にっちわv
ふふふv
なぜか、他の小説を打ち込む気力がなくなっている私に、
誰か愛の手を(まてぃ!)←爆!
何でですかねぇ?
うーむ。
この前、自分でデザインした宝石を購入することを。
決めたからvそれでそっちに気分が向いているからかな?(まてまてまて!)
・・・・ハマリそーでこわいですけどね・・。
自分でデザインしたネックレスとか指輪とか・・・って・・・(汗)
いや、市販では、これっ!ていうのがないじゃないですか。
どこか妥協をすればありますけど・・(だからまて!)
とりあえず、もうデザイナーさんからこちらの希望通り!(感激!)
のデザイン画は上がってきたからv
後は品物なのですv
ふふふふふvvv
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狭間の選択 〜魔族カンヅェル〜
「・・・というわけで、儂はここで身を隠していたというわけじゃ。」
がははは!
そう笑いつつ、鷹揚に笑っている男性。
四十過ぎのヒゲをはやした見た目、どうみても、
どこかの盗賊の親分でまかり通る、その男性。
フィリオネル=エル=ディ=セイルーン。
ここ、セイルーン王国、第一王位継承者であり。
そしてまた。
アメリア=ウィル=テスラ=セイルーンの父親でもある彼。
フィル。
「フィルさん、狙われる心当たりはないのか?」
とりあえず、リナ以外。
初めてということもあり。
互いに簡単な自己紹介を済ませて。
フィルから、今起こっている状況の説明をうけ。
その説明が一通り終った後に。
聞き返しているのはゼルガディス。
「うむ。まったくない。儂はこうみえて平和主義者だからの。」
うそつけ!
思わずその言葉に突っ込みを入れそうになるゼルガディスだが。
どうにかかろうじて押し留まる。
そんなゼルガディスの思いを知るはずもなく。
「だがしかし、セイルーンの王族という理由で。
今までに刺客などが送られてきたことがあったからな。」
それゆえに。
彼の妻が死亡したときなどは。
暗殺者に殺されたのでは?
という噂がまことしやかにささやかれた。
まあ、事実、死ぬ前に襲撃されたことはあるにしろ。
その時は、フィルとそのフィルの長女。
つまりはアメリアの姉の手によって。
その暗殺者は撃退され。
フィルの妻が死亡したのは、あくまで病死。
それは、アメリアが、五歳になる前後であった。
「父さん、本当に心当たりがないんですか?」
心配そうな声を上げるアメリアに。
「・・うむ、あることにはある・・。
実は、今回の一件が始まったのは。
王宮にとある魔道士が出現してからすぐのことなのじゃ。」
そういって。
目の前にあるコップを掴み。
「クリスの昔馴染みとかいう魔道士が現われて、
クリスが王宮に招き入れたとたん、今回の騒ぎじゃ。
だからといって、クリスやその魔道士が怪しい。
というわけでなく、証拠も何もないしな。
・・おそらく、クリスのやつは、人がいいから。
騙されているか利用されている節が有力であろうがな・・・・。」
そういいつつ、コップを持つ手に力を込めて。
「おのれぃ!この儂のかわいい弟をたぶらかしたのが分かったら!
いかにこの恩領な儂とて、容赦はせんぞ!」
バキャ!!
少し力を込めただけで、粉々に割れるコップ。
「・・・・・まさか、以前のように。
セイルーンの王子のイメージに合わない。
とかいう理由で弟に反乱おこされてるんじゃないでしょうね・・。」
溜息まじりにいいつつ。
その割れたコップに手をかざしているリナ。
リナが手をかざすと。
瞬く間に、その割れたはずのコップが元の形に戻り行く。
壊れた分子の配列を戻して元に戻しただけのこと。
だが。
それをみて、思わず目を見開いているグレイ。
普通は驚であろうが。
何の術も呪文も唱えずに。
壊れた品物を元に戻しているのであるからして。
だが。
アメリアやゼルガディスは。
よくあることなので、もう完全なまでになれきっている。
慣れとは恐ろしいとはよく言ったもの。
「・・・・・おい、リナ?」
そのリナの言葉に少し疑問を抱き。
問いかけるゼルガディスの言葉に。
「以前、私、このフィルさんの依頼を受けたときなんだけどね。
フィルさんの弟の影の薄い司祭ランディーが。
フィルさんがセイルーンの王子というイメージにあわないからって。
フィルさんの命を狙って、いろいろやってたのよ。」
そのとき。
罪をなすりつける気でリナに声をかけたのが、運のつき。
その目論見は、リナと・・。
・・・・他でもない、フィル自身の手によって打ち砕かれたのであるが。
「・・・・・・・・・・。」
分かるような気がするな・・・。
そんなリナの言葉に無言になりながも。
心のうちでそんなことを思っているゼルガディスに。
「なあ、リナ?そのフィルさんの友人とかいう、
その魔道士が、あれかな?」
さりげなくリナに話題を振っているガウリイ。
「多分ね。」
『・・・・・あれ?』
そんな二人にしか分からない台詞では。
アメリア達が分かるはずもなく。
リナとガウリイの言葉に。
思わず突っ込みを入れているアメリア、フィル、ゼルガディス。
グレイといえば、妻と共に。
お茶のおかわりなどを用意していたりするのであるが。
「え?気付かなかった?この町に入った時に。
何か魔の気配がするの?」
キョトンとした声でさらりと言っているリナに。
「そうそう、まあ、中級程度ってところかな?この気配だと。」
のほほーんとお茶をのみつついっているガウリイ。
ガタン!!
