こんにちわ♪
早いもので、もう2003年の3月です・・・・。
うう・・・・目がかいい・・(杉花粉症の人・・涙)
最近、パソを打ち込むのに、ヒーターつけてたら、暑いし。
かといって、つけないと寒いし・・で、どっちにするか迷ってます。
まあ、何はともあれv
レゾ偏が終わりオヒサの打ち込みですv
・・・え?フューチャーを重点的にするんじゃなかったかって?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・只今、悩んでいるんですよね・・・。
チャレンジ部屋に移動するか、または・・。
あの回(つまりは結婚式)のところだけチャレンジ部屋にするかと・・・。
それにあれ・・・かなり設定が似通ってるからなぁ・・ふっ(まてこら!)
ま、いっか(よくないです!)
ちなみに、この狭間。
文字通り(まて!)読者(いるのか?)の反応で本当に狭間・・。
つまりは打ち切りになったりするという(だからまて!)
んではではvいくのですv
只今のメンバーは、リナ、ガウリイ、アメリア!!!(笑)

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        狭間の選択     ~アトラスの夕日~



アトラス・シティ。
町の中心に広場があり、そしてそこを中心として、入り組んだ町並みが構成されている町。
各区画ごとに高い城壁で覆われており、まず初めてきた人などは間違いなく迷う。
正面の門から入った限りでは、そんな壁は目につかないが。
すこし、表通りから外れると、そこはもう、各自の方向感覚が試される。
広場の奥にとある金持ちの別荘屋敷などありもするが。
ライゼール帝国の中に位置しているこの町からは。
まず、徒歩で移動できるのは、街道筋を通り、
山越えを果たした後にある、露店がやたらとある、シムグーンシティか。
あとは、マレン街道を抜け、死霊都市、サイラーグ方面に抜けるか。
もしくは、タイレル方面に抜けるかという道のりがある。
サイラーグ方面の大きな町は、他には、海辺にあるソルタウンというリゾートの町があるが。
あとは、サンドリアからの船がつく、サンボアシティというものあるが。
それはそれ。
サイラーグ方面に入るには、他には、ウルル山脈という、標高の高い山を越える道筋もあったりするが。
リナ達が目指しているのは、とりあえずは、アトラス・シティ。


「うーんvおじさぁん!
こっちに追加オーダーお願いね!お勘定はその子もちで!」
そういいつつ、どんどん追加を頼んでいるリナ。
「あああああ!父さんに怒られるぅぅぅ!
リナ!いい加減に限度を知ってよ!」
涙目交じりの声で抗議しているアメリアに。
「いえいえ!セイルーン王家の威光がきく限り!徹底的に利用させてもらいましょ!」
スチャリ!
そういって、懐からとある印籠を取り出すリナ。
「あああああ!私の印籠!?いつのまに!?」
懐に入れていたはずの、王家の印籠が、いつの間にかリナの手にと移動しているのを見てとり。
おもわず叫んでいるアメリア。
「まあまあ、いいじゃないかアメリア。これもおいしいぞ?」
「ガウリイさんまでぇ・・・・。」
もはや、この二人には何を言っても無駄だと悟り。
「・・・・ああ、おこづかい・・カット間違いないし・・・。」
しくしくしく。
涙を流しつつ、ぱくりと運ばれてきたロマニア海老のピザを、口に運んでいるアメリア。
「アメリア、細かいことを気にしちゃだめよv」
「そうだぞ?アメリア?」
「・・・・・も、いい。」
そんな彼らの様子に、完全に諦めて食事に専念してゆくアメリアの姿がしばし見受けられてゆくのであった。


「・・・・あのぉ・・。」
彼ら三人がそんな行動をしているそんな中。
そんな三人の横から、か弱い声がしてくるが。
「ああ!ガウリイ!それ、私の!」
「リナ!こっちにピーマンいれるなよ!」
リナとガウリイ、互いに一歩も譲らずに食事の奪い合いをしていたりする。
「はひですか?」
もぐもぐもぐ。
”何ですか?”
とアメアリは言っているつもりなのだが、口に食べ物を含んだままであるがゆえに、きちんと言葉になってない。
「見たところ、旅の魔道士さんと、剣士さん、それと巫女さんですよね?」
そういって、話しかけてくるのはどこか憂いを帯びた表情の女性が一人。
その夕日色の瞳がどこか憂いを帯びて、悲しい表情をしているが。
「そうだけど?」
ガウリイのお皿にピーマンを山盛りにして、ガウリイに食事バトルで勝利したリナが。
残りの品物を食べてから、返事を返す。
「―私、ルビアといいます。
  ・・・・折り入って、お願いがあるのですが・・・。」
そういいつつ、ちらちらと周りを気にしている様子を見せる、その女性に。
「・・・分かったわ。場所をかえましょ。」
そういって、立ち上がり。
「あ、お勘定お願いします!代金はこれのつけで!」
「リナ!!!!それはお願いだからやめてよぉ!!父さんに怒られるぅ!」
そう印籠をかざすリナに、本気で懇願しているアメリア。
「・・・・・・・・・といいたいところだけど。
   私だって、あのフィルさんが怒ったところ・・・・見たくないし。
   というわけでガウリイ持ちねv」
「ええええええええ!?」
思わず叫ぶが、ぎろりとリナに睨まれて。
「はいはい・・。」
素直に勘定を払うガウリイであるのであった。


