こんにちわ♪
なぜか、最近、打ち込みスピードが極力低下して。
しかも、打ち込む気力がなくなってきている薫です・・・・。
うーん・・・・。
乗るときには、二本、三本はいけるはずなのになぁ・・。
休みの日ですら・・たったの三本・・・どーいうこと?(爆!)
最近、ふと、『いい年した大人が何やってるんだろ・・自分・・。』と。
感じてしまっている私ですが(笑)
まあ、それは、きっと。
年齢だけいって、精神年齢が、まだ子供なんだろうなぁ・・。
と自分自身で確信していたりして(爆!)
まあ、何はともあれv
先に、バージョン違いの話しで止ったままになってる話とか。
はたまた視点違いの話しとかを打ち込まずに。
またまたこっちを打ち込んでいる私なのですv
今回は・・・・サイラーグ偏v
この回は、何回で終われるかな?(まて!)
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狭間の選択 ~指名手配?~
いつもの何のことはない光景。
ばくばくばく。
「リナ。これ、何か隠し味が使ってあるわね。」
そういいつつ、ごくりと、出されたスープ一飲み。
アトラスを出発してしばらくたつ。
気の向くままに、旅を続けている、リナ、アメリア、ガウリイ。
この三人。
いつものように、旅の途中で立ち寄った小さな村で。
その村に一件しかない宿屋件、食堂で。
食事をしているリナ達一向。
いつものことながら。
村に入ると同時に女性形態になっているリナに。
宿に泊まるぎりぎりまで、最近は。
女性形態にならないガウリイ。
栗色の髪に紅の瞳。
その丸みを帯びた、服の上からも、はっきり分かるほどにある。
胸と。
その小柄で華奢な体つきは まずその姿をしていなければ。
男達が放っては置かないであろうというくらいに。
先日迎えた誕生日の時に。
ガウリイがリナにプレゼントした、金色の耳飾が。
栗色の髪の中で揺れている。
その小柄な少女・・リナの横に。
ぴったりとくっついて。
人々が唖然とするほどに。
食事争奪の戦いを繰り広げている、金髪碧眼の男性。
そんな二人の前に座っているのは、黒い髪を肩の上で切りそろえた、目のパッチリしている少女。
オマール海老スペシャルディナーフルコースAセットを頼み。
各自食事を満喫している、そんな中。
オマール海老の蒸し焼きの奪い合いをしているリナ達に。
話しかけているのは、黒い髪の少女・・アメリア。
「ああ、このほろ苦さとこの甘み。隠し味にブルーリーが使われてるからよ。」
そういいつつ。
ばっ!
「よっしゃぁ!ゲットぉ!」
「あああ!俺の海老までぇ!リナ、ずるいぞ! ああああ!俺の皿にピーマン盛るなぁぁ!」
巨大海老の奪い合いをしていたのだが。
その勝者はリナと呼ばれた栗色の髪の少女。
その横で絶叫を上げているのは、金色の髪の男性・・ガウリイ。
まあ、この二人に関しては。
その一族の特製と、そのガウリイにいたっては、母親の体質から。
両方の性・・つまりは、女性にも男性にもなれるという。
体質の持ち主であったりもするのは。
普通は、一般には知られていない事実。
もぐもぐ。
「そうひえば、かうりひさん、どうひてぴーまんがきらひなんでふか?」
もぐもぐもぐ・・。
そんな二人を眺めつつ。
口に食べ物を含んだまま。
ガウリイに質問しているアメリア。
その問いに。
なぜかふっと遠い目をして。
「・・・・まあ、物心つくまえに・・・。
毒の体制をつけるため・・とかいって・・・。
緑色の毒スライムとが多々といる、惑星に。
一人・・・飛ばされたからな・・俺・・エルさんとミリアムさんに・・・・・」
その目に多少恐怖の色が浮かんでいるのは・・・。
気のせいではないであろう。
まだ数ヶ月に満たない赤ん坊を。
そんな惑星・・といっても、この世界では。
その言葉はピンと来ない。
いわゆる、こことは違う世界に送り込んだ、ガウリイの育ての親たち。
母親ですら、『頑張ってねv』とにっとリと送り出すのだから。
赤ん坊であったガウリイとしては、死ぬ気で頑張るより他にはない。
そのときからのトラウマか。
はたまた、親族たちが、ガウリイを殺そうとして。
用意されていた、親族パーティーでの席のグリーンジュースの影響か。
