こんにちわ♪
   前回、リクエストしたんだけど・・・・。
   未だに返事なし・・・。
   しくしくしく(人に頼るな!)
   というわけで、打ち込みののりでどちらにするか
   (ランツの出番有り無しと、エリスの待遇)にするのですv
   ではではvvv




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        狭間の選択     〜目指せや目指せサイラーグv〜



  



 ドッガァァァァン!!


「ああもう!!!!どうしてこんなに多いのよ!」
「よっし、これで、本日、二十組目の勇者様・・っと。」
シュ。
羊の用紙に、書き込みをしているアメリア。
その前では。
シュパパパ!
まず、リナの呪文で吹き飛ばされた、自称勇者様ご一行のほかには。
ガウリイの剣の一閃により、
『ひ・・・・ひぇぇぇぇぇぇ!?』
そのたったの一閃で、装備や服を下着以外は綺麗に切り刻まれて。
悲鳴を上げて、腰を抜かしている輩や。
そのまま、失禁したり、気絶したり。
挙句は、多少精神異常をきたしたり・・。
まあ、この精神異常の場合に関しては。
その攻撃の対象を彼らがリナに始めにターゲットを絞ったがために。
ガウリイが、リナに気付かれることなく、そんな彼らに向けて、
殺気を飛ばした結果なのであるが。
のどかな街道にリナの絶叫がこだまする。
「うう・・・。私は、正義の使者なのに・・・。」
そういいつつも。
「ボムディウィン!」
ごぅ!
アメリアに向かってきた輩を。
風の呪文で吹き飛ばしているアメリア。
「リナ!ぐずぐずしてないで、早くサイラーグにいきましょう!
そうしないと!」
もし、これが、父さんの耳に入ったら!!?
ぞくり。
アメリアに悪寒が駆け抜ける。
そう思い、体を震わせているアメリア。
何しろ、悪いことは、悪い。
その辺りの躾はしっかりしているアメリアの父親である。
「・・・・まあ、父さんのことだから・・・。
何か訳があるってすぐに理解するでしょうけど・・。」
ぶつぶつつぶやきつつ。
だが、それでも。
何しろ、あの父親のこと。
こんなことが耳に入ったら。
即効で、国を抜け出し、アメリアの元に駆けつけてくるのは目に見えている。
「おーい、リナ、こっちは終わったぞぉ。」
にここにいいつつ、剣をしまい、リナに言っているガウリイ。
その横では、まるで逃げるように逃げている自称勇者たちの姿が。
いわれなき手配を受けているのを知った、リナ、アメリア、ガウリイは。
その手配をかけた人物がいるとされる、
賞金の手渡し場所、サイラーグにと向かって今進んでいるのだ。
「でも、変わった手配ですよね・・・。生きたまま捕らえたに限り、賞金を支払うって。」
町などに張られていた手配書を剥ぎ取り、手にもっているアメリアが、ぽつりとつぶやく。
そこには、生きたまま捕らえてサイラーグにつれてきた時に限り賞金を支払う。
とそうかかれているのである。
「ま、ともかく、これをかけたのは、間違いなく。
  赤法師レゾではないことは確かなんだし。
  誰かが、レゾの名前を語っているのは間違いないんだし・・・・。」
ぶつぶついいつつ、リナはその手配書に目を落とす。
と。
「・・・・ん?」
きょろきょろ。
ジィ・・・・・。
ふと、その手配書と、ガウリイとアメリア、そして自分の姿を見比べる。
     そして、おもむろに。
ポン!
一つ手を叩き。
「そっか!この手配書の姿まんまだから、刺客達も襲ってくるわけよ!」
いいつつ。
ゆらり・・・・。
姿を男性のそれから女性のそれにと変えているリナ。
そして。
「ガウリイ、あんたも女性になんなさい!
そして、全員の服を少し換えるわよ!」
そういいつつ、荷物の中をごそごそとし。
「私は、着替え持ってるけど、アメリアは?」
そういいつつ、パサリ。
何処にどうやって入っていたのやら。
小さな皮袋から、白いワンピースを取り出しているリナ。
ちなみに、リナが持っている皮袋は。
ルナのお手製というか選別。
普通の皮袋であるわけがない。
何でも、ルナがリナにした説明によれば。
異次元の空間を利用して、ゼフィーリアのゼフィール・シティ。
インバース家のリナの自室とその皮袋は繋がっているらしく。
何処にいても、家の中の荷物がすぐに取り寄せられるのである。
まあ、リナが旅に出たのは、12の時。
そのころの服は、流石に入らないが。
里帰りするたびに、リフォームして。
きちんと作り直しているリナ。
物は大切に。