「さて、じゃ、場所を代えますか。」
勘定を済ませて、立ち上がり。
とりあえずは、今日泊まる予定の宿屋にと入っていく彼ら一行。
広いトリプル部屋を一つとり、その部屋の中にと入ってゆく。
ちなみに、余談ではあるが、まだガウリイは男性のままで女性の姿には変わっていない。
そんなこんなで、そのまま、全員一部屋にと入り、鍵をかけ。
「・・・・で?話しというのは?」
部屋に設置してあるテーブルを囲んで先ほどの女性にと話しを促すリナ。
当然のことながら、先ほど話しかけてきた女性も連れて、部屋にと入っているがゆえに。
「・・・・・実は、見知らずの人達にお願いするのも、何だと思うのですが・・
   私の主を・・・助けて欲しいんです・・・。」
そういいつつ、目を伏せるその女性。
「主?」
その言葉にアメアリが問いかけると。
「―私、ルビアといいます。
   私が使えているのは・・・前魔道士協会評議長、ハルシフォム様です。」
そういうルビアと名乗った女性の言葉に。
「アトラスのハルシフォム・・・白のハルシフォムね。」
それだけで、魔道士協会から与えられている名称を言い当てているリナ。
ある一定の功績を得た魔道士に、協会から色の称号が送られるのである。
・・・・ちなみに、リナの色は・・・ピンクである。
そのローブは、実家においているというかタンスの肥やしになっているが。
「・・・・確か、ここ、アトラスでは。前魔道士協会評議長が失踪して。
  今、そのあいた席を巡って二人の魔道士が争ってるはずですけど?」
さすがに、自分の国内でないにしろ、
そこはそれ、伊達に、聖王国と名高い国の王女であるアメリア。
すぐにその事実に思い当たり、ふとつぶやく。
「ええ、確かに、紫のタリムと、デイミアが権力争いをしていますが・・・。」
そういって、少し再び顔を伏せるルビア。
「行方不明って、誰かに誘拐とかされたんですか?」
そんなルビアに問いかけているアメリア。
「・・・・・近いといえば、近いですけど・・。実は、ハルシフォム様は。今・・・・。
  ・・・・デイミア邸の地下におられるんです・・・・。」
そういいつつ、顔を伏せていっているルビアの言葉に。
「何ですって!?ということは、評議長の地位ほしさに!?
  まさか、そのデイミアとかいう魔道士が!?幽閉しているということですか!?」
そんなルビアの言葉にとかなり憤慨して怒鳴るアメリア。
「・・・・幽閉・・・・といえばそうかもしれませんけど・・。」
「リナ!ガウリイさん!
  そんな暴挙!許せません!早速今から乗り込みましょう!」
突如として立ち上がり、すぐさまに行動を開始しようとするアメリア。
がし!
そのまま、マントのすそを掴むリナ。
いきなり立ちあがったところをマントをつかまれればどうなるか……
― ぺし!
案の定、というかお約束にも、マントを掴まれて、前のめりにこけるアメリア。
「リナ!何するのよ!」
ひとまず床とキスしたもののすぐさまに体制を整えつつ、
文句をいいつつも、起き上がるそんなアメリアにと。
「話しは最後まで聞く!・・・それで?ルビアさん?
  ・・・・・・幽閉されているという、そのハルシフォムさんを。助けてくれ・・という依頼ではないんでしょ?」
ルビアの思いつめた表情は。
どうみても、幽閉されている人間を助け出したら、はい、終わり。
という表情ではない。
何か、別の理由で助けて欲しがっているというのが見てとれる。
「― はい。私・・・は・・・・・ハルシフォム様に・・。研究を止めていただきたいんです・・・・。」
そういいつつ、握り締めている手が震えるルビア。
「・・・・研究?」
そんなルビアに問いかけるアメリア。
「・・・・・・・・・不死の・・・死者をよみがえらせる・・研究です・・。」
ガタン!
さすがのその言葉に、思わずアメリアが立ち上がる。
「それって!魔道士の中では、禁止事項じゃないですか!」
思わず叫ぶが。
「・・・・もしかして、あなたのオリジナルの人をよみがえらせる・・と?」
そういって、ぴっと、指でルビアを指すリナ。
そんなリナの言葉にうつむきつつも。
「・・・・はい。その通りです。どうやら分かっているようなので、お話します。
   私は・・・ハルシフォム様に創れらた・・・コピーホムルンクスです。」