そのジュース、この世界・・・滅びの砂漠と呼ばれる場所にのみ、
生息しているという、かなり猛毒を持つ、サソリ。
という生き物の体液。
裏ルートを経由して、手にいれ。
ガウリイに飲ませようとしたのであるが。
事実、それを知らずに飲んで、数時間。
生死の境をさまよった・・という事実も彼は持っていたりする。
まあ、死ぬことは・・・彼には許されてない。
というか、まず、死なせてはもらえない。
すでに、小さいころには、いく度本当に死んで、復活させられたことか・・。
そのガウリイの表情を見てとり。
「・・ガウリイ、半分返すわ・・。」
リナも人事とは思えない。
それだけの説明で。
リナには何となく理解ができた。
リナも昔から、姉によって。
毒の体制をつけるためとかいって。
島に猛毒を持つ生き物しかいない所に飛ばされたり。
死んだりしようものなら、お仕置きv
といわれて、必死で姉が指定した、七日間を生き抜いた。
という事例を持っていたりする。
ある意味、このリナとガウリイ。
そういう部分ではかなりの共通点を持っているのだ。
「・・惑星?」
首をかしげるアメリアに。
「まあ、簡単に言えば、異世界のことよ。」
それで済ませているリナ。
「だな。お、この蒸し焼きにも使われてるぞ?ブルーリー。」
「あら、本当。」
ばくばく、ごっくん。
「ブルーリーって・・魔術などの道具で使われる、
かなり強い催眠作用をもってる・・・・。」
ばたん。
ぐぅ・・・・・・。
二人の言葉に、ふと気付き。
食事の手を一瞬止めて。
ブルーリーという品物が何であるのか思い出し。
言いかけたアメリアは。
そのまま、片手にスプーンを握り締め。
お皿に手を伸ばしたままの状態で。
そのまま、机に突っ伏して。
いきなり、眠りこけてゆく。
「あら。アメリア、どうしたの?食べないんなら、貰うからねv」
机にツップシタアメリアの食事もいそいそと。
自分の方にと引き寄せて、食べ始めるリナ。
「うーん、アメリア、ブルーリーに対する、抵抗力。
もってなかったみたいだな。」
もぐもぐもぐ。
普通なら、この植物。
ブルーリー。
一粒で軽く十日は眠りこけるというほどに。
かなり強い催眠効力を持っている。
それゆえに、よく薬草などにも使われ、魔道などにも使われているが。
像ですら一粒で眠りこける。
といわれている小さな丸い紫色の粒。
とりあえず。
そんな物質がふんだんに使われている食事のすべてを。
綺麗にリナとガウリイは平らげ。
さすがにそれには、宿の主人が目を見開いていたりする。
「さって、じゃ、私は、宿のおっちゃんに、
交渉してくるわv」
かたん。
席を立つリナに。
「じゃ、俺は、宿屋の外にいる村人達だな。」
かたん。
リナと同じく席を立つ。
宿屋の外に感じるのは。
村人達のこの宿を取り囲む気配。
どうするべきかと戸惑う宿の主人に向かって。
「さぁて、あんな品物、普通、旅人に食べさせるものじゃ、
ないわよね?ブルーリー入りの食事なんて?
当然vただにしてくれるわよね♡
でないと、ここの宿屋は、客にブルーリー入りの食事を出すvって、噂、ひろめちゃうかも♡」
そういいつつ、カウンターのところにいる。
この宿の主人にと話しかけているリナ。
普通、そんなものを人間が食べたら。
まず眠りこけて、意識不明になるのは当たり前。
ただ、リナとガウリイに関しては。
その姉と、その母親の関係者の手によって。
そんな程度では何事もにも屈しないようにと、
特訓を受けているからに他ならない。
いや、受けている・・というか、受けらされた・・というのが事実であるのだが。
そんな特訓など受けているはずのない、アメリアのみが。
普通の、普通なら当然そうなるはずの反応を示し。
すびすびと。
未だにテーブルの上で眠りこけていたりするのである。
一方。
カタン。
宿の外に出ると。
桑やら、スコップやらを片手に。
宿を取り囲んでいる村人達の姿が。
「・・・・・さて。
・・・・リナに危害・・・加えようなんてした罪は・・・罪だからな・・。」
ざわり。
器用にも、宿の中にはその気配が行かないように、
宿にのみ結界を張り。
すっと、冷たいまでの碧い瞳でその辺りに集まっていた、
村人達を睨んでいるガウリイ。
・・・・・ピシリ。
どだ!