『ナ゛!?』
その言葉に思わず椅子から立ち上がるゼルガディスとアメリア。
二階では、未だに。
気絶したままのシルフィールが。
悪夢にうなされて唸っていたりしているのであるが。
「でも、何か感じからして、一応、仮の契約結んでいるような感じよね。」
「でも、不死の契約とかではないぞ?感じからして。
一応、ここにいるのは、魔と人間、普通の生き物の気配しかないからな。」
口をばくぱくさせて立ち上がっているアメリア達の前で。
のんびりと、何でもないように会話をしているリナとガウリイ。
リナは、その家柄というか、姉による特訓で。
まず、一つの町中にいる魔などといった、異なる気配に関しては。
すぐに分かるように。
と、物心ついた直後から、特訓を受けている。
ガウリイにいたっては・・・。
その母親が母親である。
という事実もさることながら。
やはり、一番強いのは、その育ての姉たちであろう。
・・・・母と呼んだりしたら怒られるのである。
無言で、二人に、にこやかに。
「ま・・・またまたぁ。魔だなんて。
そんな伝説にすぎないことを。
お茶目ですね。」
どうにか話題を変えようとするグレイに。
「え?伝説じゃないけど?」
「何だったら、カタートいってみるか?
飛ばすことは簡単だが?」
そんなグレイに何を言っているのか。
というような視線を向けていっているリナとガウリイ。
その言葉に絶句した、グレイをそのままに。
「それはそーと、どいつの系統かしら?」
そういって、城の方にと視線をちらりと向けるリナ。
「うーん。気配からして、どーやら、魔竜王の系統のようだぞ?」
のほほーんとニコニコしていっているガウリイ。
「確か、あれ、姉ちゃんから聞いてるけど・・。
魔王から離反してるんじゃなかったっけ?」
バクリ。
目の前に運ばれてきているチーズケーキを一口。
口にと運びつついうリナに。
「そーいや、エルさん達がそんなことをいってたな。
何でも、人の心が混じって、生きるためにSとかいうやつから、
離反したとか何とか。まだエルさんに反旗を翻した。
というわけではないようだから放っている。
とかいってたぞ?」
『・・・・・・・・・・・。』
その会話の内容は、アメリアやゼルにとっては。
信じられないような事柄。
どうして、見てもないのに、というか。
そんなに詳しく分かるのか?!!
という疑問が浮かぶものの。
それでも。
少し前に、彼等は、そのガウリイが話している、
『エル』にであったことがあるからして。
・・・・金色の王がらみなら。
何があっても不思議ではないのかも・・。
そう、ある意味、納得してしまっている部分もあるのであるが。
だがしかし。
そんな事情を知らないグレイや。
意味がまったく理解できてないフィルは。
グレイはそのリナとガウリイがいった。
魔竜王とかいうその言葉に凍りつき。
フィルにいたっては。
「ほう、クリスの友人は魔族なのか。
クリスも友好関係が広いということだな。関心、感心。がっはっはっ!」
などといって、笑っていたりする。
「違うだろ!!」
そんなフィルの台詞に。
思わず突っ込みを入れているゼルガディスであった。
・・・・当然の反応である。
「とりあえず、ここで話しをしているだけでも何ですし。
一度、王宮に戻りませんか?父さん?」
とりあえず、気を取り直したアメリア。
そして。
「ふふ。もしクリス叔父さまの友人が魔だとすれば!