かつて、ハルシフォムには、助手がいた。
ルビア。
だが、互いに研究をしていたその矢先。
研究の失敗による術の暴走により、ルビアは命を落とした。
その後、そのルビアを模して、ホムルンクスを作り。
本来のルビアをよみがえらせようと。
禁止されている事柄・・つまり、死者をよみがえらせる方法に着手した、
ここ、アトラス・シティ、魔道士協会評議長、ハルシフォム。
その方法は・・・生体エネルギーを注ぎ込み、
死者を復活させるという、禁止されている試み。
     
「・・・・・私がいくらおとめしても・・・・。・・・・無駄でした・・それどころか・・・・。」
それどころか、そのころから。
この町や、近くの村などで。
行方不明者が続出した。
それは、ハルシフォムが、生体エネルギーを抜き取るために。
人々を誘拐し、生体エネルギーを吸い取っていたからに他ならない。
生体エネルギー・・・それ、即ち、命でもある魂ともよべる精神の力。
それを抜き取られては・・まず命は完全に落とす。
生きるのに必要な魂の力。
「タリムとデイミアは、そのことに気付いて、ハルシフォム様を、問い詰めました・・・
   ですが・・・すでに、ハルシフォム様は・・・・・不死の契約を交わしていたんです・・。」
「・・・・・それって・・まさか・・・・・・・(汗)」
アメリアの声が震える。
不死の契約。
そんなものを使えるのは。
まず・・・・魔との契約。
魔と魂を担保に契約した人間は。
かりそめの不死を得ることができる。
というのも、その魂をその人間の器でなく、
『契約の石』という物の中に、その一部を封印するがゆえに。
つまり、肉体をどれだけ傷つけても・・たとえ、心臓を一撃されても。
その契約を執り行っている限り・・・死ぬことはない。
それを打ち破るには、その契約した魔よりもより高度な魔の力を使うか。
もしくは、その『契約の石』を壊したとき。
そんなアメリアの言葉にコクンとうなづく。
「・・・お願いです・・・・・。私は・・・これ以上・・・。あの人に・・・罪を犯してほしくはないんです・・・。」
そういいつつ。
ポタリ。
涙をこぼしてゆくルビアの姿がしばし見受けられ。
そして……
彼らがそんな会話をしているそんな中。
ゆら・・・・・。
「・・・・・・・・・いらないことをいわないでほしいですね・・。」
虚空より、部屋にと声が響き渡り。
やがて、そこに、黒いローブのようなもので全身を覆い。
その顔は、白い石の仮面をつけている男性が。
その場にとその後ろに壁を移しつつ。
つまりは、透けている状態で、部屋の中にと現われてくる。
「・・・・・・思念だけとはねv」
一目でそれが、思念による映像通信だと見抜いているリナ。
「っていうか、リナ、・・・やっぱ、これも魔族・・・・よね・・。」
リナと一緒にいると、魔族からみの事件が多いの・・・気のせいじゃないみたい。
などと心でそんな突っ込みを入れているアメリア。
そんないきなりそこの出現しているそれをちらりと一瞥し。
「・・・・・こんな下級のやつと契約したの?そいつは?」
というか、何でこいつ。
契約の石を顔にかぶってるんだろ?
などと一目見ただけで全て分かっているリナだったりするのであるが。
このあたりはさすがといえばはさすがである。
「下級とは何だ!人間風情が!」
さすがにその言葉にカチンときて、言い返すそれ。
「下級だろ?だって、完全に人形にもなれてないし・・。」
「そーよねぇ。」
「・・・・ま、プレッシャーもあのときほどじゃないですし。」
さすがに、一番初めの初めで。
魔王と戦う羽目に陥りかけただけのことはあり、完全に悟りきっているアメリア。
わなわなわな・・・。
さすがに自分が姿を現しても、まったく驚かないリナ達に対して。
「貴様ら・・!純魔族の恐ろしさ!思い知らせてやる!」
いうなり、手を突き出そうとするが。
ぴたり。
手を突き出そうとするそれの真横にいつのまにかガウリイが隣にたっていたりする。
そして、青白い光の刃を背中に当てて。
「そんなことしたら・・このまま、滅ぼすv」
にっこりと、そういいつつ、目が笑っていないガウリイの姿がそこにはあった。



「・・・・さて、じゃ、案内役もゲットしたし。とりあえずは、幽閉されているという、
    デイミア邸にいきましょ。」
「そうね。いくら魔と契約している人間だからって、幽閉するなんて正義じゃないわ!」
リナの言葉に違う意味で盛り上がっているアメリアに。
「さてv変なまねしたら、このまま、力上乗せバージョンのまま切り刻むからな♡」
にっこりと、剣を突きつけられたままで案内をする羽目になっているそれは。
それでも一応純魔族にと位置する ― セイグラム。
派閥的には、獣王の分野に属する。


   

     
     
                                       -続く♪ー
           
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    あとがきもどき:
         薫:・・・・・打ち込みしてたら・・・十二時・・過ぎました(汗)
           ちなみに、このアトラス偏v
           はいv小説が原点となっておりますv
           だって、アメリアの口調、この狭間、小説のままだもんv
           んではではvv