ジョォ・・・。
辺りの空気すらもが凍りつく。
というのはこういうことをいうのであろう。
ガウリイの一瞥しただけの殺気によって。
この小さな村全体が。
一瞬の内にと凍り付いて、動けなくなっていたりする。
そんなガウリイを直接見てしまった村人の中には。
そのまま、一気に髪の色を真っ白に染め上げたり。
そのまま、失神したり。
挙句は、精神異常をきたして狂ったり。
失禁している村人の姿などが多々と見受けられる。
そして、にっこりと。
「別に、お前らがやろうとしたこと、やってもいいんだぜ?
そのときには・・・後形もなくなるほど・・・消滅させてやるけどな・・ふふ・・・。」
そういいつつ、目がかなり笑っている。
違う意味で。
変なところが、育ての親たちに似ているこのガウリイ。
ちなみに、その教育の成果の賜物ということもあり。
簡単に村や町、国一つ、挙句は星や銀河軽く一つ以上。
一瞬のうちに消滅させれるほどの実力をこの二十数年の間に。
培っている。
ガウリイ、只今22歳。
リナとは、正式には、七歳の年齢さを持っている。
ガウリイのそのたったのひとにらみだけで。
宿の外は。
いつもあっさりと解決の目を見ていたのであった。
「すいません、すいません、ごめんなさい!」
本来ならば、リナ達が、食事をしたことにより。
眠ったところを村人達が押し込んで。
リナ達を捕らえて役人に・・。
という筋書きだったのが、大幅に狂い。
しかも、どうやら、宿屋の外に集まっていた村人達全員は。
外に出た男性一人の手によってか。
全員、戦意喪失している。
ということが宿の外に気配が一つも無くなったのでそれは何となくわかる。
・・・・怒らせたら、命はない!
そう判断し。
とにかく平謝りに謝る宿屋の主人。
「で、どういうことなんですか?
私達にブルーリー入りの食事を食べさすなんて・・。」
リナに呪文を唱えてもらい、
目を覚ましたアメリア。
リナと同じく主人にと詰め寄っていたりする。
「さあ、今なら、まだお上にも慈悲の心はあります!
今すぐに本当のことをいいなさい!さすれば、天は、あなたに味方するでしょう!」
そういいつつ、びしっ!
主人に指を突きつけるアメリア。
そんなアメリアに。
「・・・だって・・・あんたら・・・お尋ね者じゃないか・・・。」
そういいつつ。
かたかたと。
震える手で、懐から一枚の羊用紙を取り出す。
『何よ、これはぁぁぁぁ!!!!?』
それを覗き込み。
思わず同時に叫んでいるリナとアメアリであった。
そこに、かかれていたのは。
いかにも凶悪そうな、栗色の髪の・・・少年と。
金髪碧眼の男性。
凶悪そうな面構えの黒い髪の少女。
そして・・・全身を白いマントで覆っている、
とある男性の姿であった。
その四人の人物像のその下に。
簡単に記されているその各人物の特徴。
栗色の髪の人間のしたには。
見た限り、女とも男ともつかないくらいに、胸がない。
そのため、おそらく男性だとおもわれる。
とかかれているのと。
全身白尽くめの人物のその下には。
見た目、見るからに怪しそう。
と簡単に記されていたりする。
「こんな!私達は、正義の仲良し四人組みです!悪人なんかじゃありません!」
涙を浮かべて宿屋の主人に詰め寄るアメリアに。
「ま・・まあ、世の中には似ているということもあるだろうけど・・。
でも・・この賞金額が・・・村一つ、軽く遊んでいても、
一年は食いつないでいけるこの賞金・・がなぁ・・。」
アメリアの剣幕に押されてたじたじになりながら。
賞金につられて、リナ達を捕らえようとしたのだと告白してくる。
「でも、違うような気もしなくもないというか。
事実、そっちの姉ちゃんは、かなり胸あるし。」
「あらv・・・とでもいうと思ったのかぁ!?
何処を見ている、このエロおやじぃぃぃぃぃぃ!!!」
どっがぁぁぁぁぁん!!!
その発言に。
キレたリナが。
宿屋の中でファイアーボールを炸裂させる。
「うーん、やっぱりな。」
かたん。
扉を入ってくるガウリイが、その様子を見るなり一言。
「ほらほら、リナ、あまりかっかすると、体に悪いぞ?