というインバース家の教育の賜物である。
「着替えですか?」
旅をするのに、着替えなどは邪魔。
大概、宿屋などで服を洗って、そのまま次の日にも着る。
そのパターン。
寝間着くらいは、圧縮して、形態しているが。
リナの言葉にぶんぶんと首を振るアメリアに。
「じゃ、アメアリは、はい。これ。」
そういいつつ。
ぱさり。
アメリアに向かって、服を投げているリナ。
「ガウリイは、自分でどうにかできるわよねv」
確か、こいつの持っている袋。
私のと同じくかなりいろいろと入るらしいし。
などと思っているリナであるが。
「なあ、リナ、そんなことしなくても。
そのまま、一気に瞬間移動でもしていけばいいじゃないか・・・。」
ワンピース姿のリナを・・・誰にも見られてたまるか!
そう心の中で突っ込みつつ。
「あのねぇ、ガウリイ。そんなことしたら!
意味がないのよ!ここは、わざわざ、歩いていって、
そうして、たどり着いたその時点で!親玉をやっつけないと!
そりゃ、瞬間移動とかしたら楽だけど!」
はっきりきっぱりい言い切るリナ。
「・・・・・いや・・あの?リナ・・ガウリイさん?瞬間移動って・・・・(汗)」
その二人の会話に。
思わず汗を流しているアメリア。
普通はそんなこと・・できませんよ・・。
などと思っているが。
この二人に・・・・常識が通用するか否か。
そうふと考えるが。
二人とも、正義の使者だから、そんなこともできるんですね!
・・・・・・・・・・・・勝手にそんな無理やりのこじつけで。
自分の中で納得しているアメリアであった。
「ほら、そんな簡単な解決策を考えてないで。ガウリイも着がえたv着がえたv」
そういいつつ。
パパパ。
辺りの虚空に何か文字のような文様を描き。
「分子配列転換!」
リナの言葉と同時に。
辺りの空気中に漂っていた、空気の中の物質の、
それを形勢していると言っても過言でない、分子という物質が。
リナが今指定した形に応じて。
変化を遂げてゆく。
ポンv
軽く音を立てて。
そこに、ちょっとした、着がえ室のようなものが出来上がる。
何処ででも着がえられるように・・・と。
リナの姉のルナがリナに叩き込んだ、術の内のその一つ。
「すごい!リナって!」
それに感心しているアメリアに。
「ほらほら、アメリアも着がえましょv」
そういいつつ。
アメリアには、膝下の辺りまであるフリルのついた青いスカートに。
白いブラウス。
リナは、白い、気持ちほど花柄の文様がかわいくプリントされている、
白いワンピースを手に。
その簡易着がえ室にと入ってゆく。
ちなみに。
これは時間制限あり。
放っておいても、数時間後には。
勝手に、分子が組みかえられている前・・つまりは、元に戻って。
この着がえ室は消滅するのだが。
二人がそのリナの作った個室に入るのをみて。
溜息一つ。
「・・・・・女でなくて、服を変えてやる・・・ふふふ・・・。」
今までの服装は、どうみても、傭兵の軽い装備をしているその姿。
しかし。
まさか、普段着に着替えた、しかも。
女性形態のリナの横に。
自分までもが女性の姿でいるとなると。
まず間違いなく、リナに言い寄ってる男性が後をたたないのは目に見えている。
そういいつつ、目を閉じ。
その刹那。
シュルリ。
ガウリイが身につけている服装が、一瞬、まるで融解されたように。
ガウリイの体にまとわりつく。
ちなみに、この服。
実は、ガウリイがその力で作り出しているものなのだ。
その辺りのことも、母親や、育ての親・・・でなく、姉二人。
その特訓の成果もあり、簡単にこなせるようになっているガウリイ。
そのため、服などには今まで困ったことがない。
簡単に述べると。
ガウリイは、何もない空間からでも。
その空気の中に含まれている成分を紡いで。
様々な物質や品物を作り出すことが可能なのである。
― 今、リナがやったようなことも当然できる。
少し広い空間とかで野宿をするときなどは。
その力を使って、簡単に小屋を創ってそこで寝る。
などといったこともしていたのだから。
ガウリイのイメージにあわせて。
ガウリイの体を包んでいた服のその構造が、本質なところから変化してゆき。
やがて。
ふっ。
一瞬の後には。
今までの服装とは打って変わり。
少し身分のいい金持ちが私用で着るような、タキシードに近い形の。
藍色の服にと身を包んでいるガウリイの姿が。
腰にさしている剣がその姿に異様に似合っている。
見た目、どこかの貴族か王子様がお忍びて゛旅をしている。
といったような格好である。
     
