意ある説得によって。
正気をどうにか取り戻しているそんな兵士達。
・・・・・全てのものはみな平等。
人類皆兄弟。
といいつつ、・・・・・・・・気絶してる人々に。
・・・・・・・・・・・人口呼吸はやめて欲しいものがあるのであるが・・・・・。
やがて。
気付けば、そんなに時間も経過はしていないにも関らずに。
かなり疲れの色を見せているアメリアとゼル。
気絶しなかったというだけでも見上げた根性ではある。
「まったく。この程度で死ぬんじゃない!」
微塵切れになっている彼等・・・魔王と竜王に叱咤をいれ。
そんな彼等を引き連れて。
どこかに行っているエルにユニット。
後に残るは・・・。
残されたのは、元いたメンバーたちのみ・・・・。
セイルーンの一部の人達は。
その日。
世の中には、理解不能な出来事がある。
それを身に染みて・・・実感するのであった・・。
「・・・・・う・・・・・。」
パラリ・・・。
頭に生えていた花が散る。
ぼんやりと目を開くその目に映るのは。
・・・・見た事もない人々の姿。
「・・・・・・・・だぁれ?」
きょんとした声を上げるその言葉に。
思わず顔を見合わせるフィルとクリストファー。
「・・・・アル?」
とまどいつつ、床から起き上がった我が子に声をかけるが。
「・・・・・・おじちゃんたち・・・だぁれ?
ある?それ・・・誰のこと?」
きょんとしたその表情。
「あ゛〜・・・・・なぜか記憶衰退起こしちゃったようねぇ・・・。」
そんなアルフレッドをみて。
完全に人事のようにつぶやいているリナ。
いや、事実、人事なのだが。
「・・・・・・・ま、当然と思うぞ・・俺は・・・。」
何しろ、あの二人の力をたとえ少しとはいえ、
その身に受けたり・・・目の当たりにすれば・・。
その真実を知らない存在にとっては。
いや、真実を多少というか完全に知っていても。
それはかなりのダメージになる。
そういいつつ、つぶやきながら。
そこにある黒い影をこね回して。
一つの物体に形を整えつつ。
「なあ?リナ?こいつ、どうする?
どうやら完全に魔としての属性・・・・抜けかかってるぞ?」
ひょいと。
彼自身の力ではすでに実体化ができないのか。
影だけの存在になっているそれをヒョイとつかんでいるガウリイ。
「うーん、さっき、詳しいことは聞きだしたし。
久しぶりに精神体をつかった料理でもつくろうかな?」
「お!リナの手料理か!?」
『・・・・・・・・・・・・料理って・・・・。』
そんなリナの言葉に。
突っ込みを入れているアメリアとゼルガディス。
「あら、けっこう、外郎と軟骨を掛け合わしたような触感で。
精神体の料理って・・・・いけるのよv」
『・・・・・・・・・・・。』
しばらくのちに。
その日。
デザートに。
アメリア達がみたことない品物が並んだことを告げておく・・・。
クリストファ=ウル=ブロッソ=セイルーン。
その一人息子、アルフレッド。
彼は・・。
この一件で完全に記憶を失い・・。
生まれたての雛のように、まっさらの状態で。
これから新たな生を迎えてゆくのであった・・・・。
−続くvー
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あとがきもどき:
薫:え?どうしてエル様とすみれちゃんの術(?)のシーン・・。
ないのかって?
・・・・うーん。
表現が難しいんですよね・・。
とりあえず、部屋全体に金色に輝く黒光りする、
無数の竜巻や雷。
虹色に不可思議に輝く竜巻や雷や稲光。
そんなものが部屋全体を多い尽くしている光景って・・・。
ちなみに。
リナとガウリイの力について、省いているのは・・。
わざとです(まて!)
いや・・・・一応・・・・・それが。
この先(一部?)のヒントになってしまうもので・・(まてまて!)
ま、何はともあれ。
また、次回で・・・・。