落ち着けってば、な(はあと)」
だき。
そういって、未だに暴れて机などをひっくり返しているリナを後ろから、
羽交い絞めにしてリナの耳元でささやいているガウリイ。
「だぁぁぁ!放せぇぇ!というか・・耳元でささやくなぁぁぁぁぁ!!///」
真っ赤になったリナが。
しばらくじたばたとガウリイの腕の中でもがいるリナの姿が。
「宿代ただにして、逆に宿代を差し上げますから、簡便してくださぃぃぃ!」
完全に、一階が、焼け焦げたのを見て。
血の涙を流して、リナに懇願してくる主人の言葉に。
「だってさvなら、リナ、この宿、燃えたところ、元に戻すぞ?」
「・・・・ま、宿代を逆にくれるっていうんだったら。
ドラグスレイブは簡便しておくわよ!」
その言葉に真っ青になっている主人。
まずこんな所で使われたら。
魔道に長けていなくても知っている。
その名前の術は。
軽く、ドラゴンも一撃で倒すという攻撃魔法の最高峰に位置している。
ということを。
リナの言葉を受けて。
一瞬のうちに、リナが壊した宿屋の中身を。
瞬時に再生させているガウリイの姿が。
宿屋の中にて見受けられていた。
「・・・つまり、これを依頼したの・・・・赤法師!?」
裏書にある、手配をかけたその人物の名前をみて。
叫ぶリナ。
「え?レゾは、今、エルさん達がこきつかってるぞ?」
「・・・・深くは考えたくありません・・・。」
ガウリイの言葉に冷や汗流しているアメリア。
かつて。
リナ達は、その人物と関りを持ったことがある。
「ともかく!この賞金、何処で支払われるの!?」
がくがくと主人の襟首を掴むリナ。
「ああああ!リナ!俺以外の奴と仲良くするなぁ!」
そんなリナに声を上げているガウリイ。
何処をどう見ても、そうは見えないが。
「ふふふ・・・・・・・。」
いいつつ、その背中に刃を押し付けていたりするし。
背中に、剣。
目の前ではリナに首を掴まれてすでに息が苦しい。
「さ・・・・サイラーグですぅぅ!!」
悲鳴に近い、主人の叫びが。
夜明けの村にと響いていた。
「そういえば、他の村の人達・・・・全然見ませんね?」
日が昇り。
宿から外に出ても。
そこには村人の姿が欠片も見えない。
「ま、いいじゃない。それより、アメリアは。
手配掛けられているの、この村人達が知ってるって、
あのおっちゃんがいってたじゃない?・・掴まりたいの?(はあと)」
ぱたぱたと手をふるリナに。
「まさか!これは、悪の陰謀です!
誰かが、赤法師の名前を語って!
この私達、リナや私、ガウリイさんやゼルガディスさん!
正義の仲良し四人組みを疎んでいる悪の組織の仕業に決まってます!
それを解決すること!それ即ち、正義の使者の使命!!」
ぴしっ!
昇りかけている太陽に向かって片手を腰に当て、ポーズを決めて。
言い切るアメリア。
すたすたすた・・・。
「・・・・あああああ!まって!リナ!ガウリイさん!」
そんなアメアリを無視して。
とっとと先に進んでいるリナとガウリイ。
ぱたぱたと。
ひとしきりポーズを決め手から。
あわてて、アメリアもまた。
リナ達を追いかけてゆく。
村人達が、ガウリイの放った殺気から。
ようやく逃れられたのは。
リナ達が村を出て。
二週間以上が経過してからであったのは。
リナやアメリアは知らない事実であった。
とりあえず、いわれなき、手配の真実を確かめるため。
彼らが向かうは、ライゼール帝国。
今彼らがいるこの帝国より北に位置する、死霊都市。
サイラーグ。
そこに向かって、リナ、アメリア、ガウリイは。
進路を決定したのであった。
-続く♪ー
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あとがきもどき:
薫:はいvちなみに、この狭間。
アニメというよりは、本編に近く設定というか、
そののりで作っておりますvあしからずv
・・・・エリス・・どっちにしようかな(笑)
(両方のバージョンで話しは作っている人・・・まて!)
どちらがいい!という意見があれば・・それを参考にしてみますv
ランツ・・・出すか、出さざるか・・・(笑)
(ちなみに、リナに言い寄る設定
(↑?ガウリイ視点・笑)にしてあったりして・・汗)
んではではvv