この私の説得で魔族なんて因果な家業を止めさせて、
真っ当な人間にしてみせるわ!」
などと、一人、違う意味で張り切っていたりするのであるが。
「そ・・・そーね。」
多分、ルナ姉ちゃんがいってたのは。
セイルーンに魔が入り込んでいるから。
そのことをいっているんだろうし。
だったら、早いとこどうにかしないと・・。
私が姉ちゃんに殺されるしぃい!
などと内心では叫びを上げつつ。
アメリアの言葉に同意しているリナに。
「それもそうだな。」
こいつらの言っていることは、正解なんだろうが・・。
しかし・・・・中級・・魔族?(汗)
その言葉に、一体どんな魔が入り込んでいるのやら・・。
などと内心汗を流しているゼルガディス。
「それもそうだな。そろそろ戻ってもいいかもしれん。
リナ殿たちは、この儂の客人として招きいれよう。」
そういって、リナ達をあくまで客人として、
城にとつれてゆくことを決めているフィル。
「俺はリナがするとおりにするさv」
別にリナが危険でなければ俺はそれでいいし。
そんなことを思っているガウリイ。
四者それぞれ。
互いに互い。
異なる思惑を抱きつつ。
「では、殿下、気をつけてくださいませね。」
「うむ、いろいろと世話になったな、グレイ。」
「グレイ叔父さん、シルフィールさん、よろしく頼みますね!」
グレイの家の玄関で。
簡単に別れの言葉を継げる。
未だに気絶して唸っているシルフィールをグレイに任せて。
リナ達が向かうのは、セイルーン・シティの中心にある。
ここ、セイルーン王国のその要。
セイルーン城。
「門をあけろぉ!フィリオネル=エル=ディ=セイルーンが今、
戻ったぞぉ!」
城に入る城壁に設置されている門の前で。
高々に宣言するフィル。
その言葉に、城壁の上で見張りに立っていた兵士達が。
フィルの姿を認めて。
あわてて、開門する。
高く張り巡らされた城壁に。
その中に各種の役柄を担う建物が存在している。
兵士達の合宿場はさることながら。
巫女が勤める宮殿や。
そしてまた。
公式行事のための建物。
そして。
城の関係者が住まう、家並が門から入ると続いている。
さらに先にいけば。
整えられた庭園や。
そして。
この国の中心でもある、セイルーン城が。
先にと見えてくる。
今は視界の先にその城が見えているにはいるものの。
すぐ近くではない。
「兄上!ご無事でしたか!アメリアも!」
報告を受けて。
奥から出てくる一人の男性。
その傍らには、顔に一筋傷の入っている、
一人の男性と。
まだ若い男性の姿が。
「うむ、心配をかけたな、クリス。
紹介しておこう、儂の客人のリナ殿たちだ。」
そういって。
軽くちらりとリナたちを視線で指して。
簡単に説明しているフィルに。
「うーん、ビンゴね。」
「やっぱ、中級の下ってくらいだなぁ。」
うんうんと。
その顔に傷のある男性を一目見て。
そんな会話をしているリナとガウリイ。
「リナ?ガウリイさん?すると?」
アメリアが問いかけると。
「そーよ。」
あっさりとしたまでの返事。
「ふ・・・ふっふっふっふっ!
そうと分かったら遠慮はしません!
さあ、カンズェルさん、今こそ、正義の心に目覚めて、
その悪の道から逃れてください!」
びしぃっと。
いきなり、そこにいる、顔に一筋傷の入った男性に言っているアメリア。
その男性に指を突きつけて。
「?何をいっているのですかな?アメリア姫は?」
いぶかしりつつ、少し馬鹿にしたような笑いを含んで言っているカンヅェルに。
「ふっ。とぼけないでください!今に分かります!