「よっし、ガウリイ、姿変えた・・・って!?が・・ガウリイ?」
思わず呆気に取られてしまう。
今までの姿より、格段に、そう・・気品のようなものがガウリイから感じられる。
服を着替えて出てきたリナは。
ガウリイの姿をみて、思わず口をぽかんと開けている。
「すごいです!ガウリイさん!まるでどこかの貴族です!」
その姿をみて、目をきらきらさせているアメリア。
「そうだ!リナ!ガウリイさんの横にならんで!」
そういいつつ、未だにぽかんとしているリナの手を引っ張って。
ガウリイの横にとリナを連れて行き。
しゅたっ。
その場から飛びのき、少し離れて二人を観察する。
白いワンピースを着ている小柄で華奢な女性に。
金髪碧眼、長身の美男子。
はっきりいって・・・・。
絵になる、というのはこのことか。
まるで絵から抜け出たような二人の姿がそこにはあったりするのだが。
「うーん、やっぱり、お二人は、お似合いです!」
その左手の指輪が輝き。
まず黙っていれば。
この二人まず恋人同士か、婚約者同士。
歳からして、まだ夫婦というのは、リナがまだ15になったばかりなのでそう思うというのには無理があるが。
まず、どこかのいいとこのお嬢様と、どこかの貴族の子息。
そんな感じの二人の姿がそこにはあった。
未だにぽかんとしているリナに。
・・・・こいつって・・・。
こんなに綺麗だったの・・・?
・・・・何か・・・くやしい!
男性としての綺麗さにふと見とれてしまった自分に気付き。
あわてて、目をそらして、顔を赤らめているリナ。
・・・・よっしv
どうやら、リナ、俺を男として今、意識したなv
そう思いつつ、かなり内心ガッツポーズをとっているガウリイ。
それがたとえ今だけだとしても。
リナからすれば、かなりの進展だ。
そうガウリイは思っていたりする。
・・・事実、確かに、リナにしては、かなりの進展であろう。
・・・・・それがたとえ、一瞬捉われただけの感情であったとしても。
今まで、リナは、あくまで。
ガウリイをただの『仲間』として、『親友』に近い感じで受け止めていた、
だけだったのだから・・・・。
たとえ、それが・・・・・すぐに忘れる一瞬の感情の変化だったとしても。
「・・・で?何でそんな格好してるの?」
あわてて、自分の頭に今浮かんだことを振り払い。
ガウリイの顔を見上げて聞いているリナ。
普通の男なら大概落ちる。
少し、頬を赤らめて、上目遣いに見上げてそういわれたら。
それをどうにか理性で押さえ込み。
「だって、女だけの旅はやっぱり無用心だしなv
  それに、何より、俺が女になったら!リナに言い寄るやついるかもしれないだろ!
  そんなことはゆるせん!」
どう誰がどう聞いても。
この二人のことを知らない人がこの台詞を聞いても。
ガウリイが、リナをどう思っているのか。
すぐに分かるであろうに・・・・・・。
「?変なやつ?」
・・・・・・・・・ずべっ!
理解してなくて、キョトンと首をかしげただけのリナに。
思わず、大地にそのまま前のめりでこけてキスをしているアメアリであった。
「あれ?アメリア?・・・ま、いーけどね。別に。
   とりあえず、服装を変えたら、多分、自称勇者様ご一行はいなくなるはずよ。」
にっこりと微笑み言い切るリナ。
完全に理解してないリナに。
多少、心で血の涙を流しているガウリイ。
そんなガウリイの思いを知るはずなどもなく。
服装変えたし、そーいや、あの手配書、あたしが男性の姿をしている、時のだったし。
うーん、始めから服装を変えてればよかったわv
などと、うんうんうなづいているリナ。


リナの思惑通り。
これ以後。
確かに、自称勇者様達御一向は現われなくなったのは。
事実ではあるのだが・・・。



「お嬢様方?一体、どちらに向かわれますのかな?」
そういいつつ、金づる・・。
そう三人の姿をみて。
踏んだごろつきや、盗賊、夜盗、追いはぎが。
しっきりなしに、リナ達の前にと代わりに出現を始めていた。




「ふふ・・・・ふふ!らっきぃぃぃぃ!ストレス発散!ドラグスレイブ!!」


ドッガァァァン!!!!!



ものの見事に。
まさか、こんなどうみても、深層のお嬢様のような、華奢でかわいい少女が。
彼らにとっては、鬼門というか、出会いたくない魔道士、ナンバーワン。
リナ=インバース。
その当人であるなどと・・・夢にも思うはずもなく・・・。
リナ達の格好に騙されて。
リナが自ら盗賊退治に出かける必要もなく。
山道や人気のない道を歩いているだけで。
リナのストレス発散の材料の方より出向いてくるので。
     
「ゃぁvラッキーvもっと早くにこうしていればよかった!」
「これで、悪がまた一つ滅んだわ!」
リナと一緒になって、盗賊退治に専念しているアメリア。
「・・・・まあ、いいけどな・・・。」
そんな大変にご機嫌のリナを優しい目でみつつ。
ガウリイもまた、とりあえず、雑魚の始末に追われつつ。


三人は、刺客達に襲われることなく。
道のりも軽く、サイラーグにと続く街道を進んでゆく。
近年。
サイラーグに続く道に海を越えるものだけでなく。
山に洞窟というかトンネルが開通し。
そこが今、発展途上の街道にとなっている。
サイラーグ、リゾート都市、ソルタウンなどがあるサイラーグ地方は。
ウルル山脈に囲まれており。
今までの旅路とすれば、海を渡るか、ウルル山脈を越えるしか、
方法がなかったのであるが。
そのウルル山脈に。
誰がどうやったのか、その足元にトンネルが開通したのは。
今から、少し一年くらいほど前のこと。
リナはその原因を痛いほどに知っているが・・・。
     

町に入っても、手配書の人物だと気付かれることもなく旅は順調にとすすんで行く。
・・・・リナが、一気に、瞬間移動して。
サイラーグに移動しなかった理由の一つ。
それは・・サイラーグに行くまでの街道筋の町並みには。
かなり、捨てがたい名物料理の数々があるがために。
食べなきゃそん!
という信念からに・・・・他ならないのであった。


リナは、幼いころから姉の特訓を受けて。
多少の距離ならば、といっても、国一つ分くらいの距離は軽く。
・・・・・一瞬のうちに瞬間移動をすることが可能なのである。
ガウリイにいたっては・・・いうまでもなく。
何しろ、このガウリイ。
母親が、とあるトンでもないとある女の子の持っている、石の精霊。
しかも、その成長には、その女の子と・・その親友である、
金色の母が関っているとなると・・・。
・・・・出来て当然。
という事実がそこにあるのだが。
この二人、リナとガウリイ。
俗にいう、世間での常識は、一切合財・・・当てはまらないことを。
よく肝に心しておかないと。
・・・・二人に付き合うのは、至難の業なのであった・・・・・。

遥か、やがて視界の近くに見えてきたのは。
近年、発展途上の広い街道筋。
この先に・・・・サイラーグ方面にと続く街道があり、
視界の先に見える、雲よりも高いその山々の麓に。
出来たトンネルを目指し。
リナ、ガウリイ、アメリアは。
そのまま、サイラーグ目指して進んでゆくのであった。

     
                                       −続く♪ー

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あとがきもどき:

薫:あ・・・あぶな・・・(汗)
   ついつい、のりというか、思い出しつつ、打ち込んでたら・・・。
   あ゛あ゛あ゛!これは違うぅ!フォーエバーの!?(汗)のりだ!?(汗)
   と気付いて・・・あわてて削除・・・あはははは(汗)
   いや・・・この辺り・・・似てるんですよ・・・・あはは(から笑)
   早く気付いてよかった・・・・あはは(汗)
   これもあれも、頭の中で完結してるから・・。
   何も、ノートにもレポートにも、書いてないからなぁ・・・はは(撲殺)
   まあ、フォーエバーは打ち込んでますけどねぇ(まて!)
   ネクストがまだだけど・・・・(だからまてってば!)
   (只今やってという人が・・四名・・汗←どうするか・・)
   何気に。
   ウルル山脈にトンネル開通した人・・・だぁれだv
   ・・・・って、裏設定というか裏話v
   こののりで、スペシャルvの話しをいくつか作っている中で。
   ナーガとリナの呪文・・・(というか、依頼主を吹っ飛ばした)
   その反動で・・・出来たトンネルだったりしますv
   ワンダホーの地図みても。
   サイラーグ方面が、高い山脈で囲まれているの・・・分かりますしねv
   うーん、納得v(爆!)
   んではではv
   次回・・・・トンネルの前の、サイラーグ方面に向かう。
   街道筋の新しい宿屋での話し・・・・(になるかと・・・)
   ・・・・シルフィールの登場・・・・また間違えないようにしなきゃ・・・。
   あ・・・・あはは(汗)
   あれは、もうフォーエバーで打ち込んでるからなぁ・・(汗)
   いや・・まぢで自分的には似ているかと思うので・・(駄目ジャン・・)
   んでっはvv