人生ってすばらしい、生きてるってすばらしい!」
「・・・・・・・・う゛!?(汗)」
まさか、いきなり。
生の輝きに満ち溢れているその言葉の攻撃が来るとは。
思ってもいなく、まったく構えてなかったカンヅェル。
その言葉にマトモに顔色を変えていたりする。
アメリア達の前に現われているのは。
フィルの弟である、クリストファーに。
その息子のアルフレッド。
そして・・・問題の魔道士、カンヅェル。
後は、数名の兵士達・・・・。
そんな数十名の人々の姿・・・・。
そんなアメリアの生の賛歌による攻撃を受けて。
さすがに、これはいきなり聞くと。
かなり効く。
「とりあえず、早いところ何かしないと。
私が姉ちゃんに殺されるから。うらまないでね。」
それだけいって。
すっと手をかざし。
「ラティルト!!!!」
いきなりうずくまるカンヅェルに、呪文を放っているリナ。
『何を!?』
いきなりのことで周りにいた兵士達が、リナに抗議の声を上げるが。
「く・・・・ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
そのまま。
腕を一本、油断していたがために。
カンヅェルが消滅させていたりすれば。
話しは別。
ただの人にこの術が直撃して。
別にその肉体がどうこうなるということは、きいたことがない。
まあ、精神を破壊することはするのだが。
別に肉体が、消失するなど。
そんなことになるのは。
理由は一つ。
フィルや兵士達、アメリア達がいるそんな目の前で。
いきなり、その形を崩れさせつつ。
腕を押さえてもがくカンヅェルに。
「な゜!?まさか・・・カンヅェル!?そのほう!?」
驚愕の目を見開いて叫んでいるクリストファ。
「・・・・ちっ。馬鹿が。」
吐き捨てるようにいったクリストファの息子、アルフレッドの言葉は。
父親であるクリストファの耳には届いていない。
「?アメリア、あの術は、確か精神面にのみ影響するのではないのか?」
のんびりとそんなことを言っているフィルに。
「そうですよ。あれは、精霊魔法最高峰。
人に直撃すれば、その精神を破壊しますけど。」
そういうアメリアの言葉に。
「だが、どうやら、こいつ・・カンヅェルとかいうやつは。
魔族らしいからな。いわゆる純魔族。
純魔族はその肉体そのものが精神体を自らの力で、
具現化させているだけだから。
だからこうなっているんだろう。」
そういいつつ、いきなり呪文を放ったリナにあきれつつも。
それでも。
見た目はどうみても、人のそれでしかなかったカンヅェルが。
本当に魔族である。
という、腕が消滅し形が崩れているのが何よりの証拠。
そんな動揺を表には出さずに淡々と言い放つゼルガディス。
それをみつつ。
「さって、姉ちゃん特製の魔族専用ロープ、ローブ・・っと。」
ごそごそと。
袋から何か取り出しているリナ。
そして、袋の中から暁色の細いロープを取り出して。
「ガウリイ、これでそいつ縛っておいて。
これからゆっくり、どーしてここに入り込んだのか。
じっくりと聞き出すために(はあと)」
そういって、にっこりと満面の笑みを浮かべるリナ。
「別に竜神の力が入ったローブでなくても。
俺も持ってるぞ?エルさんとか、ミリーさんの力が含まれてるやつ。」
そんなリナにごそごそと。
自分の袋から一つの球(オーブ)を取り出して言っているガウリイ。
周りの兵士達はといえば。
いきなりの展開についていけずに。
ただただ、その場に呆然と硬直していたりするのだが。
「・・・ナ゛!?リ・・ナ!?リナ=インバースか!?」
くぐもったその声で、顔を半分少し溶かして。
腕を失いもがいていたカンヅェルが驚愕の声を漏らす。
「あら、この私を知っているの?
それなら話しは早いわvフィルさん。
これでくくっておいたら、どうやっても。
逃げられないから、どんどんせめていろいろと聞き出しましょv」
リナが手にしているローブは。
これで結んだものは、この世界における精神世界面から。
完全に隔離される。
その力すらも括られる。
まあ、ガウリイが持っている『紐』の場合は。
こちらは、下手をすると、体が虚無に蝕まれる可能性が。
とある御方の気分によって起こる可能性が高いのであるが。
そんな会話をしているリナ達をみつつ。
「さて、叔父さま?アルフレッド?どういうことか、
説明してくれますよね?(はあと)」
にっこりと。
その場に何が何だか分からずに、呆然と佇むクリストファと。
まさか、こんな兵士達の目の前で、彼の正体が露見したのに。
驚いているクリストファは。
当然のことながら。
アメリアが微笑みかけつつ問いかけた質問に。
答えるより、すべがない状況にと。
追い込まれているのであった。
未だに、兵士達は。
何が起こったのか、完全に理解できずに。
ただただ、呆然と佇むのみ―――。
−続くvー
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あとがきもどき:
薫:・・・・カンヅェル、いきなり正体暴露です(爆!)
ま、リナ達にちょっかいかけよーとしたのが、運のつきですね(こら!)
さて・・・・クリスはどうするかなぁ。
精神崩壊して幼児退行する話しと。
やっぱ原作どおりに死亡する話と・・・。
根性をたたきなおすためにどこぞに預けられる、
という案がでて・・。
面白そーだからといってきた、
とある絶世の美女に連れて行かれる話と・・。
この三つのパターンでクリスの行方は考えてはあるのですが・・。
どれがいいですかねぇ?(だからまて!)
案がなければ、一番初めに考えた話。
つまりは、死亡→フィブが・・・。という形になりますが?(まて!)
んではでは・・・・。